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西洋紫陽花(ハイドランジア)の花言葉と由来

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梅雨を代表する美しい花「あじさい」は、アジア・北アメリカに約40種類が自生していて、日本の固有種も十数種類あります。
ガクアジサイなどの日本の固有種のあじさいや、北アメリカ原産のあじさいなどを元に、フランス・ドイツ・オランダ・ベルギーなどのヨーロッパ各国で品種改良が進み、これらは「西洋アジサイ」「ハイドランジア」として大正時代に日本に逆輸入されました。

あじさいの品種改良はその後も盛んに行われていて、日本国内で西洋アジサイ(ハイドランジア)を元に品種改良された品種もありますが、これらは日本国内で品種改良されても「西洋アジサイ(ハイドランジア)」に分類されています。

母の日の頃に大量に出回る、色とりどりの豪華な大きな花のあじさいの大部分が、西洋アジサイ(ハイドランジア)です。

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西洋アジサイ(ハイドランジア)の花言葉「移り気」「浮気」「高慢」「無常」

西洋アジサイ(ハイドランジア)につけられた花言葉は、あまり良いイメージのものがありません。
あじさいの、土壌酸度によって花色が大きく変わる性質が、これらのマイナスイメージの花言葉につながったと言われています。

あじさいは、土壌が酸性寄りのときは青系統の花色に、アルカリ性寄りのときは赤系統の花色になり、与えた肥料によっても花色が変わってしまうことがあります。
酸度調整が中途半端なときは、同じ紫陽花の花が赤だったり青だったり紫だったりするように、カラフルになってしまうこともあります。

また、咲き進むことによって、花色が変化することがあり、秋まであじさいの花をつけたままにしていると、ワインレッドに花色を替えた秋花を楽しむこともできます。

こうした色の変化に富むことから、「浮気」「移り気」といった花言葉につながっています。

「高慢」「無常」の花言葉は、あじさいのくっきりとした青々とした花色から、美しく冷たい女性が連想され、「高慢」「無常」といった冷たい花言葉につながっています。

フランスのあじさいの花言葉「元気な女性」

フランスはあじさいの開花の最盛期にあたる6〜7月は、梅雨ではなく、からっとして過ごしやすい天気が続きます。
フランスは石灰質でアルカリ性寄りの土壌であることが多いので、赤系統の花が咲きやすい傾向になっています。
爽やかな季節に明るいピンクや赤の大きな花が咲き誇ることから、「元気な女性」の花言葉がつけられました。

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あじさいの花色と花言葉

あじさいは、赤やピンク、青や紫、白など、豊富な花色があるので、花色ごとにも花言葉がつけられています。
澄んだ鮮やかすぎるほどの青や青紫色のあじさいには冷たい印象がつきまとうので、「冷淡」「高慢」の花言葉が、カラフルなピンクや赤紫のあじさいには明るく愛らしい印象を持たれるので「元気な女性」の花言葉が、清々しい清らかな印象の白いあじさいには「寛容」の花言葉がつけられています。
どの花色にも、花色から受けるイメージにピッタリの花言葉が付けられています。

ハイドランジアの名前は水を好むことから

あじさいは英語で「Hydrangea(ハイドランジア)」と呼ばれています。
ギリシア語の水を意味する「hydro」と小さな器を意味する「angea」が名前の由来です。
あじさいは栽培期間中水をとても好むので、この名前がつけられました。

紫陽花の花の大部分を占める装飾花は、花ではなく葉っぱの一種なので、水がかかっても花痛みしません。
あじさいはとても水を好みますが、水切れしやすく、乾き気味のときは、葉にしっかり水を与える必要があり、装飾花にもしっかり水をかけたほうが、かえって花が傷まず、長い間きれいな色を保つことができます。

あじさいは、逆に土はあまり湿っている状態を好みません。
表面の土が乾いてきたらたっぷりと水やりするようにして、ずっと湿った状態にはしないようにします。
葉っぱや花は常に水切れしないように、毎日水やりし、乾き気味のときは朝夕水を掛けるほうが、花も葉も傷まなくなります。

葉や花が枯れたような部分がでてくるときは、葉水が足りていないので、葉水をあげる回数を増やすようにしましょう。

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あじさいの剪定は7月末までに

あじさいは低木なので、背丈を超えるほどの樹高になって困るようなことは起こりにくいのですが、地上部も地下部もよく育ちます。
鉢植えで育てているときなど、あじさいをあまり大きくしたくないとき、地下部を切り詰める場合は、地上部も切り詰める必要が出てきます。

あじさいの地上部の剪定は、花芽が8月以降にできてくるので、7月末までに終わらせる必要があります。
7月以降に枝先を切ると花が咲かなくなって、葉っぱばかりになってしまいます。
小さく切り詰めるなら、必ず7月中に作業を終えるようにしましょう。

秋に紅葉して色代わりした秋あじさいを見る場合など、7月末までに剪定ができなかったときは、そのまま剪定しないで冬越しさせ、春になって枝先に花芽がついているのを確認してから、去年の花や枯れた枝を取り除くようにします。

監修:きなりのすもも
16年前に趣味でバラ栽培をはじめたのをきっかけに、花木、観葉植物多肉植物
ハーブなど常時100種を超える植物を育て、弱った見切り苗や幼苗のリカバリー、
一年草扱いされている多年草の多年栽培などに取り組んでいます。

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