ワイン

ワインの飲み方の基本を知っておくと便利!

2018-04-10

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ワインは難しい。こう思われている節があります。確かに、ワインショップなどにいくと、さまざまな種類のワインが販売されており、全く知識を持ち合わせていなかったら、どういったワインを選ぶべきなのかサッパリわからないでしょう。

さらに、ワインを購入したとしても、どういった飲み方が正解なのかもわからず、恥ずかしいのでワイン自体を飲むことをやめてしまう、という方もいるかもしれません。しかし、それでは本当に勿体ないですし、ワインの世界を楽しむためには、基本の飲み方を知っておく方が良いでしょう。

今回、ここではワインの基本的な飲み方についてを紹介します。今まで、誰にも聞くことができなかった、という方にはおすすめとなっていますので、ぜひ参考にしてみてください。

コルク

まず、ワインのうんちくを知る前に、まずはワインを購入してきて普通に飲めることが重要です。バカにしているのか…と、思われるかもしれませんが、案外ワインの栓であるコルクに悩まされる人が少なくはありません。

コルクは、天然コルクだけではなく、合成樹脂を使用したもの、プラスチック風のものなど、現代では数多くの種類が存在しています。特に、フランスのある程度の価格帯のワインを購入した場合、そこは伝統にならって天然コルクが使用されていることが多々あります。

実は、ワインの飲み方の基本中の基本となるのは、コルクを開栓するための「ソムリエナイフ」にあります。ソムリエナイフは、コルク部分を覆うキャップシールを切るためのナイフと、栓を抜くスクリュー、瓶口に引っかかる場所、そして王冠キャップを引っ掛けて取るための機能を持つ、多機能ナイフです。

ワインショップだけではなく、一般的なディスカウントストアでも手軽に手に入れることができるので、多くの人たちが所有しているはずです。しかし、このソムリエナイフをケチッて100円均一などで購入したり、できるだけ安価なものにすると、コルクを上手に抜くことができないこともあります。

スクリューやナイフが機能しにくく、天然コルクの場合にはそのコルクがボロボロになってしまう、ということも良くあるのです。こうなってしまったら、せっかくのワインも台無しです。ワインの飲み方を極めたい、と思っている方はまずは品質の高いソムリエナイフを用意することをおすすめします。

温度について

ワインは生き物である、ということをワイン通はよく言います。このワインは生き物、というのは購入してから瓶内で未だ熟成し続けている、という意味です。

ワインには幾多の成分が含まれており、空気中の酸素に5分触れたとしても、その成分が重合などを経て変化していきます。

そのため、できるだけ最高の状態でワインを飲みたい、という方がワインセラーなどを購入して、徹底した管理を続けているわけです。さて、そんなワインを美味しく飲むためには、やはり温度が重要になります。

よく、白ワインは冷やして、赤ワインは常温…と、耳にしますが、半分正解で半分間違いです。白ワインの場合、種類的にはブルゴーニュ地方のシャルドネのように、樽熟成させてクリーミーにしているものもあります。

こういった白ワインの場合、そのまろやかさとナッツ感が特徴ですので、冷やし過ぎてしまうと、香りが立たず本来のポテンシャルが楽しめません。

一方、香りがやや少なく、酸がしっかりとしている白ワインの場合、ある程度冷やしても美味しくいただけます。香りを重視したい白ワインの場合、冷やすことは問題ありませんが、8度前後の温度でないと、香りが飛んでしまうでしょう。

赤ワインは難しい?

赤ワインの飲み方として、温度はとても重要になってきます。例えば、赤ワインは常温といいますが、どの程度が常温なのか定義が曖昧です。

そのため、そのワインのボディに合わせて温度を変化させる、ということが重要になります。基本的に、そのワインの温度が下がれば下がるほど、酸味が際立ちまろやかさが消えていきます。

赤ワインの場合、渋みが重要なポイントとなってきますので、あまり温度を下げると、酸味と渋みが強烈になってしまい美味しさを掻き消します。温度が高い場合、逆にまろやかになり、香りや味わいに複雑性が増すのですが、上げ過ぎたら甘ったるい印象となり、これも美味しくありません。

一般的に、15度から18度程度と言われていますが、そのワインのボディや個性に応じて温度を変えた飲み方をする方が良いでしょう。例えば、タンニンが少ない軽やかな品種で造られている赤ワインであれば、温度を低めにしても渋みが少ないため、果実味とフレッシュ感を楽しむことができます。

アルコール度数が高過ぎる赤ワインも、飲み方としてはやや温度を下げると口当たりが強くなり過ぎません。いくつか、赤ワインを飲んでみて、その違いを確認することも、ワインの飲み方を知るためには重要になってくるわけです。

香りの取り方

さて、ワインの飲み方の基本となれば、そのワインの香りの取り方をしっかりと把握しておくことに限ります。

ワインの命は香りであり、この香りを感じられなければ、ワインの楽しさをほとんど知らないに等しいと言っても過言ではないでしょう。まず、ワインを飲む時の香りの感じ取り方ですが、ワイングラスを使用してください。

一般的なコップでもよろしいのですが、ワイングラスはワインの香りを膨らますよう、専用に作られています。そのため、香りを楽しむ場合はグラスにこだわった方が、その香りのバリエーションを楽しめる、というわけです。

さて、ワイングラスにワインを注ぎます。お一人やご友人とワインを飲まれる時に、その量を定めるのは自由なのですが、仮に香りを楽しみたいというのであれば、グラスの3分の1程度が良いでしょう。

そして、まずは何も手をつけず一嗅ぎしてください。大体、4つ程度の香りを感じ取れるように訓練していきます。よく、一嗅ぎして数種類の香りを表現する人がいますが、人間は一回で4つ程度の香りしか嗅ぎ取れない、ということが研究でわかっています。

グルグル回すわけ

さて、ここからがワインの香りを楽しむための醍醐味なのです。プロのソムリエやワイン通の方がグルグルとワインを回していますが、これはワインに空気を含ませて香りを立たせる行為となります。

前述したように、ワインは変化しやすいお酒であるため、空気を含むと液体中の成分に変化が起こり、香りが多少変わってきます。そこで、奥に潜んでいる香りを導き出し、また違った香りを楽しむのです。ただし、このワインの回し方ですが、半時計回りがおすすめです。

さらに、大きく回し過ぎないこと…。相手にかかってしまったり、自分にかかったりするのは大変みっともない姿です。相当、慣れている方で無い限りはあまり暴走しない方が良いでしょう。そもそも、ワインの香り自体は回さずともある程度は本来わかりますので、無理をしない、さりげない、という程度がオシャレです。

口の中で味わいを広げる

ワインの通な飲み方とすれば、口内に液体を含んだら口内全体を洗う感覚で飲んでみる、ということです。こうすることで、さまざまな味覚器官に刺激を与えることができますし、香りも喉奥から鼻を抜けて心地よい気分になります。

ワインの醍醐味は、ただそのワインの香りが良いとか悪いとかではなく、その味わいと余韻です。プロは香りだけをテイスティングしたり、飲み込まずに喉奥からの香りも審査しますが、一般的にワインを飲まれる方であれば、そういった難しいことはしないで大丈夫です。普通に飲めば楽しめるので安心してください。

余ったワインの飲み方

さて、番外編として、余ったワインを飲む場合、どういった飲み方が良いでしょうか。実は、おすすめはサングリアにしてみたり、ジュースと割ってみる、という飲み方です。

残ったワインというと劣化して飲めない、というイメージですが、酸化してやや酸味が強くなったり、キャラメル感が出てしまっている状態です。細菌が入り込んでいない限り、腐っているわけでもありませんし、料理酒としても使えるのでおすすめです。

そういった状態に、フルーツの甘さを加える上記のようなアレンジを加えると、それ単体で美味しいワイン飲料が完成します。飲めないから、と我慢して飲んでみたり、放置するのは大変もったいない飲み方です。

ワインは小難しいイメージもありますし、飲み方もある程度は決まっています。しかし、本来はただの葡萄酒。ベースさえ覚えておいて、あとは自由でいいのです。ぜひ、今回の記事を参考にワインを楽しんでみてくださいね。

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