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頼朝と政子を結んだ伊豆山神社は恋愛運を最強レベルに上げてくれる神社!!

2016-11-28

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静岡県熱海市に伊豆山神社があります。
創建はかなり古く、かつては修験道の修行の場でもありました。
また、武将からの信仰も厚く、とくに鎌倉幕府初代将軍・源頼朝とその妻・北条政子からの崇敬は計り知れないものでした。 そして、仁徳天皇はじめ歴代天皇が参拝し、近代でも昭和天皇(皇太子時代にご参拝)や皇太子浩宮徳仁親王殿下もご参拝されたことがある由緒ある神社です。 その神威は歴史を重ねても衰えることがありません。
なぜ、伊豆山神社は縁結びにいいのか?
頼朝と政子にまつわるエピソードとは?
今回は伊豆山神社の歴史をご紹介しながら、見どころもたっぷりご紹介します!

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伊豆山神社の歴史とは?

伊豆山神社のご祭神は、正哉吾勝勝速日天忍穂耳尊とその妻・栲幡千千姫命、間に生まれた瓊瓊杵尊です。 この3柱を総称して『伊豆山大神』とよびます。

伊豆山神社の創建は社伝によると、孝昭天皇の御代(紀元前5世紀頃〜紀元前4世紀頃)とされています。 かつては、『伊豆御宮』『伊豆大権現』『走湯大権現』とも称されていました。 当初、日金山(現在の熱海峠の近く)に鎮座しており、そのあと本宮山(伊豆山の本宮神社近く)に移りました。そして、承和3年(836年)に現在の場所へ遷座しました。 ちなみに、このあたりは海中から熱湯が湧き出るという伝承があり、『熱海』という地名の語源になったといわれています。 そして、伊豆山大神はこの温泉が神格化したものではないか、とも伝えられています。 『走湯』という名前も、海岸に沿って走るように温泉が湧いていたことから呼ばれるようになりました。

第16代仁徳天皇は伊豆山神社を勅願所にしたといわれています。 以後、第22代清寧天皇、第30代敏達天皇、第33代推古天皇、第36代孝徳天皇、第105代後奈良天皇の勅願所にもなりました。 後奈良天皇にいたっては、自筆の般若心経一巻を奉納し、国の重要文化財にも指定されています。 歴代天皇がそれほどにも伊豆山神社のご神威を信じ、大切にしてきたことがわかりますよね。

また、修験道の始祖といわれている役小角も伊豆山神社を訪れました。 伊豆大島に流罪となった役小角は飛行術で伊豆大権現のところへやってきて、修行を重ねたという伝説が残っています。 平安時代後期になると、伊豆山神社は山岳修験霊場として名前が広まり、全国に末社が祀られるようになりました。

そして、伊豆山神社は同じく神奈川県内にある箱根神社とともに『二所権現』と呼ばれていて、古社として伊豆の人々を見守ってきました。関東に住む武士たちの信仰を集めました。

鎌倉幕府初代将軍・源頼朝もそのひとりです。 頼朝は『平治の乱』で罪人として伊豆国に流されたとき、平家打倒と源氏再興を祈願しました。 その願いは叶えられ、征夷大将軍にも任命されて鎌倉幕府をつくることもできました。 頼朝にあやかろうと、北条氏や徳川家も崇敬してきました。 武家が誓いを立てるときに用いる起請文には、伊豆山神社の名前を書く習わしがあったほどです。

このことから伊豆山神社は『強運守護』の神社として崇められるようになりました。

伊豆山神社は頼朝と政子が逢瀬した秘密の場所だった!

伊豆国に流されていた頼朝は、伊豆の豪族の娘であった北条政子と出会いました。
恋をした二人でしたが、政子は父に大反対されます。 それでも政子は頼朝に逢いたいと、伊豆山神社でデートを繰り返していたと伝えられています。 伊豆山神社の本殿を正面にして立ち左手の方にいくと、頼朝と政子が座って愛を語り合っていたという『腰掛石』があります。 頼朝と政子のエピソードで、伊豆山神社は『縁結び』の神社としても広く知られるようになりました。 みなさんもぜひ、頼朝と政子にあやかって参拝してみてくださいね!

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なぎの木の葉は良縁にご利益あり!

伊豆山神社の頼朝と政子にまつわるエピソードは、腰掛石だけではありません!
本殿の両脇にあるなぎの木の葉っぱを鏡やコンパクトに忍ばせておくと、願いが叶うといわれています。 政子は葉っぱに二人の名前を書いて鏡の裏に忍ばせ、頼朝との縁を願っていたと伝えられています。 なぎの葉っぱは葉脈が縦に通っているので、簡単にちぎれることがありません。願いを固く結び、成就してくれるのかもしれませんね。 また、葉っぱにはオスとメスがあり、女性は雄なぎを、男性は女なぎを持つといいといわれています。

元々、なぎの木は人の『悪意』『嫉妬』『災い』をはねのける作用があるといわれていて、政子がお守りにする前から身につけられているものでした。

ぜひ、たくさんのご利益があるなぎの木の葉をいただきましょう。

本宮社まで登ってみよう!

伊豆山神社には修験道の道場であった山道を登ると、『本宮社』が鎮座しています。 本宮社のご祭神は正哉吾勝勝速日天忍穂耳尊です。 実は、「本宮まで行ってこそが本当の参拝」と言われていて、ハイキングをかねて登る方々が多いのです。

道のりは白山神社遙拝所よりスタートします。 道中はほとんど未舗装の山道になっているので、気をつけて登りましょう。 20分ほど登ると、摂社の『白山神社』に到着します。 白山神社のご祭神は菊理媛命です。
社伝によると、天平元年(729年)の夏、東国に疫病が流行し、北条の祭主が伊豆権現にお願いすると「白山の神威を頼りなさい」とお告げがありました。 すると、真夏にもかかわらず、石蔵谷(白山神社鎮座地)に雪が降り、消えることがなかったのです。 病人が雪をなめると、たちまち病が治ったことから、白山神社が創建されました。 『病気平癒』や『厄除消除』の神社として信仰を集めていますので、ぜひお参りしてみてください。

白山神社を通ると、あとは一本道なのでさらに登っていきます。 『子恋いの森公園』に入り、コンクリートの道を道なりにいくと、公園の出口に到着します。 さらに道なりに進むと、白い鳥居が現れます。 ここは摂社の『結明神本社』です。
結明神社のご祭神は結明神(日精・月精)です。

社伝によると、景行天皇31年(101年)、日金山の大杉から男女二人の赤ちゃんが産まれました。 初島にある初木神社のご祭神・初木姫が二人を引き取って育てましたが、すぐに成長し、女の子の方を『日精』、男の子の方を『月精』と名付けました。 二人は夫婦となり、日金山に仕えることになりました。
そして、『伊豆権現氏人之祖』になったと伝えられています。

夫婦の神様を祀ってあることから、男女の縁結びを叶えてくれるといわれていて、昔は『一名恋祭り』という神事があったと伝えられています。 ぜひ、縁結びのお願いをしてみてください!

そして、結明神社の右手に見える道を10分ほど進むと、鳥居が見えてきます。 鳥居をくぐると、本宮社に到着です。 片道1時間はかかってしまいますが、本宮まで登ると澄んだ空気と緑豊かな境内に疲れがふっとびます。

ぜひ、伊豆山神社にお参りにきたときは、本宮社と白山神社、結明神社のパワーをたっぷりといただきましょう!

珍しくておめでたい赤白二龍の見てみよう!

どの神社にも清めるための『手水舎』がありますが、伊豆山神社の手水舎には赤と白の龍がいます!伊豆山の地下には赤い龍と白い龍がいて、尾は箱根の芦ノ湖につけていて、頭は伊豆山の地底にあるといわれています。
温泉の湧く場所は龍の『両眼』『両耳』『鼻の穴』『口の中』である、と伝えられています。 赤い龍は火の神様、白い龍は水の神様で、二人あわせて温泉を生み出しているのです。
なんとも熱海らしい伝説ですよね。

ぜひ、珍しい赤白の龍をひと目見てみてくださいね!

いかがでしたか。
伊豆山神社にはたくさんの見どころがあります。 とくに恋愛に関するご利益があり、連日多くの方々が参拝しています。 そして、熱海の温泉でいやされ、最高の観光旅行を過ごせます! ぜひ、熱海へ行った際には、伊豆山神社にお参りしてみてくださいね。

■所在地
静岡県熱海市伊豆山708-1

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