ガーデニング

一年中ベゴニアを楽しむための「切り戻し」ポイント

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ベゴニアは愛好家も多く、その種類も多くて育てやすい花です。種類が多いだけに一体どんな種類あってそれぞれにどういう育て方をするのかを知っておく必要もあります。 ここではベゴニアの魅力をその種類の豊富さから探ってみます。あなたの知らないベゴニアがきっといろいろとあるはずです。そしてあなたの好きなベゴニアを見つけて頂ければと思います。

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ベゴニアの種類は?それぞれ異なる育て方は?

・木立ち性の一般的な「センパフローレンス」とは

ベゴニアはその特性から、木立ち性と根茎性、球根性の三つに大きく分けることができます。四季咲きの「センパフローレンス」というベゴニアが一般的なベゴニアと言われ、小型の木立ち性が特徴です。強い霜以外は外で過ごすことができる強い品種で、一重咲きと八重咲きがあります。「センパフローレンス」は比較的病害虫にも強い品種ですが、葉っぱが密集してきたら蒸れて病気になりやすいので葉っぱが密生しないように切り戻すことが必要です。

この木立ちベゴニアの中には大きいものは2mになるというのですからベゴニアには色々な種類があるものですよね。この大きなベゴニアは「ツリースベゴニア」と呼ばれています。

・最近、花が豪華なバラのような「エラチオールベゴニア(リーガース・ベゴニア)」が人気に

「球根ベゴニア」は室内で楽しむベゴニアですが、花がよく咲き豪華な花が咲くとして最近特に人気です。「冬咲ベゴニア」や「球根ベゴニア」と「球根性ベゴニア」を交配して作られた「エラチオールベゴニア(リーガース・ベゴニア)」は鉢でよく見られ一年中花が楽しめるのも人気の秘密です。

ドイツの「リーガー」という人が改良を重ね一年中花が楽しめるようにし「リーガースベゴニア」とも呼ばれているものです。ヨーロッパで競って様々な種類が開発されてきています。

この種類は花にボリュームがあってベゴニアの中では一番きれいと言われています。ただこちらは室内用で、冬は最低気温10度以上が必要です。また花は15度以上でないと咲かないので室温に気を遣う必要があります。

夏の暑さにも弱く、どちらかというと栽培は難しい方と言えます。美しいのですが、その分デリケートで栽培が少し難しいと言える種類なのです。
「エラチオールベゴニア(リーガースベゴニア)」には、まるでバラのように花びらが豪華で沢山咲く「バラ咲き」と呼ばれる華やかさが魅力のものもあります。本当にバラに見間違えるほどですよね。

・「変わり咲き」もある「エラチオールベゴニア(リーガースベゴニア)」の多彩な魅力

長期間花が楽しめると人気になっているのが「エラチオールベコニア(リーガースベゴニア)」の変わり咲きシリーズの「クリスティン」です。ポンポンと咲いているようなイメージの八重咲きで黄色のつぼみと咲いた時の表情がピンクとなるかわいい花です。花だけを切って切り花にしてもいいほどの可愛さです。

この種類は終わった花はどんどん房ごと取り除くのが長持ちさせる秘訣で、固形や液体肥料をよく使って管理する必要がある品種です。長く咲く分手間と愛情をかけてあげる必要もあるものです。

「エラチオールベコニア(リーガースベゴニア)」の「ジャンヌダルク」も「変わり咲き」の品種です。大輪の花が咲き、ベゴニアと言われてもわからないほどの「変わり咲き」と言えます。

葉っぱの形に特徴があり、他のベゴニアとは違って葉の縁に細かな切れ込みがある個性的なベゴニアです。ベゴニアの特徴は葉っぱの形状にもありますが、葉の表情が全く異なるベゴニアとなっています。

こちらは低温にも強く、長い間花を楽しむことができる品種というのも魅力です。花びらがいっぱいの「ジャンヌダルク」は、花の中の小さな花びらが次々と咲いていく、まさに「変わり咲き」の品種です。

病気にも強いので育てやすくおすすめです。新品種のコンテスト「ジャパンフラワーセレクション2009-2010」で受賞した品種で、どんどんと進化するベゴニアです。

・葉っぱを鑑賞する「レックスベゴニア」も

また、「レックスベゴニア」という葉を鑑賞するベゴニアがあるのをご存知ですか。根茎性が主で茎がないものが多くあるこの種類ですが、葉が紫をしていたり、中央だけ紫や黒になっていたり様々なものがあります。特徴的な葉の模様は恐竜の皮膚のようなとも言われるものです。こちらは強い日射しに当てると葉が傷んだり、霜にも弱い品種となっていますので秋以降は室内で育てるように気を付けて下さい。

また、「レックスベゴニア」の特徴的な葉っぱの色合いの違いを楽しんでこんな壁掛けのハンギングを作るのも素敵です。ベゴニアの魅力ってつくづく幅が広いですね。

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ベゴニアの多彩な魅力と多くの愛好家

こうして見ると、ベゴニアには本当に多彩な魅力があり、多くの人によって愛され美しい物が次々と開発されてきたことがよくわかります。 それぞれに美しさを追求したことで沢山の種類のベゴニアが誕生しています。2000種類以上の原種と交配種がその数倍もあるベゴニアはそれぞれに魅力があって花も葉っぱも愛好家がいるというとても多種多様な花です。新しい種類がどんどん増えていくベゴニアはこれからも多くの人を魅了していきそうです。

「ベゴニア」の増やし方は?挿し木でも増える? 

ベゴニアは比較的育てやすいために多くの人に親しまれている植物ですよね。また種類も多く、長く花を楽しめるためにいろいろなベゴニアを増やしていきたいと考えている人も多いのではないでしょうか。ここでは、そんなベゴニアの増やし方をご紹介しますのでもっとベゴニアを沢山楽しんでみませんか。

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挿し木でも増える?

ベゴニアは実は挿し木でも増えるので増やしやすい植物です。ベゴニアの挿し木の方法には、挿し木にどの部分を使うかによって2種類があると言われています。 「天挿し」という花びらに近い茎を切って挿すものと「管挿し」と呼ばれるそれより下の茎を切って挿す方法の2通りがあります。

「天挿し」は根が付きやすいのですが、柔らかいと腐りやすいので固い部分を選ぶ注意が必要です。「管挿し」では茶色い根は使わないように注意し、葉芽がないと根は出ても芽がでないので葉芽を必ず確認して切ります。

挿し木では15〜20cmほどの長さがあれば大丈夫ということで、3枚ほどの葉っぱを残してあとは取り除きます。残した3枚の葉も横半分に切り、少しでも表面積を少なく水分が蒸発しにくいように葉を小さくするのもコツです。

こうして切った茎を2時間ほど水に付けて水あげします。芽は節の部分から出てきますので節が水につかるように水あげをしていきます。できたら切り口に発根剤を塗って葉芽が一つ埋まる位の深さまで土に挿します。根が育つまで直射日光に当たらないようにし、水も切らさないようにすれば挿し木が出来上がります。4〜6月、9〜10月頃が挿し木にいい時期とされています。

ベゴニアはこうして挿し木で簡単に付きますのでどんどん増やしていくことができますので試してみませんか。こうしてどんどん自分で増やせるのも親しまれている理由の一つです。自分で増やせると愛着が湧きますよね。

ベゴニアの切り戻しも大事?

ベゴニアの魅力は沢山花をつけることでもありますが、その花が段々と付かなくなって間延びするようなことになってきたら、茎を切り戻してやることも考える必要もあります。

また、伸び過ぎた茎は8月上旬〜中旬に2分の1以下に切り戻して形を整えてあげることも花つきを良くするために重要です。

株が古くなって切り戻す場合は4月〜5月に株元から切り戻します。植え替えることも必要になってきます。切り戻しの時期は暑くもなく寒くもない15℃〜25℃位の気温の時が最適とされていますからやってみて下さい。

また、沢山花をつける植物なだけに「花がら摘み」をきちんとやってあげることがベゴニアの花を長く楽しむ秘訣です。いつも見てあげて手間を掛けてあげるということがやはり大切ですよね。

ベゴニアを育てる上での注意点は?

ベゴニアを育てるのは簡単と言うお話をしましたが、少しのコツがあり、守らならければならない注意点もあります。

直射日光が当たらないようにすることや冬でも10度以上に保つことが大切です。明るい窓辺で育て直射日光が当たるようならレースのカーテンも必要となり、屋内で育てるのがおすすめのベゴニアです。鉢物がよく売っていますのでそれを買ってきて窓辺のエアコンの風が直接当たらないような所に注意して育てます。

意外と環境によって左右されがちですので気を配る必要もあります。また、夏の水枯れにも注意する必要があり、だからと言って葉っぱに水を掛けないようにしないといけません。

その点、底面給水タイプの鉢を使用すると葉には水をかけずに水遣りをすることができ、とても便利です。ベゴニアで難しい水遣りの失敗が少なくなりますので、鉢物を購入される時にはぜひおすすめです。

最近は母の日に赤いベゴニアを贈ることも多くなってきましたが、ギフトなどの際にもできるだけ底面給水タイプの鉢をプレゼントされるといいのではないでしょうか。

ベゴニアの魅力は花が長く楽しめること

それでも少し日差しや気温、風の当たり具合などの環境に気を付けて育てれば長く花が楽しめるのがベゴニアの良さです。「四季咲きベゴニア」の「センパフローレンス」などは4〜10月頃までは花が咲き続けます。

夏には伸び過ぎた茎などに注意をすると1年を通して美しい形でベゴニアを堪能することができます。そして季節が良くなったら秋と春には挿し木をして増やす楽しみもあります。

ベゴニアを増やして1年中花にあふれた庭を!

花色も赤、ピンク、白、オレンジと色とりどりに揃い、最近ではバラのような花や変わり咲きの八重咲きや大輪の花も誕生しています。ベゴニアのイメージも様々なものが登場したことでバラエティに富んでいます。好きなベゴニアの鉢をどんどん増やし、庭がいつも花であふれているというようなことが実現可能です。

春から初夏にかけてポット苗や鉢が販売されていますので、花の大きさや咲き方、形の多様な種類のベゴニアをまずは揃えて、そこから挿し木を行って増やしてみませんか。お互いに挿し木をしあって交換するというのも素敵な楽しみ方ですよね。

花を咲かせるための「ベゴニア」の切り戻し方を学びませんか?

よく「切り戻し」をするっていう言葉を聞きますが、「切り戻し」って何なのでしょうか。何のためにやるのでしょうか。ベゴニアの切り戻し方を通してその役割と時期、方法についてまとめました。

植物にとって「切り戻し」をすることで得られる効果とは一体どんなことなのでしょうか。それを知ってやるのと知らないのでやるのでは大きな違いもあります。効果的な「切り戻し」について学んでみませんか。

「切り戻し」って何?

「切り戻し」って言葉を聞いたことがあると思いますが、その意味について少しまとめると、3つの役割があります。得られる効果を→で書いています。

1. 伸び過ぎた茎や枝を切り、株の大きさ・樹形を整える→株を再生する

2. 不要な枝を減らし、新芽・実・花への養分を回すようにする→生長をもっと促進させる

3. 混み合った茎や葉を切ることで風通しをよくする→病害虫を予防する

と言った具合で「切り戻し」は植物にとって大事な役割を持っています。

植物が成長するときに自然に任せていると、結構形が乱れてくることが多くありますよね。下の葉が枯れてきたり、葉っぱが沢山になってきて中の葉の日当たりや風通しが悪くなって枯れてきたりします。こうした経験は多くの人が経験しているのではないでしょうか。いつもは上からばかり見ていてもよく見ると下の葉が枯れていたということに気づくこともありますよね。

中にはこうした「切り戻し」などを気にしなくても形が整って成長していく物も稀に見受けられますが、多くの植物は「切り戻し」をすることで形を整えていく必要が出てきます。

花を増やすための切り戻しって?

ベゴニアで言えば、どんどん上に伸びて行ったり、横に伸びて行ったりして間延びするということが起こることが多くあります。上にしか花が咲いていないや端っこにしか花がないなどと言ったことが生じます。それを改善するために思い切って伸び過ぎた茎や枝を切るのが「切り戻し」です。せっかく花が咲いているのに切るのはもったいないと思いますが、勇気を出して切ることでまんべんなく花をきれいに付けたベゴニアを作ることができます。
伸び過ぎた状態になる夏の8月上旬から中旬に半分以下の高さに切るといいでしょう。切ることで茎や葉の間の風通しがとてもいい状態になって、ちょっと切り過ぎたかなあと思うくらいに切ります。隙間が見えるようになったら、そこから1か月もしたらまた今度はもっときれいな形で成長してくれるのでそれが楽しみになります。

植物を育てる基本は、こうして「切り戻し」をすることで新しく茎や枝を再生することが出来るようになると思っていれば思い切って切ることもできますよね。また形が乱れているからと花が咲く前に切るのではなく、花が咲くまでは「切り戻し」はしないでおきます。4月頃から花が咲き始め、夏になって間延びして形が乱れて来てから切れば大丈夫です。花をもっと増やすためにという思いで切ってみます。

切り戻しのポイントとは?

ただ、この時にどこを切ってもいいのかと言うとそうでもなく、葉の上で切るのがポイントです。ベゴニアのハート形のかわいい葉の上を目指してそこを剪定バサミで切ります。一度切り戻して形を整えてあげるという感覚でいいでしょう。

例えば庭で密集して植えてあった場合などに葉同士が触れ合った箇所が夏には蒸れて腐ったりしますので株の間も数cmは間隔をあけて植えることがおすすめです。

ベゴニアは葉っぱも花も密集した感じになりますので特に注意が必要という事になります。

切り戻さないと病気になることもある?

切り戻す役割の3つめの「病害虫を予防する」ですが、「四季咲きベゴニア」の「センパフローレンス」は比較的病害虫に強い品種と言われていますが、それでも葉が蒸れると病気になりやすいので、そういう意味からも切り戻します。

また、葉や茎自体が腐ることがあり、「ベンレート」や「ダイセン」と言った殺菌剤も必要となったり、またアブラムシが発生したらオルトランを散布したりこともあります。

「切り戻し」によって「病害虫を予防する」ことができれば大きな役割を果たしてくれますよね。

夏の管理としての切り戻しを大切に

こうして考えると、四季咲きなどで楽しませてくれる「センパフローレンス」などの「ベゴニア」ですが、夏の管理として葉っぱが蒸れないように「切り戻し」などをやる行為がいかに大切かがわかりますね。 人間も夏は身軽に薄着で汗をかかないようにするように一度切り戻しをしてそこからきれいな形に育てていくのも「ベゴニア」を育てるコツということがわかりました。夏を乗り切り、新しい沢山の花をつけるための「切り戻し」の役割を感じた上で、思い切って剪定バサミを振るってみませんか。

人の手によって成長を助けてあげることが大事な役割を果たすという事です。「ベゴニア」の美しい姿を見たらそんな手が加わっていることを感じることもできると思います。

室内栽培に最適、リーガースベゴニア。リーガースベゴニアの育て方

リーガースベゴニアは通年流通していることもあって、豪華な鉢植えでいただくことも多いのですが、大事に世話しているのに弱らせてしまって、枯らしてしまうことが多い花の1つです。
上手に長く育てるにはどうしたらよいのか、最適な育て方・置き場所、管理方法など、リーガースベゴニアについて詳しく紹介します。

室内栽培向きのベゴニア【リーガースベゴニア】

リーガースベゴニアの生育温度は15〜25℃、最適温度は20℃前後です。暑さにも寒さにも弱く、強い直射日光にも弱いので、温度管理された暖かい室内の日当たりの良い窓辺に置くのが最適です。

冬、温度が低くなると、株が弱ってきて、腐ったようになってしまいます。窓のそばに置いていると、夜、気温が下がるとそのダメージでも弱ってくるので、夜の防寒対策が必要になってきます。

夏、暑くなると、風通しをよくして蒸れないようにしないと、やはり株が弱ってきて、腐ったようになってしまいます。また、日差しが強すぎると葉焼けしてしまうので、カーテン越しに日に当てるなど遮光が必要です。

リーガースベゴニアは「箱入り娘」としてしっかり世話が必要になるため、室内栽培向きの植物です。

リーガースベゴニアを買って来たら【根詰まり確認】

ある程度根詰まり気味になると、花つきがよくなるので、店頭のリーガースベゴニアは根詰まり傾向になっています。そのままでは弱ってしまうので、リーガースベゴニアを買って来たら、根詰まりしていないかどうか、鉢を外してみるのがおすすめです。

外して点検する自信がないときは、鉢底から根が出ているかどうか確認してもわかります。根が出てきていれば根詰まりしています。すぐに植え替えるようにしましょう。

リーガースベゴニアの植え替え手順

鉢を外したら、傷んだり伸びすぎた根を取り除き、表面の土を軽く落とし、一回り大きい鉢に新しい土で植え替えます。腐ったり枯れたりした枝があれば取り除いておきます。

株の上の方に土をしっかり入れて深植えするとダメージを受けるので、上にのせる土は少なめにします。植え替えたら、鉢底から水が抜けるまでしっかりと水やりします。

リーガースベゴニアは水はけのよい土を好みます。市販の観葉植物用土か、赤玉土4:腐葉土3:酸度調整済みピートモス3でブレンドした土が適しています。腐葉土が入っている方が生育に適していますが、リーガースベゴニアは室内栽培向きです。腐葉土が多いとコバエがわきやすいので、観葉植物用のふわふわした土の方がおすすめです。

花を多くつけるので、肥料分は必要です。緩効性化成肥料を元肥として一つかみをブレンドしておき、置き肥として株元に粒状のものを数粒おいておきましょう。

リーガースベゴニアの水やりと葉水

水やりするときに特に注意が必要なのは、葉っぱに水をかけないこと。葉っぱに水が始終たまっていると腐りやすくなってしまうので、水は株もとの土にかけてあげるようにします。

葉っぱに厚みのあるリーガースベゴニアは、多肉植物と同じように、土の状態を確認しないで毎日せっせと水やりすると、枯れやすくなってしまいます。

リーガースベゴニアの水やりは、表面の土が乾いたらたっぷりと鉢底から抜けるまで水やりをします。土が乾く前に水やりすると、腐りやすいので気をつけましょう。乾きすぎてもダメージを受けるので、表面の土を触ってみて、乾いているようなら水をあげるようにします。

室内に常時置いてある植物は、屋外の植物と比べて風通しが悪くなり、ほこりが積もったり、アブラムシやハダニなど、虫が発生しやすくなります。葉色が少し悪くなってきたら、葉の両面をシャワーで洗い流しましょう。葉水で虫よけになるうえ、ホコリが取り除けて葉っぱが生き生きとしてきます。霧吹きで優しく葉水するより、勢いよくシャワーで洗い流した方が植物が元気になります。

【花のために】リーガースベゴニアの肥料はたっぷりと

植え替えの時に元肥えを入れたり、置き肥をするほかに、10日おきぐらいに薄めた液体肥料を水の代わりにあたえるようにしましょう。花をたくさんつけるリーガースベゴニア肥料食いです。

肥料は植物のご飯です。ご飯が足りないと元気もなくなるし花も咲きません。室内で栽培し、食用の野菜でもないので、有機肥料ではなく化学肥料を使うのをおすすめします。有機肥料は虫がつきやすくにおいがきついので、室内栽培の花には向きません。

リーガースベゴニアの花が終わったら【一度咲いた所はもう咲かない】

一度花が咲いたところからはもう花は咲かないので、花の咲いたところは切って株をリフレッシュさせます。花の咲いた枝より下の部分の葉の付け根・節のところから、新芽が出てきています。これを成長させるために、新芽の一つ上の節の上で古枝をカットします。

新芽の節の、その上の節の葉を残すことで、新芽を伸ばす栄養を葉っぱに作ってもらいます。新芽がある程度大きくなってきて、上の葉が邪魔になってきたら古い葉を取り除きます。

リーガースベゴニアの花芽がつかなくなってきたら【短日処理】

リーガースベゴニアは、短日処理すると花芽を付けるようになりますが、短日処理しすぎると逆に休眠して花芽を付けなくなることもあるデリケートな植物です。

短日処理は、夕方、箱などをかぶせて光を遮り、朝8時ごろまでかぶせて置いて、日照時間を短くすること。ポインセチアを赤くするために行うことでも有名ですが、リーガースベゴニアの短日処理はポインセチアと違って、短期間に行います。

短日処理は5〜10日間行います。10日以上短日処理すると、逆に休眠してしまうので、念のため、1週間程度にしておきましょう。花芽が全くなくなっていても、短日処理すると、1か月くらいで花芽がいくつか見られるようになります。

1か月たっても花芽が全く見られない場合は、もう一度1週間くらい短日処理し、また1か月くらい様子を見ます。

夏の花壇の主役に!四季咲きベゴニアを育てよう

ベゴニアの原種は約900種あり、交配種は15000種以上あるといわれています。ベゴニアの園芸品種は、大きく分けて「木立ち性」「根茎性」「球根性」の3つに分けられます。細かな性質は品種によって異なり、ベゴニアは日陰の植物と思われがちですが、日当たり大好きな品種もあります。

数あるベゴニアの中から、日当たりが大好きな、そして定番でもある「四季咲きベゴニア」の育て方、管理方法などをご紹介します。

四季咲きベゴニアはセンパフローレンス

四季咲きベゴニア・センパフローレンスは苗が大量に流通しているから苗も安価。育てるのに手間がかからないのに大きくなりすぎず、花もよく咲くので、学校の花壇などでもよく栽培されています。

本来は多年草ですが、寒さに弱いため、一年草として扱われています。同じ四季咲きベゴニアでも花色は赤、白、ピンクなど豊富で、単色のものだけでなく、2色のグラデーションカラーのものもあります。一重咲きのものと八重咲のものがあり、一重咲きの方が丈夫で育てやすくなります。

葉色が緑ではなく銅葉のものもあって、バラエティーに富んでいます。暑さや水切れにも強く、春から秋の終わりまで花を咲かせ続けて、長く楽しませてくれるので、ガーデニングに取り入れてほしい品種の一つです。

【苗から育てる】おすすめ四季咲きベゴニアの植え付け法

四季咲きベゴニアは種からも育てられますが、種よりも苗の方が数多く流通しているので、苗から育てるのがおすすめです。四季咲きベゴニアの苗は、花期が長いことからも、春先から初夏にかけて、長く流通しています。しっかり大きくなるまで育てて、長く楽しむためには、春先に苗を購入して植えつけたほうがより四季咲きベゴニアを楽しめます。

四季咲きベゴニアは、他のベゴニアと同じく、水はけがよく軽い土に植え付けます。腐葉土ピートモスを多めに混ぜ込んだ土を用いましょう。

鉢植えでは、赤玉土6:腐葉土2:ピートモス2で配合したものがおすすめです。さらに鹿沼土やバーミキュライトをプラスしてもよいでしょう。水はけがよくなるように、鉢底石を鉢底に入れておきましょう。

ポットを外して、根がぎっしりと回っている時は、古く硬くなった土を落として、一回りか二回り大きい鉢に植え付けます。植えたら、葉に水がかからないように注意しながら、鉢底から水が流れ出るまでしっかりと水やりしてください。

四季咲きベゴニアの置き場所

四季咲きベゴニアは日当たりと風通しの良い場所を好みます。春から屋外栽培していた株は、夏の直射日光にも平気になりますが、日陰で育ててきた場合は、急に真夏の直射日光に当てると葉焼けすることがあるので注意が必要です。

梅雨で雨によく当たると、弱って見苦しい状態になることがありますが、しっかりと切り戻しをすることで、秋には充実した株に戻ります。

寒さに弱いため、10℃以下になる前に室内に取り込むか、一年草と考えて処分するかどちらかにします。室内で冬越しさせる場合は、日当たりの良い窓辺で管理します。

四季咲きベゴニアの水やりの注意点

水切れ気味でも枯れにくい四季咲きベゴニアですが、水切れ気味になると、葉が光ってくるので、葉が光ってきたら水をあげる目安にもなります。水をやりすぎると腐ったようになって枯れやすくなります。

水やりをする場合は、なるべく葉に水がかからないように注意します。元来丈夫な花なので、多少かかっても簡単にはかれませんが、良い状態を保つには、葉に水がかからないのがベストです。

四季咲きベゴニアの葉は厚みがあり、多肉植物のようにある程度水分が保てます。庭植えの場合は植えつけ時以外は水をあげなくても育ちます。鉢植えの場合は、表面の土が乾いてきたら、葉に水がかからないように注意しながら、鉢底から水が抜けるまで水やりします。

四季咲きベゴニアの肥料の与え方

肥料は植えつけ時に、緩効性化成肥料を一つかみ、土に元肥として混ぜ込んでおきます。
四季咲きベゴニアの株が弱っているときは、肥料は控えめにしますが、元気な株には緩効性化成肥料を一つかみ置き肥し、10日おきぐらいに液体肥料を与えるようにしましょう。夏は株全体が弱ってくるので、肥料は少なめにしますが、それ以外の期間はたっぷり与えます。

四季咲きベゴニアの花を長く楽しむコツ【切り戻し】

冬越ししたベゴニアの古株は、弱ってくると花つきが悪くなるので、4〜5月に株もとから切り戻して植え替えます。芽は節のところから出るので、株もと、と言っても、節は残して切り戻しましょう。

伸びすぎたり、花つきが悪くなったら、1/2くらいまで切り戻します。この時も、節を残して切り戻します。梅雨明けや、夏を過ぎて花つきが悪くなった時も切り戻しのタイミング。8月くらいに切り戻すと、秋には形よく育ってきます

四季咲きベゴニアに元気がないとき【植え替えて】

鉢植えの四季咲きベゴニアの鉢の下から根が伸びてきて、水が土にしみこみにくくなった時、植え替えの時期が来ています。なんとなく元気がないとき、根腐れ気味で元気のない枝が多いときも、植え替えしましょう。

四季咲きベゴニアの植え替えの適期は春から秋にかけて、真夏を除いていつでも植え替えができます。

元気のない部分を切り落とし、鉢を外したら根を1/3程度落として、硬くなった土も落としましょう。新しい土で同じ鉢か一回り大きい鉢に植え替えます。

【挿し木】四季咲きベゴニアの増やし方

四季咲きベゴニアは挿し木で増やすことができます。元気のいい枝を使って挿し木しましょう。春から秋にかけて、真夏を除いて挿し木ができます。

茎の先端を残しても残さなくてもさし穂にできます。葉の付け根の部分に葉芽がある節が含まれていることがポイントです。葉芽のない節を挿し木すると、根が出ても芽が出てこないので、葉芽は不可欠です。

さし穂についている葉は半分の大きさに切って水分の蒸発を防ぎます。さし穂を1時間ほど水に挿して水を吸わせた後、切り口に発根剤を付けてから、水で湿らせた土に挿します。

四季咲きベゴニアの茎は硬めのものでもそのまま土に挿すと傷みやすいので、棒で土に穴をあけ、そこに挿すようにします。さし穂がある程度成長してくるまで水切れしないように管理します。

ずっと水に挿しておいて、根が出てきたものを植えても挿し木できます。

監修:きなりのすもも
16年前に趣味でバラ栽培をはじめたのをきっかけに、花木、観葉植物、多肉植物、
ハーブなど常時100種を超える植物を育て、弱った見切り苗や幼苗のリカバリー、
一年草扱いされている多年草の多年栽培などに取り組んでいます。

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