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種類別解説付!さまざまなスパークリングワインのおすすめを紹介!

2018-04-07

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ワインがお好きな方の多くは、泡もの…つまり、スパークリングワインがお好きです。簡単にいうと発泡性のワインなのですが、ほど良く繊細な泡と酸味、甘み、深みが一体化したこの風味はほかの酒類のスパークリングでは味わうことができない、至極の快楽です。

さて、そんなスパークリングワインなのですが、おすすめするのであれば、まずはいろいろなスパークリングワインを飲んでみよう、ということになります。

スパークリングワインをおすすめと、いって銘柄だけを飲み続けるのでは本当の楽しさはわかりません。と、いうことで今回、ここではさまざまなスパークリングワインの種類とおすすめについて解説します。

瓶内二次発酵系のスパークリングワイン

スパークリングワインの伝統的な製法は瓶内二次発酵と呼ばれる製法です。フランスシャンパーニュ地方で誕生した独特な製法であり、多くのワイナリーがこの製法をベースにしてスパークリングワインを製造しています。

製法には非常に手間がかかり、まずは白ワインをベースとして造る必要があります。そして、ヴィンテージの良かったものはそのままスパークリングワインにして、そうでないものは、以前リザーヴしておいた白ワインとブレンドされます。

そして、ワインボトルの中に液体が入れられ、少々の糖分と酵母が添加されます。アルコール発酵は、酵母が糖分を分解して炭酸ガスとエタノールを生成するわけですが、それが瓶内で起こることで炭酸ガスを有するワインができあがる、ということなのです。

そして、滓抜きなどさまざまな工程を経て、瓶内二次発酵で造られるワインができる、というわけです。

テタンジェ

瓶内二次発酵系のスパークリングワインには、シャンパーニュやスペインのカバ、イタリアのフランチャコルタ、ドイツのゼクトなどがありますが、やはりスパークリングワインでおすすめといえば『テタンジェ』でしょう。

テタンジェは、シャンパーニュ地方でも歴史を持っている由緒正しき老舗メゾンです。現在では、4代目となるピエール・エマニュエル・テタンジェ氏が指揮を取り、世界中のスパークリングワインファンをテタンジェの魔法で酔わせています。

テタンジェはラベルやボトルが洗練されていることで知られており、ギフトやパーティーシーンでも大変重宝されています。また、シャルドネにこだわっており、最高峰の畑で造られる贅沢なシャルドネを惜しげもなく使います。一度は飲みたい、憧れの味わいなのです。

スプマンテ

スパークリングワインは、瓶内二次発酵がもっとも高級品とされています。ブランド力もあるでしょうが、やはり手間がかかります。当然、数年間も出荷することができなければ、その分の価格はワインに乗せなければ商売になりません。

さらに、瓶内二次発酵では自然がもたらす繊細な泡を楽しめたり、人工的にはなかなか難しい複雑性も兼ね備えます。とはいえ、高額となるため、日常的に…カジュアルに飲むスパークリングワインとは少し立場が違っているかも、しれません。

そんな中、もっとカジュアルに本格的なスパークリングワインを飲みたい、という方たちから絶大な支持を得ているのが、スプマンテです。イタリアで造られている発泡性ワインなのですが、プロセッコが非常に有名です。

『発泡性』という意味の言葉なのですが、シャルマ方式という独特な製法で造られます。これは、ステンレスタンク内に白ワインを入れ、その中で二次発酵を起こさせる製法です。瓶内ではなく、タンク内発酵という呼ばれ方もします。

一度に大量のワインを製造することができますし、還元的環境で造られることからも酸素に振れず、大変フルーティーな味わいに仕上がる、というところが特徴的です。

前述したように大量生産に向いていることからも、カジュアルなバルやホームパーティーでも愛用されており、若者の間で人気のスパークリングワインとなっています。

コネリャーノ ヴァルドッビアデーネ プロセッコ スペリオーレ

プロセッコは、とにかくカジュアル。とはいえ、瓶内二次発酵では得られない、フルーティーさと飲みやすさを持っているため、品質の高いものを選ぶと毎日でも飲みたくなる美味しさです。

そんなスプマンテの中でもおすすめなのが、『コネリャーノ ヴァルドッビアデーネ プロセッコ スペリオーレ』です。モリンというのは水車小屋を示しているそうで、非常に繊細で瑞々しいフレッシュな味わいを楽しめます。フルーティーさはイチゴやライチを思わせ、酸もしっかりと乗っているのでダレません。

ボトルデザインもイタリアワインらしく、シンプルかつスタイリッシュ。麦わら色に繊細な泡が立ち上るので、シャンパングラスに注いで、アペリティフとした楽しむことをおすすめします。

ペティアン

ペティアンは、フランス語を直訳すると、ぱちぱちっと跳ねるような泡、を意味しているようです。瓶内二次発酵のスパークリングワインがメインのフランススパークリングワインなのですが、本当におすすめしたいのは、このペティアンです。

ペティアンは、気圧が2.5気圧以下という繊細な口当たりで、微発泡性ワインとして多くの人たちから愛されています。香りも華やかで飲みやすく、瓶内二次発酵のキツメの喉越しよりも、やわらかく、すーっと喉もとを通るような感覚で楽しめます。

ロゼワインのペティアも多いことや、オーガニック系のヴァン・ナチュール系のスパークリングワインに多く見られます。

ペティアン・ド・リステル グレープ

もし、ペティアンを飲むのであれば、あえてワインが苦手だと言っている方と飲むとよいでしょう。ワインが苦手というのは、比較的タンニンからくる渋みが辛い、ということが多いようなので、ペティアンであれば、タンニンはほぼなく、香りも華やかなので初心者におすすめです。

そんな中、まずはの一本としておすすめしたいのが、『ペティアン・ド・リステル グレープ』です。南仏らしい、ジューシーで果実味の乗ったブドウを使用しており、とても華やかな気持ちにさせてくれる1本となっています。

ペティアンも、一般的なスパークリングワインと同様に、しっかりと冷やして飲んだ方が美味しく飲むことができます。

高級なシャンパーニュの場合ですが、香りの複雑性や味わいの丸さなど、温度を下げすぎるとわからなくなってしまう、ということがあるので、温度は一般的な白ワインよりやや低め…という飲み方が推奨されています。

しかし、ペティアンの場合、複雑性というよりは飲みやすさとフレッシュさを楽しむため、あまり常温に近づけると、甘く感じ過ぎてしまうかもしれません。『ペティアン・ド・リステル グレープ』も、5度以下にまで冷やしてしまって結構ですので、春や夏に屋外で楽しむにはもってこいなのではないでしょうか。

炭酸ガス注入方式

最後に紹介したスパークリングワインが、炭酸ガス注入方式で造られているスパークリングワインです。

本物思考の方であれば、この製法は少し邪道かもしれませんが、手軽にスパークリングワインを飲めるというのであれば、こういった炭酸ガス注入方式で造られているものがおすすめでしょう。

製法は、その名の通りいたってシンプルであり、スティルワインに直接、二酸化炭素を入れ込むだけです。ガス圧はペティアンよりはやや高めですが、2.8気圧程度となっており、飲みやすく仕上げられています。

ワインの味わいは好きなのだけれども、強過ぎる炭酸は苦手である、という方に取り分けおすすめの一本になっているのではないでしょうか。

こちらの、炭酸ガスを注入して造られるスパークリングワインは、日本で造られているスパークリングワインに多いと言われています。日本国内の場合、酒税法の関係で1気圧以上あればスパークリングワインと認められているので、手軽に造ることができる炭酸ガス注入方式が取り入られているようです。

蒼龍葡萄酒 スパークリング マディコンコード

炭酸ガスを注入しているものでおすすめとなれば、やはり日本のワインです。

『蒼龍葡萄酒 スパークリング マディコンコード』は、コンコードという日本で使用されている黒ブドウ品種を主体としており、果実味とブドウ本来の味わいを、微炭酸で楽しむことが可能です。可愛らしいラベルも特徴ですので、パーティーシーンにもピッタリでしょう。

まとめ

今回、ここでは種類別にスパークリングワインのおすすめを紹介してきました。高価、安価の差はありますが、どれが正解でどれが間違いか、ということはありません。その時々の気分に応じた、美味しいスパークリングワインを選んでみましょう。

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