ことわざ

似た者夫婦の意味・使い方

2018-03-30

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意味

夫婦は性格や趣味、外見などがよく似ているということ。
夫婦が一緒に暮らしているうちに性格や趣味、外見などが似ていくこと。

由来

夫婦になる男女は性格や趣味が似ていることが多い、もしくは、はじめはそんなに似ていない男女でも夫婦となって一緒に暮らしているうちにお互いに影響しあうことで性格や趣味などが似ていくということからきています。

まず、よく言われるのが考え方です。同じ思考の仕方をしているから夫婦になる場合もありますし、一緒に暮らしていると考え方も自然に似ていきます。ただし、これは良いことばかりではありません。夫婦そろって常識外れであったり、他者の反感を買うような考え方をしている場合も「似た者夫婦」と表現されるので注意が必要です。

ほかには価値観が同じという場合もあります。何を重要視するのか、ものごとについてどうとらえるのかが似ている場合は夫婦としてもうまくいくことが多いようです。  似た者夫婦であることで、夫婦仲が良いことも多くなります。趣味や性格、考え方や価値観が似ているために衝突することがあまりなく、お互いのことを理解しあえる関係であるために仲良く生活ができていくのです。

また、英語表現では、
Every Jack has his Gill.
(どんなジャックにもジルがいる)
というものがあります。どんな男女にもぴったりくる相手が居るという表現です。

ことわざの成り立ち

このことわざは、あまり結婚して間もない夫婦には使われません。ある程度の年月を一緒に過ごした夫婦に使われることが多いようです。結婚するときは赤の他人ですから性格や趣味などがぴったり一致しないことも多くあります。しかし夫婦として家族として一緒に過ごしていくうちにだんだん似てくるのです。似てくると無駄な衝突をすることがなくなっていきます。衝突が減ってくるとさらに距離は近づいて行きます。そうしてお互いへの理解が深まっていくといちいち考えなくても自然と「似てくる」のです。

意味の変遷

良い意味で使われることが多いことわざですが、やはり否定的な意味合いで使われることもあります。特に最近では夫の方が問題を起こして大事になった後、登場した妻の方も問題発言をすることなどがあります。こういった場合にも「似た者夫婦」と表現されてしまうのです。必ずしも肯定的な意味合いのみではないことに注意が必要です。

使用法、使用例

「旦那の方にした質問を妻の方にもしたんだが、まったく同じ答えが返ってきたよ」
「ああ、あそこは似た者夫婦だからな。考え方もそっくりだよ」

類似した意味のことわざ

「牛は牛連れ、馬は馬連れ」「割れ鍋に綴じ蓋」

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