四字熟語

勇往邁進の意味・使い方

2018-03-09

関連キーワード

意味

わき目も振らずに恐れることなく勇ましく進んでいくこと。
目標に向かってまっすぐにひるむことなく突き進むこと。

由来

「勇往」には勇ましく前に進んでいくこと。意気高らかに進んでいくことという意味があり、「邁進」には恐れることなく、ひるまずに前に進んでいくという意味があります。この二つを組み合わせることで「目標に向かって恐れることなく勇ましく前進する」という意味になるのです。

もともとは軍隊が敵に向かって行軍する際に使用されていた言葉です。特に敵国や敵陣に攻め込む場合などは罠を恐れたり、伏兵に気を取られたりして堂々と行軍することができないことが多くあります。もちろんこういったことに注意を払うことも必要なのですが、必要以上に恐怖にかられると統制がとれなくなります。こういった際には、「勇ましく目標に向かって前進する」ことが重要視されたのです。

似た表現で「猪突猛進」という言葉がありますが、こちらは「周りのことなど何も考えずに前進する」という意味ですので、否定的な意味合いで使われることが多くなっています。先ほどの軍隊の話でも「勇往邁進」は良いとされますが、「猪突猛進」している部隊は罠や伏兵にかかることが多く、良い意味では使われません。得るものも大きいかもしれませんが失うことも多いとされるからです。

意味の変遷

現在では軍隊の行軍に使用されることよりも勉強やスポーツの世界で使用されることが多くなっています。「全国制覇に向けて勇往邁進する」「優勝に向かって勇往邁進する」というように使用します。ここには「勇ましく」「堂々と」「全力で」「目標に向かって」前進するという意味が含まれ、合言葉やスローガンとして使用されるのです。

逆にスポーツのように争いがない、優勝などの明確な目標がない場合はあまり使用しませんが、たとえば企業などで「売り上げ1位に向かって」「地域シェアトップを目指して」などの時には使用されることがあります。

また、「邁進」だけで使用することもあります。「恐れずに前に進む」という意味で、「〜に向かって邁進する」と使用されます。とにかく前に進むということを強調した場合は「邁進」ではなく「驀進(ばくしん)」を使用します。これは力強く勢いを持って前進するときに使われています。

使用法、使用例

「いいか、今年こそ全国制覇するぞ。その目標に向かって勇往邁進するのだ」
「みんなの思いは一つです。とにかく勝ち進んでいきましょう」

▲ページトップ