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朝顔で楽しもう!夏の緑のカーテン《ゴーヤより可愛くオシャレ》

2016-08-01

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夏と言えば朝顔と言うイメージですが、最近ではあまり庭先で朝顔を見かけることが昔の様にはなくなった気がします。そうは言っても子どもたちが学校で育てたり、最近は節電から始まった緑のカーテンブームで朝顔をよく見かけることもあります。
朝顔って、朝咲くから朝顔ということなのですが、最近はいろいろな時間に咲く朝顔もあるのをご存知ですか。そして沢山の種類の花の形や色の朝顔が登場しています。緑のカーテンを作る際にもいろいろな朝顔で個性あふれるものが作れそうです。そこで、ぜひスペースがあればあなたなりの素敵な「夏の緑のカーテン」を作ってみませんか。作り方次第では、ちょっとのスペースでもできそうですよ。

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実は熱帯アメリカ原産で、なぜか日本で愛される朝顔

まず朝顔についてご紹介したいのですが、朝顔って言うといかにも日本原産のようなイメージなのですが、実は熱帯アメリカ原産の植物です。広く世界に分布している植物ですが、なんと園芸的に愛でられているのは日本だけと言われています。つまり、日本人が特に愛している「朝顔」なのです。
日本へは奈良時代、中国から下剤の薬草として入ってきたと言われます。そして、江戸時代後期に、大阪や江戸で朝顔の栽培ブームが起こったと言われています。その間になくなりかけた系統もあったりしましたが、危機を乗り越えながら現在も長く愛され続けています。
話は飛びますが、学生時代に遺伝の勉強をした際に、遺伝の難しい話が朝顔をモデルにして理科の教科書に載っていたのを覚えていますか。そういえば、遺伝の「メンデルの法則」の説明が朝顔を例にして行われていた気がします。つまり、朝顔は昔からそうした実験にも使われた、貴重な植物のようです。今も花の色や花弁や花の開花などで実験台になっているそうですよ。

朝顔の種類

さて、そんな朝顔ですが種類がとても多く、大きく分けると、一般的に「朝顔」と呼ばれている「日本朝顔」と「西洋朝顔」の2種類に分かれます。西洋朝顔は、葉に毛が生えていないという特徴で見分けます。

「大輪朝顔」、「変化咲き朝顔」、「キキョウ咲き朝顔」、「曜白朝顔」、「西洋朝顔」などが大きく分けてあります。「変化咲き朝顔」などは朝顔とは似ても似つかないような葉や花の形で、「朝顔」と言われなければわからないくらいです。
また今では広く普及している「西洋朝顔」ですが、8月頃から咲き始めるという遅咲きの朝顔で霜が振る頃まで咲いていて、お昼を過ぎても観賞できるのが特徴だったりします。
「曜白朝顔」は、「曜白」と言って、花弁の中心から筋状に白い模様が入る種類の系統で、この種類は良く伸びるので、緑のカーテンにも人気です。また、こちらも午後3時ごろまで咲いているため、長く人の目を楽しませてくれる種類です。 最近は、このように朝顔と言っても、朝だけでなく昼過ぎまで咲き続けていたり、冬も咲いている系統の朝顔もあって、なんだか朝顔としては不思議なイメージになります。中にはツルも伸びない物もあるそうです。
朝顔の色は青、紫、赤、白、ピンクと最近では多彩ですよね。どんな色の緑のカーテンにしようかと迷ってしまう位です。中には軽井沢でこんな朝顔のトンネルを作っている所もあります。場所があればこんなものを作っても素敵ですね。アーチ型のトンネルの中で涼を得るというのもいいのではないでしょうか。
次の写真は、「琉球朝顔」の「もみじ葉」と言う種類のカーテンです。「琉球朝顔」はよく緑のカーテンに使われる品種です。「オーシャンブルー」「ノアサガオ」と言われていて、一般的な1年草の朝顔と違って多年草で6月下旬から11月頃まで咲き、花が多いのが特徴ですので、華やかなカーテンができます。花が一斉に日が当たる方向に向いてみんな同じ方向に咲きますから、離れた所から見て揃っていてとてもきれいに見えます。カーテン状にするのが一番美しい見せ方になりますよね。本当に花と葉っぱがきれいに揃って敷き詰められていて幅も高さもある見事なものです。
次の写真もスケールが大きな緑のカーテンで、ビルの外壁に作られた、「アメリカアサガオ」です。直径5cm程の大きな青い花を咲かせ、ツタの長さも長くなるスケールの大きなアサガオのカーテンです。
こうやって見ているとどんな緑のカーテンを作りたいのか、想像することが大事な気がしてきました。それによって朝顔の種類選びもした方がよさそうです。大きな葉や花の咲く朝顔を選ぶのか、花の向きが揃うような繊細な美しいカーテンを作りたいのか、写真や他の家できれいに作られているものなどを見ながら、種類を選んでみませんか。

上手な緑のカーテンの作り方

ここで、実際にどのようにしたら朝顔の緑のカーテンが作れるのかをご紹介してみます。

1、種を蒔いて育てるのか、苗を植えるのか?
朝顔も種から育てるのか、苗から育てるのかで、迷いますが、種の方が安くて種類が多くあります。育てるのは少し大変ですが・・・。苗にした場合は、どんな苗を選んだらいいのかと言うと、葉の色が濃くて茎がしっかりしていて、茎に対して葉が間延びせずに付いているような物がいい苗です。これはどんな苗にでも言えるのではないでしょうか。元気な苗を選びましょう。

2、プランター選び
 プランターで育てる場合には、緑のカーテンを作る場所やどんな種類の朝顔を育てるのかによっても異なりますが、できるだけ容量が多く、土がいっぱい入るプランターを用意します。上に伸びていきますので、根がしっかり張るための大きなプランターが必要です。その点、野菜用の深めのプランターを使うのもおすすめです。

3、その時に、水はけを良くするための鉢底石や種から育てる場合は、「タネまき用土」も利用するといいでしょう。苗の場合も培養土などを入れます。

4、あとは、這わせるためのネットの準備です。「緑のカーテン」用または園芸用で販売しているネットをサイズや植物にあわせ、網目が10cm程度の物を選びます。風が強い場所に設置する場合など、支柱の準備も重要です。

5、支柱を固定するためや支柱とネットを結ぶためのひもや針金、結束バンドなどを準備します。

こうして、緑のカーテンの準備ができました。プランターを幾つ並べるのか、どの位の高さまで伸ばして育てるのかなどを考えて、最初に購入する必要があります。

緑のカーテンへのツルの導き方

ここで、皆さんが一番心配に思っているのは、ツルをどうやってきれいなカーテン状に伸ばしていくのかという事だと思います。その手順とコツをご紹介すると、

1、まずネットは、丈夫なサッシやベランダに固定できる場合は紐やワイヤーで固定しておきます。できなければ、支柱を立ててこれを柱にしてネットを張ります。朝顔のツルが絡みやすいよう、ネットをピンと張っておくのがポイントです。

2、そして、ネットは最初からプランターの外側にかかるくらいまで伸ばしておき、風が強い場所などはプランターの外側に固定しておきます。

3、50cm程度つるが伸び始めたら、徐々に這わせていきますが、その時に、這わせていく道筋を決めることが大事です。

4、ツルを這わせる際は、園芸用のテープなどを活用して、ツルの一部を固定しながら他のツルと絡まないように誘引してあげます。まっすぐ上に全てを伸ばしていく方法と、らせん状に伸ばしていく方法があります。

密度の高い緑のカーテンを作るには

また、密度の高いカーテンを作る際には、少しコツが必要となってきます。その際にはまっすぐではなく、左右の苗のツルを大きく横にらせんを描くように誘引しながらも互いに重ならないように上手く上へと這わせて行きます。この場合は、結構絡まないようにするのは大変ですが、出来上がってみると密度の高い美しいカーテンが出来上がるので楽しみです。葉が密集しますので葉が大きくなるとどう這っているのかさえわからない感じです。
また、まっすぐ伸ばす場合でも、50cm位まで茎が成長して来たら、そこで一度切るという方法があります。切る事で新しく枝分かれしたツルが数本という形で出てきて、1本からツルが多くなっていきます。こうすることで茂った雰囲気になりますのでおすすめです。
また、早く咲いた花は、株の栄養を残すために摘み取っていくことも大事です。次々と新しい花を咲かせ、ツルも伸びていきます。いつまでも綺麗な大きな緑のカーテンを作るためには、色々な手入れとツルの導き方が大事です。ちょっとしたコツが必要ということなんですね。

最後に

緑のカーテンのご紹介をしてきましたが、いかがだったでしょうか。素敵なカーテンを作っている方が一杯いらっしゃいます。是非一度皆さんも試してみませんか。マンションのベランダでも一部分だけでもネットを張って作ることが可能です。見た目にも涼やかな緑のカーテンは、外を通る人の目も楽しませてくれます。どうしてもスペース的に無理だという人は、「行灯朝顔」と呼ばれるものもよく売られていますのでいろいろな形で楽しむ事が出来ます。一つベランダや玄関などに置いて夏の涼を届けませんか。

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