ガーデニング

冬の庭の主役ビオラをうまく育てて長く楽しむコツ

2018-01-22

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園芸初心者でも育てやすいのに、冬でも色鮮やかに咲き誇るビオラは、冬~春の長期間、ガーデンの主役になる花です。
夏に種まきして種から育てることもできますが、新しい品種の株が次々に出てくるので、毎年、新しい花姿のものを苗から育てて楽しむのもおすすめです。
コツをつかめば花を長く咲かせて、背が伸びたり広がったりしないように、形よくビオラを管理することができます。

園芸上級者になると、ビオラの夏越しさせて、通年同じ株を栽培することもできます。
腐らせずにビオラを夏越しさせるコツも併せてご紹介しましょう。

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パンジーとビオラはまずは大きさで区別

「三色すみれ」の花径が3~5cmと大きいのをパンジー、それより小さいのをビオラと呼んで、区別していましたが、大きめの花をつけるものもビオラとして流通していたり、交配種があったりするので、花の大きさだけでは区別できなくなってきています。

ビオラパンジーよりも花つきがよく、株がぼさぼさしたりしないで、かわいらしくまとまりやすいので、初心者にも扱いやすいのが特徴です。
パンジーよりもビオラの方が冬の寒さにより強いので、暖かい日差しが出てくると冬でも花を咲かせてくれます。

夏の暑さはパンジービオラも得意ではないのですが、パンジーは4~5月早々に株が枯れこんでしまいますが、ビオラは6月くらいまで持たすことができ、うまく管理すると夏越しも可能です。

ビオラの植え付け適期は気温15℃以下

ビオラは冬のガーデニングの主役ですが、9月ごろから苗が出回り始めます。
花色が豊富なときにすぐに購入したいところですが、気温が高いと暑すぎて、ビオラが弱って枯れこんだようになりながら、ひょろひょろと徒長して、首ばかりが長い状態になってしまいます。
早期に購入した場合、早くに植え付けたから失敗だったと処分するのではなく、下の方に小さな脇芽が伸びてきているので、脇芽のところで切り戻して、小さくコンパクトに全体を仕立て直してそのまま育てるようにしましょう。
その後、こんもりしながらも横に見事に広がってしっかりとしたビオラの株に育てられます。

11月に入って気温が15℃を下回ってからが、ビオラの植え付けには最適です。
こんもりしているものの、地上部が少し伸びて背が高くなってきた苗の、地上部はやはり脇芽のところで切り戻します。
これから植え付けるのであれば、同時に地下部も手入れすることができます。
しっかりと根が伸びているので、底の、根がびっしりになっている部分を5mm程度、手で切り落とし、上のエッジ部分の傷んだ土も落としてから植え付けます。

そのまま植えたほうが根によさそうに思えますが、少し切り戻した方がその後の生育がよくなります。

剪定後のビオラは、土に押し付けるように、上からポンポン優しくたたいて、土に密着するようにしてやると、脇芽がより伸びやすく、徒長しにくくなります。
株間をぎっしり詰めて植えたいところですが、横にすぐに伸び始めるので、株間は20cm開ける必要があります。

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ビオラの土と肥料

ビオラの植え付けは、一般的な草花用の培養土か、パンジービオラ用の土を使いますが、水はけがよい土を好むので、バーミキュライトやパーライトをブレンドして水持ちや排水性を向上させるのもおすすめです。
鉢底に、鉢底石を1~2cmほど敷き詰めておきましょう。

ビオラの花つきをよくするには、多めに施肥しないと肥料切れをしやすいので、庭植えにするときなどは牛糞堆肥腐葉土をたっぷり混ぜ込んでから植え付けるのがおすすめです。
鉢で育てる場合は、においの問題もあるので、緩効性化成肥料を混ぜ込んでから植え付け、株元にも緩効性化成肥料をひとつかみまいておくようにしましょう。

冬に、花数が少なくなってきたら追肥は必要ありませんが、花が咲いているときは、2週間おきに緩効性化成肥料をひとつかみ株もとにまくようにしましょう。

ビオラの水管理

ビオラは冬でも水をほしがる植物なので、ビオラにぴったりの水加減は他の植物には多湿になりやすく、他の植物に合わせるとビオラには足りない状態になりやすいので、ビオラ寄せ植えの代表のように扱われていますが、寄せ植えで水加減を合わせるのが意外に難しい植物です。

表面の土が乾いてきたら、たっぷりと水やりしますが、厳冬期はビオラも生育が鈍るため、毎日水やりすると過湿になるので、土が乾いているのを確認したら、暖かい午前中に水やりするようにします。

冬の水やりの頻度は生育環境によって違うので、何日おきがいいとはいえませんが、基本の「表面の土が乾いてきたらたっぷりと水やりする」ことが大切です。

春になって、すぐに土が乾いてくるので、鉢皿に水をためておけば楽だと思いがちですが、鉢皿に水をためていると、春であってもビオラにも過湿になってしまうので、鉢皿に水をためないようにしてください。

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ビオラは日当たりで管理して

日当たりが悪いと徒長しやすいので、できる限り日当たりの良いところで管理しましょう。ビオラは寒さに強いので、霜に当たったぐらいでは枯れませんが、霜に当たらない方がいいので、霜の当たらないところで管理しましょう。

雪が積もっても室内管理しなくても育てられますが、厳冬期は元気がなくなり、芯が凍ったようになります。
多少雪がかかっても枯れこみませんが、雪の期間、花は全くなくなります。
できるだけ雪がかからないところで管理しましょう。

育てているビオラが、梅雨にはまだ遠いのに、ひどく枯れてきたり、徒長してどうしようもないほどみすぼらしくなってしまうことがあります。
複数育てていて、そこだけリカバリーできそうもないときは、その部分の株を取り出して、新しい株を購入し、入れ替えるのも一つの管理法です。
ビオラは春先まで園芸店の店頭で販売されているので、どうしても管理がうまくいかなかった部分をそのままにしておくよりは、思い切って新しい株に植え替えたほうがきれいに管理できます。

同じように手入れしていても、うまく育たない株が出てしまうことは、栽培に慣れていてもよくあることで、管理不行き届きというわけではないので、思い切って植え替えてしまいましょう。

ビオラの花後のお手入れ

ビオラの花が咲き終わったら、早めに茎の付け根から切り取って、種をつけないようにしましょう。
実生のビオラは、親とはかなり違ったとても小さな花をつけるものが多く、実をつけるとエネルギーのほとんどを種の生育に使ってしまうため、花数がぐんと減ってしまいます。

ハサミを使わなくても手で簡単に取れるので、引っ張らないように気を付けながら花殻を摘み取ってください。

ビオラの夏越し

ビオラを夏越しさせるのはとても難しく、暖かくなってくると枯れこんだようになって花数も少なくなってしまうため、ここで栽培を終了するのがほとんどです。

愛着があってどうしても夏越ししたいときは、元のポットサイズくらいに手で株分けし、植え替えて夏越しにチャレンジします。

地上部も思い切って切り戻して、傷んだ葉などもきれいに取り除き、新しい土でもう一度一から育てなおします。

気温が20℃を下回ってくるまでは、風通しの良い、涼しい明るい日陰に置いて管理しましょう。
表面の土がいつもより、より乾燥気味になってから水やりするようにして、過湿にならないように注意して夏越しをさせます。

それでも100%成功するとは限らないので、うまくいかなかったときはあきらめて新しい苗を育てるようにしてください。

監修:きなりのすもも
16年前に趣味でバラ栽培をはじめたのをきっかけに、花木、観葉植物多肉植物
ハーブなど常時100種を超える植物を育て、弱った見切り苗や幼苗のリカバリー、
一年草扱いされている多年草の多年栽培などに取り組んでいます。

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