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ハイビスカスの花の寿命は短い?育て方は?

2018-02-15

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ハイビスカスと言えば、南国の花という感じがして南国でしか育てられないだろうというイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。

また、花は鮮やかですがその寿命はどうなのでしょうか。ハイビスカスの花についてとその育て方について詳しくご紹介します。

ハイビスカスは何の仲間?

まず、ハイビスカスは何の仲間というとアオイの仲間です。「ハイビスカス」と通常呼ぶ時はあの私たちがよく知っている南国のイメージのハイビスカスを指しますが、分類上では、アオイ科ヒビスクス属に入る仲間をすべて「ハイビスカス」と呼びます。ちょっとややこしい話です。

「Hibiscus」をラテン語読みで読むと「ヒビスクス」となりますので少し納得がいくのではないでしょうか。この「ヒビスクス」には、250種類ほどの様々な種類があり、分類上ではこれをすべて「ハイビスカス」と呼びます。

ただ園芸種となると私たちがよく知っているあの花が「ハイビスカス」となります。この狭義の「ハイビスカス」の原種はというと、インド洋諸島原産種とハワイなど太平洋諸島原産種に大きく分けられます。そして、ハワイの農業試験所では、たくさんの園芸種が作られた結果、今私たちが楽しんでいるハイビスカスの多くの種類が誕生しています。そこからハイビスカスというとハワイというイメージにもなっているのかもしれませんね。

ハイビスカスの花の魅力は

ハイビスカスは何といっても美しい花が魅力です。ただ原種を見ると現在のハイビスカスとはまた違った雰囲気も感じることができます。

インド洋諸島原産種の中国原産ともいわれている「フウリンブッソウゲ」は不思議な咲き方をします。風鈴のようにぶら下がって咲き、花びらに切れ込みが大きくたくさん入っています。よく見るハイビスカスのイメージとは少し異なっていますが、こちらも南国の花の雰囲気が強くある花です。

そして、ハワイなど太平洋諸島原産種のハイビスカスは花弁が丸くて柔らかで優しい雰囲気が感じられるハイビスカスとなっています。 多くの人が育てている園芸種の中も「オールド・タイプ(在来系)」「ハワイアン・ハイビスカス(大輪系)」「コーラル」の系統と大きく分けることができます。

「オールド・タイプ(在来系)」は、寒さにも強く花もたくさんついて育てるのも育てやすい品種です。「ハワイアン・ハイビスカス(大輪系)」は、大きな花が楽しめ色もカラフルで人気があり、品種数も多いものです。ただし暑さ寒さに弱いタイプとなっています。

「コーラル」は、「フウリンブッソウゲ」などのように小さめの花が下向きにぶら下がるようにして咲く珍しい品種です。こちらも寒さに弱いのですが強い性質も持っている品種です。

ハイビスカスの花の寿命は短い?

南国らしい花の美しさが魅力のハイビスカスですが、実は花の寿命が短いのを知っていますか。花の色は赤、黄色、白、ピンク、オレンジなど明るい色がたくさんあるのですが、その花の寿命を調べるとなんと1日しかありません。ハイビスカスは、5月〜10月の長い間咲きますが、一つ一つの花は1日しか持たないのです。大きな花の品種の場合や涼しくなって咲いた場合には2日程度は花が持つこともあるそうですが、それ以外は2日もしないで散ってしまうのです。

また、次の花を咲かせるためには、咲いてしぼんだ花の花がら処理をきちんとしてあげることが大切です。花茎の付け根から取ってあげるようにします。そうしないと咲いた花は花弁だけが落ちてしまい、がくだけが残ります。椿の花も咲き終わるとポロっと落ちるのでそれと似ていますよね。ハイビスカスにそんな特徴があることを知らない人も多いのではないでしょうか。

ハイビスカスの育て方は難しい?

ハイビスカスの育て方についてはちょっと難しそうな印象がありますよね。熱帯や亜熱帯性の植物のために耐暑性がなく寒さに弱い点が育てるのに難しい点です。5度以上を保たないといけないのは冬には難しいことです。冬になったら室内で育てるのも一つのコツです。鉢植えにして室内に入れてあげましょう。室内でも10度以上の方が良いとされています。

また、夏の高温もあまり続くとハイビスカスは弱ってしまいます。風通しの良さも大切な植物です。日本の高温多湿は苦手かもしれませんね。夏は明るい日陰に移してあげるのもいい方法です。

鉢植えで育てて季節によって移動してあげる方法もハイビスカスではいいようです。とにかく基本は日によく当てることが大切です。

また、10月頃まで次々と花が咲きますが、花が終わったら枝を10月頃に半分くらいの高さまでに切り落とすことも大切です。冬のための対策を取ってあげます。寒さの被害をあまり受けないように半分の高さに切ってあげます。

また、バランスが悪くなった場合も枝を切り落としてあげることが必要です。風通しも大事ですので枝ぶりを観察しておきましょう。

肥料も5月〜10月の時期はゆっくり効く肥料をあげます。

ハイビスカスの鉢植えも楽しんでみては

寒さへの対策など少し難しい点もありますが、ハイビスカスを育ててみるのもいいのではないでしょうか。ハイビスカスは育てにくいと諦めないで冬は室内に入れて育ててみませんか。

ハイビスカスの品種によっても寒さに強い「オールド・タイプ(在来系)」のハイビスカスなどは育てやすくていいでしょう。小さな花が多い「オールド・タイプ(在来系)」ですが、こちらから育ててみるのもいいのではないでしょうか。

ハイビスカスの花をたくさん咲かせて長く育てるには

ハイビスカスはハワイや沖縄で咲く花のイメージが強いので、どんなに暑くても大丈夫な半面、寒さには弱い花と思われていますが、実際は亜熱帯の植物なので暑すぎるのは苦手で、気温が30℃を超えると花を咲かせるのをお休みしてしまいます。

ハイビスカスは条件が整えばどんどん花を咲かせてくれるので、園芸に興味がなかったような人も夢中にさせる花と言われています。
ハイビスカスを上手に咲かせるにはどういうふうに管理すればよいのでしょうか。
冬になったら枯れる花と思っている方も多いのですが、冬越しして何年も育てることもできます。
ハイビスカスの花をたくさん咲かせて長く育てられる管理方法をご紹介しましょう。

ハイビスカスを買ったらまず植え替えて

ハイビスカスの鉢植えを買ってきて、まずはじめに行うのは、植え替えです。
市販のハイビスカスの鉢は小さく、すでに根が鉢の中でいっぱいになっています。

このままではとても窮屈なので、ポットを外したら、土を軽く落として、傷んで黒くなったような根を取り除いたら、一回りか二回り大きな鉢に植え替えましょう。
水はけを良くするために、鉢の底に、鉢底石を1〜2cmの厚さに敷いてから、新しい培養土を入れて植え直します。
水はけの良い土を好むので、普通の培養土か、培養土に赤玉土の小粒、バーミキュライト、パーライトなどをブレンドした土もおすすめです。

植え替えたら鉢底から茶色い水がでてこなくなるまでしっかりと水やりしておきます。

ハイビスカスは日当たりの良い屋外に

ハイビスカスの可愛らしい花をいつでも見ていたいので、お部屋の中で育てたいとつい思ってしまいますが、ハイビスカスは日当たりの良い屋外で育てるのが適しています。
室内でも花をつける「インドアハイビスカス」も登場していますが、インドアハイビスカスは、室内でも少しは花をつけますが、室内が栽培に適しているわけではありません。

ハイビスカスは、日当たりが十分にないと花数が少なくなり、ついた蕾も落としてしまいます。
ハイビスカスの花を楽しみたいのであれば、できるだけ日当たりの良い屋外で栽培するようにしましょう。

暑すぎる夏は明るい日陰に移して

ハイビスカスは、実は、暑すぎると花をつけるのをやめてしまう性質があります。
30℃を超えると蕾をつけなくなるので、暑すぎる夏には、風通しの良い明るい日陰に置き場所を替えるようにしましょう。

室内では明るさが足りないので、できるだけ屋外の涼しい明るい日陰を探します。
直射日光が当たらない過ごしやすい場所に移してやると、真夏でも花を咲かせてくれます。

ハイビスカスの水やりと肥料

ハイビスカスは、水も肥料もたっぷりと欲しがる植物です。
肥料が切れると蕾が上がってこなくなるので、蕾が減るようなら追肥するようにしましょう。
10日おきに水の代わりに液体肥料を施肥しても構いません。

水は表面の土が乾いたらたっぷりと与えますが、夏場は朝夕水やりしましょう。
気温が10℃を下回ると生育が止まり、5℃になると休眠してしまうので、冬は乾燥気味に管理して、土がカラカラに乾いたときだけ、温かい日中に水やりするようにします。

ハイビスカスの冬越しのさせ方

ハイビスカスは気温が10℃を下回るようになったら、室内の明るい窓辺で管理しましょう。
室内に取り込む前に、一度鉢を外して、鉢の内外をしっかり洗い、土の中に虫や虫の卵がついていないかしっかりチェックしてから鉢に戻します。
虫がついていたり、傷んだ根があれば取り除きましょう。

地上部は、枝を1/2〜1/3になるように切り落とします。
残す葉っぱの付け根に芽がついているのを確認して、芽を残す位置で剪定します。
地上部が全体的にコンパクトになったら室内に取り込みますが、残した葉っぱに虫がついていることがないように、葉の裏表を強めの流水のシャワーで洗い流してから取り込みます。

冬に葉っぱがなくなっても枯れたとは限らない

冬、気温が下がってくると、室内で管理しているハイビスカスの葉っぱが落ちてしまうことがあります。
葉っぱが全部落ちてしまっても、枯れたとは限らないので、春になるまでそのまま育てましょう。
あたたかくなっても葉がでてこないときは、残念ですが冬越しに失敗していますが、そうでない場合はまた元気に葉が茂ってきて成長してくれます。

逆に、室温が十分なために、ハイビスカスの蕾がついてしまうこともあります。
その場合は咲かせても問題はありません。
肥料がないと花が咲かないので、肥料と水やりを、夏場よりは控えめで構わないので、欠かさないようにしてください。

ハイビスカスは5〜6月に毎年植え替えて

冬越ししたハイビスカスは、最低気温が10℃を下回らなくなったら、再び屋外の明るい場所に置き場所を替えましょう。
ハイビスカスは生育が旺盛なので、鉢の中が根でいっぱいになっています。
はじめて購入したとき同様に、鉢を外したら、土を軽く落として、傷んだ根を取り除いたら、一回りか二回り大きな鉢に植え替えます。

毎年大きな鉢に植え替えていくので、いきなり大きな鉢に植え替えたほうが楽に思えますが、急激に大きな鉢に替えると水管理が上手くいかなくなることが多いので、少しずつ大きな鉢にしていくようにしましょう。
同じ鉢に植え替えたいときは、土や根を多めに落として、植え替えることもできますが、できれば一回り大きな鉢に植え替えたほうが、ハイビスカスがより大きく育ち、花数も増えるのでおすすめです。

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