四字熟語

意気消沈の意味・使い方

2018-06-06

関連キーワード

意味

元気をなくしてしょげかえること。
がっかりして落ち込むこと。

由来

「意気」とはやる気、元気、気力、気持ちなどを意味します。「消沈」は衰える。落ち込む。沈み込むということです。

ここでいう「消沈」はもともと「銷沈」という漢字を当てていました。現在ではあまり見ない漢字ですが、金偏がついていることからも、もとは「金属を溶かす、溶ける」という意味がありました。そこから、溶けていく、擦り減っていく、衰える、弱くなるという意味が派生したと考えられています。つまりこの漢字を当てていると「やる気が衰えていく」という意味になるのです。

ちなみに「銷」という漢字は最近あまり見ることはありませんが、これは「売れ残っている商品が減っていく」という意味合いから「商品が売れていく」という意味合いもあります。「銷路」は「販路、売れ行き」のことを指します。「販路」とは商品を継続的に流通させる道筋のことで商人が何よりも大事にしているものです。

似た意味の言葉

「失望落胆」・・・望みを失ってしまい、大きく落ち込んでいること。
「戦意喪失」・・・やる気、戦う気が何らかの事情で無くなってしまい、やる気を失ってしまうこと。
というように、どれもやる気を失って落ち込んでしまっている様子を表しています。

反対の意味の言葉

「意気軒昂」・・・意気込みが盛んでやる気にあふれている様子。元気な状態のこと。
「意気衝天」・・・意気込みが天を衝くほどに盛んな様子のこと。
どちらもやる気が最高潮のイメージがあります。完全に意気消沈と反対の意味と言えるでしょう。

意味の変遷

現在ももともとの意味合いで使用されていることが多くなっています。特に違う使い方をすることはなく、「やる気がなくて落ち込んでいる様子」を表します。

使い方としては「意気」も「戦意」もそうですが、「はじめはやる気があった」ということが条件になります。もともとやる気がなかった場合は意気消沈や戦意喪失は使えません。はじめはやる気があったものの、物理的、心理的などの原因によってそのやる気を失ってしまった状態のことを指します。

逆に意気軒昂などの際も、いきなりその状態なことはありません。何かしらの原因があったか、良い状況が続いた結果として意気軒昂になったと考えられています。

使用法、使用例

「今年こそ優勝できると思っていたのに・・・だめだった」
「そんなに意気消沈するなよ。また来年があるじゃないか」

    キーワード一覧

    ▲ページトップ