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寄せ植えで楽しむシダ植物もいい!

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シダ植物って葉っぱがたくさん茂っていて涼しげな雰囲気をもたらしてくれる植物ですよね。特に暑い夏などには育ててみたくなる植物です。

庭や部屋をジェラシックパークのようにするなど雰囲気を演出したいと思っている人も多いのではないでしょうか。

シダ植物は種類によって葉の形も様々で葉の緑の色合いも濃いグリーンからライトグリーンと実に多彩です。そうした多彩さを楽しむためにシダ植物の寄せ植えを楽しんでみるのもおすすめです。
これまではシダ植物と言うと和のイメージがありましたが、洋風のイメージでもおしゃれに明るい雰囲気で楽しんでみることもできます。

シダ植物の寄せ植えのコツは?

半日陰や室内で寄せ植えを育てる場合に、シダ植物をメインにした寄せ植えをすると、あまり日当たりを気にせずにすみます。シダ植物のみの寄せ植えでも葉っぱの形や色が違うものがいろいろありますので、それらを組み合わせて寄せ植えを作ると素敵です。

例えば、シダ植物の中でも小さくてかわいい葉が一杯の人気の「アジアンタム」に葉が大ぶりのシダ植物「ドリオプテリス」を一緒に寄せ植えにすると、葉っぱの雰囲気の違いを楽しむことができます。「ドリオプテリス」は、鳥の羽のように大きな葉っぱで光沢のある葉っぱが涼しげな印象です。

また、「タマシダ」「ヤマヤブソテツ」「ベニシダ」「ホラシノブ」「イノモトソウ」「オニヤブソテツ」の6種類を寄せ植えにしたりすると、まさに小さなジェラシックパークの世界となります。「タマシダ」は細長い葉っぱが上から垂れ下がり涼しげな様子を感じることができる種類です。「ヤマヤブソテツ」「オニヤブソテツ」は、シダ植物門オシダ科ヤブソテツ属で葉っぱが太目で同じシダ植物です。葉っぱが印象的なシダ植物を集めると元気な感じの寄せ植えができるのではないでしょうか。

また、とにかく爽やかさを印象づけたい寄せ植えならば、「タマシダ」「イノモトソウ」「ホシダ」などの細長い葉っぱ同士を3種類で寄せ植えにするとよりシダ植物らしい雰囲気になります。夏におすすめの涼しげな雰囲気の寄せ植えは、お風呂場などに置いても素敵です。

「ヤマヤブソテツ」「イノモトソウ」「タチシノブ」「ホウライシダ」「トラノオシダ」を寄せ植えにすると、繊細な葉っぱを集めた雰囲気になります。山肌で風にそよぐより自然で優しげな雰囲気の寄せ植えと言ったイメージです。

さらに、「イノモトソウ」「イワヒバ」「クラマゴケ」「トウゲシバ」の4種類を寄せ植えにすると、同じシダ植物でも葉の色も形も異なる「イワヒバ」やコケ植物に似ている「クラマゴケ」などを加えることで多彩な魅力が味わえます。シダ植物の中には、これもシダ植物と言ったものもあり、多種多彩な魅力を感じる寄せ植えもいいのではないでしょうか。

寄せ植えの注意点はある?

シダ植物は水遣りが大切なので寄せ植えをする場合は、シダ植物だけで寄せ植えにするかもしくは、シダ植物だけによく葉水をスプレーで遣るように注意をすることが必要です。同じように水が好きな植物と寄せ植えにするのが一番おすすめです。

また、シダ植物は、直射日光は苦手ですので、直接当てないような場所で寄せ植えを楽しみましょう。高温多湿が好きなシダ植物は、寒さが苦手な種類も中にはあります。「西洋タマシダ」の園芸品種の「ツディ」などは、10度以上の室内温度が必要ですので冬の温度管理も大切です。

シダ植物は種類がとにかく多く、シダ植物同士で寄せ植えにしても雰囲気の違いを楽しむことができるのも魅力です。多彩な葉っぱの形や大きさ、色の違いが楽しんでみましょう。寒さに対して弱い種類には気を付けて寄せ植えをいろいろ試してみるのもいいのではないでしょうか。

シダ植物の新しい楽しみ方は?

また、最近は、不思議な形の鹿の角のような形の葉っぱをした「ビカクシダ」なども珍しいシダ植物として人気です。鹿の角のような形の大きな葉っぱは、明るいライトグリーンをしていて、垂れ下がる様子がとても野性味があって個性的です。

樹木に着生している特徴的なシダの仲間で、アフリカやマダガスカル、オーストラリアなどの南国のイメージがある種類です。その変わった姿からコウモリランとも呼ばれています。

この「ビカクシダ」の個性的な所は、その見た目だけでなく仕立て方や育て方にも特徴があります。鉢植えやこけ玉と言った通常の仕立てだけでなく、「板づけ」と言った飾り方ができることです。樹木に着生すると言った特徴を活かし、株を板、流木、板などに着生させた形で育てます。板のまま壁に掛けたり吊るしたりして楽しむことができます。

最近はこうしたおしゃれな楽しみ方が流行っている「ビカクシダ」です。実際に「板づけ」を育てる場合には、乾きやすいので水をしっかりやるようにします。それさえ気をつけることで不思議な楽しみ方をしてみませんか。

シダ植物の奥の深い様々な楽しみ方を寄せ植えや新しい楽しみ方で味わってみてはいかがでしょうか。

お風呂でトイレで。シダ植物を楽しむ

シダ植物は高温多湿の日陰を好む植物なので、室内が暗いから植物の栽培は無理と思っているような人にぴったりです。
お風呂場は水が豊富にあり、バスタイムに水やりもできるのでグリーンにあふれたバスタイムが楽しめます。
長期不在のときも、他の観葉植物よりも根腐れしにくいので、水を入れた容器に入れておくと10日くらいはお留守番できます。「サボテンも枯らしてしまう」ような人にこそおすすめ。そんなシダ植物の魅力と楽しみ方をご紹介しましょう。

インドアグリーンに最適「シダ植物」

シダ植物は明るいところでも育てられますが、直射日光が好きではないので、室内栽培にぴったりです。水がとても好きな植物でもあるので、湿度が高かったり暗かったりする、普通の観葉植物を育てるのにあまり向いていないようなお風呂やトイレで育てるのに適しています。

日当たりが悪くても葉色が悪くなってしまうようなこともないし、水のやりすぎで枯らしてしまう心配も少ない植物です。観葉植物というと連想されるような植物とは性質も少し違っていて、形も個性的なので、存在感のあるインテリアプランツになります。

シダ植物とコケは同じ仲間?

シダ植物」というと、うっそうと葉が生い茂ったジャングルなどのじめじめとしたところに生えている下草のイメージがあります。カビと共生していそうで、コケとシダは仲間同士に思えますね。

シダ植物は葉・茎・根があり、根から水分を吸収して、葉っぱで光合成します。種でなく胞子で増え、花が咲かないものが一般的。

これに対してコケは、葉・茎・根の区別がなく、光合成もしますが、全体で水分や養分を吸収しています。同じ仲間のように思えますが、シダ植物とコケは別の植物になります。

シダ植物の置き場所

シダ植物はじめじめとしていて、温度も温度も高いところが大好きです。お風呂場などは最適な環境と言えます。直射日光は嫌いですが、光合成をするため光が全く必要ないわけではないので、できれば窓のあるお風呂かトイレで育てるのに適しています。

窓のないお風呂やトイレでも育てられますが、長期不在のときは長期間、蛍光灯の光すら当たらないことになってしまうので、長期不在の期間中だけは窓から日光が多少差し込むような場所に移すようにしましょう。

シダ植物の水やりと肥料

シダ植物はイメージ通り、水がとても好きなので、乾燥しないように冬以外は1日1回以上水やりし、時々葉にシャワーの水をかけてあげましょう。霧吹きよりシャワーの方がごみやほこり、虫などが取り除けます。

シダ植物は土が乾いてくると枯れ始めてしまうので、冬でも水やりは欠かせませんが、夏場ほど土が乾いては来ないので、2日おきとか3日おきなど、土の状態を見て水やりをしましょう。冬に地上部が枯れてしまうものもありますが、表面の土が乾いてしまわない程度に水やりを続けます。

シダ植物は花も咲かないので、肥料も少なめでOKです。樹木などのように肥料を与えればぐんぐん伸びていくというわけでもなく、品種ごとに大きさは違いますが、ある程度の大きさになったら縦方向の伸びはほぼなくなり、穏やかに葉数が増えていきます。仮に1年間一度も肥料をあげなかったとしても、枯れたりひょろひょろになったりしません。

シダ植物を植え替えるには

シダ植物を長く育てていると、鉢の中が根でいっぱいになってしまうことがあります。鉢の大きさにもよりますが、成長が穏やかなので、植え替えのスパンは3年以上あけることが可能です。

鉢から外して、傷んだ根を手で取り除き、新しい鉢に新しい土で植えつけます。鉢に余裕があるなら同じ鉢でも構いません。土はふかふかした観葉植物用の土を使います。植え替え後、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水やりします。

インテリアにぴったりのおすすめシダ植物

高温多湿を好むシダ植物は水気が多いお風呂やトイレで育てるのに最適です。特にお風呂場は水が豊富にあり、湿度も温度も高いので、他の植物なら適さない環境でも、シダ植物にはぴったりになります。

アジアンタム

さらさらと風に揺れる薄い葉に独特の雰囲気があるアジアンタムは、インドアグリーンとして、人気のあるシダ植物です。胞子で増えることはほとんどなく、株分けして増やすのが一般的ですが、環境が合えば胞子でも増えます。

水切れになると葉がちりちりになり、水をあげてもその葉はリカバリーしませんが、全体の葉がなくなって剣山のようになってしまっても、枯れたとあきらめず水をあげているうちに、たいていは元通りになります。

カンガルーファーン

正確には「ミクロソリウム・ディベルシフォリウム」という長い名前がありますが、カンガルーファーンの別名でも呼ばれています。カンガルーファーンは、アクアリウムなど水の中でも育てられますが、普通の植木鉢で育てることもできます。ミツマタに分かれた波打つ葉が特徴的です。

伸び始めは細いゼンマイやわらびのようですが、伸びてくると枝分かれのない波打つ葉になり、葉が大きくなってくるとミツマタになってきます。株もとにモコモコの活着根を出し、そこからどんどん新しい葉が伸びてきます。

シノブ

日本原産の「シノブ」は冬に葉っぱがなくなり、台湾原産の「トキワシノブ」は常緑です。シノブは土深くに根を張っていかず、表面にへばりつくように育ちます。

とても水気を好むため、水切れがないように注意して育てます。苔球に仕立てたものに人気がありますが、中心部が水切れを起こしやすいので水やりは比較的難しいタイプになります。

シノブもモコモコの活着根が伸びてきて、小さな葉が並んだ葉っぱが涼しげに育ち、見ていて飽きないシダ植物です。

クサソテツ

春先に出てくる若芽「こごみ」はアクの少ない山菜として人気があります。こごみは太くてつるんとした蕨のような形をしていますが、葉っぱが伸びてくると50cmくらいある大きな葉になります。

お正月につかう裏白のような巨大な葉っぱがユラユラと揺れる姿が愛らしいシダ植物です。育てると春の新芽を味わうこともできます。全部収穫してしまうと株が充実しないので、ある程度収穫したら葉っぱを育てます。

まとめ

シダ植物は直射日光が苦手なので、インドアグリーンとして、お風呂やトイレなどで育てるのに最適です。シダ植物は水を好む植物なので、いつでも水やりしやすく水が豊富にあるお風呂は特に生育にぴったりの場所になります。

シダ植物は光合成をするので、窓のないお風呂やトイレで育てる場合、長期不在の場合は多少日光が差し込む明るい場所に移しておきましょう。

長期不在時は水を張ったトレーに鉢ごと入れておくことで長くお留守番ができます。乾燥を好む観葉植物に比べると、根が水中にあっても長く耐えることができます。

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