家庭菜園

ハイビスカスのような花も魅力的!夏バテ防止にオクラ!

2016-09-02

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花壇にもお勧め!オクラの花の魅力

夏の朝に開くオクラの花。大きく淡い黄色の花びらの中心は暗紅色で、華やかながらどこか儚げな雰囲気があり、とても印象的です。
大きさも見た目もハイビスカスに似ています。それもそのはず、オクラもハイビスカスも同じアオイ科なのです。そんなオクラの花は、収穫だけでなく花を楽しむこともできる夏野菜です。思い切って花壇の主役を務めてもらうのもおもしろいかもしれません。高性品種と矮性品種がありますが、どちらもそこそこ高くなりますので、株元にマリーゴールドなどの夏の花を彩って植えてみると素敵な花壇になりそうです。
育てて見て楽しむ、収穫して食べて楽しむ、2つの楽しみ方ができる、魅力的な野菜です。

種から簡単!でも適温に注意

ホームセンターなどで苗も売っていますが、オクラは種から育てやすい野菜です。種蒔きから始めてみませんか?
種から育てるときの注意点はひとつだけ。それは温度です。
オクラはアフリカ東北部の熱帯原産の野菜です。そのため発芽適温は25〜30度と高めなのです。夏野菜の植え付けをゴールデンウィークを活用して済ませる人は多いですが、オクラだけはもう少し待った方が、その後の生育も順調です。
買った苗を植える場合も、気温が上がり切らない早い時期に植え付けてしまうと、オクラにはまだ寒く、葉を落としてしまうこともあります。生育がこじれてしまって、回復に時間がかかります。他の夏野菜の生育を確認してから植えよう、と言うのんびりさがオクラには向いています。 地温ですが、畑、プランター、などの隅に温度計を挿しておいて計ってみるとよくわかります。時刻はもちろん、日陰と日なた、プランターの色などでも温度は大きく変わります。地温をはっきり把握することが、いろいろな野菜の種蒔きを成功させるコツです。
さて、オクラを早く種蒔きをしたい!と言うせっかちさんは、ひと手間ですが、ポリポットに蒔きましょう。黒いポットは日なたで地温を上げてくれます。この場合も五月中旬を目安にするのが良いでしょう。

収穫は早めにこまめに!

畑の場合は草取り、プランターの場合は水やりを欠かさないようにしましょう。ぐんぐん育ってくれます。楽しみにしていた花も次々に開きます。さあ、収穫が始まります。 オクラの実の生長は早いのです。朝に畑を見回って、店頭で見かける大きさまでもう少しだけ、と思ったら、夕方には大きくなり過ぎて硬くなってしまうこともたびたびです。 大きな実はうれしいものですが、オクラの場合は硬くて味が落ちますので、少し小さくても収穫してしまいましょう。具体的には7〜8cmが目安です。

イボができたら追肥を急げ!

順調に収穫を続けていると、イボイボした実ができることがあります。イボ果と言います。原因は栄養状態の悪化です。 花を咲かせ、実をつけることは、植物にとっては大仕事です。ですから、追肥をしてあげてください。また、日当りの確保も重要です。

夏こそオクラ!その豊富な栄養にびっくり!

オクラの特徴はなんと言っても粘りです。この粘りはガラクタン、アラバン、ペクチンと言った栄養素で作られています。これらの栄養素には、胃腸を整え、たんぱく質の吸収を良くして疲労回復に効果があるなど、夏の身体に大切な働きが詰まっているのです。

また、ベータカロテンも豊富で、レタスの3倍含まれています。このベータカロテンは免疫力をアップしてくれます。さらに、カリウムやカルシウムも豊富です。カリウムはむくみ予防に、カルシウムは心の安定に働きかけます。

こう見ると、夏の健康にオクラは欠かせません。 オクラの栄養素、特に粘り成分は、熱に弱い特徴があります。ですから、できるだけ生食がオススメです。また、加熱をする際もできるだけ短時間に、あるいはレンジ加熱を利用すると良いでしょう。

もちろん、オクラだけを食べていれば夏を元気に過ごせる訳ではなく、いろいろな食材と組み合わせることが大切です。効果的な組み合わせを挙げてみましょう。

・スタミナと免疫力アップ!
豚肉や鶏肉、牛肉や卵と言ったたんぱく質と組み合わせて食べると効果が上がります。

・滋養強壮効果
なめこや山芋、納豆や昆布と言ったネバネバ仲間と組み合わせると良いでしょう。

加熱要らずのメニューいろいろ

暑い夏は料理の加熱をできるだけ避けたいもの。加熱をしないのに栄養とスタミナがばっちりのメニューだとさらに嬉しいですね。 いろいろな料理に使える鉄板メニューはこれ。
「小口切りで麺つゆ」!
オクラのへたを落とし、薄めの小口切りでスライスします。スライスしたオクラに麺つゆをかけて和えます。このまま、
・納豆に乗せる
・冷や奴に添える
・しゃぶしゃぶと一緒に
・サラダうどんや冷やし中華の具に
・ひやむぎやそうめんの薬味として
・肉味噌、納豆、山芋などとぶっかけ丼に
など、夏の料理のほとんどに乗せられる一品になります。

味つけのバリエーションもいろいろです。麺つゆの味に飽きたらお試しください。
・麺つゆ+酢
酸味で食欲が増します。ドレッシング風、あるいは冷やし中華のたれ風です。
・醤油
余計なものの入らない基本の味です。
・和風ドレッシングで
相性抜群です。

いかがでしょうか。育てて楽しい、花は美しい、料理は楽ちん、食べておいしい、身体に良い。オクラはもっとも夏らしい、夏のための夏野菜です。今年の畑にプランターに、オクラをぜひどうぞ。

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