血圧

冷え性の対策として行うべきこととは

2018-06-08

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体が冷えていると感じる冷え性。その対策方法は人それぞれ工夫されているのではないでしょうか。
冬は電気毛布を使ったり、カイロを使ったりして体を温める。夏でも厚着をして、冷房に直接当たらないようにするなどの対策をしている方もいると思います。
冷え性は、冷えを感じると、なかなか温まってこないという特徴があり、冷えを感じる前の対策が大切と感じられます。
今回は、冷え性の対策として行うべきことを考え、お話していきたいと思います。

時間を有効に使い運動を取り入れる

冷え性の原因の一つに、運動不足あるのではないかと考えられています。筋肉量が少ないと循環不全を起こしやすく、血液が四肢末端に滞りやすくなります。さらに血液循環を促すには適切な筋肉の動きが欠かせません。

一度冷えを感じるとなかなか温まってこないという特徴を持つ冷え性ですが、厚着をし、カイロなどを利用しつつ、温まってくるまで「ジーッ」と動かずにいるというのは悪循環に陥ってしまう可能性があります。

冷えを感じながら運動をするというのは、精神的にも肉体的にも辛いものがあり、運動することや外出することを面倒と思ってしまうのは当然のことと言えます。そのため、通勤などの時間を利用して、運動量を少しずつ増やしていく工夫をしてみてはいかがでしょうか。

勤務中でも休み時間は腰のコリをほぐすのにストレッチをしてみるなど、それだけでも筋肉への刺激となりますので、全く動かないよりは、冷え性対策の一つとなりえます。休日に外出を考えているのであれば、外出中の時間を利用して、意識的にスマホの歩数計を見てみるなどで、運動量を確認すると、目に見えて運動量が確認できるため、「今日はたくさん歩いた!」などの自己評価につながります。

運動を取り入れていき、体力をつけ、筋力をつけていくことは冷え性対策として、とても効果的であると考えられています。運動が苦手な人は多いと思いますが、冷えを感じているならば、少ない時間を有効利用した、軽い運動を取り入れてみるのはいかがでしょうか。

外気温を直接感じるようにする

寒くなると完全防寒するというのは当然のことですが、必要以上の厚着は外気温を感じにくくさせ、身体に備わっている体温調節能力の働きを鈍くする可能性があります。人間は体温調節機能がどの生き物よりも優れており、熱帯地方でも、ツンドラ地方でも生活を営むことができます。

先進国では空調設備が完備されており、常に快適な気温になるよう室内は調整されています。真夏、真冬にそれらの空調設備を利用しないと生活することは難しいのですが、必要以上の使用をすることは、体温調節能力をうまく働かなくさせる原因となり、冷え性の原因の一つとなりえます。

この体温調節能力を育てるために、乳幼児の教育保育機関や、学校などでは様々な取り組みが行われています。外気温を感じやすくすることで、体温調節能力を伸ばす取り組みを行うことで、暑さにも、寒さにも強くなり、季節による外気温の変化にすぐ順応できるようにすることが目的とされています。体温調節能力が育てば、冷え性の予防だけでなく、感染症などへの抵抗力も育てることにつながります。

具体的な方法としては、大人が考える服装よりも1枚脱いで薄着をするというものです。1枚脱がなくても、薄手生地の服を2枚ほど重ね着することで、空気の層を作り、外気温を感じつつも、保温できるような服装で集団生活をするという取り組みを行っている機関が増えてきています。

大人も同様に、冷暖房の当たりすぎになるより、できるかぎり服装調整で、体温調節能力を十分に働かせるようにすることで、冷え性対策・改善することができる可能性があります。
しかし、辛すぎるのに我慢して冷暖房を使用せず、服装調整だけで対応する必要はないので、外気温を感じやすい服装という意識を持って生活するといいでしょう。

入浴で身体を温めると同時にストレス発散を

ストレスがかかると、四肢末梢の循環が悪くなる傾向があります。常に怒りや悲しみ落ち込みの感情を抱えていると、自律神経を整えるホルモンバランスが乱れてしまい、冷え性以外にも様々な病気を引き起こしてしまう原因となってしまいます。

冷え性にもいい、ストレス発散にもいいことと言えば、入浴ではないでしょうか。日本人は入浴好きであるという国民性があります。真夏でも、温泉に入ると、癒しを感じますし、身体が温まると、循環が良くなるため、四肢末端までも血液が行きわたり、冷え性対策となります。

冷えを感じているのであれば、たまには温泉に行って、身体を温め、身体と心の癒しをしてくるのはとてもよい冷え性対策となりえるのではないでしょうか。ストレス発散にもなりますし、感染症の予防にもなります。

入浴の注意点としては、ご存知だと思いますが、脱水症状に注意すること、湯当たりに注意すること、湯冷めに注意することです。温泉に行くと、他にも守るべきマナーは沢山あります。たまにしか行かないからもったいないという意識でつい長湯しがちですが、程々が効果的であると言えますので、次回また温泉に行こうという楽しみを取っておく程度にするといいでしょう。冷え性にもストレスにも効果があり、楽しみも増えるのは嬉しいですね。

まとめ

冷え性対策として、3つの方法を紹介しました。他にも様々な対策が紹介されているブログやサイトがあります。
冷え性の原因となっている要因は人それぞれ異なっている可能性があり、全てが有効であるとは言い切れませんが、原因が分かると対策を取りやすくなります。インターネット上では情報が溢れかえっているので、自己判断だけではなく、専門家に相談してみるなどした上で、原因となっている要因をピックアップし、対策を立てて実施していくといいでしょう。

監修:mikkumikupapa
勤務:行政看護師
専門:小児身体疾患及び発達障害

自己紹介

男性看護師として、病棟勤務の経験は15年。専門は小児科領域。特に発達障害を抱える子供が二次的障害を引き起こし、入院治療が必要となってしまったケースへの治療と看護について経験と学びを深めてきました。現在はその経験を活かし、乳幼児に関わる行政看護師として勤務しています。保育園を兼ねた職場であり、日々元気な乳幼児と関わりながら、保護者へ流行りの感染症や予防方法、成長発達に関わることなど多岐に渡る相談を受けています。自身も3姉妹の父であり、1日中元気な子供に囲まれた生活を送っています。

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