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ブルゴーニュは高級ワインだけじゃない!価値ある楽しいお値打ちワイン!

2017-02-17

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天下の高級ワイン産地といえば、誰もがフランス・ブルゴーニュ地方を挙げることでしょう。ロマネコンティ、ジュヴレ・シャンヴェルタン、モンラッシェ、コルトン・シャルルマーニュなどなど、ワインに余り詳しくない方でも一度は聞いたことのある、グラン・クリュがキラ星のごとく連なる地域です。

さて、そんなブルゴーニュ地方なのですが、どうもこういった高級産地ばかりが取り上げられ、他の産地が目立たないようです。

そもそも、ブルゴーニュ地方にはさまざまな産地があり、価格がお値打ちでありながら、味わいはグラン・クリュレベルといったドメーヌが山ほどいるのです。今回、ブルゴーニュ地方のさまざまな産地を知り、そこからまだまだ知られていない、お値打ちワインを探して行く方法を紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。

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ブルゴーニュ地方のワイン価格はおかしい?

まず、ブルゴーニュ地方とは、どういった地方なのかをおさらいします。ブルゴーニュ地方は、フランスのワイン産地の中でも、もっとも多い100のAOCを持つ高級ワイン産地です。赤ワインはピノノワール、白ワインはシャルドネといった単一品種でワインが造られていることがほとんどで、畑自体も各生産者が細分化して所有しています。

つまり、ボルドーなどのワイン産地とは違い、各生産者が生産できるワインの数が極端に少なく、それがブルゴーニュ地方のワインの価格を高騰させています。かの有名なロマネコンティやモンラッシェなどグラン・クリュで造られるワインは、生産数が数万本、数千本と、世界で最も有名な場所のワインなのにも関わらずこういった本数となるため、需要と供給の関係で恐ろしい価格となってしまうのです。

しかし、ブルゴーニュ地方は先述したように、100以上のAOCを有するワインの大産地です。その中のわずか数個のグラン・クリュだけが飛び抜けて価格が高いだけであり、殆どのAOCワインは、質にあった健全な価格で販売されています。

そのため、美味しいワインをできるだけ安く買いたいと思われている方は、ブルゴーニュ地方のさまざまな産地を知っておくことが大切なのです。

ブルゴーニュ地方の産地を知る

では、ここからブルゴーニュ地方にはどのような産地があるかを紹介します。まずは、シャブリです。「生ガキにシャブリ」の合い言葉で、日本国内でも知名度の高いシャブリですが、実はブルゴーニュ地方にある産地です。

もっとも北側に位置する場所であり、グランオーセロワという産地と一括りにされることが多いようです。そして、その南側にあるのが、コートドドールです。黄金の丘といわれるこの場所は、あのロマネコンティやモンラッシェを有する、コートドニュイ、コートドボーヌという産地がある場所です。

しかし、この場所には数多くのAOCが存在しており、知られざる高品質なグランクリュやプルミエクリュも多いことで知られています。敢えて、有名産地を避けてお値打ちワインを探すと、案外良いワインに出会える可能性があるのでおすすめです。

そして、その南側にあるのが、コートシャロネーズという場所です。あまり、日本では耳慣れない場所なのですが、飲みやすいピノノワールやシャルドネのワインを造ります。ちょっぴりマニアックな品種を使うAOCもあるので、試してみるのも面白いでしょう。そして、その南側に位置しているのがマコネ地区です。

こちらは、マコンという産地が特に有名で、レベルの高い白ワインを造ります。マコン・ヴィラージュ・ヌーヴォーなどが日本では飲まれます。そして、そのヌーヴォーで有名なボジョレー地区がマコネの南側にあります。これらの産地がまとめて、ブルゴーニュ地方と呼ばれているわけです。

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お値打ちシャブリとは?

では、早速ここから産地によってのおすすめワインを初回していきましょう。まず、注目すべきはシャブリです。シャブリはあまりにも有名な場所で、シャープでミネラル感の強いシャルドネ種のワインを造ることで知られています。

白亜紀の頃の牡蠣などを含む石灰岩、通称キンメリッジ土壌を持つといわれており、生ガキや新鮮な魚介類にも合わせやすい白として知られます。さて、そんなシャブリなのですが、AOCシャブリやシャブリ・グランクリュはわりかし高めの価格設定となっています。名前が知られている分、やはり高額な取引が可能ですよね。

しかし、おすすめはプティシャブリと呼ばれているAOCです。これは、AOCシャブリ以上に認定されている地域を漏れた、周辺の畑で造られているシャブリです。

つまり、区画整理などで惜しくも追い出されてしまった場所と理解してよいでしょう。そのため価格は比較的安価ですが、AOCシャブリのポテンシャルは十分に持ち合わせています。ぜひ、店頭で見つけたら手に取ってみることをおすすめします。

グランオーセロワ&コートシャロネーズ

さて、次に紹介したいのが、グランオーセロワとコートシャロネーズという場所です。地名はあまり知られていないのですが、ワイン通にはとても愛されている場所です。まず、グランオーセロワにはAOCサン・ブリという場所があります。

この地域では、何とブルゴーニュ地方で唯一、ソーヴィニョンブランが主要品種とされています。ほぼ、ロワール地方ともいえる近さに位置しているので、双方の地域が持つ個性を兼ね備えているのです。価格もまだまだ抑えめですし、今がチャンスといって良いでしょう。

そして、コートシャロネーズですが、ずばりAOCブーズロンです。AOCブーズロンは、たまに国内でも見かけますが、ブルゴーニュで唯一のアリゴテという品種の単一品種ワインが認められている場所です。

キールの主要品種として重宝されるアリゴテですので酸度が高く、品質が低いものはかなり酸っぱいです。しかし、AOCブーズロンのものは比較的飲みやすく、逆にほのかな酸味が魚介類に合わせやすいのでおすすめです。

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マコネ&ボジョレー

さて、次に紹介するのがマコネとボジョレーです。マコネにはシャルドネ村という場所があり、ここが発祥か?ともいわれているほどですが、それだけ白ワインに力を入れています。やや温暖な地域ですので、シャルドネに糖度も乗ってきます。

爽やかな酸度だけでなく、しっかりとした果実の旨味も楽しめるところがマコネ地区のワインの特徴です。もちろん、価格も控えめですし、国内でも手に入れやすいです。次に、ボジョレーですが、ずばりボジョレーはグランクリュのワインをおすすめします。

ガメイ種は酸度が高く、さらには早熟タイプで軽いのでヌーヴォーなどのはや飲みがおすすめです。ただし、グランクリュの場所は花崗岩でガメイにもってこいの形状です。熟成させることもできるグランクリュが並んでおり、その価格は控えめながら、濃厚で飲みやすいガメイ種を造ります。必見です。

コートトドールのおすすめ

さて、最後にコートドドールのおすすめです。まず、コートドニュイにあるニュイ・サン・ジョルジュという産地です。グランクリュは無いのですが、プルミエクリュをはじめ、通常AOCも男性的でパンチの利いたピノノワールを造ります。

さらに、ポマール、ボーヌ、ムルソーといったコートドヴォーヌにある産地もおすすめです。他の場所よりも価格はちょっと高めですが、それでもその価格に見合った本当に高品質なワインを造ります。

同レベルのものを他のグランクリュ畑が造ったら、恐らく数万円はくだらないでしょう。このように、産地を知ることで、お値打ちのワインが見つかるのです。

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