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夏を代表する花、ひまわりの花言葉

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暑い夏に背を高く伸ばし、黄色い大きな花を開いて咲き誇るひまわりは、夏を代表する花として、知らないひとのいない花ですが、日本に入ってきたのは1666年と言われていて、栽培の歴史はそれほど古くはありません。

ひまわりの原産地は北アメリカのテキサスやカリフォルニアで、コロンブスの新大陸発見に伴ってヨーロッパに渡り、その後日本に入ってきています。
ひまわりの野生種は60種ほどありますが、ひまわりの野生種の花はあまり大きくなく、現在見られる大型のものは、品種改良によって作られた園芸品種です。

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ひまわりの花言葉「あなただけを見つめる」「愛慕」「崇拝」

ひまわりは太陽の方に向かって、太陽を追いかけるように花が動く性質があります。
この性質から、「あなただけを見つめる」「愛慕」「崇拝」という花言葉がつけられました。

太陽神アポロンに恋した海神の娘・水の精クリュティエが、アポロンの姿を見つめ続けているうちにひまわりになってしまったことから「あなただけを見つめる」「愛慕」「崇拝」の花言葉がつけられたともいわれています。

ペルーの悲劇から生まれた「崇拝」「偽りの富」

ペルーでは太陽信仰があり、ひまわりも神聖な花として崇拝されてきました。
神殿の巫女はひまわりをかたどった黄金の冠をかぶっていましたが、スペイン人の侵略によって略奪されてしまいました。

この悲しい歴史から、「崇拝」と「偽りの富」という、明暗を分けたような花言葉がつけられました。

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ひまわりの花色・品種と花言葉

ひまわりというと、大型の黄色い大輪の花を思い浮かべるのが一般的ですが、小型のものもあり、花色も黄色以外にオレンジ色や茶色のもの、黒っぽいものまであります。
小輪〜大輪まである他に、「ゴッホのひまわり」「モネのひまわり」といった、絵画のイメージそのままの八重咲きなどの、花粉のない花持ちの良い切り花向けの花もあって、品種が豊富にあります。

ひと目をひく大輪の黄色いひまわりには「ニセの金持ち」「憧れ」の花言葉が、めずらしい赤みがかったひまわりには、シックな雰囲気のためか「悲哀」の花言葉が、白いひまわりは、ひまわりとして控えめな印象のためか、「ほどよき恋愛」の花言葉がつけられています。

大輪のひまわりは非常に大きく、夏の暑さが平気なようで、あちこち茶枯れているところもあり、一見裕福に見えるようでそうでもない「ニセの金持ち」の花言葉に通じるとこロもあります。
とはいえ、暑い夏を物ともしないスクッと立っている大輪のひまわりの力強さに「憧れ」を抱くこともあるでしょう。

珍しい赤みがかったひまわりには、他にはない、少し暗い印象を与えがちです。
押しの強くないシックな美しさがありますが、どこか物悲しい雰囲気があるようで、「悲哀」の花言葉につながったのではないでしょうか。

白いひまわりは、力強さよりも優しさ、穏やかさも感じられることから、押し付けがましくない美しさがあり、「ほどよき恋愛」の花言葉がよくあっています。

ひまわりについて

科・属   キク科・ヒマワリ属
和名    向日葵(ヒマワリ)・日輪草(ニチリンソウ)・日車(ヒグルマ)・天竺葵(テンジクアオイ)など
英名    Sunflower
原産地   北アメリカ
花色    黄・橙・茶色など
草丈    30cm〜3m
開花時期  7〜9月
花持ち期間 1週間程度

ひまわりは花を楽しむ以外にも、種を食用にもでき、食用油(ひまわり油)の原料や飼料としても活用されます。
油を絞ったあとの種は石鹸などの原料になり、茎は製紙材料に、葉も種と一緒に飼料に使われるなど、余すことなく利用されています。

ひまわりの花の中央の大きな丸い部分の周りの、花びらのように外に向かってのびている部分は、じつは花びらではなく、一枚一枚がそれぞれ独立した雄しべのない花になっています。
中央の丸い部分も、ひとつひとつがそれぞれに雄しべと雌しべを持っている小さな花の集まりになっていて、それぞれが種になっていきます。
丸い部分の周りの花は、一度に花開くのではなく、少しずつ開いていき、一度開くと夜になっても閉じません。

ひまわりは太陽の動きに従って花の向きが変わっていくので、「向日性」「向光性」を持っていると言われますが、花が完全に開いてしまうと花は動かなくなり、ずっと東を向いたままになります。

背の高い大輪の花を咲かせる品種は「高性種」以外にも、背丈が低い「矮性種」、枝分かれしてひと株からたくさん花を咲かせることができる「分岐性種」なども出回っているので、植え場所にあわせて品種選びができるようになりました。
土地がないからとひまわり栽培を諦めなくても、品種を選べば鉢植えでも育てることができます。

高性種はあまり小さくすることはできませんが、本葉が5〜6枚になったときに先端の芽を摘んでおく「摘芯」を行うことで、枝分かれが起こり、背丈の伸びをある程度抑えることができます。
1つの花の大きさも、本来の高性種より小さめの花になりますが、複数咲きます。

高性種の背丈を押さえつつ、ある程度大きい花を咲かせたいときは、同じように本葉が5〜6枚になったときに摘心し、残す花芽は3つくらいまでにして、あとの脇芽も花芽も全部摘み取るようにすると、大きめの花を咲かせることができます。

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