疲労回復

疲れを癒すドリンクはある?

2018-04-13

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現代では、様々な種類のエナジードリンク・栄養ドリンクが販売されています。薬局に行かなくても、コンビニで手軽に買えるところからとても人気が高まってきています。多くのエナジードリンク・栄養ドリンクにはカフェインが含まれています。
カフェインには覚醒効果があるため、目覚めが良くなり、疲労感を打ち消してくれる効果があります。朝の仕事前や、スポーツ・筋トレ前などにお世話になっている方は多いのではないでしょうか?
カフェインを賢く効果的に摂取することは、仕事の効率を上げるのにとても効果的と言えますが、同時に取りすぎることで頻尿、嘔気、嘔吐、動悸、不整脈、呼吸困難などの副作用が出てしまう危険性もあります。

今回は、エナジードリンク・栄養ドリンクに含まれているカフェインについて詳しくお話ししていきたいのと、エナジードリンク・栄養ドリンク以外にも疲労回復に効果的なドリンクがあるのか紹介していきたいと思います。

カフェインは摂取量を計算して賢く利用しよう

近年、エナジードリンク・栄養ドリンクの人気に伴い、カフェインの過剰摂取に対する注意喚起がメディアで取り沙汰されています。
カフェインの過剰摂取は様々な副作用が現れるため注意が必要ですが、エナジードリンク・栄養ドリンク以外にもカフェインを含む飲料は沢山あります。コーヒーやコーラなどはその代表と言えるでしょう。今回のテーマからは外れますが、薬局で市販されている感冒薬や解熱鎮痛薬にもカフェインは含まれています。
このようにカフェインを含むドリンク類は身近にとても沢山あるわけです。簡単にしかも気付かずに摂取してしまう可能性も十分考えられるカフェインですが、どのくらいの量が適量で仕事などが効率よくできるのか、逆に副作用が出るのはどのくらいの量なのかという疑問が出てきます。カフェインの適量は、個人により異なるため、答えは多岐に渡り一人一人違いがあります。
過剰摂取については、明確な基準値・安全値がないため、少量でも副作用を感じたことがあるならば避けたほうがよいでしょう。また、メディアでの注意喚起情報や致死量とされている量を含め考察すると、副作用を感じたことがなくても一日にグラム単位で摂取するのは避けるべきと言えます。

一応の目安として欧州食品安全機関(EFSA)が提示しているのは成人で1日400㎎、妊婦と子供は1日200㎎としています。提示されている量であれば、恐らく健康被害は出ないであろうとしていますが、個人によっては少量でも副作用症状が現れる可能性があり、提示されている数字のみを目安にするのは避けたほうがいいと言わざるを得ません。
逆に400㎎を一回に摂っても副作用症状が全く現れず、仕事効率や筋トレ・スポーツパフォーマンスがアップすると実感する人もいます。

カフェインには覚醒作用があるため、目覚めが良くなり、身体の動きや反応を向上させます。
そのため、起床時やドライブの時、重要な仕事前、ハードな筋トレやスポーツに取り組む前に摂取することで、効果的な力を発揮させるのに役立つと言えます。
カフェインが代謝・排泄され効果が切れるまでに要する時間は約4時間から6時間とされており、その時間を意識して、副作用が現れない程度の量を摂取することが適切な用法・用量と言えるでしょう。
効果持続中は疲労を感じにくく、疲労を感じても回復は早いです。一日の始まりなどに適量を摂取することで、元気よく過ごすことができるのではないでしょうか。

避けるべきカフェイン摂取の仕方として、お酒と一緒に飲むことや夜の就寝前、お腹の調子が悪いときなどは控えたほうがいいでしょう。
カフェインの代謝・排泄時間について上記で紹介しましたが、カフェインはアルコール飲料と併用することで、代謝・排泄が阻害されるため、副作用が強く現れてしまいます。
カクテルなどを飲みすぎると「悪酔いする・二日酔いがひどくなる」などとよく聞かれるのは、こういった原因があるからなのです。くれぐれもお酒とエナジードリンク・栄養ドリンクは飲み合わせないようにしましょう。
消化器が弱っているときはカフェインの代謝・排泄がうまく機能しないこと、夜は眠れなくなることと利尿作用があるため摂取しないようにしましょう。

カフェイン飲料以外の疲労回復ドリンクとして

疲労回復にはビタミンB群、クエン酸が効果的と言われています。
ビタミンB群やクエン酸には疲労回復・肌荒れ改善・血行促進・神経伝達円滑化などの作用があります。ノンカフェインのビタミン飲料や電解質飲料も沢山の種類が販売されています。
自分に合った疲労回復ドリンクを探してみましょう。カフェインを含まない酸味の強い飲料に夢中になるかもしれませんよ。

まとめ

カフェインの作用について紹介してきました。カフェインは薬ではないため、基準値・安全値が明確になっておらず、購入も容易になっています。元気を出したい一日の始まりに摂取することはとても効果が期待できますが、副作用の出現には注意が必要です。

余談として、カフェインには利尿作用があるため、トイレが近くなることを念頭に置いて摂取するといいでしょう。グラム単位の過剰摂取は避け、自分に合った用法・用量で活用し、疲労に強く、元気で充実した1日にしていきましょう。

カフェインを含まない疲労回復ドリンクとして、ビタミンB群・クエン酸が添加されている飲料は沢山の種類が販売されています。自分に合った疲労回復ドリンクを見つけて、心と身体を癒していきましょう。

監修:mikkumikupapa
勤務:行政看護師
専門:小児身体疾患及び発達障害

自己紹介

男性看護師として、病棟勤務の経験は15年。専門は小児科領域。特に発達障害を抱える子供が二次的障害を引き起こし、入院治療が必要となってしまったケースへの治療と看護について経験と学びを深めてきました。現在はその経験を活かし、乳幼児に関わる行政看護師として勤務しています。保育園を兼ねた職場であり、日々元気な乳幼児と関わりながら、保護者へ流行りの感染症や予防方法、成長発達に関わることなど多岐に渡る相談を受けています。自身も3姉妹の父であり、1日中元気な子供に囲まれた生活を送っています。

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