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世界遺産のひとつ熊野古道 多くの人を惹きつける自然参拝の道とは

2018-02-07

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古代より身分に関係なく多くの人が参詣に訪れたと言われている熊野古道。実際に人が途切れることなく参詣したことから、「蟻の熊野詣」と例えられることもありました。
今回は、そんな熊野古道の歴史や魅力を紹介していきたいと思います。

熊野古道の一部が世界遺産に登録

熊野古道とは「熊野大宮大社」「熊野速玉大社」「熊野那智大社」という熊野三山へと通じる、「紀伊路」「小辺路」「中辺路」「大辺路」「伊勢路」の5つの参詣道のことを主に指します。
このうち小辺路、中辺路、大辺路の3つは熊野参詣道としてユネスコ世界遺産にも登録されているほか、多くの道が国の史跡としても登録済みです。ちなみに5つの参詣道の内、田辺から熊野本宮へと続く中辺路は古くから最も多くの人が歩いたと言われています。

・熊野古道の主な道
紀伊路:渡部津から田辺へと続く道。
小辺路:高野山と熊野三山を結ぶ道。
中辺路:田辺から熊野本宮へと続く道。途中から山道となる紀伊半島西岸へと進む人気のルート。
大辺路:田辺から那智・新宮へと続く道。海岸沿いに進むルート。
伊勢路:伊勢神宮と熊野三山を結ぶ道。紀伊半島の東岸を進むルート。

初心者でも歩けるウォーキングコースもあり

平安時代中頃から始まり、室町時代まで盛んに行われていたという熊野詣。その後近世には西国巡礼の経路として熊野古道を参詣する人が増えていったと言われています。

そんな熊野古道は近年パワースポットとしても注目を浴びている話題の地でもあります。熊野古道の中には急な坂が続く険しいルートもありますが、比較的歩きやすい穏やかなルートも用意されているので、トレッキング初心者の方でも安心して熊野詣を満喫することができるようです。中でも熊野本宮大社の入り口とされる「発心門王子」から熊野本宮大社までのルートは比較的穏やかなので初心者でも手軽に楽しむことができる人気のコースです。

もちろん中級・上級者向けの勾配が多いルートや、ゆっくりと熊野古道を楽しみたいという人向けの連泊コースなども各種設けられています。また、紀伊勝浦温泉へのアクセスが良いルートもあるので、熊野詣を満喫したあと温泉で汗を流すこともできますよ。

熊野古道のパワーを歩いて体験してみよう

かつては多くの先人たちが参詣した熊野古道のパワーを実際に歩いて体験してみませんか?
ぜひ道ごとに異なる眺望も楽しみながら快適なトレッキングを満喫してみてください。

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