四字熟語

剛毅果断と仏教

2017-11-01

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決断力や意思が必要な時があります。
仏教において迷いは煩悩であり、悟るのを妨げる厄介な代物であり、そこには時に強い意志が不可欠です。
剛毅果断、それは信念であり、仏教においては一つの理想形と言えます。

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剛毅果断の意味、類語、用例など

【意味】
しっかりとした強い意志を持って物事に当たることです。

【類語】
勇猛果敢など。

【用例】
野球部の新しいキャプテンは、剛毅果断なA君に決まった、など。

日本初の仏教徒、聖徳太子の剛毅果断ぶり

日本でも最古の仏教徒の一人が聖徳太子です。
何だか温厚そうなイメージがありますが、日本初の憲法を制定したり、家柄ではなく個人の能力で位を決めたりと、しっかり者、辣腕者としてはなるほど納得と言えます。その剛毅果断ぶりとして、「大陸と対等な立場で交易しよう」という点も挙げられます。「日出ずる国の天子から日が沈む国の天子へお手紙だよん」と少々馴れ馴れしい手紙を送ったのも、「飽くまで対等に」と言う確固たる信念から来るものでした。
「ちっこい島国が生意気な」と大使が遣わされますが、聖徳太子が徹底して国をまとめ上げた為、「小さな国の割にやるじゃないか」と高評価を得ることができたのです。
法隆寺や四天王寺など、仏教寺院も多く建てた聖徳太子ですが、これも日本に仏教を広める為、大陸には「対等ですよ」との姿勢を見せる為の作戦でした。
それもこれも海外に舐められて侵略されない為の剛毅果断の行いです。

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井伊大老暗殺の暗殺理由にまつわる噂

時代が下り、一気に幕末へと移ります。
黒船来航時、「どないしょう」と老中が慄くのに対し、「もう鎖国なんて言ってる場合じゃないよ」と開国を主張したのが井伊直弼。
13代目将軍家定が跡取りを残さなかった為、14代目を水戸藩主徳川斉昭の息子一橋慶喜か、紀伊藩からの徳川慶福(後の家茂)にするかもめた時も大老に就任したのを機に「ハイ、将軍は慶福様ね」と決めてしまい反対勢力を安政の大獄で一世処刑した「やりすぎ」な感のある人物です。
翌年には桜田門外の変で暗殺されますが、一説には「牛肉が関わっている」模様。
斉昭公に牛肉のみそ漬けを送らなかったのが原因だとの噂があるのです。何故送らなかったのか?それは言いたい老が熱心な仏教徒だった為でした。「江戸時代って肉食禁止では?」基本的にはそうなっています。
しかし、「これは体にいいから肉じゃありません。薬です」として食べられていました。そんな中にあって「肉食は駄目!」と突っぱねたのも、剛毅果断と言えるでしょう。
真相は不明ですが、本当だとしたら天晴なエピソードです。
もっとも、安政の大獄で処刑をさせてはいるので、その点はやりすぎと言えます。動乱の時代は何が起きるか分からないもので、もう少し慎重に行動すべきだったかもしれませんね。

まとめ

鉄の意志をもってすれば大概どうにかなるものです。
井伊大老の場合は暗殺される結果になりましたが、牛肉の件の真偽は兎も角200年以上続いた鎖国を解こうとした所に強い意志を感じます。
並大抵の覚悟ではできないことでしょう。聖徳太子もまた、国を守る為剛毅果断の意思と仏教を持って当たりました。
強い意志がちょっとした歴史を作り、それが詰まって大きな時代や歴史を作っていきます。
後の時代を生きる人々はそれを教訓に、自らの迷いながら、徐々にそれを消しながら生きるのです。

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