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似ているけど、同じではない?太極拳と気功の違いと考え方とは?

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みなさんは太極拳と気功の関係について知っていますか?
なんとなく似たようなイメージを持っていて、違いをはっきりと説明できる人は少ないはずです。

友人に太極拳を勧めようとして、「気功と何が違うの?」と聞かれて答えに困ってしまったという声もよく聞かれます。
この記事では、太極拳と気功の違い、共通点などを詳しく解説していきます。
正しい知識をしっかり身につけて、誰にどんな質問をされても答えられるようになりましょう。

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中国における太極拳は気功の一種!?

実は、本場中国においては、太極拳は気功の一種として考えられています。
太極拳はもともと護身術としてスタートしましたが、その健康に対する効果の高さから健康法へと重心を移しながら伝えられてきました。

ですから、大元をたどっていくと太極拳とは「気功を使った武術」なのです。
気功に身体操作が加わっていることからも分かるように、技術的な領域で言えば、気功よりも太極拳のほうが広くなっています。

中国では「太極拳をマスターした人は気功も教えることができるが、気功をマスターした人は太極拳を教えられない」という格言も存在しています。

太極拳と気功の両方とも、根っこの部分の考え方は、
1.悪い気を出して、良い気を溜める
2.その良い気を体中にめぐらせる
というプロセスになっています。

そのプロセスのうち、
悪い気を出して良い気を溜めることに重点を置いているのが気功。
良い気を体中にめぐらせることに重点を置いているのが太極拳というイメージをもってもらうと覚えやすいでしょう。

そういった意味では、太極拳も気功も本質的なところでは違いはない、表面上の動作や所作に違いが見られると言えます。

気功の立場から見た太極拳の注意点とは?

太極拳の所作には、大きく分けると静功・動功・套路・推手の4つがあります。
そのどれもが単に体を動かすだけでなく、気を練るという気功的な意味を持っています。

ところが、気功をしっかり学んでいる人から見ると、太極拳におけるこれらの動作において、しっかりと気を溜めて循環できていない点が目に付いてしまいます。

しっかり気を練れていなければ、太極拳の効果は半減してしまいます。
ですから、太極拳をやっているけれども気功を学んだことがないという人は、このしっかり気を練るという点を意識して、日々の練習に取り組んでください。

具体的には、初心者のうちは、静功の段階で気を溜め、動功・套路・推手で溜めた気を体中に循環させることを意識して行ってください。

つまり、静功で丹田に意識を集中し、悪い気を出し良い気を溜めます。
動功でその良い気を手足へと送ります。
套路では、手足の指先や頭のてっぺんなど体の隅々まで気をめぐらせます。
推手で相手と気のやり取りをすることで、自分に不足している気を補充します。

こうして練習を続けていると、すべての所作において気を練りながら同時に気を循環させることができるようになります。
さらに慣れてくると無意識にできるようになり、常に気を体内で循環させることができるようになります。

無意識状態でも気を循環させるという領域に到達するには長い年月が必要ですが、意識的に循環させることに関しては比較的早い段階で到達することができます。

気をめぐらせることが出来るようになれば、体内に悪い気がたまらないので、気分が落ち込んだり体の調子が悪くなったりすることはほとんどなくなります。

太極拳を続けているけれどイマイチ効果が感じられないという人は、気を練ること・気をめぐらせることが出来ていない可能性があります。
そういった人は、上記で説明した内容を何度も読んで試してみるようにしてください。

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普段使わない筋肉を使うため体を動かすことにも意味がある

悪い気を出して、良い気を溜め、良い気を体中にめぐらせることが大事だと説明すると、「気だけ循環させればよいので、体を動かす太極拳は必要はないのでは?気功だけで十分では?」と質問してくる人がいます。

これは一見正しそうな意見に聞こえますが実は大きな見落としがあります。
太極拳の体の動きには、気をめぐらせるためという側面と、体の運動という側面があります。

ゆっくりした動作で、普段しないような動きをすることで、めったに使われない部分の筋肉を刺激することができます。
また、太極拳のストレッチ効果により、体中の血流がよくなり筋肉の柔軟性が増し、関節の稼動域も広がります。

筋肉が緊張と弛緩を繰り返すことで、交感神経と副交感神経を刺激し、自律神経の働きを調整する効果もあります。

ジムに通って運動をしても、このような効果は得ることができます。
しかし、ケガの心配もなく筋力の衰えた人でも無理なく始めることができるので、太極拳は最適と言えます。

そういった単純な運動として考えてみても、太極拳はとても優れています。
さらに、気功を意識して行うことで、身体的に健康になるという効果だけでなく精神的にも健康になるという効果まで期待できます。

みなさんもこの機会に太極拳を始めてみてはいかがでしょうか?

太極拳は、簡単・気軽に始められる健康法。

みなさんは健康のためにどんなことをされていますか?

ジムで器具を使って重いバーベルを持ち上げるのにはケガの不安があるし、プールで泳ぐのも通うのがめんどうくさいし……という声をよく聞きます。

そういった方におすすめなのが太極拳です。
誰でも、簡単に、安全に、しかも場所を選ばずにできるので大変人気があります。

この記事では、太極拳がどういうものか紹介していきたいと思います。
健康的な老後のために、太極拳を始めてみてはいかがでしょうか。

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中国発祥の護身術である太極拳は東洋医学・養生学を取り入れて発展

そもそも太極拳とはどのようなものなのでしょうか。
実は、太極拳とは中国発祥の護身術なのです。
もともとは身を守るために考えられた太極拳ですが、東洋医学・養生学を取り入れながら発展してきました。

人々の間で伝わっていくにつれ、護身術としての側面よりも、心身の健康に対する効果という点が注目されるようになりました。
その結果、現在では世界中に愛好者がいるほど有名な健康法として知られています。

実際の太極拳の動きを1度はテレビなどで見たことがあると思います。
なめらかでゆっくりとした動き、まるで水や雲のような印象を受けませんでしたか?
太極拳は自然界のものを体現するという考えで始まったことがその理由です。

意識的にゆっくりと動くことで精神的に落ち着き、脳がリラックスできます。
その脳から体の隅々まで神経を行きわたらせつつ演舞をすることで、肉体を操る繊細な感覚を養う効果も期待できます。

自然界を模倣し、しなやかな円運動を基調として体を動かすことにより、どんな変化にも対応できる心と体を作り上げていくことができます。

身体には余計な負担をかけず、精神的な落ち着きを得ることができるので、太極拳は一生現役で続けていくことが可能なのです。
これから先、一生涯の趣味として、健康法として、これほど最適なものはほかにはないといっても過言ではないでしょう。

では、実際に太極拳を始めるにはどうすればよいのでしょうか。

最初はスクールで基礎を学んでから

一度覚えてしまえば、時間と場所を選ばずにどこででもできる太極拳ですが、やはりある程度の段階までは誰かに習ったほうがいいでしょう。

最近では太極拳も広まってきているので、探せば太極拳のスクールがすぐに見つかると思います。

ほとんどの人が「運動不足を解消したいから」、「生涯の趣味としてやってみたいから」といった軽い気持ちで始めているので気軽に参加してみてください。

実は、太極拳は二の次で本当はおしゃべり友達がほしくて始めたという人も多いのです。
ただ、やっていくうちに太極拳が楽しくなってきて、友達もできて一石二鳥だという話をよく聞きます。

ですから、どの太極拳スクール、サークルに入るかは一度体験してみて、雰囲気を見てから決めるのがオススメです。
雰囲気が合わないようであれば、どんなに有名な先生が教えてくれるスクールでもやめたほうがよいでしょう。

それよりも、気の合う仲間ができそうな雰囲気のいいスクールを選んで、続けるのが苦にならないようにしてください。
そうすることで、今日は気分が乗らないなぁという日も、友達とおしゃべりする目的で参加しやすくなります。

初心者時代に一番重要なのは「続けること」です。
自分の日々の生活の中で太極拳が習慣になりさえすれば、後は苦もなく続けることができるようになります。

太極拳をしばらく続ければ、体調がよくなったり、気分がすぐれなかったのが解消され明るく前向きになります。
そうやって実感する前に太極拳をやめてしまうと台無しになってしまうので注意しましょう。

最近では太極拳のDVDなども販売されているので、スクールで習って、自宅でもDVDを見ながら練習すると習得が早くなります。

一通りの動きを覚えて慣れてきたら自分の好きな場所で

スクールやDVDで経験を積んで一通りの動きがマスターできたら、自分の好きな場所で太極拳を楽しんでください。

スクールの仲のいい友人などを誘って今日はあそこの公園で、今度は隣の市の広場で、というふうにいろんな場所で楽しめると思います。

今度は自分が指導者側に立って、近所の人に太極拳を教えるのもいいかもしれませんね。
実際、そうやって太極拳を広めて、近所の人たちや友人達に「健康になったよ、ありがとう」と感謝されている人の声も多く聞かれます。

誰でも、安全に、簡単に始めることができるので他の運動と違って初心者の方にも勧めやすいと思います。
ケガの危険があるような運動だと、どうしても万が一の場合の責任が気になって勧めにくいはずです。
そうやって太極拳仲間を増やしていくことで、自分の生活の中に自然に太極拳が取り込まれ、長く続けることができます。

いったん覚えてしまえば、時間と場所を選ばない太極拳。
さらに、誰にでも勧めることができるので仲間を作りやすいといった利点もあります。

こうしたメリットを生かしていけば、たくさんの仲間と一緒に太極拳を楽しめる環境を作ることができるはずです。
みなさんも一度太極拳を始めてみてはいかがでしょうか?

太極拳は何故身体に良いのか?その効果とは?

みなさんは健康のためにどんなことをされていますか?
TV番組や雑誌などでは、運動をして基礎代謝を上げることが大事だといわれています。

では、実際に基礎代謝を上げるには何をすればよいのでしょうか?
いくつか方法はありますが、年配の方にオススメなのが太極拳です。

この記事では、なぜ基礎代謝をあげるとよいのか、そのためになぜ太極拳がふさわしいのかについて解説していきたいと思います。
何かいい健康法を始めたいという方はぜひ参考にしてみてください。

生きていくために最低限必要なエネルギーである基礎代謝

私達が生きていくのに最低限必要なエネルギー量、それが基礎代謝です。
脳や心臓、肺といった内臓を動かしたり、体温を維持したりするのに使われているエネルギーです。

一般的に、人間が1日の生活の中で消費するエネルギーの約6~7割は、この基礎代謝が占めているといわれています。
特に運動をせず、家で1日寝ていても空腹になるのはこの基礎代謝によって体内のエネルギーが減ったことが原因です。
厚生労働省の公表しているデータによると、日本人の基礎代謝は男女ともに10代の後半がピークで、それ以後は年齢と共に下降線をたどっていきます。
ですから、若いときと同じような食生活をしていると、摂取カロリーは変わらないのに基礎代謝が減っているので、肥満の原因になってしまいます。

また、夜更かしや徹夜といった不規則な生活習慣、栄養の偏った食事なども基礎代謝が悪化する原因となります。
現代の日本人は、基礎代謝の低下が著しいといわれています。
TV番組や雑誌で、基礎代謝を上げようといわれているのには、そういった背景があるのです。

基礎代謝を上げるとこれだけのメリットがある!

基礎代謝を上げるとどんなよいことがあるのか説明していきます。

・太りにくい体質になる
まったく同じ身長、体重の人でも、基礎代謝によって太りやすさは異なります。
同じ量の食事をしても、基礎代謝の高い人のほうがエネルギーが消費されるので太りにくいのです。

年配の方の肥満は、糖尿病や内臓の疾患などさまざまな病気の玄関口といわれています。
そうならないためには、太りにくい体質を維持することはとても重要といえます。

・体の調子が整う
基礎代謝が上がるということは、体内でのエネルギーの消費量が増えるということです。
ですから、基礎代謝が高まることで自然と基礎体温も上がります。
体温が高まると血液の循環がよくなり、体の末端部分まで行き渡るので冷え性が改善されます。
血行が良くなると、それと同時にリンパの流れも良くなるので、体内の余分な水分が排出されやすくなり、むくみにくい体になります。

血液、リンパが良く流れるので、疲労物質が排出されやすくなります。
その結果、慢性的な肩こりや腰痛で悩んでいる方にも効果が期待できます。

・免疫力が高まる
一般に、人間の体の免疫力は基礎体温に比例するといわれています。
昔の人は基礎体温が37度近くまであったそうですが、現代の日本人は36度付近が平均、人によっては35度代の方もおられるそうです。

現代人が病気にかかりやすいのはそういったことが原因だといわれています。
基礎代謝を上げると、それとともに基礎体温が上昇します。
基礎体温の上昇によって体内の免疫力が高まり、病気にかかりにくくなります。
年に何度も風邪にかかる人は、基礎体温が低く免疫力が低い可能性が考えられます。

・美容効果もある
基礎代謝が高まることで、体内の新陳代謝も高まります。
新陳代謝が高まると、古い細胞から新しい細胞に入れ替わるスパンが短くなるので、お肌がツルツルになり見た目が若々しくなります。

また、見た目が若々しくなると気分も明るくなり、精神的にも明るくなります。

上記のように、基礎代謝が高まるとさまざまなメリットがあります。

基礎代謝を上げるために太極拳がオススメな理由

基礎代謝を高めるためには、なぜ太極拳がオススメなのか説明していきます。

・誰でも無理せず始めることができる
基礎代謝を高めるには運動をすればよいのですが、激しいスポーツやダンベルなど器具を使った運動はケガの危険性があります。
ですが、太極拳はそういったケガの危険性がなく、普段運動をされてこなかった方でもすぐに始めることができます。

・時間と場所を選ばない
他のスポーツをしたり、ジムに通ったりする場合はどうしても時間と場所の制約があります。
この日の何時から何時までに行かなければならない、というふうに義務的な感じになり、途中で挫折してしまうケースもよく見られます。

ですが、太極拳はちょっとしたスペースがあれば行えます。
午前中は気分が乗らないから休んで、夕方になったらしよう。という風に自分の体調・気分に応じてペースを調節することができます。

・楽しみながらできる
最近では太極拳を行うサークルやスクールが増えてきているので、そういった団体に所属すれば太極拳を通じて友達を作ることができます。
太極拳は会話を楽しみながら行うことができるので、友人達と会っておしゃべりすることを楽しみに長く続けることができます。

基礎代謝を上げるのには太極拳がオススメである理由を分かっていただけましたか?
健康的な老後を送るために、ぜひ太極拳を始めてみてください。

元々は武術だった!健康法として親しまれる太極拳の成り立ち

太極拳が中国発祥ということはみなさんご存知だと思います。
ですが、太極拳は元々護身術として考え出されたものだということは知っていましたか?

近年太極拳が注目されるようになり、その健康に対する高い効果が認められるようになりました。
そのせいもあって、太極拳=健康法というイメージが定着しています。

もちろん、太極拳が健康によいことはまぎれもない事実ですが、武術としての側面も持ち合わせていることを知っておいてください。

この記事では、そういった太極拳の武術的な側面を紹介していきたいと思います。

武術としての太極拳とはどのようなもの?

「中国武術」として現代の太極拳を考えてみると、その実態は武術とは大きくかけ離れています。
元々は護身術として編み出されたものの、人々の間で伝わっていくうちに、健康法として伝わってきたことが原因です。

今日では、太極拳と聞いてイメージされるのは、公園で健康目的に行われる演舞や、対面してゆったりと崩し合う推手の光景だといえます。
日本だけでなく太極拳の本場中国や台湾でさえも、太極拳が武術であるという認識を持っている人はとても少なくなっています。

最近では西洋医学界も健康法としての太極拳に注目し、研究が進められています。
ですから、今後もますます健康法としての太極拳が広まり、武術としての太極拳は衰退の一歩をたどっていくことはほぼ間違いないでしょう。

ですが、中にはごく少数ですが、太極拳の武術的な側面を追及している人たちも存在します。
武術としての太極拳への理解を深めるために、そういった人たちの考え方を紹介していきます。

戦いにおける想定の違いがある格闘技と武術の違いについて

「武術」としての太極拳という表現をつかってきましたが、みなさんは「格闘技」と「武術」の違いを言えますか?
おそらく答えられないのではないでしょうか。

格闘技と武術の大きな違いは、いざ戦う際にどういった場面を想定しているかという点です。

格闘技においては、その格闘技の団体が行う大会等の中で独自のルールを決めて戦うことが想定されています。
一方武術においては、ルールなどが一切存在しない戦場での戦いが想定されています。

たとえば、ボクシングの試合で相手に掴みかかったり、足で蹴ったりすれば、格闘技としてのボクシングのルールでは反則扱いになり、負けになります。
ですが、武術としてみれば何の問題もありません。

さらにいえば、格闘技は目の前の相手を倒すことが第一の目的ですが、武術はそうではありません。
武術においては、相手に倒されないこと、相手に対して常に有利な立場でいることを第一の目的としています。
ですから、どうしても相手と戦わなければならない状況でない限りは相手を倒そうとすることより、争わずに生き抜くことが重要視されるのです。

つまり、格闘技はスポーツであり、武術は生き抜くための闘争術であるといえます。
格闘技と武術はどちらが強いのかといった疑問の声が聞かれることがあるが、そもそも両者の間では目的が違うので、質問自体が無意味なのです。
格闘技側の人間は相手を倒せば勝ちなのですが、武術側の人間は何もせず相手と争わず生き抜けば勝ちなのですから。

基本功によって行う太極拳の戦い方

では、生き抜くための武術として太極拳はどのような戦い方をするのでしょうか。

太極拳の戦い方の根本は基本功にあります。
基本功とは套路(とうろ)と呼ばれる、気を練り体内に留める行為のことです。

普段行っている太極拳の演舞には、相手の攻撃をかわす動作、相手の攻撃を受ける動作など武術の動きがすべて含まれています。
ですから、しっかりと気を溜めて正しい動作を行えば自然と戦えるようになっているわけです。

本当にそうなの?と疑問に思う方も多いでしょう。
ですが思い出してみてください、太極拳は本来護身術として考え出されました。
健康法として伝わっていますが、演舞自体は当時のものと変化はありません。

ですから、みなさんがされている太極拳の動きは、当時の中国の武術家が武術の訓練として行っていたものと同じなのです。
ですから、太極拳の動きをきちんとマスターしていていれば実戦でも十分使えるということなのです。

武術としての太極拳は基本の思想が生き抜くことなので、基本的に攻撃をかわしたり受け流したりする動作がメインになります。

戦いの際には、まず相手に攻撃させます。
これを受け流し、崩すことで勝負の主導権を得ようとします。
つまり、相手の動作がまず初めにありきで、自分から動くことを一切放棄しているのが武術としての太極拳です。

そう考えると太極拳の演舞はすべて円の動きが含まれている理由が分かると思います。
相手の動きに逆らわず、少しだけ力の向きを変え受け流すことができます。

これは実際の戦いの場面だけでなく、実生活でも役に立つ考え方です。
相手の意見を正面から否定しては衝突してしまいます、ですからいったん同意して受けてから「でもこういう考えもあるよね」と少し視点を変えて意見を言ってみる。

こうすることで相手と力の衝突が起こらずに、円満な関係を築くことができます。

実際に太極拳で戦うことはないと思いますが、そういった相手を受け流すという思想はぜひとも覚えておいてください。

ラーメンのまち喜多方は、実は太極拳のまちだった!地域で取り組む健康づくり

みなさんは「太極拳のまち」が存在することを知っていますか?
実は、地域一丸となって太極拳を広めようとしているまちがあるのです。

そのまちとは、福島県にある喜多方市です。
喜多方市といえば、喜多方ラーメンで全国的に有名ですが、最近では太極拳のまちとしてもTVや雑誌などで紹介されるようになりました。

この記事では、太極拳のまち喜多方市について詳しく紹介していきたいと思います。

そもそも喜多方市ってどんなところ?

福島県といえば、東京の北で関東と東北の境目にあたる県です。
その福島県の北部に位置するのが、今回紹介する喜多方市です。

日本3大ラーメンの1つとして有名な喜多方ラーメン発祥の地として広く知られています。
かつては北方と呼ばれていましたが、合併によって喜多方市となりました。

厚生労働省などが主催し、毎年行われている「全国健康福祉際」(ねんりんピック)の2002年大会は福島県で開催されました。
その際に喜多方市では、2002年ねんりんピック太極拳交流大会が開かれました。

そのことがきっかけで喜多方市は太極拳によるまちおこしを始め、翌年2003年には「太極拳のまち」を宣言。
行政や市民が一丸となって太極拳を通した健康づくりに取り組んでいます。

実際、喜多方市を訪れてみると、朝早くから公園や広場で太極拳が行われていて朝の風物詩になっています。
それだけでなく、市役所や消防署といった行政機関、小中学校でも太極拳を取り入れています。

道を車で走っていても、太極拳をしている子供や大人、おじいちゃんおばあちゃんが目に付き、全世代を通じて太極拳に親しんでいることが伺えます。

太極拳愛好者が喜多方市にツアーでやってきたり、中国からの太極拳友好団を迎え入れるなど、他の地域との交流も盛んです。
また、「太極拳のまちシンボルマーク」も発行し、太極拳に関わる地元産品も販売するなどして、地域振興にもつながっています。

介護予防のための太極拳体操

市全体が太極拳に取り組み、住民の健康に高い効果に発揮していることから、島根県松江市の要望により交流が行われるようになりました。

来るべき高齢化社会に向けて、地域の介護予防のためには太極拳を取り入れようという考えの下、喜多方市をモデルにしようという狙いとのことです。

なぜ喜多方市は太極拳でそこまで高い効果を発揮できたのか、秘密は「太極拳ゆったり体操」にあります。
「太極拳ゆったり体操」とは、喜多方市が福島県立医科大学公衆衛生学講座、会津保健所と共に、2年もの歳月をかけて実験と改良を繰り返しながら開発した体操のことです。

特徴としては、座位と立位の2パターンの太極拳により、体の弱ったお年寄りや、筋力の衰えてきた年配層が無理なく骨盤や背骨を動かせるという点です。
その結果、全身の筋肉をバランスよく、しかも無理なく鍛えることができます。

この「太極拳ゆったり体操」は、その高い効果が国からも求められ、2007年には厚生労働大臣の表彰を受けることとなりました。
その結果、喜多方市は太極拳のまちとしてメディアで取り上げられるようになり、より一層太極拳の普及に力を注ぐようになりました。
普及活動の一環として、毎年全国から太極拳愛好者を集めて「太極拳フェスティバル」を開催しています。
この太極拳フェスティバルでは、気功と組み合わせた太極拳やカンフーと組み合わせた太極拳など珍しい演舞を見ることができます。

また、フェスティバル参加者みんなで広場に出て一緒に太極拳をする催しもあり、とても楽しい行事になっています。
毎年夏場に開催されているので、太極拳に興味を持たれたかたは一度参加してみてはいかがでしょうか。

太極拳ゆったり体操とは?

太極拳ゆったり体操は、高齢者の健康にとても高い効果を発揮することを紹介しましたが、具体的にはどのような体操なのか説明していきたいと思います。

太極拳ゆったり体操の基本にあるのは、太極拳です。
ですが、体の弱ったお年寄りや普段運動不足の年配層の方にとって、普通の太極拳は少し難しい動きが含まれています。

そういった人たち向けに、太極拳のいい点を維持しつつも、より簡単に負担なくできるようにと考案された体操なのです。

この体操を続けることで、現在健康な人は身体機能の衰えを防ぐことができます。
また、今現在少し体の調子が悪いという人は徐々に身体機能を回復させることができます。

立って行なってもよいですし、座って行なってもよいので、自分の体力に合わせ運動の強度を調節できます。
実際に、この太極拳ゆったり運動を3ヶ月続けた結果、様々な効果が実証されています。

また、DVDも販売されており、自宅で映像を見ながら動きを学べるので、喜多方市にわざわざ足を運んで習う必要もありません。
なにか特別な器具を使ったりすることもないので、動きさえ覚えてしまえば、自宅の室内や公園、旅行先の旅館の部屋など、時と場所を選ばずに行うことができます。

健康のために大事なことは、毎日続けることなので、時を場所を選ばない太極拳ゆったり体操はまさにうってつけの健康法といえます。

健康な老後のために何か運動を始めようかと考えている方は、太極拳ゆったり体操をやってみてはいかがでしょうか。
楽しく、安全に、気軽にできて、高い効果を発揮してくれるのでとてもオススメです。

みずからその生命を養う気功の魅力とは?

みなさんは「気功」と聞いてどんなイメージが浮かびますか?
なんとなくあやしい、TVでみたことはある、よくわからない、いろんな意見があると思います。

最近、西洋医学の研究者たちの間で、予防や自然治癒の観点から「気功」が見直されています。また、その影響でメディアから取り上げられる機会も増えてきました。
この記事ではそんな「気功」についてくわしく紹介していきたいと思います。

そもそも気功とは?

気功とは、気(生命エネルギー)を上手く操ることで、自分の体に本来備わっている免疫力、治癒力さらに調整力といった、様々な能力を引き出すことを目的とした健康法です。
このことを一言で表すと、自養其生(みずからその生命を養う)という言葉になります。

気功発祥の地、中国では、その自養其生の精神が人々の生活に深く浸透しており、朝早く公園で気功を練習する人も多いそうです。
みなさんもTVなどで1度はそういった光景を目にしたことがあると思います。

以前までは、気功は漢方やツボと並んで、東洋医学の一部として考えられていました。ところが、最近西洋医学の観点からも、気功が見直されるようになったのです。

気功の持つ予防や免疫の力が注目され、西洋医学の研究者たちがこぞって研究を始めています。そんなことも手伝って、最近メディアで気功が取り上げられたり、特集が組まれたりする機会も増えてきています。

中国4000年の歴史が生んだ秘技!?

現在残っている気功に関する最古の資料は、なんと4000年以上も昔のもので、石器時代のものになります。大昔の人たちは、舞踊によって健康を維持していました。このことが起源となり、現在の気功へと発展していったと考えられています。

紀元前50年~紀元後10年に書かれた、中国最古の医学書には、病気と気功のことについて詳しく記されています。このころからすでに広く人々の間に広まっていたのです。

その後も、名医として歴史にその名を残す張仲景、三国志ファンならば一度は名前を聞いたことがある華侘(かだ)などにより受け継がれ、今日へと伝わってきました。

このように、中国では4000年前に気功が発祥し、2000年前には人々の間で広く知られるようになっていました。そういう意味では、まさに中国4000年の歴史が生んだ秘儀といえるでしょう。

現代科学と気功

気功というと、「科学的にありえない」と言い出す人が必ずいます。
しかし、先ほども説明したように、西洋医学界から注目され始めたのは、つい最近のことで、まだまだ研究はスタートしたばかりなのです。そもそも、磁気や電気などといった現代科学によって検出できる力や効果は限界があります。重要なのは実際に効果があったかどうかなので、今の科学技術で説明がつくかどうかは本来重要ではありません。

近年行われた様々な実験によって、興味深い結果が数多く報告されていることも事実です。
そういった興味深い結果が、科学的に説明がつかないからといって、気功に効果がないとは言い切れません。また、中国では4000年という長期に渡って気功が伝わっていると説明しました。もし、気功のなんの効能もなかったら4000年もの間人々の間で広く伝わるようなことがあったでしょうか?私には、気功に効能があったとしか考えられません。

みなさんも、頭ごなしに気功を否定するのではなく、ものは試しにとチャレンジしてみてほしいと思います。
そういった、現代科学では説明のつかない力を1度体験してみてはいかがでしょうか?

中国秘伝の健康法!気功のすすめ

みなさんは健康のためになにかされていますか?
毎日の散歩、スポーツジムで運動、ヨガなど様々な健康法があってどれを選んでいいのか分からないという人も多いのではないでしょうか。

散歩だけだとただ歩くだけで飽きる・・・
スポーツジムで器具を使った運動はちょっとしんどそう・・・
ヨガは若い女性ばかりでちょっと入りずらい・・・

そんなあなたにおすすめなのが、「気功」です。
最近では、TVや雑誌といったマスメディアで取り上げられることも多く、一度は聞いたことがあると思います。

この記事では、中国で古来から伝わる健康法「気功」について説明していきます。健康で楽しい老後を送るために気功はおすすめなので、ぜひ読んでみてください。

気功による健康法

最近、気功の効能が西洋医学界でも注目され始めてきています。そのせいもあって、様々な実験や研究をまとめた論文が発表され、健康への効果が報告されています。

心臓や肺などの循環器系、さらには胃や腸などの消化器系など全身の状態を整え調和させることで、健康に効果があるといったことが分かってきました。また、気功をしている際の脳波を測定すると、なんらかの変化が認められています。
現在はその原因が研究対象とされているようです。

また、中国や台湾の公園で人々が集まって気功をしている光景を、TVなどで見たことがある人も多いと思います。中国や台湾では、気功による健康法が当たり前のように行われており、そのような光景が日常的なものとなっているのです。

4千年という長い歴史の中で、脈々と伝わってきていることからも、気功の効果があることがわかっていただけると思います。

さらに、がん治療において権威とされている、帯津良一医師は実際に気功を治療に取り入れているそうです。従来の西洋医学の治療方法と気功を組み合わせることで高い効果をあげています。

・西洋医学界では気功が注目されはじめ、研究が進んでいる
・気功の本場中国では4千年も前から気功が伝わってきている
・がん治療の権威が治療に気功を取り入れている

これらのことからも、気功と健康に関係があることが分かっていただけると思います。

気功の効果

気功の効果があることは理解できたけれど、具体的にどういう効果があるの?
そんな疑問を抱かれた方も多いでしょう。ですので、気功の具体的な効果について説明していきます。

気功は様々な効果があるといわれていますが、代表的な効果をいくつか紹介します。

1腹部の刺激により、消化器官を活発にし、消化吸収を助ける
2自律神経のバランスを整え、安定した精神状態になる
3リラックスすることで、心身のストレスを解消する
4免疫力、自然治癒力が高まる
5経路の通りが良くなることで、気血が整えられる
6大脳の興奮を和らげることで、内臓の状態が整えられる
7基礎代謝を抑え、体内にエネルギーが蓄えられる

以上7点が気功の代表的な効能です。

さらに、気功にはいくつかの功法があります。それぞれの気功に特徴があるのでしっかり把握しておいてください。

・築基功・・・体液の循環を促し、臓器に気をめぐらせることにより消化器系への効果が高い
・双雲功・・・気を体内に留めることで、自己治癒能力を高めることができる
・吐収気法・・・呼吸のコントロールにより、気が充実し、気のパワーアップができます
・陰陽合気法・・・天から陽、地から陰のエネルギーを取り入れ、意識上で宇宙と一体になれる功法

それぞれの功法に特徴があるので、健康上自分が特に気になる部分に応じて取り入れていくようにしてください。気功の基本を抑えつつ、自分にあった功法を取り入れることで健康への高い効果が期待できます。

気功を始めるにあたって

健康に効果があることはわかったけれど、いざ始めるとなると続ける自信がないという人も多いようです。

ですが、そこまで身構える必要はありません。
気功というのはそもそも健康法として始めるものですから、もしやる気がない日や予定がある日などがあれば休めばよいのです。気功を続けること自体がストレスになってしまっては本末転倒になっていまいます。
それに、気功は休んだとしてもそれまでにやった分はしっかり蓄積されるので安心してください。コップの中に水を溜めていくようなものです、途中で休んでもそれまでに溜まった水の量は減ることはありません。気功を始めたころは、それまで体に溜まっていた悪い気や老廃物が体の外に出て行きます。ですから、古傷が痛んだり、気功をした後ぐったりしてしまいます。

最初はつらいかもしれませんが、続けていくうちに悪い気や老廃物がなくなり、体がぐっと楽になるのでがんばって続けてみてください。
大体3ヵ月ぐらい続けていれば、体が楽になって調子が上向きになるので、そこをひとつの目安に続けてみるのもいいかもしれません。
いくら長生きしても体が不健康では意味がありません、気功で健康な体を手に入れて、素敵な老後を遅れるようにがんばりましょう!

びっくり!遠隔治療ができる気功の力!

気功で遠隔治療ができることは、日本ではまだまだ知られていません。

しかし、気功の本場中国では人々が当たり前のこととして認知しています。
また、西洋医学界でも事例が報告されており、イギリスなどではスピリチュアル・ヒーリングという名称で知られています。

この記事ではそういった中国やイギリスの事例なども交えながら、気功による遠隔治療の実態を紹介していきたいと思います。
療養目的で気功をお願いしたいけれど、気功の先生に直接会うには時間やお金が足りないといった場合でも、遠隔治療によって療養することが可能です。
正しい知識を学んで、気功で健康な人生を送れるようにしましょう。

遠隔治療は実際どのような感じなの?

一般的な治療院や、健康目的で行う気功などはみなさん経験があると思います。
ですが、遠隔治療の経験がある方はほとんどいないのではないでしょうか。
遠隔治療といっても、本質は普通の気功と一緒です。対面式で目の前にいる患者さんに対して気を送るのか、遠隔方式で遠くにいる患者さんに気を送るかだけの違いなのです。

単に距離があるだけなので、気が届きさえすれば、あとは本人の体にある約60兆ともいわれている細胞同士が調和することで本人の自然治癒力を引き出すことができます。
もちろん、遠くの人に気を届けるというのは簡単なことではありません。
ですが、きちんと鍛錬を積んだ気功師であれば十分可能なことなのです。
実際、旧科学技術庁と東京工業大学による共同実験が過去に行われました。
遠隔治療で有名な気功師が、遠く離れた実験室にいる被験者へ気を送ったところ、α波の変動を確認できたとのことです。

もちろん、いつ気を送るかは被験者や実験に立ち会った科学者たちには知らされていませんでした。最初は半信半疑だった科学者たちも、目の前に事実をつきつけられ遠隔気功が可能であることを認めざるを得ませんでした。

そういった歴史もあって、気功による遠隔治療ができるということは、気功関係者にとっては当たり前の事実となっています。気功を知らない人や、気功を知ったばかりの人には信じがたい話かもしれませんが、実際に体験してみれば本当だったんだと気づいてもらえると思います。

どうやって受けることができるの?

気功による遠隔治療を受けてみたいと興味を持った方も多いと思います。
そんな人にむけて、どうやったら受けることができるのか解説していきます。

まずはじめに、遠隔治療ができる気功師を見つけなければなりません。
気功師全員ができるわけではないのです。対面式の気功に比べると、高い技術が要求されるので、必然的に遠隔治療をできる気功師の数も限られてくるからです。

最近ではインターネットで情報を調べることができます。ホームページなどで遠隔治療ができる気功師を見つけるのが一番簡単だと思います。もちろん、すでに信頼している気功師がいるのであれば、その先生に頼んだり、誰か紹介してもらってもいいでしょう。

気功師が見つかったあとは実際に治療をしてもらうだけです。

流れとしては
・予約を入れる
・予約時間になったら連絡が来るので、その日の体調や気になる体の部位を伝える
・治療中は楽な姿勢でリラックスして、気を受け取りやすい状態を保つ
・終了後にまた連絡がある

このようになっています。

ただ、1つだけ注意点があります。

遠隔治療をしてみたけれど、今一つ効果が感じられない場合は、担当の気功師を変えてみるのも手だと思います。

どうしても相性のようなものがあるので、人によっては気を受け取りづらい人もいるそうです。そういった場合は気功師を変えることで気を受け取れるようになったケースが多く聞かれます。

費用はいくらぐらい?何回ぐらい施術すればいいの?

実際に遠隔治療をするにあたって、費用が気になられる方もいると思います。

これは気功師や、治療院によって金額が決まっているので一律にこの値段ということはできません。ただ、だいたいの目安としては1回の治療が約1時間で、5千円~1万円ぐらいの費用がかかります。

だいたい3回~5回を1セットとして遠隔治療をしている場合が多いので、総額でいうと約3万円程度かかることになります。

3万円と聞くと、結構費用がかさむなぁと思われた方も多いと思います。しかし、よく考えてみてください。

遠方の高名な気功師に直接会って気功をしてもらおうとすれば、交通費だけで往復数万円かかってしまいます。それが5回も続けば交通費の総額だけで10万円を超えてしまうでしょう。そのことを考えれば適切な料金だといえるのではないでしょうか。

ただ、病気の症状等によっては遠隔治療ではなく、対面式でないと治療できないケースもあるそうなので、その辺は最初に申し込む際によく確認しておいてください。

とはいえ、関節の痛みやぎっくり腰、他にも気分の低下といった精神面でのお悩みであれば、ほとんどのケースで遠隔治療ができるみたいなので安心してください。
みなさん最初は半信半疑で始める方が多いけれど、実際治療の効果を体験して喜ばれるそうです。

もし遠隔治療に興味を持った方がいるのであれば、ぜひ体験してみてください。
気功で健康な体を手に入れ、楽しい老後を送れるようにしましょう。

実は関係性大!?気功と脳科学の関係

みなさんは気功と脳科学に深い関係があることはご存知でしょうか?

一般に、気功は中国を中心とした東洋医学、脳科学といえば欧米諸国を中心とした西洋医学のことだと知られています。つい最近まではそうやって、別々の分野のもので、関係がないと考えられていました。

ところが2000年代に入ったあたりから、西洋医学界で気功が見直されるようになりました。いろいろな研究機関が調査を行ったところ、それまで研究が進んでいた脳科学の分野と気功が深い関係があるという事実を突き止めました。この記事では、そういった気功と脳科学の関係について説明していきたいと思います。

気功と脳科学の架け橋

みなさんは、苫米地英人という人物を知っていますか?
東京都出身の認知科学者で、人工知能や機能脳科学を専門とする研究者です。アメリカのイェール大学に留学し、人工知能の父をいわれるロジャー・シャンク教授に師事しました。

その後、当時最先端の人工知能研究をしていたカーネギーメロン大学で認知科学を専攻し博士号を取得。その後も、ハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院にて、脳機能の研究共同プロジェクトで日本側の代表として参加したりしています。いわば、日本の脳科学界のレジェンドです。

一方で、ダライラマやチベット密教の指導者といった東洋文化の重鎮との親交もあり、仏教指導者、気功師としての一面も持ち合わせている人物です。全日本気功師会副校長兼名誉校長という肩書きもあり、気功師の間でも広く名前が知られた存在です。

また、作家としての活動もしており、脳科学について書かれた本や気功について書かれた本など、数多くの本を出版しています。
アメリカの1流大学で博士号を取得し、日本の気功師の世界で確固たる地位を持ち、さらに作家としても多数の本を出版している苫米地氏はまさに気功と脳科学の架け橋といえる存在です。

医学が認めた気功

苫米地氏は自身の専門である脳科学の見地から、気功の研究を続けてきました。

最初は本人も気功の効果について半信半疑だったそうです。ですが、自分で気功を試していくうちに効果を実感し、そのことを研究で証明したいと考えるようになったそうです。脳科学の博士号を持つ苫米地氏が、大学に実験の予算を申請した結果、許可が降りて実際に実験がはじまりました。

被験者を座らせて様々な実験器具を装着し、気功師に気を送ってもらったところ、数値に変化が表れました。それまでは半信半疑だった同僚研究者たちも、目の前に事実をつきつけられて気功の効果を認めざるをえなかったと言っています。現在では西洋医学界でも気功が認められ、その効果を研究するプロジェクトがいくつも進んでいますが、この苫米地氏の実験がすべての始まりだったともいわれています。

苫米地氏は、「現在の科学技術では調べきれないことがある、これから先もっともっと気功の効果が証明されていくでしょう」とおっしゃっておられます。
脳科学の博士号を持つ苫米地氏や、西洋医学界が気功の効果を認めているということは、つまり医学界、脳科学界が認めていることに等しいといえるでしょう。そして、効果があることはわかったけれど、具体的にどういう効果があるの?そう思われた方も多いと思います。

脳科学の視点からみる気功の効果

関節の痛みがなくなった、やる気が出てきた、といった気功の効果を聞く機会は多いですが、脳科学の視点から見るとどういうことなのでしょうか。
説明していきたいと思います。

実は、ホメオスタシス・フィードバックという脳科学の用語があるのですが、このことが気功の効果に大きく関係しているのです。ホメオスタシス・フィードバックとは日本語に訳すと、恒常性維持機能と言われるもので、体温や脈拍、血圧などを一定に保って生命を維持しようという機能のことです。

脳科学の視点では、このホメオスタシス・フィードバックが乱れることで、病気にかかると考えられています。
健康な人はこのホメオスタシス・フィードバックの働きによって、適切な血圧、適切な体温といったふうに、自分の体にあった状態で維持されています。ところが、病気にかかるひとはこの働きが乱れることで病気にかかってしまいます。 血圧が低すぎたり、逆に高すぎたり、体温が低くなることで免疫力が低下してしまいます。そうやって免疫力が低下している状態では、さまざまな病気にかかりやすくなるので、結果的に健康に問題を抱えるようになってしまうのです。

気功では、気功師が気を送ることで、患者の乱れたホメオスタシス・フィードバックを修正し、元々健康だったときの状態へ戻す手伝いができます。正しいホメオスタシス・フィードバックにすることで、体の血圧や体温などが正常な状態になるので、病気にかかりにくい体にできるのです。

以上が脳科学の視点から見た気功の説明になります。脳科学と気功の関係について興味を持った方は、気功と同時に脳科学の勉強もしてみるのもオススメです。

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