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多肉植物「ハオルチア」の育て方、増やし方は簡単?

2017-11-15

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最近ではいろいろな多肉植物が流行っていますが、「ハオルチア」はちょっと個性的な多肉植物です。変わった多肉植物を楽しみたい時にはおすすめの種類です。
独特な形をしている「ハオルチア」の育て方や増やし方をご紹介します。

「ハオルチア」はどんな種類?魅力は?

「ハオルチア」は南アフリカが原産で約100種類ほどが作られていて様々なバラエティに富んだ種類を見ることができます。

概して、バラの花のような形になる「ロゼット型」の春秋生育型の多肉植物といった点が特徴です。名前は、英国の動植物学者で、多肉植物の専門家の「エイドリアン・ハウォース」の名前から由来しています。

その種類も多い「ハオルチア」は、葉が堅くてシャープな印象の形をしている「硬葉系」と柔らかな葉で透明感がある印象の「軟葉系」に大きく分かれます。どちらもバラの花のように密に葉が放射状に広がっている「ロゼット型」で、きれいな整った姿になることで人気です。

中には、葉の先に半透明な「窓」と呼ばれるような部分があり、その不思議な透明感から光が透けるような雰囲気が魅力となっています。実はこの窓がレンズの役目を果たして光合成をおこなっているとも言われている箇所です。

そうした他の多肉植物にはない独特な魅力を放っているのが「ハオルチア」です。背丈は2〜20cmとなり、大きさも手ごろで育てやすいのも人気の秘密と言えます。

育てるのは簡単?

育て方はというと、多肉植物なので育てやすく初心者でも育てられるのがいい点です。また多肉植物の中でもあまり強い光も必要にしないのでどこにでも置けます。

室内の明るい日陰であれば鉢植えで育つのも魅力です。直射日光に当てない方がよく育ち、瑞々しい特徴を保つとも言われます。

春秋生育型の多肉植物ですので、3月〜6月ごろの春と9月〜11月までの秋が生育期となります。それ以外の夏と冬は水やりを控えて休眠させるようにして育てるのがコツです。

また、土は、水はけのいい土で育てることが大切で、特に夏、冬は休眠期なので水をやりすぎて根腐れをしないように注意をしましょう。

また、アフリカ産のために日本の湿気が多い梅雨も苦手です。湿気に注意をして水やりに気をつけましょう。それさえ気を付けていれば育てるのは簡単です。

透明感のある葉に水分や養分がたくさん蓄えられているとも言われ、見た感じの美しさだけでなくたくましい「ハオルチア」です。個性的な見た目の姿とは違ってとても育てやすい特徴を持っています。あまり人が育てていない変わった「ハオルチア」を育ててみるのもいいのではないでしょうか。

また、種類によって異なりますが、2〜6月頃には花を咲かせます。花は地味なのでどちらかというとあまり鑑賞には値しません。葉を楽しんで育てるのが多肉植物「ハオルチア」と言えます。

「ハオルチア」の増やし方は?

さて、育てるのも簡単な「ハオルチア」ですが、増やし方はというと、株分けや葉ざし、タネをまいたり、根ざしなどでも増やすことができます。時期としては、生育期の3月〜5月、9月〜10月の春と秋頃にこれらを行うのがおすすめです。

株分けは、株が増えたら株分けをして増やしましょう。「ハオルチア」は成長が早いのも特徴ですので鉢に植えていて根が水を吸わなくなったら株分けをするようにしましょう。

また葉ざしは、多肉植物ならではの増やし方ですが、葉を茎から取り外してそのまま土にさして増やします。その際、増やすためのコツとしては、葉のつけ根の部分を必ずつけて取り外すことが大切です。

また、種まきでは、原種をタネで増やしていくこともできます。一部の種類ですが、根をさして増やしていくこともできますので調べてみるのもいいでしょう。

多肉植物ならではの増やし方がありますので増やす方法もいろいろあって楽に増やせるのがいい点です。

いろいろな場所で「硬葉系」と「軟葉系」の違いを楽しむのもおすすめ

「ハオルチア」には葉の硬さによって「硬葉系」と透明感がある印象の「軟葉系」があることをご紹介しましたが、その両者はそれぞれで随分印象も異なります。

「ハオルチア」を育てていくことに慣れたならば、同じ「ハオルチア」でも様々な種類の中の他のものを育てていくのもいいでしょう。バラエティに富んでいますので、「ハオルチア」だけでもいろいろな雰囲気のものを育てることができます。

どれも個性的な「ハオルチア」でそれらを「ハオルチア」だけで鉢に寄せ植えにしても個性が楽しめるでしょう。

しかも室内の明るい日陰で育てられますので様々な場所に置いて楽しむことができます。場所を変えて「硬葉系」と「軟葉系」の「ハオルチア」を分けて楽しんでみるのもいいでしょう。種類が多いために育てる楽しみにも幅がある「ハオルチア」と言えます。

多肉植物初心者でも初めから個性的な「ハオルチア」を楽しんでみるのもいいのではないでしょうか。部屋のインテリアとしておくのもおすすめの多肉植物と言えます。

ハオルチアの植え替えは難しい?

多肉植物のハオルチアは、品種によって見た目も多様で、丸みを帯びた葉の「軟葉系」と硬く尖った葉の「硬葉系」がありますよね。これらのハオルチアは丈が2cmから大きくなっても15cmか20cmとそれほど大きくなりませんが、よく見るとそれでもいつの間にか成長しているものです。
そんな時のハオルチアの植え替えについてまとめてみました。

ハオルチアの植え替えはどんな時に必要?

ハオルチアの植え替えはどんな時に必要なのでしょうか。多肉植物の成長は大きさ的に意外とわかりにくいものですが、次第に葉っぱが増えて土の中の根も伸びていつの間にか鉢が根でいっぱいとなっています。
ずっとそのままにしていると根が伸びるスペースがなくなり、根から腐ってハオルチアが枯れてしまいます。小さな多肉植物たちも成長をしていますのでハオルチアも2年〜3年に1回ほど植え替えてあげるのがおすすめです。あまり世話のいらない多肉植物ですが、植え替えは時期をみてやりましょう。
2年も経つと土も新しい土に入れ替えてあげるのが良く、成長が鈍ってきたなと思ったら植え替えの時期です。見るからに地上部がいっぱいに育っている時も植え替えましょう。
ハオルチアは、春秋生育型ですので、4月〜6月の春または9月〜11月の秋に植え替えるのが植え替えにいい時期です。できればその生育期の初めのころにやるのが一番いいでしょう。

植え替えに必要なものと手順は

植え替えに必要なものですが、まず一回り大きな鉢を準備します。また鉢を新しくするとともに新しい多肉植物用の土も準備しておきます。
植え替えの手順を追っていくと、鉢の底に鉢底ネットを敷き、その上に鉢底石を敷き詰めて土を3分の1まで入れます。そこに根の土をはらったハオルチアを植えますが、根の黒ずんだ部分は腐っている部分ですので剪定バサミであらかじめきれいに切っておきます。
そして、ハオルチアを植えたら鉢の縁から2cm〜3cm下まで残りの土を入れます。土を馴染ませるために箸などで周りの土をつつくようにします。植え替えたすぐはたっぷりの水を遣っておけばそれで完了です。
しばらくは直射日光などが当たらないような所に置いて育てましょう。

ハオルチアの植え替えは実際にやると難しい?

実際にハオルチアを植え替えた例などをご紹介しておきますと、鉢から引き出すと太くて白い根っこが鉢の中でびっしりだったということがあります。ぐるぐると根が所狭しと巻いていたということがよくあります。長く伸ばせば30cmあったりもするでしょう。2年ほどの間にしっかりと太く長く根が成長しています。
また、地下茎から土の上に小さな子株が出てきていてそこから増えていくのがハオルチアです。地下に伸びた茎から増えていく仕組みで、新しく周りに小さな芽が出ます。
つまり、ハオルチアは土の中で地下茎がしっかりと発達して芽を出していくことになります。植えて長く経ったと思った場合には植え替えをしてあげることが大切です。
また、ハオルチアの植え替えは難しいかというと、根がどれだけ長く伸びているのかわからないような状況や子株がたくさんできているといったことで大変といった印象になることもあるでしょう。植え替えの際は、少し覚悟をしてはまって行った方がいいかもしれません。

植え替え時には葉っぱが取れないように注意!

さらにハオルチアの植え替えの際には注意しなければいけないことがあります。ハオルチアは特殊な透明感のある葉をしていますが、植え替えの際にその葉っぱが取れてしまったりした場合には要注意です。
葉の中の水が突然こぼれ出します。たくさんの水を葉っぱに蓄えていますのでそれが出てきてしまいます。しばらく経つと水は止まりますが、とても心配になります。くれぐれも植え替えの際は葉っぱをそっと扱って行いましょう。

ハオルチアの株分けは小さな子株で分けて!

ハオルチアは、株分け、葉ざし、タネまき、根ざしなどいろいろな方法で増やせるということですが、株分けはこの子株でできます。小さな子株を切り離して別の鉢に植えてあげると次々に増やすことができます。 子株に付いている太い根を残すように大切に分けながらナイフで切り離します。子株も植え替えの時と同じように鉢の縁から2〜3cm程度まで土を入れて植えてあげましょう。子株を植え替えたすぐは、水を遣ると根が発達していませんので腐る可能性がありますので根が少し伸びる頃の2〜3日後から水を遣るようにするのもコツです。 この子株を切り離すのも3月〜5月、9月〜10月の春、秋に行いましょう。植え替えと同時に株分けもしてあげると時期的にもいいのではないでしょうか。小さな子株から育てるととても愛着が湧きますので子株を大事に育ててみませんか。

ハオルチアの植え替えは難しくはありませんが心して

いかがでしょうか。ハオルチアの植え替えについてご紹介しました。植え替え自体は難しくないのですが、鉢から株を引き上げて見たら根の成長にびっくりするということになります。 心してハオルチアの植え替えに取り組んでみましょう。大切な根を丁寧に扱い、子株も大事にして魅力的なハオルチアを増やしてみませんか。

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