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「手打ち蕎麦」は“生きもの”蕎麦打ちのロマン

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手打ち蕎麦に、“こころ”をこめて

手打ちで丹念に作られる蕎麦、いわゆる「手打ち蕎麦」は、“生きもの”であるといわれます。確かに手間やスピードという点では機械を使った方に軍配が上がるし、意外や老舗の蕎麦屋さんでも製麺機を使っているところが少なくないようです(ただし、機械を使っても出来上がった蕎麦の味は、手打ちと変わらないとか)。

とはいえ、簡単には言い尽くせない程、奥が深い蕎麦の道。機械に頼らず、全行程を人間の“手作業”で作られた本物の手打ち蕎麦は、単なる食べ物の粋を超える“こころ”がこもっているように感じられます。
そんな手打ち蕎麦にちょっとでもロマンを感じたら、蕎麦打ちの門を叩く絶好の機会です。

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蕎麦打ち初心者にオススメ! その名も、そば打ち名人

未知の世界へ飛び込むのですから、まずは基本的なノウハウを学ぶところからスタートです。でも、蕎麦打ちをゼロからはじめるのは、ちょっと不安…。そんな方にオススメしたいのが、安価で購入できる家庭向け蕎麦打ちセット。その名も「そば打ち名人」です。

これは、10年程前に大手玩具メーカーのタカラトミーが大人層をターゲットに開発した商品で、市販のソバ粉を使って本格的な手打ち蕎麦が手軽に作れるということで話題になりました。ソバ粉は別売りですが、蕎麦打ちに必要なものは全てセットされており、最もむずかしいとされる「水回し」が簡単にできる器具が最大のセールスポイントのようです。

さすがに現在では入手困難だろうと思いきや、ネットでクグッってみたらナント、コレまだ手に入るのですね。
しかも、Amazon.comで定価よりド〜ン!とお安い、3000円 ! もちろん新品です。さらにAmazonで調べると同じタカラトミーから「いえそば」という同様の商品があることを見つけましたが、こちらは「いえそば」の旧モデルのようです。
しかし、旧商品なのに価格は「そば打ち名人」よりもお高い 5980円。参考価格が13500円というので56%オフと半額以下ですが、旧モデルなのに何故、新型より高いのか?

それはさておき、調べているうちにYou Tubeに、この商品を紹介しているメーカーさんの動画がアップされていました。さっそくチェックしてみると、玩具メーカさんの商品とは思えない位かなり本格的な商品で、前述のように蕎麦打ちで一番難しいとされる「水回し」も付属の専用機を使えばハンドルをくるくる回すだけで簡単に出来て、高価な蕎麦打ち用具を買わなくても手軽に手打ち蕎麦の醍醐味が楽しめるという感じ。まさに、“大人のオモチャ”です。

ちなみに、このYou Tubeでは、商品の紹介の他に名店として知られる更科堀井の店主さんが出演され、「木鉢(水回し〜揉み)の行程が、蕎麦作りにおいて重要且つむずかしい」とコメントされています。まず「そば打ち名人」で慣れてから、本格的なソバ打ちに入るというのも宜しいかと…。ちなみに、ソバ粉もAmazon.comで購入できますよ〜。

最後に、前述のYou TubeのURLを記載しておきますので、興味がある方は、是非ご覧ください。

「水」にもこだわりを

せっかく蕎麦打ちをはじめるのなら、つなぎを一切入れない十割蕎麦を打ってみたい、と思いますよね。しかし、ソバ粉だけでは粘りが少ないため、つなぎを全く使わない十割蕎麦を打つのは、初心者にはむずかしいといわれています。そこで、はじめて蕎麦打ちに挑戦する初心者にオススメなのが、二八蕎麦。ソバ粉に小麦粉を混ぜることで粘りを出して粉同士のつなぎがよくなるので、十割蕎麦よりもずっと打ちやすくなります。

なお、白い一番粉(更科粉)の場合、タンパク質がほとんど含まれないため、小麦粉のつなぎを混ぜてもつなぎにくく、一番粉で蕎麦を打てるようになるには、それなりの経験が必要。初めての蕎麦打ちでは避けた方が無難でしょう。

さて、小麦粉を混ぜて打ちやすくなったとはいえ、粉と水を混ぜ合わせる最初の工程「水回し」で、いきなり蕎麦打ち最高度の難度に直面しなくてはなりません。この工程だけ前述の「そば打ち名人」の助けを借りるのというのもありですが、せっかく本格的な蕎麦打ちの一歩を歩みだしたのですから、ここは自分の手だけで「水回し」に挑戦してみたいものです。

また、蕎麦打ちでは、この「水回し」の時に使う「水」にも気を使うことが大切です。名水の水源と蕎麦食が盛んな場所が一致していることからも察する事ができるように、水は蕎麦作りに大きく影響するといわれているからです。井戸水や市販のミネラルウォーターなど、「水回し」で使う「水」にもこだわることで、きっとワンランク上の蕎麦に仕上がるはず。もちろん、その前に「水回し」の腕を上達させることが重要ですが…。

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