真っ白なマルチーズは飼い主に愛情を注ぐ抱っこ好きな小型犬

2018-05-25

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マルチーズは、純白ストレートの被毛に包まれた容姿が美しい小型犬です。
イタリア南部に位置するマルタ島が原産だとされており、17世紀に入る頃にはイギリスの王族に寵愛されるほど有名な愛玩犬になりました。
シルクのように輝く真っ白な長毛を持つマルチーズは、高貴な人々の心を虜にするほど気品に満ちあふれた美しい姿だったと伝えられています。信頼を寄せる飼い主に対しては、とても従順で穏やかに接することができる温厚な性格。好きな人の腕に抱かれると安心して大人しく身を任せるので、抱っこ好きな愛玩犬としても有名です。

世界で最も歴史のある「抱き犬」として愛されてきたマルチーズの魅力と、育て方のポイントについてご紹介します。

純白の被毛と丸い瞳が素敵!「抱き犬」として魅力的な性格

◇純白ストレートの輝く被毛と丸い瞳を持つ気品あふれる小型犬

マルチーズ最大の特徴は、輝くシルクのような純白の長い被毛と丸く愛らしい瞳。丁寧にお手入されたマルチーズは「犬の貴族」と呼ばれるにふさわしい高貴で優美な容姿をしています。
華奢な体を使った軽やかで機敏な流れるような動きも愛らしさ抜群です。
容姿も動作も魅力的な犬種ですが、美しさを保つためのお手入れも欠かせません。直毛で細いシングルコートの被毛は抜けづらく伸びやすい毛質。定期的なトリミングと毎日のブラッシングは必須です。耳や目のお手入れも日常的に行い、清潔に保つことを心がけます。多くの運動量を必要としない体質なので、散歩は1回10分くらい1日2回させれば十分です。
長時間の散歩は体への負担が大きくなるので避けましょう。室内運動メインで楽しませてあげてください。体の大きさは、体高20cm~25cm・標準体重2kg~3kg前後。平均寿命は12歳~15歳くらいです。

◇大人しく抱っこされるのが大好き!他人に対してはドライな性格

マルチーズは飼い主への愛情が深く、大人しく抱かれることを好む穏やかな性格をしています。
飼い主と一緒にいたい甘えん坊タイプなので、すぐ後ろをくっついて歩き回る子が多いようです。逆に言うと、それだけ飼い主に対しての執着が強いとも言えます。そのため、知らない人やペットが介入することを快く思いません。飼い主が仲良くしている相手に対して嫉妬心を剥きだしにして吠えたり、噛んだりしてしまうこともあります。マルチーズは、飼い主や家族に愛情を注ぐことを惜しみませんが、他人に対しては非常にドライな性格です。初対面の人がうっかり手を伸ばすと、吠えたり噛んだりすることが多いので気を付けましょう。

マルチーズを元気な性格の良い子に育てるには?

◇遊びを通して楽しませながら学習能力を高める

抱き犬として有名な犬種ですが、活発に遊び回ることも大好きです。
関節が弱いので長い散歩はできませんが、機敏な動きで遊びに没頭する可愛い姿も見られます。特に、大好きな飼い主と一緒に遊べる楽しい時間は、マルチーズにとって至福のひととき。
お気に入りのおもちゃを咥えて遊びに誘ってきたときは、是非付き合ってあげてください。学習能力が高く賢い犬種なので、遊びを通して楽しませながらしつけを行うことができます。
犬用おもちゃを噛んでいるときは笑顔で対応し、興奮して手を噛んだときは「痛い」と言って遊びを中止してください。そして、飼い主の態度が急変したことの理由を考える時間を与えましょう。
マルチーズは賢いので「噛んだら遊んでくれない」「噛むのはいけないこと」だと理解してくれるようになるはずです。遊びを通して楽しく覚えることで、飼い主との信頼関係が深まり「良いこと・悪いこと」の区別ができる学習能力の高い子に育ちます。

◇スキンシップとグルーミングは抱っこの延長がベスト

マルチーズは飼い主の腕に抱かれると安心する子が多いので、その性質を上手に生かしたお手入れ方法がおすすめです。
抱き上げて腕の中でゆったりと落ち着かせたら、その延長としてスキンシップとグルーミングを行いましょう。ほとんどのマルチーズは、手で体を撫でたりブラッシングしたりすると、うっとり気持ちよさそうに身を任せてくれるはずです。安心して体を委ねている間に、被毛と皮膚に異常がないかチェックしてください。
マルチーズにとっては、飼い主の愛情を全身で感じられる幸福感を満喫できますし、飼い主にとっては無理のない状態でくまなくボディチェックできる絶好の機会です。
最後まで大人しくお手入れさせてくれたら、思い切り褒めてあげましょう。

◇他人に対する無駄吠えを緩和するには

飼い主と他人に対して全く違う反応を見せるのは、警戒心によるものなので完全に防ぐことは難しいでしょう。
でも、他人や他のペットと交流する機会を積極的に作ることで、警戒心を和らげることも可能です。犬に慣れている知人を家に招いたときなどに、好きな食べ物やおもちゃを使って少しずつ友好関係を築いてもらってください。他人からの協力が得られれば「家族以外にも安全な人がいる」ということを学習してくれます。マルチーズは、初対面の人やペットには高確率で警戒心を剥きだしにして吠えますが、これは本能的なものなので避けるのは困難です。散歩中に吠える癖を治すのは難しいので、抱き上げて意識をそらす方向で対処しましょう。

マルチーズは、飼い主へ惜しみなく愛情を注いでくれる美しい犬種です。
愛犬と一緒に幸せな時間をたっぷり共有したい人にとっては、最高の愛玩犬になります。
マルチーズを迎えて、お互いの愛情を深め合える素敵な暮らしを始めてみませんか?

見た目よりも気が強い?マルチーズを飼う際に気を付けたいこと

誰もが一目見ただけで可愛い!と笑顔になってしまうマルチーズ。
その歴史は古く、なんと紀元前1500年ごろからルーツがあり、昔から愛玩犬として愛され続けている犬種です。
大きさはメス・オス共に20センチから25センチ程。
体重はメス・オスともの2~3キロが平均的です。
程よい大きさといい、飼いやすさといい、可愛らしい表情・見た目といい、室内で飼うにはまさに理想的なペットの条件をすべて果たしていると言えます。

性格は明るく陽気。甘えん坊で家族や飼い主と常に行動を共にしたがります。
とにかく愛情深く、そばにいたい犬なので飼い主が1人暮らしでお留守番が多いという方には飼うのが難しく、家に主人や家族の誰かがいつもいる家庭におすすめです。
信頼できる誰かがいれば安心して機敏な動きをし、元気に遊びまわり、愛嬌たっぷりに飼い主を大いに楽しませ、癒してくれます。
活発な一面も持っていますが、温厚で大人しい面もあり、抱っこされることが大好き。
抱かれている時はとてもおとなしく、外出しても暴れることはありません。
昔から抱き犬と言われるほど抱かれることに抵抗のない犬種です。
しかしあまりに可愛いからと言って抱っこばかりをしていると依存心が強くなり、飼い主がいない間に大騒ぎとなる可能性があります。
また、気が強いところがあり、甘やかしすぎると自分自身が偉くなり、リーダーの立場が逆転され、飼い主に対して従順ではなくなってしまう場合があります。
今回はマルチーズと良い関係を保ち、楽しく生活する方法についてお話ししましょう。

楽しい生活は快適な環境が大切

マルチーズと楽しく暮らすためには人間にとってもマルチーズにとっても快適な環境づくりが大切です。
マルチーズは屋外で飼う事は難しく、室内で飼うのが理想的です。
マルチーズは夏の暑さも冬の寒さもあまり得意ではありません。
毛はふわふわで暖かそうに見えますが、アンダーコートが無いシングルコートなので寒さに耐えられるわけではありません。
人間とほぼ同じ環境であれば問題はないですが、エアコンやヒーターなどを上手に活用し、室温は20~25度を保てるように調整しましょう。
また、適度な湿度も必要です。加湿器や洗濯物を干すなど適度な湿度も保つことが必要です。

温度調整だけでなく、床の状態を歩きやすくすることが大切。
マルチーズはもともと関節が弱い体質なので部屋が滑りやすいフローリングではケガや骨折・関節を痛める可能性があります。
床は出来るだけすべり止めマットを敷き、歩きやすい環境を整えるようにしましょう。
水はこまめに取り換え、いつでも清潔な水を飲めるようにしておくこと。
餌も食べたら食器をすぐに片付け、衛生を保つようにしましょう。

マルチーズを飼う際はお手入れをきちんと行う事

マルチーズが可愛らしさと健康を保つためには日頃のお手入れというのが大切となります。
飼い主様自信が毎日自分の身の周りをお手入れするように、マルチーズも欠かさずにお手入れをしましょう。
マルチーズの被毛は白く美しいですが汚れやすく、季節によっては絡みやすくなります。
毎日のブラッシングは欠かさずに行いましょう。
食事やトイレの後の汚れもその都度チェックし清潔にしておくこと。
犬用のウェットティッシュは必ず常備しておきましょう。
涙やけも起こしやすいので毎朝目の周りの拭き掃除は大切。また耳の中も汚れやすいので耳垢も溜まり過ぎないように注意をしましょう。
歯のお手入れも子犬のころから癖をつけておくと楽です。
マルチーズは定期的なシャンプー・トリミングが必要となります。
安心して任せられるトリマーさんを見つけ、定期的にシャンプー・カット・爪などのお手入れをしてもらいましょう。
自分で行える場合は怪我の無いように注意をし、時間に余裕のある時・マルチーズの機嫌のよい時に行いましょう。

マルチーズのしつけ方について

マルチーズが見た目も仕草もあまりに愛らしく、ついつい甘やかしすぎてしまいがち。
しかし、しつけは最初が肝心。飼い主よりも自分の方が偉いと認識してしまわないように信頼関係をしっかり作り、飼い主としてきちんとしつけを行いましょう。
家族で話し合い、一貫性のあるしつけを行う事が大切です。
褒める時はきちんと褒め、叱るときは短く、毅然とした態度で叱るようにしましょう。
しつけを行う際はしっかりと向き合って接する事。
いい加減にしつけをすれば後々てこずることになり、お互いの関係が悪くなります。
噛み癖や吠え癖を無くすよう、日ごろから運動をさせ、ストレスを溜めないようにすることや、飼い主以外の人との交流も行い、社会性を身につけるようにすることもとても大切なしつけとなります。
家に迎え入れたマルチーズはその日から大切な家族です。
性格や特徴・しつけの基本を知り、大切に育てていきましょう。

垂れ耳マルチーズの耳のお手入れ方法となりやすい病気 

愛玩犬として紀元前から人間に飼われていた長い歴史を持つ犬がマルチーズです。
愛玩犬としては世界最古と言われています。
原産国はイタリアのマルタ共和国マルタ島。
体高は20センチから25センチほど、体重は2キロから3キロが標準です。
マルチーズの性格はとても甘えん坊。
特に飼い主に対して従順であり、愛情深くとても温厚です。
しかし、意外と頑固で神経質で気の強いところがあり、大きな犬に対しても怯まずに立ち向かうなど、見かけと全く違う強さと勇気を持っています。
マルチーズは下毛が無く、まるで絹糸のような艶やかで光沢のある長い被毛と愛らしい目鼻立ちと垂れ耳が特徴的。
愛らしい容姿で根強い人気を保っています。
マルチーズの特徴である可愛さを強調させる垂れ耳は耳が垂れているだけではなく、長毛がかぶさっているので耳の中のこまめなチェックが必要となります。
月1~2回のトリミングの時だけの耳掃除では耳垢や汚れが溜まってしまい、耳に悪影響をあたえます。
マルチーズの耳は他の種類の犬と比べて通気性が悪い上に、蒸れやすく、汚れや耳垢が溜まりやすいので特に注意が必要です。
うっかりチェックし忘れてしまうと様々な耳の病気にかかる危険性を高めてしまいます。

今回はマルチーズのチャームポイントでもある垂れ耳のお手入れ方法や病気予防についてお話ししていきましょう。

マルチーズがかかりやすい耳の病気とは

マルチーズがかかりやすい耳の病気には外耳炎・中耳炎・内耳炎・ダニ感染症・アトピー性皮膚炎などが挙げられます。
耳の中を見て耳垢が溜まっている・耳が黒ずんでいる・細かいイボのようなものがある・腫れて炎症を起している・耳垢の色が黒い・嫌なにおいがする・ただれているという時は要注意。
また犬が首を何度も振る、首周辺を足で引っ掻くなどの行動を起こしている場合は耳に異常があり、かゆみがあるサインかもしれません。

・外耳炎
粘りがあり、臭いのある耳垢が溜まる、耳が炎症気味、耳をかゆがるなどの症状があらわれたら外耳炎の疑いがあります。
いつもの耳の状態と違い、このような症状があらわれたら早めに治療を行いましょう。
慢性化しやすく、再発を繰り返しやすいため、しっかりとした治療が大切です。

・中耳炎・内耳炎
外耳よりも奥に炎症が起きる病気。
外耳炎がきっかけとなり広がって起こる場合もあります。
中耳炎は特にひどい痛みがあります。
愛するマルチーズが耳を触るのを嫌がる、痛みのある耳側に首を傾ける、悪臭がする、膿のようなものが出るなどの症状があらわれたら、中耳炎や内耳炎の危険信号。 重症となるとマルチーズにとって耳の痛みだけでなく精神的にも大きな負担となるので早めに動物病院で治療を受けましょう。

・耳ダニ感染症
耳ダニというごく小さな0.4ミリほどのダニが原因の病気です。
耳のかゆみがひどい、頭を振る、耳を?こうとする、耳垢が黒いといったいつもと様子が違う症状があらわれたら耳ダニの可能性があります。他の耳の病気同様早めに受診し治療を行いましょう。

日頃のマルチーズの耳のお手入れ方法

愛らしいマルチーズの垂れ耳をこのような耳の病気から守るためには日頃からの耳のお手入れが重要となります。
よほど臆病な犬の場合や気になる箇所がある場合などは病院に行って耳を掃除してもらう方法もありますが、思うよりも金額がかかりますので、マルチーズがおとなしく、飼い主自身が出来そうであれば、飼い主さんがきちんとお手入れしてあげましょう。
まずは身体のどこに触れても犬が怖がらないように日頃からスキンシップを心掛け、安心させること。
掃除を行う時は機嫌がよく興奮していない時に行いましょう。
人間の使用する綿棒で掃除するのは、ふいに犬が動いて奥に入ってしまうなど大きな事故につながる危険があるため避けたほうが良いでしょう。
垂れ耳タイプの耳は蒸れやすいのでせっかく掃除を行っても細菌繁殖をしてしまう可能性があるため、お手入れ後の耳は出来るだけ乾かすことが大切です。
犬のイヤークリーナーを購入する際には垂れ耳タイプ用の商品を選ぶのがおすすめです。垂れ耳タイプの中には耳を乾燥させる効果のあるものが販売されています。

耳をお手入れする時はまず耳を持ち、耳の中にイヤークリーナーを1~2滴ほど垂らしてから耳を優しくほぐすようにし、クリーナーを馴染ませます。
しばらくすると犬が自分の耳が気になり、ぶるぶると振り回すようなしぐさを見せます。
それが終わったら汚れが浮き出たサイン。
その後優しいコットン・ガーゼで耳を優しく拭き、乾燥させます。
マルチーズにとっても飼い主にとっても慣れるまでは不安な耳掃除ですが、定期的に行うことによりお互いに信頼感が生まれ、上手にお手入れできるようになります。
マルチーズの耳は人間同様、とてもデリケートです。
耳のお手入れはとても大切ですがやりすぎは要注意。
皮膚を傷つける危険性があります。
耳に異常が無いかのチェックはこまめに行い、きちんとしたお手入れは10日~2週間に1度くらいで充分です。
日頃から垂れ耳だけでなく、被毛のお手入れや目鼻のチェック・お手入れも大切です。
マルチーズが元気で健やかな毎日を送るためには飼い主さんの愛情と健康管理が重要なポイントとなります。
楽しくコミュニケーションを取りながら愛犬の健康を守りましょう。

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