ガーデニング

摘心とはどういうこと?摘心が大切な意味とは

2018-05-08

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「摘心」という言葉はガーデニングをやっている際にはよく聞きますが、「摘心」とは実際にはどういう意味なのでしょうか。また、「摘心」をやる必要がある大切な意味とは何なのでしょうか。

具体的な摘心のやり方などについてもご紹介していきたいと思います。

摘心とはどういうこと?大切な意味とは

「摘心」という言葉は、「摘芯」などとも書かれ、植物の新芽を取り除く剪定の1種です。植物の場合は「摘心」を行うことで側枝を増やしたりコンパクトに仕上げたりしたい場合などに実施します。また花をたくさん咲かせたいなどの時にも行うことがよくあります。

果樹の場合は、新梢を抑えることで果実の方に栄養を与え、発育が良くなるようにする目的などで行います。また側枝が増えることでたくさんの実をならすこともできます。

植物の姿は、根元からたくさんの茎や枝が出てこんもりとした状態が花が多く咲き、見栄えもいい、元気なものとなりますよね。

ただ、「頂芽優勢(ちょうがゆうせい)」という言葉があり、植物は茎の先端の心(しん)部分がよく一気に伸びていき、株元がさみしい状況になることもよくありますよね。草花で茎だけがひょろっとして大きく背だけが伸びることがあるのではないでしょうか。元気がない感じで花も先端にしか咲かない状態もよく見かけます。

そうならないために早めに行うのが「摘心」という大事な作業です。人の手で上に伸びようとする芽を摘み取って側枝がたくさん出るように調整してあげる作業と言えます。

摘心が大切な意味とは

「摘心」が大切な意味とは、葉っぱや茎などの枝ぶりを元気にこんもりとするために、そして花をたくさん咲かせるため、また実に栄養を与え、たくさん実らせるために必要ということになります。「せっかく芽が出てきたのにもったいない」や「新芽を摘んでかわいそう」と思うかもしれませんが、大切な作業です。

理想的な形にするためにも必要なことで、私たちが目にする多くの元気なこんもりとした植物はそうした「摘心」がきちんと行われてできたものであることが多いものです。自然になかなか樹形が整うものは少ないとも言えるでしょう。

摘心の具体的な方法とは?

具体的な「摘心」のやり方としては、葉っぱが少ない草花であれば、葉が7〜8枚になったら最初の「摘心」を試みてみましょう。そのうち他にも伸びてきたらそれだけを順次「摘心」していくようにすれば大丈夫です。一度に全部「摘心」したりする必要はありませんので、様子を見ながらやっていきます。

最初は新しい芽が出てきたすぐの場所をハサミなどで切り、その次は伸びている茎を芽だけでなく少し長めに他と揃えるように切っていきます。こうしてやっていると、少しずつ「摘心」をやるごとに枝が増えていきますので、自分が理想とするような形になるよう「摘心」を続けましょう。

たくさんの茎や枝が増えてきたらあとはそこでストップして自然に任せましょう。たくさんの葉っぱや花、実が実ってくれるようになります。

また、「摘心」の作業の際に注意することもあります。ハサミなどは清潔な物を使うようにし、病気がうつらないようにしましょう。

「摘心」とともに「切り戻し」も大切!

「摘心」は上に伸びていく先端の部分を切るものですが、伸びすぎた茎や枝を大きく切る「切り戻し」も大切です。

成長してくると植物は最初の姿から乱れてくることが多くありますよね。突出した枝があったり、下葉が枯れたり、内部が密集して風通しが悪くなって枯れたり、全体のバランスが悪くなるなどということがよくあります。

そうした際にはその外部や内部の茎や枝を短くなるように「切り戻し」をすることも必要です。整えて新しい茎や枝を作るようにします。そうすることで新しい茎や枝の数が増えてくるのがいい点です。

そんな「切り戻し」を行う時期ですが、植物の生育期に行うのがベストです。それぞれの植物に生育期がありますので、休眠していない冬などを除いて行うようにしましょう。生育期の前の温かい時期にやるとその後生育期を迎えて成長していきますので特におすすめと言えます。全体的に高さを1/2程度まで切るなど、それぞれの植物に最適な長さで「切り戻し」を行うようにしましょう。

花を観賞する植物などで一度花が咲いたら、花がまたたくさん付くようにしたい場合も「切り戻し」をしていくのはいい方法です。

また、「摘心」や「切り戻し」を行った際は、その後植物に肥料をあげておくと脇芽が出やすくなりますのでおすすめです。

よく植物を観察しながら「摘心」や「切り戻し」を

いかがでしょうか。「摘心」や「切り戻し」などは、植物の成長を少し人が手伝ってあげるという意味で大切な作業ということになります。こんもりとたくさんの枝を作るようにしてあげるために少しお手伝いをするということと言えます。

「摘心」や「切り戻し」をよく植物を観察しながら積極的に行ってみませんか。植物の先々の成長の姿を予想しながら元気な姿に作ってみることができますよ。

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