ガーデニング

常緑で花が絶えないアイビーゼラニウムをお庭に

2017-12-08

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アイビーゼラニウムは、南アフリカ原産のペラルゴニウム属「ペルタツム」の品種改良から生まれた園芸品種の総称で、葉っぱの形がアイビーに似ていることから「アイビーゼラニウム」と呼ばれています。

多肥を好み、成長の早いアイビーゼラニウムは垂れ下がる性質から、ハンギングバスケットなど、垂れ下がる特徴を生かした栽培が適しています。

アイビーゼラニウムはゼラニウム属ではない

ゼラニウムの原産地は南アフリカやオーストラリアなどで、約280種類が分布しています。もともとはゼラニウム(ゲラニウム)属に分類されていましたが、現在はゼラニウム属とペラルゴニウム属に分けられ、一般にペラルゴニウム属に分類された植物の方が「ゼラニウム」とよばれていて、むしろゼラニウム属に分類された植物の方がゼラニウムとは呼ばれていないというちょっとややこしい分類になっています。

アイビーゼラニウムも葉っぱがアイビーに似ていることからこの名前で呼ばれていますが、ゼラニウム属ではなくペラルゴニウム属に分類されています。アイビーゼラニウムの性質は他のゼラニウムと同じですが、つる性なので、垂れ下がって育つ特徴があります。

アイビーゼラニウムは常緑で四季咲き

アイビーゼラニウムは真夏を除いて、4〜11月まで花を楽しめる、開花期間が長い花です。アイビーゼラニウムは寒さにやや弱く冬越しは0℃以上の温度が必要なので、暖地では屋外で越冬も可能ですが、寒冷地では冬季は室内に取り込んで管理する必要があります。

冬でも、室温が高く日照条件が良ければ花を咲かせ続けるので、明るく日当たりの良いあたたかい室内で管理することで花を通年楽しむことも可能です。

斑入りものなど、美しい葉が常緑のため、花のない時期でも観葉植物として楽しむことができますが、株が混んでくると株元の方の葉が黄色くなって枯れこみやすく、茎ばかり伸びて葉のない部分が広がりやすいので、その場合は剪定して形を整えなおす必要があります。

アイビーゼラニウムは土を乾き気味して

アイビーゼラニウムは土が乾燥気味の状態を好むので、水のやりすぎに注意しましょう。水をやり過ぎないために少しだけ水やりするのではなく、水やりする間隔を長めに取ります。

表面の土がしっかり乾いてから株もとから、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水やりし、鉢皿に水をためないように注意します。屋外で管理するときは、雨水が当たらないところで管理する必要があります。

冬、気温が下がって花がなくなっているときは生育が止まっているので、春から秋よりももっと土が乾くまで待ってからしっかりと水やりをするようにして、水やりしない期間を長めにとります。

アイビーゼラニウムの日常管理

アイビーゼラニウムは春から秋にかけて日当たりの良い屋外で管理すると花をたくさんつけますが、真夏は花を咲かせなくなり、日当たりがよすぎると葉焼けしてしまうので、真夏だけは明るい日陰で管理します。

アイビーゼラニウムの花の色が変わってきたら花が終わっているので、花茎の付け根から花殻を取り除くようにします。ハサミを使わなくても根元から簡単に折れるので、枯れて黄色くなった葉とともに見つけたらすぐに取り除くようにしましょう。

アイビーゼラニウム肥料食いなので、開花期間中は週1回水代わりに規定濃度に薄めた液体肥料を与え、株元には緩効性化成肥料を毎月ひとつかみまいておきましょう。真夏と、冬開花していないときは肥料を与えると弱ってしまうので与えないようにします。

アイビーゼラニウムの切り戻しと挿し木

アイビーゼラニウムを育てていて、株元の部分の葉が少なくなって茎が間延びして形がぼさぼさしてきた時は、伸びすぎた枝を切り戻して形を整えなおすことができます。大胆に切り戻すことで脇芽がでてきて、こんもりとした枝数の多い形になります。

剪定の適期は夏前の6月と秋の9月なので、このとき切り落とした枝を挿し木に使うことができます。

アイビーゼラニウムを切り戻すと切り口に近いところの節のところから新芽が伸びてきます。すでに新芽が出ている場合はその上で、新芽が出ていないときは下の方の節の上で切り落とします。

突出して伸びている枝や、株が混みあっているところを切り戻していくことで、形を整えて風通しを良くすることができます。

切りとった枝は葉数を3枚程度にしたら水につけないで、切り口を半日〜1日乾かしてから水で湿らせた苗床に挿して挿し木します。苗床の土は赤玉土・バーミキュライト・種まき用土などが適しています。水切れしないように管理して1か月後、ある程度成長しているものは鉢に植え替えて育てます。

アイビーゼラニウムは毎年植え替えて

アイビーゼラニウムは生育が旺盛なので、できれば二回り大きな鉢に、毎年植え替えるようにしましょう。植え替えの適期は春ですが、生育が弱まる真夏と真冬以外であればいつでも植え替えが可能です。下の方の葉がどんどん黄色くなってきて、鉢底から根が伸びているようであれば植え替えのサインが出ています。

同じ鉢に植え替えたいときは古い土を1/3まで落としますが、そうでないときは傷んだ根や土を軽く落として新しい土で植え替えます。培養土にパーライトやバーミキュライトなどを混ぜて水はけをよくしたものを使うと管理がしやすくなります。アルカリ性を好むので、庭植えするときは庭土に少量の苦土石灰を混ぜておくと根付きやすくなります。

ゼラニウムはよく庭で鉢植えされているのを見かけ、多くの日本人が愛している花となっています。そんなゼラニウムにいろいろな種類があるのをご存知ですか。

南アフリカ・ケープ地方原産の「ゼラニウム」には花を楽しむだけでなく葉っぱも楽しむたくさんの種類のものがあります。
ここではゼラニウムの種類とその魅力に迫りたいと思います。
たくさんの種類を知ることでゼラニウムを楽しむ世界が広がります。ゼラニウムの多彩な魅力を様々な方法で楽しんでみませんか。

ゼラニウムの種類はたくさん

特徴的な葉っぱとたくさんのかわいい花をつけるゼラニウムは種類も多彩です。葉っぱに特徴があるゼラニウムはその葉の形や色によっても様々な種類があります。

もともと広くて丸い葉をしているゼラニウムですが、「モミジゼラニウム」などと呼ばれるものは、文字通り葉っぱがモミジのように美しくかわいらしく品種です。秋に発色し、葉っぱだけでも鑑賞に値するものです。丸い形なだけに赤くなった際には印象的で愛されています。

「黒葉」と呼ばれる品種もあり、気温が下がると黒葉がハッキリして楽しめるものです。ゼラニウムの葉はその形と色合いから不思議な魅力を持って私達を魅了します。 また、花の咲き方で言えば、四季咲きで年中花を楽しませてくれる魅力にあふれたゼラニウムです。咲き方には「星咲きタイプ」などと言った変わったものもあり、小さな花の花弁が深く切れ込んで星形のようになる可憐な種類もあります。この「星咲きタイプ」には「ファイヤーワークス」シリーズや「スターテル」シリーズなどと言った品種が存在します。

花の色としても、「リンゴ2000」シリーズでは12色もあり、黄色などの珍しいゼラニウムもあるのをご存知ですか。12色のゼラニウムがあれば、一度に植えて楽しんでみたいものですね。

また、蚊を撃退する効果で知られる「カレンソウ(蚊連草)」と言った種類もあります。ハーブとして扱われている「ローズゼラニウム」や「レモンゼラニウム」を元に蚊に忌避する効果を入れ込んだバイオテクノロジーから開発された品種となっています。

つる性のアイビーゼラニウム系も

また、珍しい所では、つる性の「アイビーゼラニウム系」もあります。つる性のためにフェンスに垂らしたりできる珍しい品種です。ツルバラのように楽しんで育てることができます。

葉っぱがアイビーの葉に似ていて光沢のある葉となっていて美しいもので垂れる特性も楽しめます。ヨーロッパで窓辺のフラワーボックスでよく見かけるのはこの「アイビーゼラニウム」となっているそうです。こんなつる性の「アイビーゼラニウム」の楽しみ方は真似したいものですよね。花の色もピンク、赤、白、紫など多彩なのも嬉しい品種です。

また「ペラルゴニウム」という品種もゼラニウムに近い品種で、ゼラニウムにはない深紅色やビオラに似た小さな花を咲かせるのが特徴的です。こちらは春から初夏にだけ咲く可愛らしい花となっています。

「アイビーゼラニウム」はハンギングバスケットで楽しんでも

アイビーゼラニウムは、またハンギングバスケットでも楽しむことができます。枝が鉢の外に垂れ下がる性質を利用してハングングバスケットを作ってみるのもおすすめです。四季咲きでずっと楽しめるハンギングバスケットはとても嬉しいものではないでしょうか。軒先、ベランダ、玄関、門周りと様々な所に吊るしてみることができます。

ハンギングバスケットで育てるコツとしては日当たりのいい場所に吊るし、西日の当たる所や高温多湿を避け、真夏は半日陰に移して育てます。水苔で周りを覆ったら、中に軽いバーミキュライトの用土やピートモスと言った保水性、耐水性、保肥性に富んだ軽い土を入れて植えます。

育てやすく花も葉も楽しめるゼラニウムハンギングバスケットでも楽しむというのは素敵です。ぜひ試してみませんか。

たくさんの品種改良を重ね、様々に利用されるゼラニウム

こうして見てきますと、ゼラニウムは品種改良によって様々な種類が作られていることがわかります。元々育てやすいゼラニウムですが、四季咲きでもあり葉っぱも常緑なのでそれだけ私達の日常の暮らしに近いところで愛されている花だと言う事が言えるのではないでしょうか。

その分、品種改良も盛んで様々なスタイルでゼラニウムを楽しむことができるようになっています。「アイビーゼラニウム」なども育てやすい品種ですのでぜひ壁などに垂らして使ってみたいですよね。

また、葉っぱも楽しめますので寄せ植えにしてもいろいろと引き立ててくれるゼラニウムです。花も葉っぱもボリュームがあるゼラニウムは寄せ植えにも印象的な花です。

こうした楽しみ方がいっぱいのゼラニウムです。きっとこれまで以上にゼラニウムの世界が広がったのではないでしょうか。親しみやすいゼラニウムをもっと身近に庭や鉢植えで、また壁面やハンギングバスケットなどでたくさん植えて楽しんでみませんか。

ゼラニウムが愛される理由の秘密は

ゼラニウムはよく見かける花と言えるのではないでしょうか。鉢で沢山育てている人も多く見かけます。そんな多くの人に愛されるゼラニウムには人気の秘密があります。

ここではゼラニウムが愛される理由を探ります。理由を知ることでまた多くの人が育ててみたいと思う花がゼラニウムです。もっとゼラニウムについて知ってみませんか。

ゼラニウムはどんな花?花も葉も鑑賞!

ゼラニウム」という名前自体変わっていますが、「ゼラニウム」は南アフリカ・ケープ地方産です。南アフリカ・ケープ地方原産の「ペラルゴニウム・ゾナレ」と「ペラルゴニウム・インクイナンス」を掛けて作られた花で、他にも数種が交雑されてつくり出されています。

葉っぱの形にも特徴があり、形と葉の色が個性的です。葉の形は広葉で丸形の可愛らしい形です。種類によっては大きく切れ込むものやつやのある葉や毛があるものなど様々な姿を見せます。葉を見ているだけでも飽きないゼラニウムです。

葉色に濃淡があるのも不思議な感じです。また、多肉質の茎のため乾燥には強く、逆に過湿に弱い植物です。

そして、何より四季咲きで長い間咲いてくれるのが愛される大きな理由です。育てやすく長い間咲いて楽しませてくれるので愛好家も多く、鉢植えされているのもよく見かけるのです。

花は一重咲きから八重咲きまで様々で、花だけでなく先ほども説明した個性的な葉っぱも魅力にあふれています。白や黄色の斑が入った葉やモミジに似たかわいい葉を持ったりする品種などがあります。常緑なのも嬉しい点です。

寄せ植えなどをしてもたくさんの花が付き、葉っぱもアクセントになる植物と言った点がゼラニウムの魅力です。

育てやすく四季咲きの嬉しい花

また、1年を通して日当たりと風通しのよい場所で育てるさえすればいいという育てやすさも魅力の1つです。暖かい地方であれば、戸外で冬越しができ、明るい室内でも育てられます。

ただ真夏は西日の当たらない場所に置き、高温障害に気を付けます。また過湿に弱いので雨に当たらないようにして腐らないように注意をすることが必要です。

また四季咲きの長い花を楽しむには、花がら摘みと枯れた葉をしっかり取ることも重要となってきます。小さな花が中心から次々と咲き終わっていきますのでその都度摘み取ります。全部咲き終わったら付け根から倒して花茎ごと摘み取ってしまいます。

葉っぱが黄色くなったりカビが生えたりしたらすぐに取ってしまうように手入れをすることも大事です。こうすることで長く花が楽しめ、生育も旺盛ですので庭やベランダをたくさんの花で彩ってくれます。

欧米では、よく窓の外のウインドウボックスに使われているそうです。ゼラニウムだけをたくさん植えたウインドウボックスにし、赤いゼラニウムだけで楽しんだりしています。通りを通る人からはゼラニウムの花が一面に咲いた窓がずっと楽しめるようになっています。

やはり1年中花を楽しませてくれることで海外でもよく愛されている理由となっていそうですね。日本でもベランダで簡単に育てることができますので楽しんで人も多くいます。大きくなると30cm〜70cmにもなり、立ち姿を味わう事もできる花です。

どんどん増やせるゼラニウムの魅力

また、ゼラニウムは育てやすい上に増やしやすい点も愛される理由です。春と秋に切った枝を挿すことで挿し芽でどんどん増やしていく事ができます。一番先を7〜10cm程切って挿す「天芽ざし」またはその後の部分を切り取って大量に増やす「管ざし」で増やすことができます。赤玉土腐葉土を1:1で配合した土などに挿します。

こうして増やしたゼラニウムは室内で育てたり、窓辺を飾ったり、玄関や門などのアプローチに並べて植えたりゼラニウムで埋め作るのもいいでしょう。欧米のように壁面やフェンスを飾るのもおすすめです。ベランダで育てたり、寄せ植えも楽しめますので増やして様々なスタイルを楽しむことができます。

さらに、種類によっては「アイビーゼラニウム」などはつる性植物ですので、フェンス仕立て、アーチ仕立て、オベリスク仕立て、トレリスを使ったハンギングポットなどでも楽しめるものです。そんな珍しい楽しみ方もしてみてはいかがでしょうか。

様々なスタイルで楽しむゼラニウムと愛されるゼラニウムガーデンのすすめ

いろいろな場所で育てることができるゼラニウム初心者にも楽しめる植物として魅力にあふれたものです。種類も豊富なゼラニウムで花を楽しんだり、葉っぱを楽しんだりそれぞれの楽しみ方ができます。

ゼラニウムの様々な種類を知ることで、きっとあなたの好きなゼラニウムが見つかるのではないでしょうか。そして自分流のスタイルでゼラニウムを楽しんでみることができます。

そんな自由さも愛されているゼラニウムです。1年中花が絶えない、そして葉っぱでも楽しませてくれるとなったら植えない手はないですよね。ゼラニウムガーデンを庭でもベランダでもぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。

葉っぱでも楽しむ多彩なゼラニウムの魅力

ゼラニウムと言うと、花が美しくて人気ですが、実は個性的な形をしている葉っぱを鑑賞して楽しんでいる人たちもたくさんいます。

育てやすいゼラニウムですので、個性にあふれが葉っぱのゼラニウムも植えて楽しんでみてはいかがでしょうか。多彩な魅力を秘めたゼラニウムのご紹介をします。

ゼラニウムの葉っぱは個性にあふれている!

ゼラニウムの葉っぱは元々丸くて特徴的な葉っぱをしています。かわいらしい葉っぱの形となっていますよね。ゼラニウムは主に南アフリカを原産とし、それらしい南国のイメージの花と葉っぱの形をしていると言えるのではないでしょうか。ゼラニウムが植えてある場合に個性的な葉っぱを見ればゼラニウムだというのがわかるほどですよね。

日本には江戸時代の末にゼラニウムが海外から入ってくるのですが、当時としては葉っぱの模様が珍しく、葉についての多くの鑑賞と改良がなされていったそうです。 「五色葉」などと言ったゼラニウムも昭和初期にはあったようで、今でもそうした珍しい品種を楽しんで育てている人もいます。葉っぱの中で虹色に近いカラフルな5色が彩っているという品種です。とても華やかな葉っぱが魅力となっています。

現在は、当時のようなたくさんの葉っぱの種類があるわけではなくなってきていますが、現在でも100種類ほどはあります。100種類ほどに減ってきていると言いますが、逆にそんなに種類があったことに驚きを感じます。

黒雲竜系、紫雲竜系、京都系などと言った種類の様々な色の葉っぱが存在しています。今では葉より花の方を愛好している人が増えていますが、江戸時代の人達の楽しみ方を想いながら、葉っぱを楽しんでみるのもいいのではないでしょうか。

変わった咲き方、五色葉もある多彩な「ホルトルムタイプ」

ゼラニウムには、大きく5つの系統があり、様々な国でそれぞれに改良されて愛されています。5つの系統をご紹介していくと、まず最初に、最もポピュラーな「ホルトルムタイプ」があります。18世紀にイギリスで産み出された系統のもので、オランダフランス、そして20世紀に入ってドイツで品種改良が行われていった系統です。

そしてこちらが戦後にアメリカ四季咲き性などが開発され、一年中楽しめせてくれる品種も誕生していくものです。

葉のつけ根から花茎を伸ばしてボール状の花をまとめて咲かせます。花を観賞する一般的な系統と言えるものです。

また、この「ホルトルムタイプ」には、ユニークな「変わり咲きタイプ」もあり、バラやカーネーションのような咲き方をするものやチューリップのように完全に開かないで咲くもの、花びらが筒状に丸まって細くなる「カクタス咲き」など、花の形でも楽しませてくれるものが多種あります。

日本では、この「ホルトルムタイプ」の中でも葉に注目がなされ、「斑入り葉タイプ」が人気となっていきました。先ほどご紹介した「五色葉ゼラニウム」が開発されていったという歴史をたどっていきます。

また、葉に特徴があるものとしてもみじの葉のような特徴を持つ「ステラタイプ」もこの系統にあります。こちらの葉はかわいらしくて人気のものです。

そして、2番目の系統としては「ペラルゴニウム系」があります。葉っぱの表面にゼラニウムらしい毛が生えているタイプのものです。深い切れ込みとギザギザが縁にある葉が特徴的です。春から初夏に咲く野性的な可愛い花を咲かせてくれる系統です。

ハンギングバスケットで葉も楽しむ「アイビーゼラニウム」

3番目は「ツタバゼラニウム系」と言う系統で「アイビーゼラニウム」とも呼ばれていてヨーロッパなどでも親しまれている系統です。茎が這うように伸びていくのでアイビーのようでもあり、ハンギングバスケットにして葉っぱを楽しんでいる人が多くいます。葉が小さくて肉厚の星形をしているのが特徴となっています。

葉っぱを楽しむために吊り下げてみるというのもゼラニウムの素敵な楽しみ方と言えますね。花も赤や白、パープルがかったものなど様々な種類があり美しいものです。

4番目にパンジーのように丸みのある花に中が濃い色の小さな花を咲かせる「エンゼル系」と呼ばれる系統があります。こちらは花びらの可愛らしさを楽しんでほしいゼラニウムです。

花や葉の独特の香りを楽しむ「センテッドゼラニウム系」も

また、ハーブのように扱われているゼラニウムがあるのを言っていますか。最後の5番目の系統はハーブタイプのもので、花や葉が香るためにポプリやお茶に活用されています。

ヨーロッパでは香料を採るために栽培されているゼラニウムが存在しているということです。アップルやシナモンのような香りを楽しみます。香料用のゼラニウムがあると言ったことには驚きですよね。

実は日本でも「蚊連草」と言う名前で香りの強い品種が出回っていることもあるそうです。ローズのような香りの「カピタツム」やレモンの香りの「クリスプム(レモンゼラニウム)」が日本でも楽しまれていて香りにも注目されているようですね。ゼラニウムの香りの楽しみ方がいろいろあることがわかりますね。

花だけでない多彩な魅力

こうして見てきますと、5つの系統があり、様々に花や葉に特徴的な魅力があり、それぞれに楽しみ方があることがわかります。「ゼラニウム」と一言で言っても多彩な魅力を持っているということになります。

カラフルな花の色を持ち、様々な花に似た咲き方をするゼラニウム、また葉っぱの形状が切れ込みが深い物やギザギザの具合が異なるものがあり、毛が生えていたり、それぞれに面白い特徴があります。そして、香りでも楽しませてくれます。

様々な系統のゼラニウムを育てることで花だけでない葉っぱの魅力や香りも堪能してみるのはいかがでしょうか。ゼラニウムの多彩な魅力を楽しんでみるのもおすすめです。

ゼラニウムの葉っぱの悩み!葉っぱが黄色くなったらどうする?

ゼラニウムは育てやすい植物で、庭にゼラニウムがいっぱいというお宅もたくさん見かけるのではないでしょうか。ゼラニウムは花の色がカラフルなのでたくさんの色を育てている人も多いのではないでしょうか。

そんな初心者にも育てやすいゼラニウムですが、育てていて葉っぱが黄色くなったという悩みを持つ人も結構います。葉っぱの悩みについてまとめてみました。悩みを解決してゼラニウムの魅力を思いっきり楽しんでみませんか。

ゼラニウムの葉っぱが黄色?

ゼラニウムの葉っぱはよく黄色くなることも多いようですが、葉っぱが黄色になるという状態は一体どういった時なのでしょうか。下の方の葉が黄色くなっても上の方の葉が元気が良ければ、黄色くなった葉を取るだけでもいいようです。

もともとゼラニウムは下の葉が枯れやすい植物で、水のやりすぎで葉っぱが枯れるということも多くあります。乾燥にも強いので水のやり過ぎという事が原因として考えられるものです。土の表面が乾いたらただ水を遣るというのではなく、少し待って水をやってもいい植物です。しっかり乾かないうちに水を遣ると中途半端な水遣りとなってしまうことも多く注意をした方がよさそうです。

水のやりすぎで根を腐らせないように注意することが一番大事です。また鉢でしたら根詰まりになっていないかも気を付けます。鉢の底から根が出ていないのかを注意してみる必要もあります。

ゼラニウムの原産地に想いを馳せて

枯れてきたりした時は、その植物の原産地を思い起こすとよく解決策が出てくることが多いものです。例えば「ゼラニウム」で言えば、南アフリカのケープ地方などが原産地でヨーロッパでもたくさん栽培されています。ヨーロッパ石畳の通りの建物の窓辺を飾っているシーンでも有名です。

原産地が南アフリカやヨーロッパのような地域という事で、乾燥した気候の地域に向いている花です。日本のような高温多湿の気候には実際はあまり向いていない花とも言えます。

日本の高温多湿の気候では、少し注意が必要という事になります。特に真夏に葉の色が白っぽくなってきたりした場合など、夏の暑さには気を配ってあげる必要があります。ゼラニウムの葉っぱが黄色や白に枯れていく原因には、水の遣り過ぎ以外にも、夏の高温による生理障害のこともあるということになります。

その際は、秋になれば自然に葉色が緑に戻り、回復しますので心配はあまりいりません。夏は少し苦手ということを考えながら水遣りを控えて、できるだけ涼しい環境で過ごさせてあげましょう。

水遣りに関しても言えば、気温が上がってきたら充分に注意を払ってやり過ぎないように気を付けて行います。

また、日本のちょっと酸性に傾いている土壌にあまり向かないとも言われるゼラニウムです。苦土石灰を混ぜて弱アルカリ性(pH7.0〜)の土壌にしてあげることも必要です。それらに注意をしてあげることで生育旺盛で育てやすいゼラニウムと言えます。

そして、「ゼラニウム」は多肉植物並みに水をやらなくてもいい植物とも言われています。それほど水遣りの間隔は長くてもいいということを象徴しています。

枯れた葉をそのままにしておくとどうなる?

また、そんな時に枯れた花や葉をそのままにしておくとどうなるのでしょうか。枯れた葉は新しい葉を作るためにも摘み取っておいた方がよく、そのままにしておくとカビが生えてしまうこともあります。葉っぱが溶けたように腐っていきカビが生えている状態になってしまいます。

根元がきれいな状態で風通しがいいことがゼラニウムにとっては大切と言えます。高温多湿を避けるためにも枯れた葉っぱは取り払ってきれいにしておいた方がおすすめと言われます。

ゼラニウムの葉は寒くなると赤くなる?

ゼラニウムの葉は、寒くなると赤くなってもいきます。もみじの葉のような特徴を持つ「ステラタイプ」のゼラニウムが寒くなってもみじのように紅葉する様子はかわいらしくて人気もあります。

紅葉とは違いますが、気温の変化によるこうしたゼラニウムの葉の色の変化も楽しんでみるのも魅力の1つです。

ただ、葉っぱのストレスで赤くなることもあり、水の遣り過ぎや寒さで赤くなったりしますのでその場合は水と寒さ対策への注意も必要です。

ゼラニウムの葉の剪定は?

ゼラニウム健康な葉の状態についてまとめてきましたが、ゼラニウムの剪定に関して言えば特別なものは必要ないものです。あまり大きくなってバランスが悪くなった場合にだけ剪定をすれば大丈夫です。

4〜7月と9〜11月の夏と冬を避けた生育期に、花がらを摘んだり、切り戻しをしてあげるときれいな樹形を保っていくことができます。

花が終わったら、花の茎の元の方から切ってあげ、わき芽の少し上を切り取ってあげるようにするといいでしょう。花も葉もたくさんで華やかなゼラニウムですのでしっかり管理をして楽しんでみてはいかがでしょうか。

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