ガーデニング

ガーデニングを始めよう!必要な道具はこれだ。

2016-06-06

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春になると気分を一新して何か新しいことを始めたいと思ったことはありませんか?
進学、就職、転職、転勤やそれに伴う引越しなどで身の回りの環境が変わったり、新しい環境となりバタバタする時期でもありますが、少し落ち着いてきたら、生活に華やかさを取り入れてはどうでしょうか?
そこでおすすめするのがガーデニングです。

近年ガーデニングは年齢を問わず人気があり、お年寄りから若い世代まで浸透している趣味の一つになっています。
自宅で花や緑に囲まれた生活は気持ちが和らぐだけではなく、目の保養にもなり、健康面における効果も高いと言えます。
庭付きのお家に住んでいない人でも、自宅のベランダなど少しのスペースがあれば、ちょっとした自分の庭を作ることができてしまいます。
そこで、ガーデニングをはじめるために必要となるものをみていきましょう。

ガーデニングを始める前にまずはスペースを確保しよう

まずはスペースの確保です。育てるものにもよりますが、鉢やプランターを置くことができる屋外のスペースが必要となります。
できれば日中良く日光が当たる場所が理想です。もし十分な日光が当たるスペースを確保することができない場合は、あまり日光を必要としない植物を育てることをおすすめします。場所が確保できたら、道具を揃えましょう。道具は近くのホームセンターなどに行けば、ガーデニングセクションがあり、そこで色々なものを一式揃えることができます。
最低限必要となるものは、ジョウロスコップシャベル、園芸用のハサミホースジョウロ、鉢、グローブです。

ガーデニングに必要な道具とその特徴

ジョウロは様々な大きさのものがありますが、ガーデニングをするスペースに合ったものを選びましょう。大きすぎるジョウロを買ってしまうと、まわりが水浸しになって水やりがしにくくなるということも考えられますので、適度な大きさのものを選びましょう。

ホースも同じく、色々な長さのものが売られていますが、使いやすい長さのものを選ぶようにしましょう。
スコップは自分の手にフィットする使いやすいものを選びましょう。育てるものやスペースにもよりますが、場合によって大きめのシェベルがあると便利かもしれません。ハサミは園芸用のものを準備しましょう。
枝や茎を切ったり、肥料が入った袋を開けるために使ったりと大変活躍する道具です。切れ味の良いものが一つあれば便利です。
鉢は、買ってきた種や苗を植えつけたり、苗が大きくなった時に移し替える時に使う必需品です。
これも様々な大きさや素材がありますが、それぞれの目的にあったものを選びましょう。グローブは手の汚れを防ぐだけではなく、手を守るために必要なものです。そのほか、鉢の空気の循環を良くするために底に敷き詰める鉢底石や肥料なども状況に必要に応じて購入していきましょう。

ガーデニング中に着るウェアを準備しても良いでしょう。特に夏場は紫外線が強いため、ちょっと外で手入れをするだけでも日焼けをしてしまいます。お肌を守るためにも帽子や長袖の服を着るようにしましょう。ちょっとお洒落なお気に入りのウェアを身につけることも、気分が高まって楽しくガーデニングをすることができます。

なぜガーデニング初心者にはハーブ系がおすすめなのか?

道具が揃ったら、種や苗も合わせて買いましょう。
ガーデニングをはじめる季節に適したものを選ぶことが基本ですが、初心者の場合はその中でも一番育てやすいものを選ぶのが良いでしょう。綺麗なお花も良いですが、一緒にハーブ系を育ててみてはどうでしょうか。
ローズマリーなどは生命力が高く、ほとんど手間がかかりません。実際育ててみるとわかるのですが、自分でも気がつかないうちに、グングンと育ってくれます。
さらに、ローズマリーはその強い香りにより、虫除け効果もあります。イタリア料理や肉料理などちょっとしたハーブが使いたいと思った時でも、料理にさっと使えるところもメリットです。ローズマリーに加えて、バジルミントなども育てやすいハーブです。

ハーブは普段はそんなに必要ではありませんが、ここぞという時に大活躍して料理のエッセンスとなる、とても便利なものです。
摘みたてのフレッシュバジルを使ってパスタを作ったり、ピザにのせて自家製マルゲリータを作ったり、ミントを使ってハーブティーを作ることもできてしまいます。目で楽しむだけではなく、香りを楽しみ、味わうこともできるハーブは育てる楽しみも倍増し、ガーデニング初心者にとっては良いとりかかりになります。

慣れてきたら自家菜園にトライしてみるのもおすすめ

お花やハーブ類に加え、ガーデニングに慣れてきたら、野菜など自家菜園にトライしてみても良いでしょう。
実際には野菜を育てることからはじめてみる人もいるかもしれません。自家菜園をすることのメリットは自分で育てているということに対する安心感や、無農薬で安全なものを育てることができるということです。
また季節ごとの旬の野菜を育てる楽しみもあり、育てる中で普段は見ることができない野菜の花を見ることができたりする楽しみもあります。

ガーデニングや自家菜園に必要となる基本的な道具はそれほど多くなく、コストもそこまでかかりません。
お好きなものを育てて、園芸ライフを楽しみましょう。

庭のガーデニングの始まりの歴史が面白い!《建物から見る西洋と座って見る日本》

現在多くの人がガーデニングを楽しみにしていますが、日本でのガーデニングブームは、1990年前後からだと言われています。意外と最近のことですよね。そこで、古い西洋のガーデニングの歴史を知ることで、そもそもガーデニングというのはいつからどのように始まったのかという興味に対する疑問を明らかにしてみたいと思います。人はなぜガーデニングの魅力にはまるのかという、その真髄に迫ってみたいと思います。

ガーデニングの考え方って?

ガーデニングの考え方って一体どこから始まったのでしょうか。日本人は古くには盆栽など、一鉢一鉢を楽しみに念入りに育ててきたという歴史などもありますが、ヨーロッパでのガーデニングの歴史は古くは古代ローマ時代に起源を持つとも言われています。 
歴史的に言えば、15世紀まではハーブ園や菜園や果樹園といったただ植えて楽しむという素朴なガーデンを造ることが主流で、その後フランス、イタリア、スペイン、そしてイギリスで「ガーデニング」という形式でのスタイル化に発展していったと言われています。よく「イングリッシュガーデン」や「フランス式ガーデン」「スペイン式パティオ」などと呼ばれるように、国によってスタイルもあり、伝統的な美しさがそれぞれに受け継がれています。
一般的にガーデニングで最も有名なのは、イギリスとも言え、産業革命以降、各家庭で広くガーデニングが発達していきました。18世紀には、ガーデニングは人に癒しを与えたり、心を豊かにしてくれるという事でそういった効果的もとても注目されていきます。

国によるガーデニングのスタイルが面白い

ガーデニングの誕生当初は、16世紀に初めて美しく刈り込まれた「ノット・ガーデン」と言われる、曲線に刈り込まれたようなガーデンが誕生します。この「ノット」とは、綱の結び目模様のことで、常緑の低木を刈込んでデザイン的に庭を作りあげたもので、その間には石などを敷き詰めていたと言われます。
その後、イタリアやフランスに伝わって、草花の美しさを入れたガーデニングに発展していきますが、17世紀に逆にまたイタリアやフランスの「フォーマルガーデン」と呼ばれる、きちんと整形されたガーデニングが脚光を浴び、幾何学的に美しかったり、直線的な美しさが評価されます。当時の王族や貴族の権力などもアピールするような整然とした庭が人気となっていきます。よく言われるのが、西洋の庭は建物の上から見る庭で、日本の庭は座って見る庭だと言われます。このことは、つまり、西洋の庭は王族や貴族が王宮などから見下ろして広い庭を全体として見て美しさを楽しむ庭で、日本の庭は座って庭造りに感じられるわびさびの美しさを味わう庭だと言えるでしょう。

16世紀にイタリア式庭園が生まれ、17世紀にフランス庭園が「ノット・ガーデン」をさらに発展させた「フォーマル・ガーデン」という形を特徴にしながら発展していきます。 そして、そこに、「イングリッシュガーデン」という、ナチュラルなスタイルを大事にしたガーデニングが誕生すると言ったいきさつになります。

イギリス人は整形された直線を自然は嫌うとし、非整形式庭園として「ランドスケープ・ガーデン(英国式風景庭園)」を発展させ、湖を掘ったり、小高い丘を作ったり、森を造ったりするなど自然らしく設計した庭のスタイルを作っていきます。整形ではありませんが、「自然のまま」でもなく「自然らしく」造っていく庭のスタイルが生まれました。
また、コテージを囲んで作られる「フラワー・ガーデン」のナチュラルガーデンも「イングリッシュガーデン」のイメージですよね。沢山の花でレンガの石畳などの両脇を埋め尽くすようなスタイルです。様々な種類の花を植え、一年中花が絶えることのないような庭の姿を楽しむガーデニングです。
「ランドスケープ・ガーデン(英国式風景庭園)」も「フラワー・ガーデン」も、そのどちらもが直線的ではない非整形式庭園というスタイルでそれが「イングリッシュガーデン」の特徴と言えます。
よりナチュラルなガーデンを目指したのが「イングリッシュガーデン」というわけです。そして、日本のガーデニングはこの影響を大きく受けていて「イングリッシュガーデン」に憧れる人はいっぱいいます。さほど広くないと言える日本の庭で、狭いスペースでも自然をいっぱい感じられる庭づくりをしたい、沢山の花を咲かせ、日本らしい四季を感じることができるような庭にしたいという思いが日本人には強くありますよね。
より自然に親しんで、自然に近づく場所として日本ではガーデニングが発展してきた気がいます。

ガーデニングの歴史を振り返って、ガーデニングに求める美とは・・・

最初は、権力の象徴のようなことで始まった「ガーデニング」かもしれません。ただ、広く多くの人々が庭に美しさを求めるようになってきた時に、それぞれの国で美しいスタイルのガーデニングが模索されました。それは、どのような形の自然を美しいと感じるかによってスタイルが国によって異なってもきました。
イギリスや日本は多く人々がより自然ナチュラルな庭を目指してきたと言えるのではないでしょうか。ここまで学んで歴史を感じながら庭づくりを行うと、とてもガーデニングに貴重な意味があるように不思議と思えてくるものです。

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