ことわざ

時は金なりの意味・使い方

2018-06-06

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意味

時間はお金と同じくらい貴重なものなので、無駄に過ごしてはいけないということ。

由来

西洋の有名なことわざである「Time is money.」を日本語に訳したものです。
このことわざの元はベンジャミン・フランクリンが自身の著書の中で述べている一節からとったものです。このベンジャミン・フランクリンという人は元々は印刷業界で名を上げたビジネスマンで「時間の重要性」を知っていた人でした。
そこから政治家、学者、作家、発明家と多くの分野で活躍した人でアメリカ合衆国の建国当初の中心人物でもありました。アメリカでは100ドル札の肖像としても使用されている人で、後世に残る名言も多い人です。

これは単純に「時間=金」というものではありません。時給1000円で働いている人が3時間働けば3000円のプラスになります。3時間何もしなければ0円ですが、ベンジャミン・フランクリンの考え方ではこれは0円ではなく、「3000円の損失」ということになります。これは3000円を稼ぐ機会があったのにも関わらず、その利益を得なかったために現在の言葉でいう「チャンス・ロス」に当たるというのです。3時間働かずに遊んだり飲食でお金を使ったりしていると、その損失はさらに大きいものになります。これが元々の意味なのです。

ベンジャミン・フランクリンの考え方

この著書というのも名前が「商人への手紙」というもので、そもそもがビジネスマンに対しての思想なのです。そして「時は金なり」という言葉には続きがあります。
「時は金なり。信用は金なり。金は子供を生み増え続ける。」と続いていくのです。信用があれば人から金を借りることもできますし、その金で新たな商売を行うこともできます。信用がない人はその動きができません。そしてしっかりとした方法で得たお金は、さらにそのお金を元金としてさらに増やしていくことができるというものです。
これは「時間を大事にする。信用を大事にする。得たお金でさらにお金を得る」という商売の基本を示しています。

間違えた解釈

日本人の中にはそれらの元の意味をしっかりと理解せずに「時間はお金では買えない貴重なものだ」と思っている人がいます。これは似ているようですが、元の意味から考えれば間違えた解釈だと言えます。

似た意味の言葉

「一刻千金」、時間は千金に値するほど重要なものなので大事にしなければいけないということ。

使用法、使用例

「おい、なんでずっと働かずに家に居るんだよ。もっと働けよ」
「いや、時は金なりということはわかってはいるんだ。でもやる気がおきないんだよ」

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