ガーデニング

コモンタイムでハーブ生活。コモンタイムの楽しみ方

2017-05-29

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タイム」というと、一般的にはコモンタイムの事をいいます。
コモンタイムは魚介・肉料理の風味付けなどの香辛料としてもよく使われます。丈夫なハーブで、無農薬でも簡単に育てられるので、育てて収穫しながら、料理に暮らしにとりいれてみるのもおすすめです。コモンタイムの育て方と使い方について紹介します。

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コモンタイムは丈夫なハーブ。水や肥料のやりすぎに注意

タイムには、グランドカバーに最適な横に伸びていく草丈の低い匍匐性のものと、こんもりとして大きくはならないものの、低木になる立ち木性のものがあります。コモンタイムは立ち木性なので、横に広がらずに、高さが50cmくらいの低木へと成長します。

非常に丈夫なので育てやすいハーブです。乾燥を好むので、水のやりすぎに注意しましょう。地植にする場合は、植えつけ時にはたっぷりと水やりしますが、夏場などにぐったりしていない限り、水やりに注意しなくても大丈夫です。

根がしっかりと伸びるので、苗から育てる場合は、水はけのよい土を使って、一回り大きい鉢に植え替えて育てるようにしましょう。肥料は控えめに与えるようにします。葉色がとても悪いときだけハーブ用などの緩効性化成肥料を一つまみ株もとに与えるくらいで十分です。

日当たりが悪いところや、室内でも育てられますが、日当たりの良いところの方が元気に育ちます。基本的には病害虫に好まれないハーブなので、特に手をかけなくても無農薬で育てられます。

買ってきたハーブ枝からも育てられる【キッチンで挿し木に挑戦】

フレッシュハーブのパックは意外と高価ですが、一度に使い切るには少し多い量が入っています。残ったコモンタイムをそのまま水に挿しておいても何日か日持ちし、コモンタイムのいい香りがお部屋を満たしてくれます。

はじめに水の中に茎を少し入れて、水の中で先端をほんの少しカットしておく「水切り」をしたうえで水栽培していると、より生き生きと長持ちします。よく切れる清潔なハサミを使うこと、水は最低でも1日1回以上替えることが長持ちさせるポイントです。

コモンタイムの小枝を、水を含ませたバーミキュライトを入れたポリポットに挿しておき、容器の底に水をためるようにしてしばらく置いていると、コモンタイムが育ってくることがあります。少し大きくなってきたら、根付いてきた証拠です。水はけのよい土に植えて、育てましょう。ずっと水に挿しているだけでも根が出てくることもあります。その場合も、苗として育てることができます。

コモンタイムは、キッチンでも活用しやすいハーブなので、キッチンサイドで育てることで、いつでもほしいときに収穫して使うことができます。

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コモンタイムはメディカルハーブとして利用も

コモンタイムには鋭いつんとした香りがあり、これは消毒成分である「チモール」の香りから来ています。このさわやかさを利用して、歯磨き・石鹸・男性用ローションなどに活用されることもあります。辛みが少しあって、ほろ苦い味がしますが、後味がとてもすっきりしています。

古くから、殺菌作用や防腐作用があるとされていました。コモンタイムに含まれる「サポニン」の作用とされています。濃い目に入れたコモンタイムのハーブティーでうがいをすると、風邪やインフルエンザの予防に、気管支炎のつらい症状を緩和させるのにぴったりとされています。

魚介・肉料理などの風味づけに、ハーブティーに

魚介料理や肉料理で、肉や魚の臭みを消し、さわやかな風味をプラスしてくれるハーブとして、コモンタイムは欠かせない調味料の一つです。

ほかのハーブなどと花束のようにまとめてブーケガルニにして加熱するときに加えるのも一つの方法ですが、ローズマリータイムの小さな葉っぱはばらばらになってしまいやすいので、だしパックなどに入れて使った方が、あとで取り除くのに便利です。

入れすぎると香りが強く出すぎてしまうので、まずは少なめに加えてみて、好みの量を覚えるようにしましょう。

ハーブティーとして楽しむ場合、ドライハーブでもフレッシュハーブでも香りも味も楽しめます。手に入りやすいものをお好みで使いましょう。コモンタイム単独のハーブティーは味が濃い目になりやすいので、カモミールミント、レモンバームなどとのブレドティーから始めるのがおすすめです。

ドレッシングやハーブビネガー、ハーブソルトを作るときに、コモンタイムを加えておくと、さわやかな味わいが一味プラスされるのでおすすめです。

ドライハーブも香りが続くからポプリに・お風呂に入れて

コモンタイムは、ドライハーブにしても香りがあまり弱まらないハーブです。コモンタイムの花は毎年一度だけ、6月ごろに咲きますが、この花が咲く直前が最も香りが強くなるといわれています。リーフの香りを長く楽しみたいときは、花を咲かせないように蕾をとるようにしましょう。

小さなかわいらしい花が一斉に咲き乱れるので、摘み取らずにコモンタイムの花を、季節の便りとして楽しむのもおすすめです。香りが最高に強い状態でなくてもある程度香りが強めのハーブなので、花も楽しむ方が楽しみ方の幅が広がります。

コモンタイムは常緑なので、一年中収穫を楽しむことができますが、冬は比較的元気がなくなり、寒冷地などでは冬枯れたようになることがあります。秋のうちに多めに刈り込んでおいたものを軒下などに吊るして干してドライハーブにしておくと、葉数が少なくなってもたっぷりとコモンタイムを楽しむことができます。

ドライハーブをポプリやサシュなどにして枕元に置くと、さわやかな目覚めを誘います。お風呂に入れて、ハーブバスを楽しむのもおすすめです。ただし、コモンタイムラベンダーなどと違って、すっきりとした目覚めを促すハーブなので、朝風呂に用いるようにしてください。

まとめ

400種はあるといわれるタイムですが、一般に「タイム」というと、コモンタイムのことを言います。コモンタイムは、魚介料理や肉料理の臭み消しとして、ブーケガルニの材料の一つとして、ドレッシングなどに加える調味料としても活用できるので、さっと収穫できるキッチンサイドで育てるのもおすすめです。

ドライにしても香りが飛びにくく、香りが続くので、お部屋の芳香剤にもお勧めです。ハーブティーでうがいをすると、風邪予防にもなるといわれています。

監修:きなりのすもも
16年前に趣味でバラ栽培をはじめたのをきっかけに、花木、観葉植物多肉植物
ハーブなど常時100種を超える植物を育て、弱った見切り苗や幼苗のリカバリー、
一年草扱いされている多年草の多年栽培などに取り組んでいます。

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