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古くて新しいポトスを増やして楽しむコツ

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ポトスはソロモン諸島を原産地とするサトイモ科のツル性の植物です。
ポトスは、熱帯地方では大きな木に絡みついて数十メートルまで育ち、成葉は切れ込みが入ってモンステラのようになり、花も咲いて実もつけ、種からも育てることができます。

ポトスは寒さに弱く、10℃以上で育てる必要があり、種の発芽温度も高いので、室内栽培で苗から育てるのが適しています。

日本には明治時代に入ってきたと言われているように、古くから親しまれているので、誰もが一度は見たことのあるようなポピュラーな観葉植物の一つです。

ポトスは育てやすく、初心者にも増やして楽しむことができる植物です。
新しい園芸品種も増えていて、とても育てやすいので、ポトスを増やしながら育ててみましょう。

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ポトスの姿が乱れてきたらどこででも切って

ポトスの葉は、上に向かって伸びていくときは段々と葉が大きくなり、下に向かって垂れ下がっていると、段々と葉が小さくなっていく習性があります。

つるが伸びてくると、付け根の方の古い葉が落ちてしまい、葉っぱのついているところとないところの差が出て、全体のバランスが悪くなることもあります。
ポトスが成長していくと、どんどんつるが伸びていくので、ヘゴなどに絡めたりもしますが、1か所だけ伸びすぎてバランスが崩れて来ることもあります。

ポトスは、どこでも好きなところで剪定することができます。
葉っぱが極端になくなった枝は根本から3節くらい残して切り落としてリフレッシュします。
伸びすぎたつるも、バランスが良くなるように、ちょうどいい長さになるところでカットします。

ここで切ると後々伸びてこない、と言ったポイントがないので、邪魔だと思うところでバッサリと切り落としてスッキリした形に戻します。

ポトスは剪定枝を使って挿し木する

ポトスの、じゃまになって切り落とした剪定枝は、そのまま処分しても問題ありませんが、剪定枝の状態のいい部分を挿し穂にして、挿し木でポトスを増やすことに使うこともできます。

ポトスは熱帯地方原産なので、剪定・挿し木の適期は、5~8月の気温の高い時期です。

節のところから伸びている茶色い「気根」は根の一種なので、挿し穂は葉っぱ2~3枚が残るように、なるべく気根のついている部分を含めた状態でカットして使います。
気根がついていると、すでに発根しているので、より根付き安くなります。

ポトスは丈夫な植物ですが、挿し穂はまだ小さい苗と同じなので、病害虫に弱いので、使うハサミは清潔で切れ味の良いものを使うようにしましょう。
剪定用のハサミがない場合は、新しいカッターナイフを使うのもおすすめです。

切り口は、メネデールなどの発根剤につけてから挿し木に使うと、より根付きやすくなります。

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ポトスの挿し木は水栽培でもOK

ポトスを挿し木するときは、種まき用土やハイドロボールなどの発泡煉石に挿し木しても、水にさしておくだけでも育てることができます。

根がある程度伸びてきたり、地上部が育ってきたら、土に植え替えても、そのまま水栽培で育て続けても、長く栽培を楽しむことができます。

ポトス水栽培で育てるときは、水が腐ってくるとすぐに根がいたんで枯れてしまうので、水は最低でも1日1回は替えてあげましょう。
夏場は特に水が腐りやすいので、注意が必要です。
ポトスを透明な容器で水栽培すると、根が伸びていく姿も楽しむ事ができます。

ポトスを土で育てるとき

ポトスは水が好きな植物ですが、水はけの良い土を好むので、小粒の赤玉土か、赤玉土に川砂やバーミキュライト・パーライトなどを1割程度ブレンドした、水はけを改良した土を用いるのがおすすめです。
市販の観葉植物用土を使っても、観葉植物用土に川砂やバーミキュライト・パーライトなどを1割程度ブレンドして使うのもおすすめです。

ポトスは高温多湿の環境を好むので、表面の土が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。
挿し木したポトスが育ってきているようなら挿し木に成功しているので、根を痛めないように気をつけて植え付けるようにしましょう。

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ポトスをハイドロボールなどの発泡煉石で育てるとき

土で栽培されていた苗の場合は、ポットを外して土をできるだけ落としたら、バケツに入れた水で根を痛めないようにきれいに洗い流してから植え付けに使います。
水栽培の場合はそのまま植え付けに使えます。

使い古しの発泡煉石の場合は、熱湯で洗い流して殺菌します。
新しい発泡煉石の場合は、流水で洗い流して表面のゴミを取り除いておきましょう。

鉢穴のある植木鉢に植え付ける場合は、穴から発泡煉石がこぼれ出ないように、ネットや鉢底石を入れてから発泡煉石を土代わりにして植え付けます。
水は普通の鉢植えと同じ方法で与えます。

鉢穴のない容器に植え付ける場合は、できれば底にゼオライトなどの根腐れ防止剤をひとつかみ入れてから発泡煉石を入れてポトスの苗を植え付けます。
水を底に貯めるのは長期不在のときだけにして、日常の水やりのときは上から水をしっかり入れて、上から出来る限り水切りする水やりを行います。

室内栽培しやすいポトスは初心者でも育てやすい観葉植物

ポトスは黄緑色の斑入りの緑の葉っぱの、おしゃれでかわいい観葉植物です。
ポトスは明治時代に日本に入ってきたので、古くから公共施設、喫茶店やレストランなどでも栽培されていることが多く、誰もが見覚えのある植物の一つです。

かわいらしい姿で育てやすいと定評があることも、人気の高い理由の一つになっています。ポトスは室内栽培にもぴったりなので、観葉植物をはじめて育てるときにおすすめしたい定番の品種です。

ポトスはソロモン諸島原産のつる植物

ポトスはソロモン諸島原産のつる植物です。
高温多湿の熱帯地方で、大きな木につるを絡ませて上へ上へと伸びています。

国内で見かけるポトスのほとんどは幼葉のもので、成葉になると1m幅のモンステラのように切れ目の入った巨大な葉になり、つるも数十メートルまで伸ばします。
国内では沖縄などで、路地植えで通年栽培できるので、成葉を見ることができ、アンスリュームのような花を咲かせることもあります。

ずっと室内で育てているポトスをたまには日に当ててあげようと、急に真夏に直射日光のもとに出したりすると葉焼けして枯れてしまうこともあります。
ポトスは熱帯の大きな木の下で生育しているので、真夏の直射日光はもともと得意ではありません。

ポトスというと、黄緑色の斑がランダムに入った「ゴールデンポスト」が定番ですが、黄緑色の斑がたくさん入った「エンジョイ」、白い葉に緑の斑入りの「マーブルクイーン」、斑の入らない黄緑色の葉になる「ライム」、濃い緑一食の「パーフェクトグリーン」と言った様々な園芸品種も登場し、種類も豊富になってきています。

ポトスの土は乾きめ・葉っぱは湿り気味に

ポトスは高温多湿が好きなので、多少水やりしすぎても枯れませんが、水やりの基本である、土が乾いたらたっぷりと水やりし、鉢皿には水をためない方法が、最も良い状態で長く栽培できます。

水だけで水栽培しても長く栽培できますが、水は1日1回以上替えないと腐りやすく、枯れやすくなってしまいます。
夏場は一日何度か水替えした方がよい状態が保てます。

ポトスは、葉っぱは湿り気味の状態を好むので、葉の裏表にしっかりと水をかける「葉水」を頻繁に与えたほうが良い状態で管理できます。
葉水をたっぷり与えながら、土は乾燥気味にして育てるので、常に湿度の高いお風呂場などで育てると管理がしやすくなります。

葉水を頻繁に与えることで、埃がたまらないため葉っぱを生き生きとしたよい状態に保て、水気を嫌うカイガラムシやハダニなどの病害虫の発生を防ぐこともできます。

熱帯原産のポトスは寒さには弱い

ポトスは寒さに弱いので、10℃以上の環境で育てますが、エアコンの風が直接葉っぱに当たると、葉っぱが乾燥しすぎるので、エアコンの風が当たらない場所で管理しましょう。

冬場も葉水は頻繁に与える方がよい状態が保てますが、冬場は根があまり水を吸わないので、土は春~秋よりも、より乾燥気味に管理します。
土を触ってみて、かなり乾燥が進んだら株元からたっぷりと水やりし、鉢皿に水がたまらないように注意します。
土がしっかり乾いてくるまで、水やりは控えますが、水やりするときはたっぷり与える必要があります。

ポトス肥料は春~秋にかけて2か月に1回程度緩効性化成肥料をひとつかみ株もとにまくか、液体肥料を月2~3回程度、水の代わりに与えるようにしますが、冬は成長も穏やかなので、肥料も与えないようにします。

水栽培ポトスも、春~秋にかけて月2~3回程度、水の代わりに規定量に薄めた液体肥料にすると、より良い状態で育てることができます。

ポトスは挿し木で増やして

伸びすぎたポトスは何処でも剪定でき、剪定枝は挿し木に使えます。
葉っぱの根元に伸びている茶色い「気根」は木などに絡みつくときに伸ばす根なので、気根を付けた枝先を剪定して挿し木に使うと、すでに発根しているのでより根付きやすくなります。
ポトス水栽培で育てても、土で育てても簡単に育てられます。

苗床は、水に挿すか、湿らせたバーミキュライトやパーライト、挿し木用土を使います。
割り箸などであけた穴にポトスの枝を挿しこみ、水切れしないように底面給水で管理します。
新しい葉っぱが伸びてきたら挿し木がうまくいっているので、新しい鉢植えにして育てます。

ポトスの植え替えとおすすめの土

ポトスは鉢底から根が伸びてきたときや、下の方の葉っぱが黄色くなってきたら、鉢の中が根でいっぱいになっていて植え替えのサインが出ています。
植え替え適期は5~7月の気温の高い時期ですが、どんどん元気がなくなっているときなどは、植え替え適期でなくても、鉢を外して根の状態を確認するようにしましょう。

古い土を1/3ほど落として、傷んだ根や伸びすぎた根を整理してから新しい土で植え替えるようにしましょう。

使う土は、観葉植物用の土か、小粒の赤玉土に川砂を1割程度ブレンドした土、小粒のハイドロボールなどの発泡煉石がおすすめです。
発泡煉石に植える場合も、土と同じような底穴の開いた容器を使うか、底穴の開いていない場合も、発泡煉石が乾いてきたら水を上まで入れた後上からできるだけ水を切り、鉢底に水をためない方がうまく管理ができます。

ポトスは腐植質の多い土を好みますが、腐葉土堆肥を混ぜるとコバエが発生しやすく、通年室内栽培することが多いポトスには向きません。
土に含める腐植質はなしにしておいて、緩効性化成肥料や液体肥料を適宜与えることでポトスの生育を促し、コバエなどに悩まされるのを防ぐことができます。

ポトスの葉の斑が消えたり、葉色が悪くなるとき

ポトスは強い直射日光は嫌いですが、明るい室内でしっかりと日に当ててあげないと、日照不足になって、斑入りの葉のものは斑が消えてきて、葉色も悪くなってきます。
定期的に施肥もしていて、葉色が悪くなってきたときは、日照不足なので、もう少し明るい場所に置き場所を変えるようにしましょう。

葉色がかすれて極端に悪くなってきた時はハダニやカイガラムシがついていることが多いので、葉裏や枝の付け根などに虫がついていないかチェックしましょう。
ハダニやカイガラムシは熱水に弱いので、40℃くらいの熱めのシャワーで葉の裏表を洗い流した後、濡れティッシュで残っている虫をひとつずつ取り除くようにします。
虫の害がひどい葉っぱは取り除いて処分しますが、それでも繰り返し虫が発生するので、何度か虫取りを繰り返すようにします。
専用の殺虫剤でささっと処理できれば楽なのですが、殺虫剤が効きにくいので、こまめにとりのぞくようにするしかありません。

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