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“天空の城”越前大野城を見に行こう 絶景撮影スポットもご紹介

2018-06-14

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福井県大野市にある越前大野城は、織田信長の時代に築城された、標高249mの亀山にそびえるお城です。現在のお城の姿は1968年に再建されたものですが、幻想的な光景が楽しめる絶景スポットとしても今人気を集めています。今回は、そんな越前大野城の歴史や絶景撮影スポットなどを紹介していきたいと思います。

織田信長より領地を与えられた金森長近が築城

1575年(天正3年)ごろ、大野郡の百姓一揆を収束させた褒美として、織田信長は初期親衛隊である「小姓衆・赤母衣(あかほろ)衆」の一人であった金森長近に大野郡の3分の2の領地を与えました。これにより大野郡3万後の領主となった金森長近は、領地内の亀山に越前大野城を5年の歳月をかけて築城し、その東側に城下町を設けたと言われています。この城下町は町人屋敷が東西南北に短冊状に仕切られていたことから「北陸の小京都」と呼ばれており、その後も奥越前の商業や文化の中心地として長く栄えました。

冒頭でも述べたように、現在の越前大野城は1968年に再建されたものとなっています。金森長近により築城された後、大野郡が福井藩の一部となったことで福井藩主であった結城秀康の部下・土屋正明が越前大野城の城主を務めました。1682年(天正2年)に当時の大老の子・土井利房が城主となると、幕末まで180年の間、土井家から8人が越前大野城の城主を務めましたが、1872年(明治5年)に本丸が承認に入札されると城としての歴史を閉じることとなりました。現在の天守は再建されたものではありますが、城の内部では越前大野城の歴代城主の遺品などを数多く見ることができます。

幻想的な“天空の城”の光景

越前大野城は秋冬の寒い時期にだけ、“天空の城”と呼ばれる所以となった幻想的な光景を観ることができます。越前大野城の麓には城下町が広がっていますが、雲海が発生し城下町が包まれてしまうと亀山だけが浮かび上がる光景を楽しむことができるのです。まるでおとぎ話のような幻想的な“天空の城”の光景は、天候の条件が揃わないと観ることはできませんが、その浮世離れした美しさから今話題を集めています。

一方で、“天空の城”の光景以外にも越前大野城の絶景スポットはいくつかあります。たとえば亀山の頂上に位置する天守からは、眼下に城下町を一望できるほか、遠く白山連峰を望むことができます。また、本丸にも金森長近の正室・お福が名前の由来となっている「お福池」や、数少ない大野城の遺構である鳩門(現・光明寺山門)など、歴史を感じさせる見どころも数多くあるので、ぜひゆっくり回って古のロマンを感じてみてください。

初夏の越前大野城を見に行こう

いかがでしたか? 越前大野城は12月1日~3月31日の期間は入館できないため、見に行くタイミングを良く考えて、

ぜひ絶景を楽しみに足を運んでみてください。

越前大野城
住所:福井県大野市城町3-109
電話:0779-66-0234
開館期間:4月1日~9月30日(9:00~17:00)、10月1日~11月30日(6:00~16:00)
公式HP:http://www.onocastle.net/

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