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ラベンダーの上手な育て方。世話のしすぎ厳禁!ラベンダー栽培

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ラベンダーは、地中海沿岸では生垣にも使うような植物です。
ほおっておいたらぐんぐん伸びていき、格段水やりも肥料もなくてもどんどん育ちます。

せっせと水をやったり、肥料をたくさん施したりするとかえって枯れてしまうことになってしまいます。
実は基本的にはほったらかしが一番のラベンダー栽培。
育ててドライフラワーにしたものを楽しむ方法も併せてご紹介します。

楽に育てるには品種選びがポイント

ラベンダーは品種が約20種あり、それぞれに耐寒性も耐暑性も違ってきます。
原産地は雨が少なく暖かで穏やかな気候の地中海沿岸部なので、日本の夏の高温多湿や梅雨、冬の寒さにも合わないことが多く、暖地では耐暑性が高いものを、寒冷地では耐寒性が高いものを選ぶ必要があります。

暖地で寒さに強い品種を育てようとすると夏の暑さで枯れてしまいやすく、寒冷地で暑さに強い品種を育てようとすると冬の寒さで枯れてしまうので、育てたい地域の気候に合った品種のラベンダーを選んでおくことで、特別な手当てをしなくても枯れてしまう危険性が減らせます。

苗から育てて挿し木で増やして

ラベンダーは種からも育てられますが、種は寒さを経験した後暖かくならないと発芽せず、発芽率も高い方ではないので、育てやすい苗から育てるのがおすすめです。 苗から育てるのなら、手間暇かけなくても育てやすく、すぐに大株に育ち、育った株は耐寒性や耐暑性が高くなるので、扱いやすいうえに育てがいがあります。

ラベンダーは春か秋の、暑すぎず寒すぎない時期に植えるのが適しています。
挿し木で増やすのも簡単なので、剪定枝を挿し穂に使って挿し木して楽しむこともできます。

乾燥を好むので水はけのよい土に植えて

ラベンダーは雨の少ない地域が原産地なので、普段の水やりもほとんど必要としません。
栽培する土は、ハーブなのであまり選びませんが、できるだけ排水性が高い土に植える方が枯れるリスクが低くなります。

普通の培養土よりも、培養土赤玉土の中粒を混ぜたような土や、排水性の高いハーブ用の土を選ぶようにしましょう。

肥料が少なめの方がよく育つので、地植にする場合は特に元肥えを施す必要はありません。、

風通しの良い明るい日向で育てて

ラベンダーは風通しの良い明るい日向で育てるようにしましょう。
株が蒸れてくると枯れてしまうことがあるので、株が混んできたら剪定して枝数を減らしたり、全体を刈り込んでスッキリさせたりする必要があります。

日当たりを好みますが、暑すぎても枯れることがあるので、鉢植えで育てる場合、真夏は明るい日陰に移したり、冬室内で冬越しするときもできるだけ明るい場所で育てるようにしましょう。

水やりはできる限り自然任せ

地植の場合、ラベンダーの水やりは自然任せが一番で、ほぼ水やりをする必要がありません。
鉢植えの場合も、水やりはからからに乾いてぐったりしているときだけにして、なるべく水やりは控えるようにしましょう。

水はけが悪く、じめじめしていると枯れてしまうので、梅雨の時は特に土が湿っていないか注意が必要です。
地植にするとき、排水性がよい土で、一段高い場所に植えるようにすると水はけがよくなるので安心して育てられます。

肥料が多いと花が少なくなる

ラベンダー肥料を施しすぎると株が弱った上に花数が少なくなってしまいます。
全く肥料をあげないようにしていても、枯れる心配はありません。

肥料が少なすぎると徒長することがありますが、花数は肥料が少なめの方が多くなります。
肥料は、春と秋に緩効性化成肥料を少量まく程度で十分に育ちます。

根詰まりすると枯れるので植え替えて

生育旺盛なラベンダーは、鉢植えで育てているとすぐに根詰まりしてしまい、枯れてしまうこともあります。
ラベンダーは根をいじられるのを嫌うので、土を落とさずに一回り大きな鉢に新しい土を足して植え替えをします。
植え替えるときは、地上部も刈り込んでおくと根にかかる負担が軽くなるので、植え替えと刈り込みを同時に行うようにします。

蒸れても暑くても寒くても枯れることがある

夏に株がぎっしりと混んできて、風通しが悪くなってしまうと、蒸れて枯れてしまうことがあります。
真夏の猛暑にも、耐えられなくて枯れてしまうこともあります。
地上部を葉っぱを残すようにして刈り込んで、風通しを良くすることで夏越しがうまくできることもあります。

耐寒性が高いものもありますが、通常0℃くらいまでしか耐えられないものが多いので、冬、霜が降りたりすると枯れてしまうことがあります。
育てている品種が耐えられるかどうかのギリギリの場合は、室内に取り込んだり、マルチングをしたり、寒さ対策を施すようにしましょう。

花が枯れてきたら葉っぱの上で刈り込んで

ラベンダーの開花時期は品種により違いがありますが、通常4月下旬〜8月上旬くらいまで花が楽しめます。

花が枯れてしまったら、株全体を葉っぱを残して刈り込むと、また新しい花芽が伸びてくるので、枯れた花をいつまでもつけているよりも、枯れ始めたら早めに刈り込む方が長く花が楽しめます。

刈り込む位置は、葉っぱを残してあれば、枯れずにまた伸びてくるので、大きくなりすぎたと思うときはかなり低い位置まで刈り込んでも構いません。

冬越しは気候と育てている品種に合わせて

冬にマルチングをしないと雪も降らないのに枯れてしまう品種もあれば、雪が上に積もってもなんともない品種もあり、室内に取り込むかどうかは育てている品種と気候によります。

地植の場合は植えっぱなしにしておいた方がはるかに楽なので、育てたい地域の気候に合う品種のラベンダーを選ぶと冬越しもしやすくなり、かかる手間が格段に少なくなります。

蕾の枝をドライフラワーにして楽しむ

ラベンダーは花だけでなく、葉も茎も香りがあります。
ラベンダーをドライフラワーにするときは、花が開き切る前の蕾の枝を使うと、乾燥した後花がボロボロ落ちたりしないので扱いやすくなります。

ポプリやサシュとして使うだけでなく、だしパックの袋などに入れてお風呂に入れるとハーブバスが楽しめます。
天然塩に細かく刻んだラベンダーを混ぜて、バスソルトにする場合、ラベンダーが風呂釜に詰まりやすくなるので、この場合もだしパックの袋に入れてからお風呂に入れるようにしましょう。

まとめ

ラベンダーの耐寒性や耐暑性は品種によってまちまちなので、暖地で育てるときは耐暑性の高い品種を、寒冷地で育てる場合は耐寒性の高い品種を育てることで管理がしやすくなります。

肥料も水も少な目が好きな植物なので、排水性の高い土で肥料を少なめにして育てましょう。
肥料が多すぎると花数が少なくなってしまい、枯れやすくなります。

蒸れたり暑すぎたりしても枯れやすいので、風通しの良い明るい場所で育てましょう。

花が終わってきたら、葉っぱを残して思い切った剪定をすることで、次々新芽がのびてきて、風通しもよくなるので剪定はこまめに行うようにしましょう。

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