ガーデニング

オリーブを育ててオリーブの実を収穫しよう

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オリーブの栽培が始まったのは、今から5〜6千年前と言われています。
オリーブは、太古からの栽培の歴史がある果樹です。

オリーブの葉は、表が緑色で、裏が銀白色の細い葉で、冬でも落葉しない常緑樹です。
地中海沿岸地方が原産地とされていますが、寒さに強い品種も多く、寒冷地であっても屋外栽培が可能な品種も多くあります。

オリーブの育て方と、実の収穫方法、実を食べるにはどうしたらいいのか、ご紹介していきましょう。

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オリーブは日当たりで、水はけの良い土で育てる

オリーブは水はけの良い土壌であれば土質を選ばず生育します。
オリーブは日当たりを好むので、日当たりの良い風通しの良い場所を選んで、水持ちと水はけの良い土に植え付けましょう。

寒さに強いオリーブでも幼苗はそれほど寒さには強くないので、ある程度の大きさに育つまでは鉢植えで育てて、冬場は霜などが当たらない軒下で管理するのもおすすめです。

オリーブは植えてからある程度の年数が経ち、木が成熟するまでは、花がつきにくく、成熟した木でも、冬の寒さに当たらないと、花芽をつけなくなります。
オリーブがある程度育ってきて、花を咲かせたいと思ったときは、冬でもできるだけ屋外栽培を心がけましょう。

オリーブの木は、植え付け時にたっぷり水やりをしますが、根付いたあとは鉢植えであっても自然の恵みだけで水やりはほとんど必要としません。
過湿になる方が根腐れしやすくなりますが、乾燥しすぎてもやっぱり枯れるので、気をつけて見ているしかないのですが、雨不足が深刻なとき以外は自然任せにしておくほうが無難です。

しかし、冬季に水不足になると、花が咲いても実になりにくいので、実をつけたいときは冬の水切れに注意してください。

オリーブの施肥のタイミングは?

あまり水をあげなくても育つので、肥料もあげなくても育つと思いがちですが、美味しい実を収穫するには、適切な肥料は欠かせません。
大まかな施肥のタイミングは年3回あります。

? 2〜3月 ゆっくり効く寒肥

2〜3月はオリーブの花が咲く前の、まだ寒い季節なので、オリーブの株から少し離れたところに穴をほり、有機肥料か有機堆肥を埋めて土をかぶせておきます。
有機肥料や有機堆肥は、そのままではすぐには効果を発揮せず、地中の微生物によって分解されてから、肥料として吸収できる形になります。
この冬に行う「寒肥」を施肥しておくことで、花の頃にゆっくりと効果を発揮してくれます。

? 6月 即効性のある化成肥料

実がなりはじめる頃、すぐに肥料効果が現れるように、水で溶け出した分がすぐに吸収される化成肥料を施肥します。
分解するまで待てないし、すぐに足りない肥料分をプラスできるよう化成肥料を使いますが、使いすぎないよう気をつけましょう。

? 実の収穫後「お礼肥」

品種によっても、収穫する実の完熟度合いによっても収穫する時期が変わってくるので、施肥するタイミングは何月かというよりは、収穫したらすぐと考えましょう。
収穫後は来年に向けてゆっくり肥料が効果を発揮すれば良いので、寒肥と同じく有機肥料か有機堆肥をほった穴に埋めて施肥します。

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実を採るための栽培時の注意点

3〜4月にオリーブは新芽を伸ばしてきます。
オリーブは去年伸びた枝の部分に花芽ができるので、樹形を整えて脇芽を増やすようにするためには、今年伸び始めた枝だけを切り落とし、混み枝や他の枝のじゃまになるような枝も選んで切り落としておきます。

オリーブは、種類の異なるオリーブの木の花粉で受粉する「他家受粉」をしないと実がつきにくいので、実を採るためには、品種の異なる(名前の違う)オリーブの木を2本以上植える必要があります。
オリーブの中でも「ルッカ」という品種は、他の木の花粉ではなく自分の花粉でも受粉する「自家受粉」をし易い品種ですが、他家受粉したほうが、実つきがよりよくなります。

5〜6月にオリーブの花が咲き、オリーブは受粉作業をしなかった場合でも、咲いた花のほとんどが実になろうとし始めます。
育ちの悪い実もできてしまい、大量の実の数になるため数が多すぎ、大きな実になりにくくなってしまいます。
しっかり育ちそうな実が、よりしっかりと生育するように、7〜8月のうちに生育の悪い実や、一つの枝に集中してついているような、つきすぎている実を取り除きます。

オリーブの実の食べごろはいつ?

9〜10月頃、緑色のオリーブの実が段々と黄色みが濃くなっていき、次に赤くなって、やがて黒っぽくなっていきます。
色が濃いほど熟成度合いが強くなっていきますが、それぞれに風味や香りが違っています。
どの段階で収穫するかはお好みで、この状態でないと摘んではいけないという決まりはありません。

一般に、塩漬けなどで食べるには黄色っぽいところで、オイルを取るには紫〜黒い実を使いますが、黒い実の塩漬けが好きな方もいれば、緑がかった実の塩漬けが好きな方もあるので、色々試してみてお気に入りを見つけましょう。

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オリーブの実はそのままでは渋くて食べられない

オリーブの実はアクがとても強いので、そのままでは食べることができません。
重曹水や塩水に長期間つけてアク抜きし手から食べられるようになります。
この「長期間」というのも、2日位?と考えたら大間違いです。

塩水の場合は、10日おきに塩水を入れ替えながら約1ヶ月半、更に塩抜きするために水を入れ替えながら1ヶ月ほど水を替え続けて、ようやく食べられるようになります。

重曹水の場合は、もう少し短期間で済みますが、塩水の場合の半分くらいは時間がかかります。

赤ワインや白ワイン、焼酎などに収穫した実をそのまま半年〜1年つけておいても美味しいオリーブの実になります。

お好きな食べ方に挑戦してみましょう。

監修:きなりのすもも
16年前に趣味でバラ栽培をはじめたのをきっかけに、花木、観葉植物多肉植物
ハーブなど常時100種を超える植物を育て、弱った見切り苗や幼苗のリカバリー、
一年草扱いされている多年草の多年栽培などに取り組んでいます。

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