疲労回復

試してみよう!疲労回復のツボ押し

2018-04-13

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疲れが溜まってきたときに、マッサージを受けに行って「疲れが取れた!」と感じたことはありませんか?
マッサージは筋肉の張りやコリを取り、血行促進するため、体温を上げ疲労回復に効果があります。しかし、忙しい毎日、なかなか時間が取れないことや、経済的にも負担が大きいことから、毎日マッサージに通うことはとても難しいと言わざるを得ません。
そこで、ツボを押し、自分でマッサージを行うことで効果的な疲労回復ができれば、疲れを感じた時に即対処することが可能になってきます。
今回は、疲労回復に効果的なツボを紹介していきたいと思います。

手のひらのツボ

手のひらにある「労宮(ろうきゅう)」というツボ。このツボは心苦労の集まる中心とされており、心労やストレスが過剰に重なってくると押すことで痛みを感じます。労宮を押すことで、手のひらの血行が良くなり、自律神経を整え、気持ちを落ち着かせる効果が期待できます。他にも緊張感を緩和させ、気持ちを落ち着かせる効果や、手のほてり、動悸、吐き気、胃腸の不具合、首や肩こりの改善に効果的と言われています。

労宮の位置は、ちょうど手のひらの中心にあります。拳を握る(グーにする)と中指と薬指の指先の間に位置しているので、それを目安にしてみるといいでしょう。

押し方は、痛いけど気持ちいい程度の強さで指圧します。左右両方を10回または1回5秒5セットを目安にして行うことが効果的と言われています。温めたり、労宮を刺激できるもの(ボールなど)を両手で挟んでほぐしたりすることも心地よさを感じることができます。

足のツボ

足にある「足三里(あしさんり)」というツボは民間治療でもよく使われるツボとされています。松尾芭蕉が奥の細道で旅に出る前に足三里にお灸をすえて、足の疲れを取っていたと言われており、足の疲れを取るなら足三里の刺激を昔から行われていました。足の疲れを取るだけでなく、胃の調子を整える効果、全身の痛みを取り治癒力を高める効果があります。

足三里の位置は、膝の外側、膝蓋骨(膝のお皿)から指4本分下がった一番くぼんでいる場所に位置しています。弁慶の泣き所の上部にあります。

押し方は、太い骨に沿って位置しているツボであるため、少々強く指圧します。中指や親指を使って、骨を外側から推すイメージで圧迫します。両手の親指で圧迫するのも効果的とされています。心地の良い痛みを感じる程度の強さで、両足の足三里を指圧していくといいでしょう。

足裏のツボ

足の裏に「湧泉(ゆうせん)」というツボがあります。生命力や精力をつかさどるツボとされています。このツボを圧することで体の疲れを取り除き、元気を取り戻す効果があると言われています。疲れが溜まっていたり、腰や足の冷えがあったりすると、湧泉に張りがなくへこんでいるのが見られます。効果として、生殖器系の不具合、腎臓の不具合、冷え、不眠、呼吸器の不具合、心臓の不具合、背中・腰・臀部・足の筋肉疲労やコリにも高い効果が期待できるとされています。

湧泉の場所は、足の裏の中央よりつま先寄りのへこんだ所に位置しています。足の人差し指と中指の骨の間のちょうど少し窪んだ場所であり、足の指を曲げると窪みが分かりやすくなります。

押し方は3秒押して3秒かけて話すことを繰り返すことで効果が得られます。冷えている場合はお風呂や足湯などで温めてから行うとより効果的と言われています。強く押し過ぎないように指圧し、湧泉から土踏まずあたりまでをゆっくり指圧マッサージすると全身の疲労を取る効果が期待できます。

腰のツボ

腰には「命門(めいもん)」というツボがあります。このツボは生命力を司るツボとされています。命門を指圧することで、生命に活力を与える働きが期待でき、体力増強、虚弱体質の改善、病後の回復促進にも効果があるとされています。他にも、腰痛、冷え、下痢、月経痛、風邪を引いたときの体力回復にも有効です。また、足腰のだるさを感じた時は、命門を圧することで、解消してくれる効果もあります。

命門はちょうどおへその真裏に位置しており、背骨の上に位置しています。腰椎の正中線上に位置しており、第二腰椎棘突起の下の窪みが命門となります。

押し方として、両手を腰に当て、親指を重ね合わせ指圧すると良いとされています。1分程持続して圧迫し、腰椎の前後運動を取り入れるとより効果が期待されます。

まとめ

今回は疲労回復に効果が期待できるツボを4つ紹介しました。
マッサージで疲れが取れたと感じるのは、これらのツボを踏まえたうえでマッサージを行ってくれることから、血行促進され、体中に酸素と栄養が行きわたり、老廃物を肝・腎代謝できることから、体調不具合の改善・筋肉の疲労・コリ・痛みの改善などにつながってくると考えられます。
東洋医学は医学的根拠がまだまだはっきりしていないものが多いですが、昔からお灸・按摩・マッサージによる治療が行われていたという歴史的な記録も残っており、神秘的なものを感じずにはいられませんね。疲れを感じた時はこれらのツボを指圧マッサージすることで、新たな発見があるかもしれませんね。

監修:mikkumikupapa
勤務:行政看護師
専門:小児身体疾患及び発達障害

自己紹介

男性看護師として、病棟勤務の経験は15年。専門は小児科領域。特に発達障害を抱える子供が二次的障害を引き起こし、入院治療が必要となってしまったケースへの治療と看護について経験と学びを深めてきました。現在はその経験を活かし、乳幼児に関わる行政看護師として勤務しています。保育園を兼ねた職場であり、日々元気な乳幼児と関わりながら、保護者へ流行りの感染症や予防方法、成長発達に関わることなど多岐に渡る相談を受けています。自身も3姉妹の父であり、1日中元気な子供に囲まれた生活を送っています。

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