編み物

初心者・未経験者でも大丈夫!あみぐるみ作りの基礎

2018-04-01

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毛糸を編んで作る「あみぐるみ」。とっても可愛いので、「自分でも編んでみたい」と思ったことのある方も少なくないのではないでしょうか。
そこで「でも編み物なんてやったことないし難しそう」と諦めてはいけません。中には複雑な編み方を駆使して作られているあみぐるみもありますが、一番基本的な編み方である「細編み」だけでも可愛いあみぐるみを作ることができるんです。

そこで今回は、あみぐるみに必要な道具や材料、基本的な編み方や色の変え方など、最初に押さえておきたいポイントを解説します。この機会にあみぐるみデビューしてみませんか?

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あみぐるみ作りに必要な道具・材料

最初に、あみぐるみ作りに最低限必要な道具と材料をご紹介します。

・毛糸
毛糸にもいろいろな種類がありますが、アクリル100%の並太毛糸が安価で編みやすいのでおすすめです。毛糸玉の中心にある穴の中に指を入れて糸端を引き出してください。

・かぎ針
毛糸に合わせて太さを選びます。毛糸のパッケージに使用するかぎ針の目安が書かれているので、それを参考にしましょう。

・とじ針
毛糸の糸端を処理したりパーツを縫い合わせたりするときに使用する、先が丸い毛糸専用の針です。普通の針では針穴に毛糸が通りませんし、針を刺したときに毛糸を割ってしまう恐れがあるので必ず専用のものを用意してください。

・ハサミ
毛糸をカットするのに使用します。普通のハサミで十分です。

・ピンセット
あみぐるみに綿を詰める際に使用します。なくても構いませんが、あったほうが断然作業が楽になります。

・手芸綿
あみぐるみの中に詰めます。塊の大きなものや小さなものなど多少バリエーションがあり仕上がりの触り心地(抱き心地)に多少違いが出る場合もありますが、基本的にはどの商品を使用しても構いません。

・プラスチックアイや動眼
あみぐるみの目のパーツです。必要があれば用意しましょう。
ご紹介した道具や材料は、手芸店をはじめホームセンターや100均で手に入りますが、質が良いのはやはり手芸店で販売されているものです。
ですが、たとえばかぎ針なら100均なら1本100円で手に入るところ、手芸店では1本800円程度するものもあるなど質が良い分高額です。ですので、最初はすべて100均で揃え、徐々にグレードアップしていっても良いと思います。

あみぐるみ作りに欠かせない基本の編み方

あみぐるみは、最低限「輪の作り方」と「細編み」を覚えておけば作ることができます。まずはこの2つをマスターして、慣れてきたらほかの編み方にも挑戦してみましょう。

具体的な編み方は、日本ヴォーグ社主催のWebサイト「手づくりタウン」の動画がわかりやすいです。細編みのやり方の動画は作り目が輪ではなく鎖編みで作られたものになっていますが、やり方は変わりません。動画ではわかりにくいという場合は、かぎ編みの基礎本の購入をおすすめします。100均でも取り扱っているところがありますよ。

輪の作り目(立ち上がりをつけて円に編む方法)
https://www.youtube.com/watch?v=TeO86_eBo2A

編み物の基本 かぎ針編み 細編み
https://www.youtube.com/watch?v=R2N7gx9rr4s

編み物の基本 かぎ針編み 細編みの2段め以降
https://www.youtube.com/watch?v=po8d_kVF8dg

■毛糸の色を変える方法
細編みの途中で色を変える場合、色を変える一つ前の目で糸を引き抜くときに新しい色の毛糸を引き抜いてそのまま編み進めます。色を変える前の毛糸は裏側で巻き込みながら2〜3目編み、カットしておきましょう。段の最後で色を変える場合も最後の目で糸を引き抜くときに新しい色を使い、次の段に進みます。

■毛糸の始末について
編み終わりは毛糸を10cm程度残してカットし、かぎ針にかかっている毛糸の中から引き抜きます。パーツを縫い合わせる場合はその糸を使用し、余った毛糸はとじ針を使って裏地に3〜4cmくぐらせてからカットしてください。

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さあ、あみぐるみを作ってみよう!

道具と材料を揃えて輪の作り方と細編みのやり方を覚えれば、ほとんどのあみぐるみを作れると言っても過言ではありません。あみぐるみの設計図である編み図は、市販の書籍はもちろん様々な企業や個人がWeb上で無料公開しているものもありますので、それを使うのも良いですね。

無料の編み図なら、こちらのサイトがおすすめです。なお、毛糸は編み図で指定されているものでも構いませんし、指定されている毛糸と似た太さの毛糸(かぎ針の号数が同じ毛糸)を使っても構いません。使用する毛糸とかぎ針が太くなるほど仕上がりサイズが大きく、細くなるほど小さくなるので、あえて大きさの違うもので編んでみても面白いですよ。ただし、毛糸を細くしすぎると作業が細かくなって編みづらくなってしまうので注意してください。

あむゆーず 作品レシピ
https://www.amuuse.jp/recipe/item/amigurumi/
手芸メーカー「ハマナカ」主催のサイトです。実用的なものも含め、様々な可愛いあみぐるみの編み図が公開されています。

Amigurumiをつくろう
http://www.clover.co.jp/kyan/knit/amigurumi.shtml
手芸メーカー「Clover」主催のサイトです。動物の編み図は共通の部分が多いので、1つ作れればほかのものも簡単に作れるのではないでしょうか。

あみぐるみ
https://www.rakuten.ne.jp/gold/gosyo/new/amigurumi.htm
毛糸メーカー「ピエロ」の楽天市場ショップ内で公開されている無料編み図です。使用する毛糸をその場で注文できるのも便利ですよ。

あみぐるみは必要な道具や材料も少なく、輪の作り方と細編みさえ覚えてしまえば大抵のものは編めてしまうので、手芸初心者の方にもおすすめです。
道具や材料は100均で揃い、編み図も無料のものが多くあるなど初期投資も少なく済ますことができるので、ぜひこの機会にはじめてみてください。

初心者にもできる!簡単なあみぐるみの作り方

かぎ針で毛糸を編んでいくだけで出来上がるあみぐるみは、簡単な単純作業である分誰にでも入りやすく、その一方で非常に奥深い手芸です。そのため、そうとは知らずに中・上級者向けの作品に挑戦してしまい、「やってみたら意外と難しかった」と挫折してしまう人も少なくありません。

初心者でも簡単に作れるあみぐるみとはどういったものなのか?簡単に作品を完成させるにはどうすれば良いのか?具体的な例を挙げながらご紹介します。

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こんなあみぐるみはNG!初心者向けではないあみぐるみとは

まず、初心者には難しいあみぐるみの特徴をチェックしておきましょう。次のようなあみぐるみは、初心者にはおすすめできません。

1.パーツが多い
パーツの数が増えれば増えるほど作業量も増えます。その分完成までに時間がかかりますし、うまく編めないうちは解いで編み直すことも多くなるので途中で挫折してしまう恐れがあります。

2.毛足の長い毛糸が使われている
毛足の長い毛糸で作られたあみぐるみはふわふわとして非常に可愛らしいですが、編み目がわかりにくいという難点があります。正しく目が拾えなくて形が崩れてしまったり、編み直したいときにも毛が絡まって解けなくなってしまうことが少なくないので、おすすめできません。

3.細い毛糸が使われている
レース糸や極端に細い毛糸で編まれているあみぐるみを見かけますが、これらも初心者向けではありません。細い毛糸を使うとその分ストラップなどに最適な小さなあみぐるみが作れますし、編み目が揃っていると非常に美しく見えます。しかし、細かな作業で初心者ではうまく目が拾えなかったり、それなりの大きさのものを作ろうと思うと編む回数も非常に多くなってしまいます。

4.編み方のバリエーションが多い
あみぐるみの中には、色々な編み方を組み合わせて色々なパーツを表現しているものもあります。ただ、やはり最初は基本中の基本である「細編み」をしっかりとマスターすることが大切ですので、あまり編み方のバリエーションは増やさない方が良いでしょう。

5.立ち上がりをつけない編み方をしている
ぐるぐると円を描きながら編んで行くあみぐるみには、1周編むごとに立ち上がりと言って段の始まりを作る編み方と、立ち上がりはつけずにそのまま編み進めて行く方法の2種類があります。

立ち上がりをつけると、その部分が縦線になって目立ってしまうので立ち上がりをつけない方が仕上がりが美しく見えることもありますが、しっかり数えておかないと一体今自分が何段目の何目を編んでいるのかわからなくなってしまいがちです。混乱したまま編み進めてしまうと形も形も崩れてきてしまうので、最初は自分がどこを編んでいるのか把握しやすい立ち上がりをつける編み方がおすすめです。

立ち上がりをつけると、段ごとに色を変えたときにもきちんとラインが揃って美しくなりますよ。

こんなあみぐるみはOK!初心者向けのあみぐるみはこれ

初心者向けのあみぐるみは、先ほど挙げた特徴の逆を考えれば間違いありません。

1.パーツが少ない
パーツが少ないと、短時間で作品を完成させることができます。時間をかけて一つの作品を作るより、最初はシンプルでもできるだけたくさんの作品を完成させる成功体験を積み上げていった方が意欲も続き、上達も早いのでおすすめです。
例えば動物の耳やマズルを編むのではなくフェルトを縫い付けるようにするなどアレンジしてパーツ数を減らすのも良いでしょう。すべて毛糸で編むのとはまた違ったテイストを楽しむこともできますよ。

2.並太程度のストレート毛糸が使われている
毛糸には色々な太さのものがありますが、ラベルに「並太」や「中太」と書かれているシンプルな毛糸が編みやすいのでおすすめです。特にアクリル100%の毛糸は価格も安く、失敗して毛糸をダメにしてしまっても気軽に買い足すことができます。100円ショップでも取り扱いがありますので、最初はそれを使っても良いでしょう。

3.細編みだけで作られている
やはり基本は大切です。かぎ編みの最も基本的な編み方である「細編み」をしっかりとマスターするためにも、複雑な編み方を使用せず細編みだけで編まれているものを選びましょう。完成品のサンプルや写真があれば、どこも同じ編み目であるかどうかをチェックしてください。完成品がなくても、編み図を見て少し違った編み目記号が出てこないかを確認してみましょう。

4.立ち上がりをつけた編み方をしている
立ち上がりをつけていると、今自分が何段目の何目を編んでいるのかを忘れてしまってもすぐに数えて確認することができます。失敗して解くときも、どこまで解けば良いのかがわかりやすいので立ち上がりをつけておく方がおすすめです。

簡単なものからで大丈夫!まずはあみぐるみの楽しさに触れてみよう

ふわふわとした手触りの良いあみぐるみや、子供が抱っこするのにちょうど良いサイズ感のあみぐるみ、可愛い衣装を着ている個性的なあみぐるみなど、可愛いあみぐるみはたくさんありますが、特殊な毛糸を使ったものや複雑なつくりのものは初心者には不向きです。

最初はシンプルで編みやすいものから入って、まずは1つ完成させてみましょう。「完成させられた!」という達成感は、次の作品やより難易度の高い作品への意欲となり、たくさんの作品を編んで行くうちに自然と腕前も上がっていきます。最初から高い目標を設定せず、まずは簡単なものからはじめてあみぐるみ作りの楽しさに触れてみてください。

初心者でも編める!可愛いあみぐるみの厳選無料編み図15選

インテリアとして、子供に与えるおもちゃとして、あみぐるを作りたいときにネット上で無料公開されている編み図が便利です。
でも、たくさんのサイトの中から自分の実力にあった難易度のものや理想的なあみぐるみの編み図を見つけ出すのはなかなか大変ですよね。

そこで今回は、様々なあみぐるみの編み図を公開している企業や個人のサイトの中から厳選した初心者にも作りやすい編み図をまとめてご紹介したいと思います。

種類色々!動物モチーフのあみぐるみ

キラキラヘンプの子ねずみ
https://item.rakuten.co.jp/gosyo/27-g741m/
コロンとした可愛いねずみくんです。体が小さく手足のパーツもないので、比較的早く完成させることができます。

ゆったりアクリルのペアインコ
https://item.rakuten.co.jp/gosyo/27-528i/
ポテッとしたインコです。配色を変えることで色々な種類のインコを作ることができるので、鳥飼いさんなら「うちのこ」を再現してみても良いですね。

白アザラシのあみぐるみ
http://amigurumisouko.web.fc2.com/azarasi-amizu.html
仰向け・うつ伏せの2パターンを作ることができます。形がシンプルで色変えもないので初心者の方にピッタリです。

母パンダ
https://www.amuuse.jp/recipe/detail/prs-010.html
高さ約13cmとそこそこのサイズがあるパンダです。使用されているプラスチックアイにはいくつかカラーバリエーションがあるので、それに合わせて耳や手足のカラーリングを変えても面白いですね。

ペンギンのあみぐるみストラップ
https://item.rakuten.co.jp/gosyo/amikomo3-33/
ストラップとしてももちろん可愛いのですが、カラーバリエーションを増やして並べておけば、インテリアとしてもオススメです。

テディベア風 ウサギあみぐるみ *43
https://atelier.woman.excite.co.jp/creation/22440.html
手足をボタンで付けるので、立たせたり歩かせたりと色々なポーズを取ることができます。作り方の工程が詳しく写真付きで解説されているので、初めてあみぐるみに挑戦する人でも作りやすいです。

ヒツジだるま
https://www.amuuse.jp/recipe/detail/amu-141-8.html
コロンとした可愛いヒツジのだるまです。 ほかにも十二支モチーフだるまのあみぐるみの編み図が公開されているので、自分の干支のものを作ったり、年末にお正月飾りとして作ってみても良いですね。

くまのあみぐるみ
https://item.rakuten.co.jp/gosyo/amikomo3-34/
身長約36cmとかなり大きなあみぐるみです。お子様のオトモダチとしてはもちろん、ソファの橋に座らせておくだけでも存在感がありますよ。サイズは大きいものの、並太の毛糸を使用しているザクザク編み進めることができます。

ラブラドールのあみぐるみ
https://item.rakuten.co.jp/gosyo/amikomo-10/
ちょこんと座り込む姿が可愛いラブラドールのあみぐるみです。座っている分低くなっているものの、くまのあみぐるみ同様比較的大型のあみぐるみですが、やはりザクザク編んでいけるので楽しいですよ。

くじらのあみぐるみ
https://item.rakuten.co.jp/gosyo/27-3k/
完成させると、全長約30cmになります。上記のくまやラブラドールと違い横に長くなるので飾るスペースが必要になりますが、存在感は抜群です。

実用的!遊べる使えるあみぐるみ

あみぐるみでおままごと【にんじん・おまめ・食パン・みかん・バナナ】
https://item.rakuten.co.jp/gosyo/amicomo11-11/
おもちゃの包丁でカットできるニンジンや鞘から取り出せる豆、食パンなどおままごとで使える食べ物5種類の編み図です。あみぐるみなので、汚れたら水洗いして清潔に保つことができますね。

指人形【うさぎ・とら・サル】
https://item.rakuten.co.jp/gosyo/amicomo5-10/
ちょっとトボけた顔が可愛い指人形。小さなお子様のおもちゃとしてはもちろん、赤ちゃんが握って遊ぶおもちゃとしてもおすすめです。

マフィンのあみぐるみ
http://amigurumisouko.web.fc2.com/muffin.html
チェリーの部分を除いて高さ約7cmのコロンとしたマフィンです。お子様のおままごと用のおもちゃとしてもおすすめですが、ピンクッションとしても使うことができます。

ふくろうマグネット
https://www.amuuse.jp/recipe/detail/amu-246.html
マグネットが包まれているあみぐるみです。冷蔵庫などにそのままマグネットを貼るより、ずっと華やかで可愛らしくなりますよ。

カーテンタッセル
https://item.rakuten.co.jp/gosyo/amikomoumeharu-10/
カーテンをぎゅっと抱っこして留めておいてくれるクマと猫のカーテンタッセルです。部屋の中が華やかになりますね。

初心者でもできる簡単なアレンジ方法

最後に、初心者でも簡単にオリジナルアレンジのあみぐるみが作れる2つの方法をご紹介します。

1.毛糸の色を変える
使用する毛糸は、必ずしも編み図で指定されているものを使用しなければいけないわけではありません。編み図で指定されている毛糸のほかのカラーや、太さが同じ他の毛糸を使用すると作品の雰囲気がガラッと変わって面白いですよ。毛糸のパッケージに記載されている使用するかぎ針の目安が編み図で指定されているかぎ針と同じ太さのものを選べば、あみぐるみの仕上がりサイズはそのままにカラーリングだけ変えることができます。

2.毛糸の太さを変える
使用する毛糸の太さを変えると、あみぐるみの仕上がりサイズもかなり変わってきます。可愛いけどちょっと大きすぎる(小さすぎる)なと思ったあみぐるみを希望のサイズに仕上がるように編み図を修正するのは初心者には難しいことですが、毛糸の太さを変えるだけら、編み図はそのまま使用できるので簡単です。
とはいえ、あまりにも太さの違う毛糸を使うと、予想していたより巨大になってしまったり小さすぎて編めなくなってしまう恐れがありますので、まずは毛糸のパッケージに書かれているかぎ針の目安が2号前後違う毛糸を選んで編んでみましょう。

今回は、基本的な編み方だけで完成させることのできる初心者向けの編み図に絞ってご紹介しました。慣れてきたら使用する毛糸を変えてみたり、もっと難しい編み図にも挑戦してみてくださいね。

作りたいが作れる!難易度別あみぐるみキット6選

かぎ針一本で毛糸を編み進めて作るあみぐるみは、ぬいぐるみのように型紙を写して布を断裁してといった前準備が必要なく、思い立ったらすぐに作り始められる手軽さが魅力です。

でも実際には、編み図や材料がなくて作ろうにも作れないということもあるのではないでしょうか。そんなときに便利なのが市販のキットです。最近では色々なモチーフやテイストのキットが揃っていますし、キットなら編み図と必要な材料が揃っているので、あとは道具さえ用意すればすぐに編み始めることができるので、きっと「編みたい!」という気持ちに応えてくれるでしょう。

とはいえ、デザインに一目惚れして購入したキットの難易度が高すぎて挫折してしまったり、逆に簡単すぎて物足りなかったりすると不完全燃焼で終わってしまうことも……。そんな失敗をしてしまわないために、あみぐるみキットを選ぶときにチェックすべきポイントを解説します。
おすすめのキットも難易度別にご紹介しますよ。

自分のレベルに合うキットの探し方

あみぐるみキットがどれくらいの難易度かを推定するには、「パーツの数」「編み方の多様さ」「毛糸の太さや種類」の3つのポイントに注目してみましょう。

<パーツの数>
パーツが増えると単純に作業量が増えますし、パーツによっては非常に細かい作業になることもあります。まだ網目の大きさがなかなか揃わない初心者の場合、パーツごとのサイズがちぐはぐになってしまうことも少なくありません。

それもそれで味があって良いのですが、できるだけスムーズに編み進めていきたいなら、最初はパーツが1〜3個程度の形がシンプルなものを選ぶようにしましょう。

<編み方の多様さ>
あみぐるみキットは単純な細編みだけで完成するものが大半ですが、中には色々な編み方を組み合わせてパーツを表現していることがあります。
色々な編み方ができる人なら問題ありませんが、鍵編みそのものが初心者という場合は、まずは基本である細編みだけで完成するものを選びましょう。キットのパッケージに掲載されている作品の写真を見て、ヒラヒラしている部分があるなどちょっとテイストの違う部分があるものを避ければ間違いありません。

<毛糸の太さや種類>
使用されている毛糸の太さや種類はキットによって様々ですが、初心者には並太や中太でストレートの毛糸が使われているものが編みやすくおすすめです。毛足の長いものは編み目を見失ってしまいますし、細い毛糸はある程度の大きさにするためにはたくさん編む必要がありますし、編み目が大きくなりすぎると中の綿が見えてしまうこともあります。
最初は並太程度のストレート毛糸で作るものを選び、徐々に色々な太さや種類の毛糸を使ったものにレベルアップしていきましょう。

キットのほかに用意するもの

あみぐるみキットには最低限毛糸と編み図、プラスチックアイなどの副資材が含まれていますが、それ以外の道具や材料については、どこまで含まれているのかがキットによって異なります。パッケージに必要なものが書かれていますので、しっかりチェックしておきましょう。
自分で用意する必要があることが多いものや、特に記載がなくても用意しておくと便利なものは以下の通りです。

・かぎ針
かぎ針は自分で用意しなければならないことが多いです。キットのパッケージに必要な太さ(号数)が書かれていますので、それを参考にしてください。

・とじ針
編み上がったパーツを縫い合わせるときに使用する、太くて先の丸い毛糸用の針です。手芸用の針では針穴に毛糸が通りませんので、あらかじめ用意しておきましょう。

・ハサミ
毛糸を切る際に使用します。100均の糸切りバサミで十分です。

・手芸綿
キットによっては、あみぐるみの中に詰める綿が入っていないことがあります。100均のもので十分なので、パッケージ内容をチェックして必要であれば購入しておきましょう。

・手芸用ボンド
目や鼻などにプラスチックなどで作られたパーツを使用する場合、それを接着しておく手芸用ボンド(木工用ボンド)が必要になります。

・ペンチやヤットコ
あみぐるみをキーホルダーやストラップにする場合、金具を取り付けるのにペンチやヤットコが必要になります。特に金具などを付けない飾って楽しむタイプのあみぐるみであれば必要ありません。

・ピンセットや目打ち
細かいパーツに綿を入れるときにあると便利です。指で綿を入れることが難しい細かいパーツのあるあみぐるみの場合は必須アイテムと言っても良いでしょう。

難易度別あみぐるみキット

それでは最後に、難易度別におすすめのあみぐるみキットをご紹介します。

<初級>
・七転び八起き・紅白だるま
https://item.rakuten.co.jp/cottonheart/h301-502/
縁起の良い紅白ダルマです。初心者でも簡単に編めるシンプルな形で、眉毛や口の縫い方一つで表情が変わります。お腹の模様を変えてみても面白いですね。

・【あみぐるみ縁起物キット】かえるのケロ コロ チロ
http://shop.amigurumi.jp/?pid=115020812
途中で色替えがあるものの形がシンプルなので作りやすく、カエルの目の部分を耳にしてクマにしたり、白い部分をあと2段前後多くして顔をつけ着ぐるみ風にするなど、一つの編み図でアレンジがしやすいのも魅力です。

<中級>
・野呂英作 コットンクレヨンのカラフルくまさん
https://item.rakuten.co.jp/yanagiya/yng2011-0989/

・いぬのスキッパー 編みぐるみキット
https://item.rakuten.co.jp/nsk-wisteria/4986166201788/
どちらも独特のグラデーションが入った毛糸を使用したカラフルなキットです。編み方は単純ですが、グラデーションの出方が異なるため編むたびに雰囲気の違う世界にひとつだけの作品が出来上がります。

<上級>
・【あみぐるみキーホルダーキット】スペシャルショートケーキ
http://shop.amigurumi.jp/?pid=21120529
編み方にも変化があり、途中で色を変えたり同じサイズのパーツをいくつも作ったり、バランスよくパーツを配置したりと様々な工程が登場します。

・ほっこり柴犬
https://item.rakuten.co.jp/tmcnetshop/s-h301-504/
綺麗に編むだけでなく、編み上がったあときちんと自立するようにパーツを縫い合わせることができるかどうか?最後まで気が抜けません。

気になるキットはあったでしょうか?

手芸屋さんやネットショップでは、動物モチーフだけでなくスイーツや乗り物、人気のアニメ・ゲームのキャラクタなど、実に様々なあみぐるみキットが取り扱われています。最初は簡単なものから初めて慣れてきたら徐々に難易度を上げて、いろいろなキットに挑戦してみてください。

あみぐるみを始めてみたいけど、難しそうだと諦めていませんか?
簡単な形からはじめてみると、その魅力にきっとハマるはず!まずは簡単な編み図からスタートしてみましょう。

あみぐるみとかぎ編み

ほとんどのあみぐるみはかぎ編みの技法で作られています。編み物が歴史的に愛されてきた欧米では『knitting doll』と同じく『amigurumi』も人気です。
欧米のknitting dollは棒編みで、『amigurumi』と紹介されている編み図は大体がかぎ編みです。今回はあみぐるみを作るときに基本になるボール型を少しアレンジした編み図をご用意しました。 本来であれば、段数が変わるときに『立ち上がり』という編み目をします。
ここが最初は難しくて、段が少しずつズレて編み目がぐちゃぐちゃに見えてしまうことは初心者あるあるです。ここで挫折してしまう方も多いのではないでしょうか。
今回ご紹介するのは、あみぐるみでも多く使われるボールをらせん状に編み込んでいく方法です。段数が混合するストレスがないので、わの作り方、こま編み、増やし目、減らし目の4点と、段数を数えることに集中できます。

知っておきたい技法

1.わ
編みぐるみのほとんどは球体が基本です。その始まりとして最初に作るのが『わ』です。『わ』の作り方は二種類あります。

一つ目は鎖編みを数個作り、最初の編み目とつなげる方法です。

二つ目は今回使っている方法です。毛糸で二重の輪を作り、毛糸の下からかぎ針をくぐらせ、向こうの糸を手前に引き抜きます。更に向こう側の糸を針先にかけて毛糸を引き抜きます。それから、左に向かって、一段目に必要な細編みを施していきます。必要な分編んだら、糸端を引っ張って、輪を小さくします。

2.こま編み
記号では『×』と表現されます。あみぐるみの99%はこま編みで構成されているといってもいいでしょう。編み目の頭に針先を入れ、毛糸をすくって手前にくぐらせます(針には2本の毛糸)。さらに毛糸をすくって、針にかかった二本の毛糸の下をくぐらせます(針には1本の毛糸)。

3.増やし目(こま編みを二目編みいれる)
記号では『V』の中に『×』が入っています。編み目を増やすには、一つの編み目に複数個の編み目を入れます。
かぎ針を次の編み目の頭に入れ、こま編みを一つ作ります。先ほどと同じ編み目の頭にもう一つこま編みを作ります。これで、一つの編み目から2つの編み目が出来ました。次の段ではこの増やし目の数だけ、編み目が増えているはずです。

4.減らし目(二目一度)
記号では『V』を逆さにしたものの中に『×』が入っています。
編み目を減らすには、複数個の編み目を拾って一つにします。
かぎ針を次の編み目の頭に入れて、毛糸を抜き出します。(針には2本の毛糸。)さらに、その次の編み目の頭に針をくぐらせて、毛糸を引き出します。(針には3本の毛糸。)もう一度、毛糸を拾って3本の毛糸の下からくぐらせて一つにします。
これで、二つの編み目が1つの編み目になりました。次の段ではこの減らし目の数だけ、編み目が減っているはずです。

揃えておきたい道具

編み始める前に必要な道具を揃えましょう。

・毛糸:はじめは毛足の長い毛糸は避け、編み目がしっかりと見える毛糸を選びます。同時にあまり太すぎず細すぎない毛糸が良いでしょう。

・かぎ編み:選んだ毛糸のラベルには適応する編み針の太さが書いてあります。適応する編み針の一番小さいサイズの編み針をお勧めします。目が程よく詰まった仕上がりになります。

・段数マーカー:地味ですが、とっても役に立つのが段数マーカーです。リング状の目数リングは開いている部分がなく、かぎ編みには使えません。必ず、閉じた編み目に掛けられる段数マーカーをそろえましょう。

・とじ針

・中綿

ドロップあみぐるみ

読み方 段のライン上には段数、目のライン上には適応する段を編み終わったときの編み目の数を載せています。

まずは『わ』を作ります。毛糸を二重にして、手前から向こう側の毛糸を引き抜き、もう一度糸を引き抜きます。ここまではまだ段数はできていません。
では1段目から編んでいきます。ここからこま編みを6回します。糸端を引っ張って円をきつく小さくします。一つ目のこま編みの頭に針をいれて、向こうから糸を引き抜くのと同時に、こま編みの頭と針にかかっていた糸を捨てます。ここで一段目が完成しました。ここでできた編み目に段数マーカーを付けます。本来の編み図であればこの次に「立ち上がり」を編みますが、今回はらせん状に編んでいくのでそのまま、二段目の増やし目を編みます。続けて増やし目を編んだところで編み目は12目になります。2段目の最初の編み目の頭に3段目の増やし目を作ったところで段数マーカーを移動させます。同じように11段目まで編んだらここで中綿を詰めます。13段まで編んだところで編み目は6つになるので、糸端を15センチほど残して切ります。とじ針に毛糸を通し、針先にかかっていた目に一度通してきつく締めます。最後に6目の編み目の頭を一つづつ拾って締めます。糸端はさらに内側に編み込んで留めます。
完成です。

あみぐるみを作りたくて、かぎ編みを始めた方も多いのではないでしょうか?
時間がかかりそうで意外にサクサク編めちゃう。サクサク編めそうで意外に時間がかかる・・・。あなたはどちらでしょうか?後者なら、ちょっとしたコツを実践すれば、作成にかかる時間が減るかもしれません。

海外のクリエイターさんも実践しているあみぐるみを作るコツをご紹介します。

段数の変わり目に印をつける

あみぐるみはほとんどが円形から編み始めます。上の方に段数を重ねていく形なら段数を把握するのは簡単です。しかし、『わ』から編み始めると2段目が1段目を丸々包む形になりますのでつなぎ目がわかりづらく編み目が混合してしまうこともしばしば。慣れていてもちょっと油断すると最初の編み目と立ち上がりが混合してしまうこともあります。それを未然に防ぐ意味でも、中心部分から次の段に移行するときの編み目に印をつけると作業が進めやすいです。
一般的な方法として段数マーカーがあります。段数を次の段に編み込むときに毎回付け替えます。習慣がないと面倒に感じますが、この癖をつけておくと編み目を読み間違えることはなくなります。

また、段数マーカーがないときには、色の違う毛糸を使う方法があります。段数が変わる編み目で、目印となる毛糸を前に出し、編み込んで、次の段では前に出ている目印の毛糸を向こう側に倒します。ランニングステッチのような見た目になります。

頬っぺたの赤みはチークを使う

クレパスなどを使ってほほの赤みを付けるのが基本です。でも、実はハンドメイド作家さんやクリエイターさんに一番使われているのはコスメのチークです。あみぐるみは小さな子供も遊ぶものなので、お母さんも普段から肌につけているお化粧品だと安心ですね。

減らし目は目立たない方法『インビジブル減らし目』を使おう

一般的な減らし目は『細編み二目一度』と呼ばれ、毛糸の編み目の頭をまるごとすくいます。
このインビジブル減らし目は海外では一般的な方法で、編み目を丸々拾うのではなく、手前の毛糸のみを拾います。二目を一目にするので、一つにしたい編み目の手前の毛糸を順番にすくい(針には3本)、向こうの毛糸をすくって手前の二本を針から外します(針には2本)。もう一度糸をすくって、残りの二本を向こうに外して完成です(針には1本)。
手前の糸だけを拾う事で、奥の方の毛糸のぶんの厚みがなくなり、目立ちません。

綿はしっかり詰めましょう

あみぐるみは触れる機会が多いと、時間が経つにつれて綿が寄ってきてしまいます。
いっぱいになったな、と思った量から、さらにもう少し詰めます。最後の仕上げであみぐるみを閉じる時に編み針で綿を?き出さないように気を付けます。
こんな方法もあります。綿があみぐるみの中を移動するのを防ぐために、あらかじめ不要になったストッキングの中に綿を詰めておく方法もあります。隙間から見えないように、毛糸の色と同系色のストッキングを選びます。ス トッキングが中綿をまとめて保護してくれるので、閉じるときに編み針で?き出すことを防ぐことも出来ます。
詰める綿は、ホコリくずが出ず、水洗い可能、乾きが早い物を選びましょう。

針は毛糸に対して少し細めに

毛糸に適切な編み針のサイズがありますが、推奨されている編み針のサイズの一番小さいサイズを選びます。編み目がしっかり詰まったあみぐるみが出来ます。
綿を詰めると、あみぐるみの編み目は少しだけ伸びてしまいます。中が透けて見えてしまう原因になりますの で、少しだけタイトめになるように針のサイズは小さくします。あまりサイズが小さすぎると、編み目がきつすぎて編みにくくなるので注意しましょう。

小さなことにこだわらない

世界で愛されているかぎ編みなので、それぞれの国でやり方が違います。編んでみると、色々な方法があることに気づきます。同じ道具を使っても、微妙に針を入れる部分が違ったりします。明確な正解はないので、完成に満足できる編み方を選択しながら自分の編み方を確立していきましょう。

細いパーツには徐々に中綿を詰める

あみぐるみの足や手などの細長いパーツは、最後に綿を詰めると苦労します。綿を詰める口も小さいし、先の方まで綿を均等するのも手間です。そうなる前に5センチくらいの高さを編んだところでこまめに綿を詰めます。口が小さいので綿が入りずらい時には綿棒を使います。綿棒で綿を押し込んで、外から中綿を固定して、綿棒だけ抜き取ります。

パーツを合わせるときはいきなり縫いつけない

この辺かな!と何となくつなぎ合わせるとたいてい失敗します。同時に編み目の同じ段にパーツが配置されていることもポイントです。待ち針で固定して、左右のバランスをまず確認しましょう。大きいパーツの方に待ち針が垂直になるように内側に向けて針を刺して固定します。

おわりに

あみぐるみにかかってしまう時間のほとんどが編み直しや編み目を数えてる時間ではないでしょうか。せっかくリラックス効果のある編み物をしているので、小さな手順をしっかり踏んでストレスフリーな充実した時間にしましょう。

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