世界遺産

日本とも馴染みが深い!美しい海が魅力的なロックアイランド

2017-11-08

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日本から南に約3000キロメートル離れた先にある太平洋の島国パラオ共和国で初めて世界遺産に登録されたのがロックアイランドです。
パラオ共和国は火山によって隆起した珊瑚礁の島々から構成されていて、その数は約550です。
透明度の高い美しい海は世界中からダイバーを惹き寄せています。
ロックアイランドはパラオのほぼ中央にあり、約10万haの海に大小445の無人島が点在しています。
多種多様なサンゴやジュゴンが生息しているほか、パラオオオコウモリなど多数の固有種が生息しています。
ロックアイランドの遺産価値は自然だけではありません。
約3000年前の人類の生活痕が残っていて、直径1mの巨大な貨幣ヤップ石貨の切り出し場や作りかけの石_貨、岩絵など多数の遺跡が残っています。
そのため文化遺産としての側面も持ち合わせており、自然と文化の複合遺産として世界遺産に登録されました。
現在ロックアイランドはほとんどが無人島ですが、人口増加による水産資源の乱獲によって近隣の島々へ移住を余儀なくされたことが無人島化した要因であると考えられています。

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ロックアイランドを象徴するマリンレイク

ロックアイランドが形成されたのは約2300万年前から500万年前の中新世であると考えられています。
陸地によって海と隔てられている湖底が海と繋がっているマリンレイク(海水湖)がロックアイランドの地形の特徴となっています。
パラオで最も人口が多い島であるコロール島の南に位置するマリンレイクは森林に囲まれており、数多くの魚類の固有種が生息していることで知られています。
ロックアイランドは世界に約200あるマリンレイクのうち約4分の1が存在しています。この限られた範囲にそれだけ多数のマリンレイクが存在するのは世界的に見ても貴重です。
また、マリンレイクの生態系は異常に豊富であり、今でも新種の生物が発見されています。

無数のクラゲがお出迎えするジェリーフィッシュレイク

ロックアイランドにはマリンレイクが多数ありますが、その中でも特に有名なのは無数のクラゲがお出迎えするジェリーフィッシュレイクです。
コロール州の南西部にあるマカラカル島という島にこのマリンレイクはあり、数としては数百万匹ものタコクラゲが生息しています。
クラゲは毒を持っているため刺されると危険ですが、この湖に生息するタコクラゲは毒性が弱く泳いでもほとんど害がありません。
このジェリーフィッシュレイクはロックアイランドをイメージする風景としておなじみとなっています。
エルニーニョ現象が起こると海水温が上昇しクラゲはほぼ死滅しますが、海水温が低下すればクラゲの数は元に戻ります。そのため、時期によっては閉鎖することもあります。
パラオを観光するにおいて、ジェリーフィッシュレイクをシュノーケリングで泳ぐことが目玉のアクティビティとなっています。
パラオの拠点都市コロール島の観光業者がジェリーフィッシュレイクへのツアーを企画しており、マカラカル島へはコロール島から船で、約45分でたどり着くことができます。
観光目的でジェリーフィッシュレイクを訪れる際には許可証が必要であり、35ドルで販売されていて10日間有効となっています。
なお、ジェリーフィシュレイクでは観光客のスキューバダイビングは許可されていません。
タンクからの気泡がクラゲを傷つける危険性があることと、水深15mより深い無酸素層には硫化水素が含まれていて皮膚を痛める恐れがあり危険であることがその理由となっています。

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美白効果があるミルキーウェイ

ロックアイランドでも大人気のスポットがミルキーウェイです。ここの海は乳白色の鮮やかな青色であり、とても神秘的な光景となっています。
スキューバダイビングでも人気のスポットであり、ほかでは味わえない美しい海の色の変化を観察することができます。
この色を醸し出しているのは入江の底に溜まっている石灰岩が溶けた白い泥によるものであり、この泥は美白効果があることで注目を浴びています。
美白効果がある全身泥パックは女性観光客に人気であり、泥を落とすために海へダイブする爽快感を得ることもできます。
この泥は販売もされているので、パラオを訪れた際のお土産として購入するのもいいでしょう。
ミルキーウェイの白い泥は日本で化粧品化もされています。
意外と日本と縁が深いスポット、それがミルキーウェイです。

真っ白な砂の道、ロングビーチ

ロングビーチがあるオモカン島はジェリーフィッシュレイクがあるマカラカル島からボートで20分ほど移動したところにあります。
ロングビーチは干潮時には長い砂の回廊が海の上に現れ反対側の島まで伸びていきます。海の中にある道を歩く不思議な体験ができます。
ちなみに、反対側にある島は中年男性が仰向けで寝ているようにみえることから「おじさんアイランド」と呼ばれています。ユニークな呼び名ですね。
このロングビーチは日本の水着メーカーや光学メーカーもCFの撮影場所として利用されています。
干潮と満潮は6時間ごとに変化するため、絶好のタイミングで訪れたいスポットです。

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