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タレントとしても活躍中!落語家・立川志の輔の魅力に迫る

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師匠である七代目立川談志さんからも、落語において高い評価を得ていたという立川志の輔さん。
現在は、落語家としてだけでなく、タレントとしても活躍し知名度も高い志の輔さんですが、実は脱サラを経て落語家としての道を進むことにしたという異色の経歴の持ち主でもあります。
今回は、そんな立川志の輔さんについて、今までの経歴や周囲の方々との関わりを含め、現在の活躍振りやその魅力などを紹介していきたいと思います。

広告代理店を退職し落語家へ

立川志の輔さんは現在の富山県射水市出身の落語家で、本名を竹内照雄(たけうちてるお)さんと言います。幼い時に両親が離婚し、さらにお母さまが亡くなられたため、祖父母と伯父夫婦家族とともに暮らしていたそうです。ちなみに志の輔さんのおじいさまが落語好きだったらしく、テレビで五代目柳家小さんを見たのが志の輔さんにとっての落語とのファーストコンタクトであったとか。

明治大学に入学し大学生になると落語研究会に所属し、伝統ある「紫紺亭志い朝」という名跡の5代目を襲名したという志の輔さん。しかし大学卒業後は同大学の先輩である、現俳優である三宅裕司さんの影響を受け、劇団に所属しながら串カツ屋でのアルバイト生活で生計を立てていたそうです。一方、ある日串カツ屋でのアルバイト後によく行っていたという新宿ゴールデン街の飲み屋で、とある広告代理店の関係者に誘われたことをきっかけに広告代理店へ入社することになった志の輔さん。ある程度業務をこなしていったそうですが、どうしても落語家になりたいという思いを捨てきれなかったことで退社することにしたそうです。

その後は明治大学在学中に落語研究会で一緒であった立川談之助さんに相談し、立川談志さんの元へ弟子入りを果たします。ちなみに志の輔さんは落語研究会に在籍中は三代目古今亭志ん朝さんへの造詣が深かったらしいのですが、七代目立川談志さんが独自にアレンジした「芝浜」という高座を目にしてからは、談志さんのもとで弟子入りしたいという思いが強くなっていったそうです。

そして1983年に七代目立川談志さんの元へと入門を果たし、今に至るまで親しまれている「立川志の輔」という名を名乗ることとなります。続く1984年には二つ目に昇進した志の輔さん、実は「立川志の輔」というのは前座名だったのですが、志の輔さんは1990年に真打へと昇進した後もこの名を名乗り続けています。

「立川流の最高傑作」と称されている立川志の輔

立川志の輔さんのお師匠様である立川談志さんは、今に至るまで多くのファンに愛され続けているテレビ番組「笑点」の生みの親でもあり、偉大な落語家でもあったと言われています。一方で、その偏屈さと荒唐無稽な性格から、好き嫌いが分かれる落語家でもあったようです。

一方で、立川談志さんは、独自の落語の流派である「落語立川流」を立ち上げたことでも注目の的となったのではないでしょうか。
そんな落語立川流の「最高傑作」と称されるほど、談志さんから高い評価を得ていた落語家が、立川志の輔さんです。そもそも談志さんは志の輔さんが一門に入門してから早三か月後に、自身が所属していた落語協会を脱退しています。これは落語協会の真打昇進制度を巡って、当時落語協会の会長を務めていた柳家小さんと対立したことがきっかけとなったと言われています。
一方で、この脱退は志の輔さんが寄席の定席における前座修行の直前に起こったため、志の輔さんは前座という立場において寄席で高座に立つということを1回も経験しなかったとか。そんな志の輔さんを、寄席を経験していない弟子の1号として立川流の実験台という立ち位置に置き、実際に志の輔さんが成功を収めたことで談志さんは志の輔さんに高い評価を寄せたと言われています。

春風亭昇太さんとは仲良し?

立川志の輔さんは新作落語を数多く作り出し、上演していることでも知られています。また、2003年からは毎年1回、地元富山県の県民館において「越中座」という名で、富山県出身の芸能人と共に寄席形式での公演を行っている志の輔さん。こちらの公演では、富山の方言で、さらには英語で落語に挑戦する志の輔さんの姿が見られたそうです。

また、プライベートでは、現在「笑点」の司会を務めている春風亭昇太さんと仲が良いという志の輔さん。同時期に落語界へと足を踏み入れたという縁もあってか、一緒に国内外旅行へ行く仲でもあるそうです。ちなみにサザンオールスターズの桑田佳祐さんは落語を趣味にしていることもあって、志の輔さんが開催している「志の輔らくご」という公演へもたびたび足を運んでいるとか。さらに志の輔さんはデビュー当時からサザンのファンだったそうで、サザンの音楽を自身の公演の終演時に流したこともあったそうです。

立川志の輔さんの寄席に行こう!

いかがでしたか?
立川志の輔さんは独演会なども定期的に行っており、特に渋谷パルコでの「志の輔らくごinパルコ」は現在恒例行事にもなっています。
ぜひ一度志の輔さんの高座を間近でご覧になってみてください。

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