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「皇帝ダリア」挿し木での増やし方を紹介! ダリアとは違う圧倒的な存在感を楽しむ

2017-05-19

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ダリアには「皇帝ダリア」と呼ばれる高さ1~6mにもなる巨大なダリアがあるのを知っていますか。
この「皇帝ダリア」がまっすぐに伸びて花を咲かせる様子は壮観です。
最近では「皇帝ダリア」を育てたいという人も多くいます。その人気と挿し木での増やし方をご紹介します。

皇帝ダリアの人気って?

ダリアはメキシコが原産って知っていましたか。そのダリアの中には茎が木のようになる「ツリーダリア」が3種類あります。その中で特に茎も大きく背も高くなるのが「皇帝」と言う名前が付いたこの「皇帝ダリア」です。

最近ではこの「皇帝ダリア」の花を咲かせたいという人が多く人気です。そのまま育てればすぐに大きくなり、高くなれば6mにもなる高さになります。茎の上の方に20cm~30cmほどの大きな花が咲くのですから魅了されるのもわかります。咲いた花を2階から鑑賞するなんてこともできるほどです。

庭で植えればこのように大きく育てる楽しみもあり、また鉢で小さめに育てても花を咲かせることもできるのもおすすめの1つです。8号(直径24cm)以上の鉢に植えれば花を咲かせることができると言われています。

またこの「皇帝ダリア」の特徴は、ダリアは夏の植物ですが、冬に咲くという点です。日が短くなったのを感じ取ることで咲く花となっています。そういった意味でも冬に咲く大輪の花ということでちょっと特別感がありますよね。花が少ない時期にたくさんの花が咲いてくれる「皇帝ダリア」は嬉しいものです。

ただ、冬の寒さには弱いので注意も必要なのが「皇帝ダリア」です。霜に当たると地上部が枯れてしまいますし、5度を下回ると根が腐ったりしますので要注意です。冬は根元から20cm~50cmで切って、腐葉土やワラなどで根元を覆って冬越し対策をしてあげる必要があります。

また、木の立ち姿も美しく、他のダリアとは異なってまっすぐ高く伸びた姿には堂々たる風格を感じさせます。そしてそこに花が咲いた様子はまた雄大です。何本かまとめて植えていると実に壮大な景色となります。

自生地では林の縁や山や丘などの切通し(人馬が通れるように切り崩した所)に生育しているという「皇帝ダリア」です。そんな自然の中で「皇帝ダリア」に遭遇したら恐らく見上げて感動するのではないでしょうか。そんな魅力的な花です。

皇帝ダリアの植え方、大きくなったら

3月~5月に植えて夏にぐんぐん伸びていって11月に咲くのが「皇帝ダリア」です。
背丈も高くなるので支柱が必要だったり、台風で倒れないように注意も必要です。

また、あまり大きく育てたくない時は、5~10月の間に剪定するのがおすすめです。しかし、あまり剪定し過ぎると花が咲かなくなることもありますので夏までには剪定を終えるのがベストです。

皇帝ダリアは挿し木で増える?

皇帝ダリア」は背丈もあり、特徴的なので植えてあるとよくわかります。そんな人の目にもつき評判にもなる「皇帝ダリア」を挿し木で人にプレゼントしたりすると喜ばれます。自分でも増やしていくと壮観な光景になりますので、増やしたいと思いますが、増やすにはどうしたらいいのでしょうか。

冬になると寒さで地上部が枯れますが、その前に挿し木をするのが一番です。元気そうな茎を1~2節分位をノコギリで切ります。5cm~10cmに輪切りに切った物をたくさん作っておきます。

そして、寒い間は湿らせた赤玉土水苔で切り口を包んだり、その中に挿しておきますが水はけはよくなるようにしておきます。翌年まで保管し、春になって新芽が出たら土に地植えします。

こうして「皇帝ダリア」を挿し木で増やしている人が多くいます。大きくて印象的な「皇帝ダリア」が挿し木で増やせるのでしたら嬉しいものです。

他にも株分けや新芽分けでも増やすことができます。鉢植えなどで根つまりを起こしている際には3月に植え替えを行いますが、その際に株分けをして増やすのもおすすめです。その際に塊根はとても硬くちょっと大変ですが、1片につき1つ以上芽をつけた塊根にし、切り分けます。茎と塊根の繋ぎ目のつなぎ目の目の部分を折らないように大事に分けるようにするのが重要です。

皇帝ダリアとダリアの育て方の違いは?

最後に「皇帝ダリア」と「ダリア」の違いをまとめておきたいと思います。
皇帝ダリア」は冬に咲き、「ダリア」は夏に咲くという大きな違いがあります。
ダリア」は花を咲かせるために夏の暑さに注意するのに対し、「皇帝ダリア」は冬の寒さに注意が必要となります。大きさも違えば、特徴も違うものとなっていることがわかりますね。

皇帝ダリア」の場合は、花が終わった後に冬の対策が必要で短めに木を切って、腐葉土やワラで覆う必要があります。
また、大きく育つために支柱を立てたり、倒れないように工夫をしたりすることも大事なことで大きな違いとなります。
そして、特徴的な大きな花を咲かせるためには日が当たる昼の時間が短くなってきたことを知らせることが必要です。
そんな特徴も興味深いものです。「ダリア」とは風貌も印象も異なる「皇帝ダリア」です。その圧倒的な違いがある「皇帝」と呼ばれる姿を一度育ててみたくなってきませんか。

皇帝ダリアって何?巨大なダリアに花を咲かせるには?

ダリアの魅力って何でしょうか。夏にカラフルな花を咲かせてくれることですが、「皇帝ダリア」というダリアは1~6mの高さになり、花が咲く時期も11月下旬~12月上旬という花です。花が少ない冬の時期に大きな木に成長し花を咲かせます。

スケールの大きさ、そしてこの堂々たる花の姿に驚くとともに多くの人が魅了されています。「皇帝ダリア」の花の咲かせ方についてまとめてみました。

なぜ「皇帝ダリア」と呼ばれるのか?

皇帝ダリア」は別名「ツリーダリア」とも呼ばれ、茎が木質になり、まさに大きなものは6mにもなり、ツリー(樹木)となるというものです。メキシコから中米に育ち、見る人に圧巻の存在感を放つ大きさの植物です。

これを最近では日本でも育てる人が多く、人気となっています。道路沿いなどに植えて目隠しに使ったりする人もいるようで、木となって大きく育つ「皇帝ダリア」は花も沢山咲かせてくれ、道沿いなどに植えれば多くの人に楽しんでもらうこともできます。

こうしたことを考えると、「皇帝ダリア」は他のダリアとの相違点も多く特異な存在のダリアと言えるのではないでしょうか。この独特の姿ゆえに人気も高い花です。ぜひ一度育ててみませんか。

冬に咲くなど大きな特異点を持つ「皇帝ダリア」

皇帝ダリア」は、3~5月に植え、開花期が遅く11月下旬から咲くというのも大きな特徴です。寒くなってから咲くダリアということで、通常の夏のダリアとはイメージが大きく違いますよね。日が短くなることで花芽ができ花が咲くようになっています。

ただ、近くに外灯などの灯りがあると日が長いと感じいつまでも花芽をつけないということが起きますので要注意です。道路沿いに植えたりする場合などでは夜は暗くなる場所に植えたり、暗くなるようにする工夫も必要です。

また、寒さに弱いために開花期に霜に当たらないように注意する必要もあります。この時期に霜にあたって花を咲かせないことが起こりえるので寒さ対策も大事です。
それにしても11月下旬の寒くなった時期にこんな大きな木の花が咲いたらインパクトがありますよね。
メキシコなどが原産地とありますが、沢山の明るい色の花が咲くと寒い時期に華やぎます。庭植えの場合でどうしても大きく育てられない場合は調整しながら育てることもできますので、日当たりと水はけのいい場所を選んで育ててみませんか。

巨大な大きさをしっかり保つには?

これだけ大きいと大きく育てるコツのようなものも気になりますよね。大きく育てるには最初に支柱立てをしたりするのがおすすめです。植えつけた時に、最初に太く長い支柱で取り囲んでおけば倒れるようなこともなく育っていきます。

また、それほど大きく育てるようなつもりがなければ、摘芯をし、切り戻しをしていきます。6月から8月の新芽が伸びる頃に摘芯をし、何回かこれを繰り返していくと丈を低く抑えることもできます。その際には花が咲くための花芽が付く8月より前には摘芯を終わらせることも必要です。

ただ、「皇帝ダリア」の魅力はこの大らかなダイナミックな立ち姿でもありますので、もしスペース的に大丈夫であれば大きく育てて花を咲かせてみませんか。「皇帝ダリア」らしい魅力が出てくるのではないでしょうか。

「皇帝ダリア」の主な種類は2種類

その「皇帝ダリア」には「皇帝ダリア」と「ダリア・エクセルサ」という種類があります。「皇帝ダリア」は6m位にもなる巨大な種類で、「ダリア・エクセルサ」は丈が低く、八重咲きが一重咲きよりも草丈が低くて2~3m程度しかありません。

大きさを気にされるのでしたら、「ダリア・エクセルサ」を選んでみると草丈があまり長くないのでおすすめです。下の写真は八重咲の「ダリア・エクセルサ」です。「皇帝ダリア」とはまた花の感じが少し異なった八重咲となっていて別の美しさがありますね。

皇帝ダリアの増やし方、花の咲かせ方

皇帝ダリア」にもいろいろな種類があることがわかりましたが、この「皇帝ダリア」を挿し木で増やしている人も多くいます。水に付けておいて根が出た物を土に植え込んで大きく育てることができます。こんなに大きくなる「皇帝ダリア」が挿し木で増やせるというのですから嬉しい話で多くの人が挿し木を分けてもらったりしながら増やしているようです。

ここでご紹介しましたように、「皇帝ダリア」を育てるには、大きく育つので台風などで折れないような工夫や寒くなってから咲きますので霜が降りるまでに咲かせてしまう工夫なども必要なことがわかりました。

ちょっとしたコツや工夫も必要ですが、花が咲いてくれた時の嬉しさはひとしおです。また、早く咲かせるために暗くなる時間を長くする遮光ネットなどを使う工夫をすることもできます。様々な工夫をして花を咲かせる努力をするのも楽しみの一つではないでしょうか。

皇帝ダリア」は、ダリアの中の皇帝とも言える大きさを誇り、インパクト大の植物です。一般的なダリアとはまた違った楽しみがあり、花が咲いたならば多くの人にも楽しんでもらうことができます。ぜひ頑張って咲かせてみませんか。「皇帝ダリア」の魅力を堪能していただければと思います。

皇帝ダリアの剪定の仕方は?

皇帝ダリアはとにかく大きく育つのが特徴ですが、その剪定の方法はどうしたらいいのでしょうか。詳しい剪定の仕方についてご紹介したいと思います。
皇帝ダリアの剪定のコツを学んで上手に育てて花の魅力を堪能してみませんか。

皇帝ダリアはどう育てる?

皇帝ダリアは高くなれば6mにもなるダリアですのでまずは庭の状況などによって自分がどの位の高さに育てたいのかを考えておくことも大切です。大きな皇帝ダリアの特徴的な花を観賞するためにどのように育てたら一番美しいのかを考えてみませんか。

皇帝ダリアが大体高さ1mを超えた位から剪定についても検討してみましょう。自分が育てたい高さになったら、茎を剪定して調整することが大切です。
皇帝ダリアは高い茎の先端にたくさん花が咲くためにそれを観賞するためには、低く育てるか、2階などから観賞する方法がベストです。どちらにするのかを庭の広さや鑑賞する場所によって決めましょう。

早めの剪定も大切!

また段々成長するにつれ茎が木質化して太く固くなっていきます。さらに株元から先の方まで一定の間隔で竹のような節ができるのも皇帝ダリアの特徴です。ある程度の大きさになったら剪定をしながら低く育てるようにするのもおすすめです。早く剪定をしないと太くて固い茎が剪定しにくくなります。
剪定の時期としては11月に花が咲きますので、花芽に影響しないように5月?8月頃までに剪定を終えるのがベストです。あまり強く剪定をすることで花が咲かなくなりますので注意もしましょう。
また、少し高く育てたい場合は支柱をして支えるようにすることも大切です。最初から太く長いしっかりとした支柱を皇帝ダリアを囲むようにして立てておいてもいいでしょう。庭植えの場合には支柱をしながら雄大な皇帝ダリアらしさを楽しむのもいいですよね。

大きく育てるにせよ、高く育つと風で倒れることもよくある皇帝ダリアですのでまた剪定をきちんとしておくことも大事です。台風シーズンなどにもよく気を付けて事前に剪定しておきましょう。
ということで次に皇帝ダリアの茎の知っておくべき特徴と具体的な剪定の方法についてご紹介していきます。

どんな日にどんな剪定をする?具体的な剪定方法をご紹介!

皇帝ダリアを剪定をする場合には天気も選ぶことが必要です。雨の日を避け、晴れた日に行いましょう。皇帝ダリアは茎が太いのが特徴ですが、その太い茎の部分が空洞状になっているためそこに水分が入ると乾燥しにくくなっています。もし水が入ってしまうと腐ってしまいますので雨の日は剪定をしないようにしましょう。意外と繊細な皇帝ダリアですので気を付けて剪定を行います。
そして、具体的な剪定方法ですが、先端付近の茎が細い場所だけを剪定するようにします。1m以上の丈になった時点で、剪定したい場所にマーカーなどで印をつけ、そこを消毒したハサミで剪定していきます。切った茎から腐敗しないように注意をしながら行うのがコツです。雨が心配される場合には切り口に雨が入らないようにビニールをあらかじめ被せておくといいでしょう。

たくさん花が咲くような剪定方法は?

また、横に皇帝ダリアの茎が伸びている場合もこの時にきれいに整えるようにします。剪定をすることで枝分かれがたくさんでき、花もよく咲くようになりますので定期的な剪定も大切です。
先端にしか花が咲きませんので枝分かれをたくさんさせて花をたくさん楽しめるようにするのも工夫の一つと言えます。

小さく育てたい場合は?

例えば皇帝ダリアを8号(直径24cm)鉢のような皇帝ダリアとしては小さめの鉢に植えて楽しむのもいいでしょう。この場合でも花を咲かせて楽しむことができますので鉢植えでも育ててみませんか。
鉢植えで大きさを抑えながら育ててみるのも面白いものでしょう。鉢からたくさんの花が咲く姿はとても美しいものと言えますよね。
ただ皇帝ダリア鉢植えする場合は寒さに気を付ける必要があります。寒さにはあまり強くない皇帝ダリアですので凍らせないように注意をします。日当たりのいい場所に置いて冬は凍らないように鉢を地中に埋めるのも一つのいい方法です。もしくは暖房していない室内に鉢を入れて育てるようにしましょう。

ダリアにつく病害虫

うどんこ病や灰カビ病などは、ベニカスプレーなどを病巣全体にしっかりと掛けることでかなり回復させることができますが、回復しない場合は、病巣部分を取り除き、他に感染しないよう隔離して置きます。

アブラムシやハダニなどは葉水をしっかりとかけることでかなり予防できますが、ついたときは早めに駆除します。あらかじめ、オルトランなどを散布しておくのもおすすめです。

ダリアは様々な先方がある

1、シングル咲き
コスモスを連想させるような、シンプルな一重咲きです。ダリアの一重咲きの基本形です。花びらが散るときは、花びらの先が反り返るように落ちていきます。8~10枚の花弁が一列に並び、中心に管状の小さな花が集まって咲きます。

2、 オーキッド咲き
花びらの並び方はシングル咲きと同じですが、花びら一枚一枚の左右の両端を、内側にくるっとまきこんで、半管状になっています。花びらが複数に重なっているダブルオーキッド咲きもあります。

3、 コラレット咲き
シングル咲きの花と同じ並び方をした花びらの中に、小さい短い花びら(副花びら)が数枚ずつ重なってついています。中央の花びらと外側の花びらの色が違うので、基本的には一重咲きですが、全体として華やかになります。

4、 アネモネ咲き
花びら全体はシングル咲きと同じなのですが、花の中央部分に小さなラッパ状の花びらがいくつも重なって咲く丁字咲きになります。外側の花びらが一重咲きのものの他に、二重、三重咲きのものもあります。

5、 ピオニー咲き
花ぶらが2~5重に並んで咲く、キンセンカのような咲き方をします。半八重咲きです。

6、 ボール咲き
コロンとした丸っこい花びらが寄り集まって大きなボール状の花になる、八重咲きの中輪をボール咲きと言います。花びらの先端が丸くなっていて、縁が内側に巻いています。

7、 ポンポン咲き
ボール咲きと同じように、コロンとした丸っこい花びらが寄り集まってできた、小さな八重咲きのものをポンポン咲きといいます。

8、 デコラティブ咲き
シングル咲きのような平たい花びらが、中心までぎっしりと八重に並んで咲くフォーマル・デコラティブ咲きと、不規則に外側にねじれた花びらが八重咲きになるインフォーマル・デコラティブ咲きがあります。ピオニー咲きよりもずっと花びらが多くなります。デコラティブ先には、花びらの先端に切込みが入るものもあります。

9、 カクタス咲き
オーキッド咲きのように花びらが巻き込んで管状になったものが、八重にぎっしりと並んだものをカクタス咲きと言います。細いすっきりした直線状に巻いた花びらになった「ストレートカクタス咲き」、花弁の下側の方に巻いた花びらが八重咲きになった「インカーブカクタス咲き」、少しだけ花びらの両端が巻いてある「セミカクタス咲き」があります。はなびらの先端が割れてフリルのように咲く「フリル咲きカクタス咲き」もあります。

10、 ショウ(大輪)咲き
長さの短い先端が丸い花びらが八重咲きになっていて、花びらの縁が内側に軽く丸まっています。多くは大輪咲きです。

11、 スイレン咲き(ウォーターリリー咲き)
スイレンの花を連想させる幅広い丸みを帯びた花びらが八重崎になった咲き方です。デコラティブ咲きに似ていますが、花びらが平らで幅広く、花に厚みが少なく小輪です。

アメリカ・ダリア・ソサエティの分類では、「8、デコラティブ咲き」は2種それぞれ、「9、カクタス咲き」は4種それぞれにカウントされていて、「6、ボール咲き」と「7、ポンポン咲き」の間の「ミニチュア・ボール咲き」も一つとしてカウントしています。そのほかとして「ノベルティダリア」の分類があり、「10、ショウ(大輪)咲き」はカウントされていないので、これに含まれると考えるとよいかと思います。

ダリアの冬越しはどうする?

ダリア夏の花で冬は耐寒性が弱い植物ですが、多年草ダリアはどう冬越しをさせたらいいでしょうか。ダリアの冬越しの仕方についてご紹介します。

ダリアは冬は球根だけで冬越し

熱帯の高地が原産地のダリアは、夏は涼しく冬は温暖な場所で元々育っている植物です。そんなダリアを日本ではどう育てたらいいでしょうか。日本の夏は高温のために秋頃にもダリアは咲きます。花の時期も長いのですが、冬のダリアはどう育てたらいいでしょうか。
球根植物ダリアは冬は球根だけで冬越しを行い休眠します。ただし、その球根も日本の寒い地域では凍らないように掘り上げて春まで保存することも地域によっては必要です。
地中が凍ってしまわないような場所ではそのままでも大丈夫です。ダリアの地上部分を切り取って、球根が凍らないようにできればムシロなどを掛けておくとおすすめです。地中の球根を寒さから守ってあげましょう。

冬に球根を掘り上げる方法は

寒さのため球根を掘り上げる際には、霜が降りる前に行うのがおすすめです。ダリアの球根は、土が凍ったり霜などで過湿になったりすると腐ってしまいますので早めに掘り上げましょう。特に寒い地方では秋の終わりごろまで花が咲いていても霜が降りる前には掘り上げてしまいましょう。
また、球根を実際に掘り上げる日については土が乾いている天気のいい日に行うのが球根にとってはベストです。
さらに球根を掘り上げる細かな手順ですが、まず茎を根元で最初に切ってしまいます。そして株の周りを丸くスコップで掘りながらダリアの細い根が伸びている部分を切断していきます。その際に球根がどこにあるか土の中を手で確認しながら傷つけないように丸く掘っていきます。
段々と深く掘って斜めにスコップを入れたあと、地上部に残った茎をしっかり片手で持ちながら球根を少しずつ掘り上げましょう。茎と球根のつなぎ目の膨らんだ部分を「クラウン」と呼びますが、そのクラウンと球根の間が折れないように充分注意をして引き上げましょう。

球根を掘り上げた後の保管は?

掘り上げた後は、土をそっと取り球根を傷つけないように簡単に水洗いします。そして、日陰に1週間ほどそのまま置いて生乾きの状態まで乾かしていきます。完全に乾かなくても大丈夫ですので、触るとしっとりする位まで乾かすようにします。 掘り上げた球根の形のままで、ここからはあまり乾燥をしないように箱に貯蔵保管することになります。湿気がある地域であれば箱に土を混ぜたもみ殻やピートモスなどを入れてその中に球根を入れておきます。ピートモスは保水性があります。
また、乾燥する地域であれば、土を混ぜた湿らせたバーミキュライトで球根を包み込むようにし、ビニール袋にさらに入れて箱などで保存します。土を混ぜることで乾燥を防ぎます。バーミキュライトは、保水性と排水性に優れていて無菌で清潔です。土とバーミキュライトで少し湿気のある状態で保存していきます。
球根の保存場所としては、それほど寒くない地域では霜が当たらない所においておけば軒先やベランダなどの屋外でも大丈夫です。寒い地域では5度以下にならないような玄関などの室内に置きます。

その後は冬越しの球根チェックを忘れずに

冬越しで保管中も球根を時々チェックして乾燥しすぎないように確認しておきましょう。乾燥していたら、さらに土を加えてくるみます。
もしカビなどができていた場合は、球根をしっかり拭き、湿度が高すぎの状態になりますので少し乾燥気味にします。
その際に冬越しの間に球根がシワシワになっていてもあまり心配しないでも大丈夫です。春に植えると土の中の水分を吸収してそのまま植えることができます。

ダリアの発芽点は球根ではなくクラウンにあり

球根を掘り上げる際に、茎と球根のつなぎ目の膨らんだ部分の「クラウン」と球根の間が折れないようにということでしたが、球根から発芽する際にダリアは実は発芽点はクラウンにあります。球根に発芽点があるわけではないので注意しましょう。
クラウンの部分がないと球根だけでは発芽できませんので球根を掘り上げる際と分ける際には細心の注意が必要です。
そして、掘り上げた球根を一つずつ分ける際には、クラウンが一つずつあるように分けます。

剪定のコツを知って小さく育ててみませんか?

これまで皇帝ダリアは大きくなりすぎるということで育てることを躊躇していた人もいるでしょう。鉢で育てたり、剪定をきちんとしたりすることで1m程度に小さく育てることもできます。
そして、剪定をしながらよく枝分かれをさせて育てることで、それほど大きく育てなくてもたくさんの花を楽しむことができます。
雨の日には剪定をしないというコツや8月頃までに剪定を終えるということを守って何回でも剪定をして自分の好きなサイズで育てみませんか。皇帝ダリアも低めに育てると育てやすくなるかもしれません。剪定を上手にしながら皇帝ダリアの花の特徴的な魅力を楽しんでみませんか。

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