ストレス

イライラに効果的な薬

2018-06-07

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日々、仕事や家庭での生活で「仕事・子育て・家事などが思い通りうまくいかない、気にしていることを必要以上に指摘される、心無い言葉を浴びせられる」など、イライラを感じてしまうことは日常茶飯事と言える現代。
イライラの怒りが頂点に達してしまうと、タバコやお酒の量が増えてしまったり、態度に出て暴力的になってしまったりと、自分にも他人にも何一つ良いことはなく、社会に迷惑をかけてしまうことになりかねません。
そんなイライラですが、イライラに効果を発揮する薬があることをご存知でしょうか?
今回は、そんなイライラに効果的な処方薬、市販薬を考え、紹介していきたいと思います

様々あるメンタルの治療薬

社会的不適応を起こす前にメンタルクリニックで治療として処方される向精神薬には様々な種類があります。向精神薬と聞くと、「精神疾患・障害の人が使う薬」などと陰性感情を抱いてしまう人が多いと思いますが、睡眠薬を始め、抗てんかん薬、パーキンソン病治療薬なども含まれます。

他にも実はごく身近にある一部の鎮咳薬・鎮痛剤・止痢剤にも向精神薬が使用されており、厳密に言えば、お酒・タバコ・カフェインなどの嗜好品も向精神薬に分類することができます。

向精神薬は脳内分泌を整えるための薬

向精神薬は、脳内分泌を調整できる唯一の薬です。脳内分泌を簡単に説明すると、身体の成長・健康維持管理・感情などをコントロールするために分泌される様々なホルモンの分泌と調整機能を指します。
その効果的な使用をすることができるのは訓練・経験・研究を重ねた精神科医しかいません。他科の医師も処方することはできますが、効果的な使用をすることができないと言い切っても過言ではないでしょう。
処方薬の向精神薬は、それだけ効果的な使用が難しい薬であると言えます。

向精神薬の種類とイライラに効果のある薬

処方薬の向精神薬ですが、当然、症状と診断名により、使用される薬は変わってきます。
大まかに分類すると、抗うつ薬・精神刺激薬・抗精神病薬・気分安定薬・抗不安薬・抑制薬(主に睡眠薬や麻酔薬)という種類があります。分類方法については薬理作用や薬剤名により様々な形で分類することができるため、ここでは簡単に6種類の分類でお話させていただきます。

上記6種類の中で、イライラに効果のある薬を挙げると、疾患により、すべての薬が当てはまりますが、度重なるストレスや、身体症状に出てしまった気付きにくいイライラに処方されるのは、主に抗うつ薬と抗不安薬が該当すると考えられます。
なぜその他の薬はイライラに適用されないのかというのは、症状と診断名により処方が決まっているため、適用外となることが多いためです。

分類した6種類の向精神薬が適用となる疾患を挙げていくと、あまりにも数が多くなり、今回の記事では説明しきれないため、割愛させていただきます。

6種類の中で、イライラに効果のある薬として、抗うつ薬と抗不安薬が該当することが考えられることをお話しました。理由として、抗うつ薬の場合、ストレスによる気分変調や不安に対し、適用が認められており、効果も実証されています。

また、抗不安薬は、身体症状として出てしまったイライラを緩和する働きを持っており、めまい、頭痛、肩こり等々、様々な身体症状を緩和させ、気分を落ち着かせる効果があるためです。抗不安薬は精神科以外の、様々な科の診察でも処方されることが多く、実際に処方を受けたことがある方も多いのではないでしょうか。

抗うつ薬と抗不安薬の薬物名、薬品名、適用症状を挙げると、誤解の原因となり、症状や困っていることなどを医師へ的確に伝えることができなくなる恐れがあることと、あまりにも数が多すぎるため、割愛させていただきます。

イライラが常に続き、人や物に八つ当たりすることが多くなったり、八つ当たりしないまでもお酒の量やタバコの量が増えたりしている。体重の激しい増減、イライラのコントロールがつかず自分自身が苦しい思いをしている。他に疾患がないにもかかわらず原因不明の身体症状がある等々の場合、一度メンタルクリニックへ相談に行ってみるというのも選択肢の一つと言えます。
もしかしたら、今まで悩んでいた数々の症状がなくなるかもしれません。

イライラに効果がある市販薬

イライラを落ち着かせる効果があるとして、市販薬として販売されている薬は沢山あります。
主に販売されているのは、漢方薬として配合される生薬が成分のものが多く見られます。漢方薬は依存性や離脱症状がほとんどなく、また副作用もほとんどないことから、安全性が高いことで知られていますね。
処方薬でもイライラに効果があるとされる漢方薬があり、その漢方薬の生薬が含まれたものが販売されています。よく目にするのが「抑肝散」が配合された商品です。

人それぞれ効果に差はありますが、市販薬で入手しやすく、副作用や依存・離脱症状がほとんどないことから、心配や抵抗が少なく、お試しで利用しやすいのではないかと思われます。

まとめ

あまりにも長期にイライラした感情が続いたり、イライラの自覚がなくても身体症状が現れたりした場合、自分も身近な人もとても辛い思いをします。
薬に頼らない方法を数多く紹介されていますが、辛い思いをしている方達は必ずと言っていいほど、その方法を試し、効果が得られず悩んでいるケースが多いように感じます。
薬を使うという方法もイライラ対策の一つであり、安全性が高く、入手が容易な市販薬を試してみるのもいいのではないでしょうか。
それでも効果が得られないのであれば、メンタルクリニックの受診を視野に入れ、イライラの治療を考えてみるとよいでしょう。今まで悩んでいたイライラと身体症状がなくなるかもしれませんよ。

監修:mikkumikupapa
勤務:行政看護師
専門:小児身体疾患及び発達障害

自己紹介

男性看護師として、病棟勤務の経験は15年。専門は小児科領域。特に発達障害を抱える子供が二次的障害を引き起こし、入院治療が必要となってしまったケースへの治療と看護について経験と学びを深めてきました。現在はその経験を活かし、乳幼児に関わる行政看護師として勤務しています。保育園を兼ねた職場であり、日々元気な乳幼児と関わりながら、保護者へ流行りの感染症や予防方法、成長発達に関わることなど多岐に渡る相談を受けています。自身も3姉妹の父であり、1日中元気な子供に囲まれた生活を送っています。

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