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間違いだらけの多肉植物の管理法を見直そう

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多肉植物がどんなものかというと、一口で言うなら葉っぱが肉厚な植物全般のことをさし、サボテンもエケベリアもアロエも多肉植物です。

でも、品種によって、「枯れた!?」と思うほど弱る時期「休眠期」がそれぞれ違っていて、対処方法を誤ると枯らしてしまいます。
置き場所も、日陰や明るい窓辺が一番と思い込みがちですが、屋外でないと栽培が難しいものもあります。
水やり方法も、霧吹きで毎日しゅぱしゅぱが最悪のやり方ですが、この方法が一番だと思っている方も多いものです。

間違いだらけの勘違いが多い多肉植物の育て方を見直してみましょう。

水やりは土が乾いたら底から抜けるまでたっぷりと

多肉植物の水やりをするときは、表面の土がしっかりと乾いてきたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水をあげるようにし、鉢皿などに流れ出た水をためないようにします。

指で触って土が湿っているようでは水やりするにはタイミングが早すぎます。
葉っぱや茎の中に水分をためて、砂漠などの過酷な環境でも育つようになっているので、メリハリのある水やりが多肉植物には合っています。

水やりをするときは葉っぱに水をかけてもよいか否かは、賛否両論あります。
ハダニなどが付いたときは、葉っぱを強めのシャワーで洗い流すと元気になりやすいので、葉っぱにも水をかけたほうがいいかと思いますが、水がいつまでも葉と茎の間にたまっていると腐ってしまうこともあるので注意が必要です。

穴のない器の水やりは上から水を捨てる

鉢穴のない器で多肉植物を育てているときの水やりは、水やりも水切りも上からが基本です。
土が流れてしまわないように気をつけながら水をたっぷりと注ぎ、上まで水が上がってきたら、土を流してしまわないように手を添えて水を上から捨てて、できるだけ水切りをします。

土の表層が固める化粧砂などを使っていることもありますが、根が呼吸をしずらいので、できれば取り除いて多肉植物用の土に入れ替えておきましょう。

多肉植物は水を控えると越冬しやすい

冬の寒さが苦手なものが多い多肉植物は、冬は水を極力あげないで休眠状態にして冬越しさせた方が、寒さに耐えることができるようになります。

冬季の水やりは1か月に1回程度までにしておき、特に乾燥を好むサンセベリアなどは、12月〜3月くらいまで一度も水やりをしない方が元気に越冬できます。

ハオルチアなどぷにぷにとした多肉植物に長く水をあげずにいると、くたびれたようになってしまうケースもありますが、気温が高くなってきてから水をあげることでプリッとした状態に戻るので、あげたくても水やりは我慢するようにしましょう。

多肉植物は夏にも休眠することも

セネキアやコノフィツムなど、冬に活動が弱くなるだけでなく、夏にも活動が弱くなって休眠する多肉植物があります。

夏の暑い時期に葉っぱもなくなり、しわしわになって元気がなくなってくるため、「枯れてしまった!?」と動揺してしまうこともありますが、休眠期に入っている場合は秋になって涼しくなってくると元気を取り戻してきます。

夏の暑い時期に元気がなくなってしまった多肉植物は日陰の風通しの良いところに置き場所を変えて、秋に涼しくなるまで水やりをしないでおいておきましょう。 秋、9月に入ってから、水やりを再開すると葉っぱも出てきてみるみる元気になります。

枯れそうでも休眠期は水やり厳禁

多肉植物が枯れるときは、ぶにぶにして腐ったようになり、異臭がすることが多くあります。
春や秋にずっと水やりしないで干からびてしまったわけではない場合は、干からびたように枯れそうに見えるだけで、枯れそうなのではなく活動を休止した休眠期なので、水やりを控えて、風通しの良い場所に置き場所を変えるようにしましょう。

冬の場合は明るい窓辺において、暖かい春になるまで様子を見ます。
夏の場合は涼しい日陰において、秋になるまで様子を見ます。

休眠期は活動を休止しているので水を吸わないために、水をあげることで本当に枯れてしまう原因になってしまうので、注意しましょう。

屋外でないと育てにくい品種も

多肉植物の大部分は、明るい室内の窓辺で育てるのに適していますが、エケベリアやアエオニウムなどは、屋外の日当たりの良い場所でないと育てられない品種です。

冬の寒さが厳しいときだけ室内の日当たりのいい場所で越冬させますが、それ以外の時期は通年屋外で栽培しないとあっという間に弱って枯れてしまいます。

品種がわからなくて、どちらのタイプかわからないときは、室内の明るい窓辺で育ててみて、春や秋でも弱ってくるようなら屋外向きのタイプなので、明るい屋外に置き場所を変えてあげましょう。

多品種の寄せ植えも可能だけれど

多肉植物は根をそれほど広げないものが多いため、いろいろな品種の多肉植物を寄せ植えにして育てることも可能です。

緑のものだけでなく、赤いものや黄色いもの黄緑色のものなど、色のバリエーションも豊富ですが、コロンとしたもの、丸まるとしたもの、葉がとがったものやまっすぐに伸びるものなど、形のバリエーションも豊富なので多肉植物だけの寄せ植えもユニークなものに仕上がります。

しかし、品種によって、夏にも休眠するもの、室内では栽培が難しいもの、水やりが短いスパンがいいものと長いスパンを好むものなど、性質がまちまちでそれぞれに管理方法が違うので、性質が似たもの同士をそろえないと、管理が難しくなってしまいます。

寄せ植えにするには色や形のバリエーションを考えるだけでなく、管理方法が似たものをそろえるようにする必要があります。

混んできた株の株分け

鉢底から根が伸びてきたり、株が鉢いっぱいに広がってぎゅうぎゅうになってきたものを、「混んできた株」と考えます。

春か秋の生育期に、鉢を外して土を落とし、手で株を割って株分けするようにしましょう。
株分けした直後にすぐに植えつけるのではなく、1〜2日放置しておいて、切り口が乾いてから新しい土に植えるようにします。

水はけのよい小粒の観葉植物用の土を用いて植え替えると失敗が少なくなります。
植えた後水やりをし、次に水をあげるのは表面の土がしっかりと乾いてからにします。
サンセベリアのように特別乾燥を好むタイプのものは、からからに乾いた土に植えて、1か月くらいは水やりを控えます。

乱れてきた株は剪定して挿し木に

枝分かれしたり上や下に伸びてきたりして形が乱れてきた株は、ない方がすっきりする部分をどこからでもバッサリ切り落として剪定して形を整えなおし、切り落とした枝を挿し木にして増やします。

さし穂は、切り口が乾いて根が伸びてくるまで、立てて放置しておきます。
1〜2週間すると根が伸びてきたり、横から小さな新芽が出てきたりするので、新しい株として植えつけるようにします。

まとめ

葉っぱや茎が肉厚で、内部に水をためる習性のある植物を総称して多肉植物と言います。
多肉植物は水をやりすぎて枯らすことが多い植物です。

春と秋の生育期は表面の土がしっかりと乾いてきたら鉢底から抜けるまでたっぷりと水やりしますが、活動を休止する休眠期は水を極力控えて生育期が来るのを待つようにします。

休眠期に枯れかけていると思って水やり頻度を増やすと本当に枯れてしまうので注意が必要です。

多肉植物は明るい室内の窓辺で育てるのが一番と思いがちですが、日当たりの良い屋外を好む品種もあります。

株が混んできたり形が崩れてきたら、株分けや剪定をして株をすっきりさせ、切った枝は挿し木に使いますが、挿し穂は1〜2週間放置して、根や芽が伸びてきてから新しい土に植えるようにします。

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