世界遺産

「天国に一番近い島」ニューカレドニアのラグーン

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南太平洋に浮かぶニューカレドニア島はフランスの海外領土です。

「天国に一番近い島」というキャッチフレーズで知られるこの島は、その別称に恥じない美しい島として観光客を惹きつけています。

この島の周辺のサンゴ礁はオーストラリアのグレート・バリア・リーフに次いで世界で2番目の長さです。

ニューカレドニアのバリアリーフは主島であるニューカレドニア島や周辺の小さな島を取り囲んでいます。

ニューカレドニアへは成田空港から直行便も運行しており、約8時間40分のフライトで到着できます。最大都市はヌメアであり、南太平洋のパリと呼ばれるほど美しい町並みが特徴です。ショッピングに最適の街です。

日本からのアクセスも容易なので、連休はニューカレドニアへ訪れてみてはいかがでしょうか?

多様な海洋生物が見られるサンゴ礁

ニューカレドニアのラグーンは、はるか古代から幾重ものサンゴ礁が積み重なってできています。

この海域からは多数のサンゴの化石が発見され、南太平洋の海の歴史を物語る貴重な史料となっています。

サンゴ礁は普通、沿岸から約30kmのところまで伸びていますが、北西部にあるアントルカストー・リーフは200kmにわたる範囲で伸びています。

島への通行を塞ぐようにサンゴ礁が広がっていますが、いくつかの天然の通路が海上に開けていて、ニューカレドニア最大の都市ヌメアにつながるブラリの道はアメデ灯台によって印が付けられています。

ニューカレドニアのサンゴ礁は非常にたくさんの海洋生物が生息していて、その中に固有種も多く含まれています。

絶滅が心配されているジュゴンの生息数は世界で3番目に多く、アオウミガメの重要な営巣地となっています。

また、生きた化石といわれているオウム貝も生息しています。

世界的にも貴重な生き物を手が触れるほど身近で観察することができるのがニューカレドニアのラグーンです。

日本人であればイメージできることは竜宮城に訪れた浦島太郎のような体験ができるでしょう。

世界遺産に登録されたニューカレドニアのラグーン

2002年にフランス政府はニューカレドニアのリーフやラグーンをユネスコの世界遺産に推薦することを決めました。

ラグーンの美しい景観はもちろんのこと、146種類のサンゴや多数の魚類、ウミガメやジュゴンが生息する豊かな生態系が評価され、2008年に「ニューカレドニアのサンゴ礁と関連する生態系」としてユネスコ世界遺産(自然遺産)に登録されました。

世界遺産に登録された背景には、景観美や生物多様性を併せ持つサンゴ礁を長年にわたり保護していたフランス政府の政策も高い評価を受けました。

手付かずの大自然のように思えますが、その陰には多大な努力があったからなのですね。

宝石箱のような美しさのイル・デ・パン島

世界遺産に登録されているラグーンは6つのエリアがあり、旅行先として人気が高いのはダイビングなど様々なアクティビティが楽しめるイル・デ・パン島です。

ニューカレドニアの中心都市ヌメアから飛行機で20__分、フェリーで2時間ほどでこの美しいラグーンの島に到着します。

その美しさは「南太平洋の宝石箱」と称されており、青い海と白い砂浜、そして澄み渡った空はまさにバカンスに最適なロケーションです。

リゾートとしてもダイビングスポットとしてもどちらも楽しむことができます。ダイビングをしなくてもシュノーケリングでも十分楽しむことができるでしょう。

そんなイル・デ・パン島でもっとも人気の高いスポットはピッシンヌ・ナチュレルです。

天然のプールと言われているこのビーチは膝の高さくらいの透明な海がどこまでも続いています。

ピッシンヌ・ナチュレルまでは遠浅の海を歩いていくかボートで訪れます。

ピローグと呼ばれる伝統的な帆掛け舟に乗るという貴重な体験もできます。

岸についてからピッシンヌ・ナチュレルまではジャングルのような森を歩くためアドベンチャーな気分を味わうことができるのも魅力です。

ジャングルを抜けて目の前に見えてくるのは非常に美しい天然のプールです。

膝くらいの海が果てしなく続く景色は人生で必ず一度は訪れたいほどの美しさです。

天国に一番近い島のモデル、ウベア島

ウベア島は「天国に一番近い島」の舞台となった島であり、25kmも続く白い砂のビーチが印象的です。

ウベア島周辺のサンゴ礁も世界遺産に登録されていて、1月はウミガメの産卵、8月はホエールウォッチングを楽しむことができます。

島の西側にあるムリビーチはラグーンと真っ白な砂のコントラストが絶景です。一日中まったりしても飽きることはないでしょう。

隣のムリ島とウベア島とをつなぐムリ橋は島でも一番の景勝地といわれており、橋から眺める海は透明度が高く吸い込まれていくような美しさです。撮影スポットとしてもよいでしょう。

ボートで近隣の無人島に上陸し、島内を散策するアイランドホッピングが楽しめるのも魅力です。

島内を散策している間に観光ガイドがランチを要ししてくれるのも嬉しいですね。

ビーチでのんびりしたい方も、アクティブに動きたい方にもおすすめの島です。

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