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種類が豊富なセダムの魅力と育て方

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セダムは世界中に自生していて、500種類以上あり、日本国内にも約20種類が自生している多肉植物です。
セダムはベンケイソウ科・マンネングサ属(セダム属)に分類され、「万年草(マンネングサ)」の和名もあります。

セダムはコロコロとした感じの可愛らしい物が多く、草丈が大きくなりすぎず土もあまりいらないことからも、世話のいらないグランドカバーとして、屋上緑化にもよく用いられる丈夫な植物です。

セダムの育て方・管理方法とともに、セダムの特徴をご紹介していきましょう

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セダムは春秋型で寒さに強い種類が多い

セダムの多くは寒さに強いため、関東以西なら通年屋外栽培が可能な種類も多くあります。
寒さに強いといっても「多肉植物としては」なので、霜に当たったり、5℃を下回るような環境では枯れてしまうので、冬の寒冷地では夜間は簡易温室や明るい室内に移すようにしましょう。

多肉植物の生育期で分類すると、セダムは春秋型になるので、春と秋に生育する半面、夏も冬も休眠したり、生育・活動が弱くなります。
冬は温度が下がりすぎないように防寒し、夏場は涼しい日陰で、ともに春や秋よりも水やりを控えて乾燥気味に管理します。
夏にはどの植物にも水を多く与えるものと思いがちですが、生育が弱くなっている多肉植物は水を吸わないので、水やりを控える必要があります。
生育に適さない温度の場合は、夏であっても乾燥気味にしたほうが、耐えることができるようになります。
肥料も、生育期以外は欲しがらないので、生育期の春と秋に少量施肥するだけにします。

セダムには、ツルンとしてコロコロした品種が多く、気温が下がってくるときれいに赤く色づいてきます。
表面に毛が生えているものや、小さい葉がびっしり生えているような品種は、雨に当たると蒸れて傷んでしまうものが多いので、このタイプのものは予め雨のあたらないところで栽培するようにしましょう。

セダムは屋外栽培が中心

セダムの大部分は、屋外で栽培するのに適しています。
乾燥を好むので、水やりするときは表面の土がカラカラに乾いてからにします。
梅雨などの長雨が続くときは根腐れしたり傷んでくることもあるので、雨の当たらない軒下に移したり雨よけをかけておくなど対策をしておきましょう。

植物を育てていると、水涸れしたらどうしようと思うものですが、セダム多肉植物なので肉厚の葉っぱの間に水分を貯める性質があるので、1ヶ月位全く水をあげられなくても平気です。
たとえシワシワになっていても、たいていは水やりしたらすぐにぷっくりしてきます。
逆に、度々水を与えていると、根腐れするとともに、全体に腐ってきて枯れてしまいます。

セダムを室内や暗すぎる場所で育てていると、葉と葉の間が広がって、茎が長くなったり、だらんと垂れておひさまの方に間延びしたように伸びていく「徒長」が起こりやすくなります。

十分に日にあたっているセダムは、種類によって花期は変わってきますが、色とりどりの可愛らしい小さな花を咲かせてくれます。

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徒長したセダムを整え直すには

徒長してしまったセダムに日を当てても、伸びてしまった葉と葉の間は短くなりません。
そんなときは、ちょうどいいところで短く切って、一つ一つを挿し穂にして植え直します。

切り取った枝は、切り口を1週間ほど乾かしてから植え付けに使います。

品種によっては、1枚だけになった葉っぱを乾いた土の上に置いておくだけで、葉の上に小さな新しい芽が出て、根が伸びてくることもあります。
伸びた部分を切り取ったために、茎だけが残っている状態になっているものは、根があるのでそのまま育てられ、切り口に新しい芽が出てきます。

すぐに水をやりたくなるものですが、しっかり根付くまで水やりはしないほうが挿し木はうまくいきます。

セダムの栽培には水はけの良い土で

セダム多肉植物なので、サボテン多肉植物用の土を用いるか、赤玉土(小粒)単用などもおすすめです。
鹿沼土小粒・赤玉土小粒・ピートモス・川砂・くん炭を等量ブレンドしたものを使うのもおすすめです。

害虫が付きやすいので、オルトランなどを土に混ぜておくと虫がつきにくくなって管理しやすくなります。

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育てているセダムの種類がわからないとき

寄せ植えセダムを購入したときや、名前のわからないセダムを購入したときは、品種名を知りたいと思うものです。

多肉植物販売店サイトの中には、複数の画像とともに品名が明記されているものがあるので、自分の画像とよく見比べると、ある程度の品種の推定ができることがあります。

例えば、虹の玉とオーロラ、とても似ているので区別がつきにくいのですが、オーロラも斑入りの虹の玉なので、虹の玉と認識していても問題ありません。

はじめにはっきりと品名がわかっているもの以外は、交配種も多数あるため、画像からは「推定」するだけで、断定まではできません。

■サボンテント多肉植物多肉植物図鑑」カクト・ロコ
http://cactoloco.jp/dic/sedum.html
セダム属 一覧」に、画像とともに品名が明記されています。
クリックすると、大きめの画像も見られ、確認しやすく、性質や特徴も明記されているので参考になります。

■好きが見つかる多肉植物図鑑PUKUBOOK
https://pukubook.jp/genus/Sedum
「Sedum」に名前と画像が明記してあり、「続きを読む」や画像をクリックすると、大きめの画像とともに、詳しい性質も紹介されています。
栽培している同じ品種の画像が多数紹介されているので、より確認がしやすくなっています。

監修:きなりのすもも
16年前に趣味でバラ栽培をはじめたのをきっかけに、花木、観葉植物多肉植物
ハーブなど常時100種を超える植物を育て、弱った見切り苗や幼苗のリカバリー、
一年草扱いされている多年草の多年栽培などに取り組んでいます。

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