登山

「大崩山」登山チャレンジ! 九州最後の秘境を踏破して登山ステイタスアップ!

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この山に登るとハイカーとしてのステータスが上がるとも言われる大崩山は、祝子川源流原生林地区を有し、今もなお原生林が残ることから九州最後の秘境と呼ばれています。また難所が続くテクニカルなコースもハイカーを魅了してやまないようです。

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大崩山って?

大分県と宮崎県の県境にある山岳や河川流域で構成される祖母傾国定公園を代表する山のひとつが大崩山です。東側の斜面に崩れたように見える花崗岩が露出しているところから大崩山と名づけられています。

ダキと呼ばれる岩壁が特徴的な山であり、至るところに岩峰群が圧倒的な存在感を示しています。山頂より少し下ると、祖母山、傾山、由布岳、霧島山、阿蘇山、久住山など九州の山々を眺めることの出来る石塚があります。

山岳信仰の山ではなかったので登山客は元々少なく、祝子川渓谷や鹿川渓谷、そして原生林地区も有していることから九州最後の秘境と呼ばれています。昨今は、テクニカルな山として登山客からも人気のある山となっています。

巨岩の圧倒的な存在感

元々、大崩山は火山活動により地下で形成されていた岩脈が、地上にまで隆起侵食して生まれた山です。そのため、大崩山といえば岩というイメージが強いのですが、まさに岩場の連続といっても過言ではないでしょう。

ダキと呼ばれる岩峰群の景観は素晴らしく、スケールの大きさを感じずにはいられないほどです。袖ダキ、小積ダキ、二枚ダキなどがその存在感を大きく示しています。もしかすると、山=土というイメージがある方からすると、とても新鮮でインパクトのある山になる可能性は高いです。

原生林から顔を覗かせる数々のワク塚を始めとして、像岩、坊主岩、乳房岩など特徴ある形状の巨岩も多く、観る人を飽きさせない魅力を有しています。

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ロープと梯子のオンパレード

普通の登山道と異なり、大崩山では岩を登ったり下ったりする場面が多く、必然的にロープや梯子が非常に多く設置されています。岩場で足場の悪い箇所が多く、梯子~ロープなどの連続もありなかなか気の抜き場がありません。登るのも注意を要しますが、下りでも更に注意を要するため息の抜きどころの少ない登山とも言えそうです。

巻き道のない場所では、大きな岩の上をロープや梯子を使って移動しますので、必然的に普通の登山のようにゆっくり景色を見ながら歩く、お話しながら歩くという場面は少なくなるでしょう。

水平移動の像岩トラバースも恐怖を演出しますが、それなりの高度があるためしっかりとした装備と緊張感を持って渡らなければなりません。山頂付近のトレイルの稜線など以外は、総じてスリリングな場所が続くのです。

九州の山々を見渡す景観は圧巻!

大崩山を囲むかのように、矢筈岳、鉾岳、比叡山、行勝山などの花崗班岩の大きな岩脈を眺めることが出来ます。様々な岩脈の造形美に心奪われることも大崩山登山の楽しみに挙げられるでしょう。

山頂に立たなくても、途中の袖ダキから眺める小積ダキの悠々たる姿や、ワク塚などを見ることが出来るのも大崩山ならではの楽しみ方かもしれません。

それほど広くもなく、展望も望めない山頂は魅力にけることは否めませんが、少し下にある石塚からの眺めは圧巻の絶景であり、人が多くなければ腰を下ろして休憩するポイントでもあります。

ここから、阿蘇・久住の山々や祖母傾山系の山々、由布岳などを贅沢に眺められる絶景が広がります。ロープ・梯子の連続で疲れた身体を癒してくれる大崩山からのご褒美ですね。

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初心者には敷居の高い大崩山

登山レベルとしては、中級者~上級者向けとされることの多い大崩山ですが、山頂付近以外はほぼロープ・梯子ばかりと思うほどのテクニカルなコースです。

滑落・転倒などで命の危険すらある場所も多く、危険な場所も転々と存在していることは間違いありません。また、転んだり滑ったりするにしても、下が土ではない場所が多いので、ケガの程度も大きくなりがちです。

また、標識なども安心できるほど整備しているとも言いがたく、初心者がいきなり登るには遭難やケガのリスクが大きいと言わざるを得ない印象が強いです。必ずベテランの方と同行するか、それなりの登山経験を積んでから行くのが安全でしょう。

登山スキルを磨いてからチャレンジ

原生林や澄み切った渓谷を渡り、多くの岩峰群や見所の多い大崩山は魅力的な山であることは間違いありません。しかしながら、この巨岩とロープ・梯子だらけの山を登る為には、相応のスキルや経験を必要とします。

そんなことからも、大崩山に登ること=ステータスとされている節があるのかもしれませんね。自分の登山スキルを確認して、挑んでみよう!と思えるタイミングが訪れたら、ぜひともチャレンジしていただきたい九州の秘境です。

ニホンカモシカも生息している?という噂さえある自然をたっぷり堪能しながら、腕試しできるなんてステキなことですね。あなたの期待を裏切ることのないその魅力を感じてみませんか?

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