ガーデニング

ハーブ菜園、オレガノの育て方から、魔法の香辛料としての活用法まで

2018-11-09

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オレガノ」は、ハーブの一種でシソ科の多年草です。
和名「ハナハッカ」、ギリシア語で「山の喜び」と言われています。
ヨーロッパの地中海沿岸が原産で、多くは地中海気候のアメリカ北東部に自生しています。花は6〜9月にピンクの小さい花が咲きます。この花も淡い色で美しいのですが、かわいい葉の色合いを楽しむ人も多くいます。
オレガノ」と言えば、香りが有名で、ピザのスパイスの主成分にもなっています。そんな「魔法の香辛料」と呼ばれる、「オレガノ」の育て方から活用法までをご紹介します。

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風通しが一番、日当たりがいいと香る「オレガノ」

オレガノは、育てやすく耐寒性もありますが、霜には注意が必要です。また、夏の多湿に弱いハーブです。梅雨前に株を半分か三分の一程度に高さを切り戻しておいた方がいいと言われます。春から夏にかけてよく茂り、風通しが悪くなり、葉が蒸れて腐ってきますので、その対策として切り戻しが勧められています。
乾燥気味に育てるのがコツで、土はハーブ用の土を購入し、根の張りが早いので鉢では毎年植え替えましょう。
オレガノの育て方の注意点をまとめますと、1.風通し、2.日当たりの優先順位になると言えます。とにかく風通しのいい所に置いてください。
また、香りに関しては日当たりのいい方がよく香ります。
ベランダや風通しがいい日の当たる窓辺で育てるとよく育ちます。育てやすいハーブですのでおすすめです。

歴史あるオレガノの活用法

ギリシャでは「山の喜び」と言われるオレガノの活用法としては、幸福のシンボルとして古代ギリシャでは結婚式で新郎新婦の花冠にしたと言われています。
また、ハーブティーなどにして頭痛、歯の痛み、生理痛の鎮痛用に昔は使われていました。エジプトでは、入浴後にオレガノの精油でマッサージをしていたそうです。
ヨーロッパ中世以降は花束や匂い袋として、薬としての効果より、香りを楽しむようになってきました。今も花はポプリとして使われます。 
そして、最近は特に料理に利用されることが多く、香りが立つように、生よりは乾燥させて香辛料として使用されています。
クミン、アニスと並んで古来、元々使われていたスパイスでしたが、日本でもよく使われるようになりました。
オレガノは、歴史をたどると、時代を経ていろいろな役割に幅広く活用されてきた身近なハーブだったことがわかります。

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イタリア料理、メキシコ料理に合うオレガノ

肉料理やトマトやチーズと相性が抜群です。やっぱり地中海沿岸が原産地というだけあってイタリア料理などに合います。肉料理の臭み消しやソース、ドレッシングに入れると、野性味のある香りの立った料理となります。
オレガノの活用法として、まず、葉っぱを収穫後(開花時の葉が一番香りが高くておすすめ)、洗って風通しのいい室内できちんと乾燥させて使うのが一番です。
それを細かく刻んで、ミルで挽いた後、乾燥材を入れた瓶に保管します。イタリア料理、メキシコ料理にピッタリの香辛料の出来上がりです。よく市販されているのと同じものが出来上がります。ピザやトマトやイタリア料理にふりかけて食べることができ、活用しやすくなります。
変わったレシピでは温めた牛乳に乾燥オレガノをふりかけ、少し砂糖を入れて飲むというのも人気です。癒される味になるというのが魅力です。

ハーブティー、オイル漬けと幅広い活用法

この乾燥させた葉に熱湯を注ぎ、蒸らせばハーブティーとしての「オレガノティー」の出来上がりです。
また、「オイル漬け」は、オリーブオイルの中に乾燥した葉を1週間程度漬けておいて香りをつけて料理に使います。そのままオイルとして、パスタやイタリア料理の肉・魚料理を作る時に使うと香りもついておすすめです。ウスターソース、ケチャップソースを作る時にも、オレガノは欠かせない香辛料と言え、トマト料理にはこの「魔法のスパイス」のオレガノをぜひ加えてみませんか。一味違ったトマト料理に仕上がります。
また、「オレガノオイル」は、天然の抗生剤とも言われ、抗感染作用があり、鼻、気管支、肺の感染症によく聞きます。旅行などにも持って行って体調を崩しそうな時に使う人もいます。こちらは昔からの薬用としての使い方です。
今も「オレガノオイル」として薬用として発売されていて、薄めて使います。貴重で高価なものでもあり、カプセルで発売されているものもあります。
また、精神的な疲れにも効き、オレガノオイルを入浴剤として使っても良く、リラックスでき癒しのバスタイムとなります。
また、昔エジプトでやっていたようにオイルでマッサージをするとねん挫などの時にもいいそうです。

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花はポプリやリース、葉は魔法のスパイス!

花はポプリにして楽しみ、オレガノをリースに使うと香りもよく、かわいくておすすめです。
ドライのオレガノケントビューティという種類をリースに使うことが多く、オレガノのナチュラルな雰囲気のグリーンからパープルのグラデーションが優しくて繊細な雰囲気のリースになります。生花でもドライのオレガノからでも作ることができます。ぜひリース作りも楽しんでみませんか。梅雨前の切り戻しをする時に作るのもいいかもしれません。
 そして、先ほどご紹介しましたように、葉もハーブティーや魔法のスパイスにと全てが活用できるオレガノです。
植えているだけでも見た目も優しくてかわいらしい雰囲気が楽しめるオレガノは、その後も色々な活用法が楽しめますのでぜひ育ててみませんか。

「山の喜び」の魅力、オレガノの育て方から活用法までのまとめ

オレガノについての育て方から活用法までのご紹介いかがだったでしょうか。ギリシャ語で「山の喜び」という名のように、花から葉までいろいろな活用法ができ、楽しめるハーブです。昔から人々がオレガノを楽しんできたように、私達も身近にオレガノを植えてぜひ楽しんでみたいものです。
庭がなくてもベランダや室内で大丈夫な育てやすいハーブです。
種や苗から春に植え付けて6-9月に花を楽しみ、香りの葉も楽しみましょう。
花の時期が香りも共に一番楽しめる時期です。

育て方のコツを知って増やしたいオレガノ

香りが良く料理にもよく使われるオレガノですが、育て方のコツを知って増やしてみたいと思う人もきっと多いでしょう。
様々な料理に乾燥オレガノを使えるようにいっぱい育ててみるのも楽しくおすすめです。オレガノの育て方のコツと増やし方についてご紹介します。

オレガノの花も魅力的

オレガノはハーブとして料理にも多く使われていて人気ですが、6月〜8月に咲く花も淡紅色や白の花も魅力的です。花が咲いている期間も長く、花を目当てに育てるのもいい植物です。
まっすぐな茎の先端に赤紫色の苞に包まれてピンクというか淡い紅色の花が咲きます。小さな花が球状に集まっていますのでとても可憐な姿です。ドライフラワーにして楽しんでいる人もいて花も素敵です。

オレガノの育て方のコツは

そんなオレガノの育て方のコツはというと、ハーブですので病害虫にもほとんどかからないため初心者にも育てやすいのが特徴です。手が掛からないためグランドカバーにしてもいいオレガノです。
ヨーロッパから中央アジアが原産地のオレガノの植える場所としては、日当たりと水はけのいい場所を選ぶのがおすすめです。日当たりが悪いと花が咲かないので気を付けましょう。ただやせた土地や乾燥した土地でも育つことができますので本当に丈夫です。

乾燥気味に育てるのがコツ

育てやすいオレガノですが、日本の高温多湿に弱いので長く雨が続くときは鉢植えの場合は雨が当たらないところに移動させてあげましょう。
水やりも乾燥ぎみにし、地植えの場合はほとんど水やりをしないで育てます。鉢植えの場合には敷いている鉢皿に水が溜まらないように気を付けることが大切です。
水遣りさえ気を付けて乾燥気味に育てれば大丈夫です。川砂を少し混ぜた土で育てるのもコツです。耐寒性も耐暑性もありますので全般的にとても育てやすいのが特徴です。

たくさん増やすには

簡単に育てることができ、香りと花で楽しめるオレガノをもっとたくさん増やしたいと思った場合にはどうしたらいいのでしょうか。オレガノは種で増やすことができます。
種で増やす場合は4月〜5月、9月〜10月などの気候のいい時期に蒔きましょう。発芽温度は20度前後と言われているため気候のいい時期を選んで蒔きます。
耐寒性はあるのですが、苗が小さい頃は寒さに弱いためできれば9月〜10月に蒔くのがおすすめです。種はとても小さく、あまり土でおおわないのが発芽率をあげるコツです。
ただ、種の場合は、花の色や香りがばらついてしまうことがありますので、元のオレガノと同じようなものを増やしたい場合は株分けや挿し芽で増やすのがおすすめです。

株分けで増やす方法は

オレガノ多年草ですので株分けをする場合には2年〜3年に一度地上部をしっかり切って掘り上げます。古い根を整理して勢いのある根を残すように整理しながら株分けをしてあげるといいでしょう。
多年草だから放っておいて大丈夫ということではなく、根をきれいに整理してあげるということも大切です。2年〜3年経ったら掘ってみましょう。根を整理した後はまた元気にオレガノがどんどん広がっていくようになります。
挿し芽をする場合は、春か秋の気候のいい時期に柔らかい茎を挿してあげることで増やすことができます。

広がるオレガノを収穫も兼ねて切り戻しを

元々、オレガノは根の張りが早く繁殖力も旺盛なので自然に横に広がっていきます。広がらないために地植えの場合も鉢を埋めてそれに植えつけることもするくらいです。
横に広がりすぎたと思った場合には収穫をするためにも時々切り戻しをしてあげるといいでしょう。定期的に切り戻してあげます。
オレガノは30cm〜90cmほどにもなりますので高さを3分の1程度に切ります。それを逆さにしてつるして完全に乾いてから葉だけをとると乾燥オレガノが完成です。料理などでいつでも楽しむことができるようになります。
オレガノの香りを楽しむためには6月〜8月の開花前のオレガノが一番香ります。この時期に収穫するのが最もおすすめです。乾燥オレガノは、密閉容器に保存しておきましょう。
また、つるして乾かしたものをドライフラワーとして楽しむのもきれいでとてもいい方法です。緑の葉っぱと紫色がナチュラルな魅力を発するドライフラワーになります。オレガノのドライフラワーも珍しく作ってみるのもいいのではないでしょうか。

株分けなどで増やして楽しんでみたいたくさんの魅力

いかがでしょうか。オレガノは育てやすくそのままでも横に広がっていきグランドカバーにもおすすめの植物です。
2年〜3年に一度は掘り上げて株分けをしながら他に増やすのもいいでしょう。育て方はとても簡単で、乾燥気味に育てるコツを守ってオレガノをたくさん増やしてみませんか。料理に使ったり、そのまま花を観賞したりドライフラワーでも楽しめます。オレガノの花はあまり知られていないことが多いかもしれません。
増やすことでオレガノの様々な魅力を堪能してみてはいかがでしょうか。

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