登山

乗鞍岳 日本一上りやすい3000m峰ってホント?

2017-05-09

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乗鞍岳は3026mの剣ヶ峰を最高峰として、23の峰、8つの平原、7つもの湖からなる広大な山岳です。気軽に楽しめる3000m峰としても有名ですが、一体どんなアクティビティがあり、どんな経路で行けるのかご紹介していきましょう。

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乗鞍岳はどうやってできた?

乗鞍岳は約3億年前に出来たといわれる秩父古生層の上に噴火物が堆積することで生まれた山岳です。日本にある火山としては、富士山、御嶽山についで3番目に高い火山となります。

乗鞍岳は約100万年前頃に初めて噴火したとされており、十石岳、四ツ岳、烏帽子岳、大丹生岳が噴火し、続いて現在の亀ヶ池、不消ヶ池、権現池を火山口として、それぞれ恵比寿岳、摩利支天岳、剣ヶ峰などが外輪山として形作られました。

標高2702mの乗鞍畳平まではバスで一気に

3000m級の山であればそれなりの登山と捉えられがちな中にあって、乗鞍岳が日本一上りやすいと言われる秘密はここにあります。麓のほおのき平駐車場が標高1234mのところにあり、登山の基点となる乗鞍畳平は2702mとなっており、その標高差は約1500mとなります。

1500mを人間の脚で上るのは結構きついのですが、ここではバスでこの1500mの標高を一気に上がることが出来るのです。ほとんど北アルプスの標高とも言える2702mからのスタートなので最高峰の剣ヶ峰でさえ、その標高差はわずか300mしかありません。手軽に3000m級の山を楽しみたい方にはもってこいの環境が整備されていると言えるでしょう。

ただし、シャトルバスの場合は急に標高が上がるため高山病にかかりやすいという注意点もあります。その点を十分に対策を行うことを前提に、乗鞍畳平から各山へののアクセスについて、詳しくご紹介していきましょう。

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3026m剣ヶ峰まで90分

約300mの標高差で3000m峰の世界を楽しめるとあって一番人気のコースです。鶴ヶ池横を通っていくルートとバスターミナルから階段を下りてお花畑を通っていくルートの2ルートがあります。お花畑コースはその名の通り、夏には色とりどりの高山植物が咲き誇ります。往路・復路でルートを変えるといいですね。

畳平から肩の小屋まで約40分、肩の小屋から剣ヶ峰の間は約50分の合計90分程度の行程となるでしょう。特に、肩の小屋から剣ヶ峰までは、それまでの歩きやすい平坦な砂利道から、滑りやすい火山灰と溶岩が混じった急斜面となりますので注意が必要です。

また、天候も変わりやすいので防寒やレインウェアなどの装備はしっかりと準備していくことが大切です。

2817m富士見岳へ30分

畳平から鶴ヶ池横を通り、県境手前から右に登ります。山頂へと繋がる登山道の途中にご来光スポットがあることでも有名です。また、富士見岳の下にある県境広場でもご来光を拝めるとあって、ご来光目的の場合には人気のルートです。

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2772m大黒岳へ20分

畳平から鶴ヶ池横を通り、乗鞍エコーラインの県境ゲート横から石段の登山道を上ります。一部を除き、比較的なだらかな尾根筋を歩きます。ここもご来光スポットであり、北アルプスをパノラマで楽しむことも出来ます。

頂上には非難小屋もあり、雷鳥に出逢える確率の高いスポットとしても有名です。あなたの運試しが出来るかもしれませんね!?あまり標高差はありません。

2763m魔王岳へ15分

こちらも標高差も少なく比較的手軽に登れる展望台です。ただし山頂へ至るには岩場を登るので注意が必要です。また基本的にどのコースも同じですが標高が高いので、普段以上に息が切れてしまうことも多いでしょう。

園地からは、スカイライン越しの穂高連峰、槍ヶ岳、焼岳を眺めることが出来ます。

夏は高山植物の鑑賞を

夏の乗鞍岳では様々な高山植物を鑑賞することが出来ます。乗鞍畳平の駐車場から階段を下りていくとお花畑があり、通路から中には入れませんが花は近くに観賞できるようになっています。

ミヤマキンバイ、ハクサンイチゲ、ミヤマハタザオ、チングルマ、クロユリ、コイワカガミ、ミネズオウなど多種多様な高山植物が訪れる人々を癒してくれるように可憐に咲き誇っています。

また、乗鞍畳平から岐阜県側に少し下ったところにある桔梗ヶ原にもお花畑が存在しており、乗鞍畳平には咲いていない高山植物を楽しむことが出来るので是非立ち寄りたいですね。

手軽に楽しめる3000mの世界

一般的に3000m峰に上るにはそれなりの装備や技術、体力が必要となります。しかしながら、乗鞍岳においては、2702mまでシャトルバスで上がってこれることで、3000m級の山や自然、高山植物をとても楽に体験することが可能となっているのです。

この標高までくれば、そこでしか経験できないことも多いはずです。是非、足を運んで手軽に3000mの世界を体験してみましょう。

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