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甘やかし過ぎはNG!シーズーの子犬を従順な良い子に育てるには?

2018-06-22

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シーズーは、ユニークでチャーミングな容姿が可愛らしい愛玩犬です。
ウェーブのある艶やかな被毛に包まれた顔には、花型ボタンのようなぺちゃんこ鼻とキラキラ丸い瞳が埋もれています。シーズーの子犬は愛らしい容姿も魅力的ですが、最大のチャームポイントは「仕草の可愛らしさ」です。
他の犬種ではほとんど見られない特徴的でユーモラスな仕草で、出会った人の心を鷲掴みにしてしまいます。シーズーの子犬がゆったりチョコチョコ動き回る様子は、一日中見ていても飽きることがありません。陽気で頭が良くフレンドリーな性格なので、愛くるしさも倍増することでしょう。
でも、甘やかして育てるのはおすすめできません。成長と共に扱いづらいわがままな子に育つケースがあるからです。
シーズーの子犬を従順な良い子に育てるポイントと、子犬の選び方についてご紹介します。

シーズーの子犬は長所を伸ばす育て方で良い子に育てる

◇シーズーの長所を伸ばすには?
シーズーは、陽気で人懐こく頭の良いフレンドリーな犬種です。この長所を伸ばすことに成功すれば、性格の良い従順な子に育ちます。子犬の頃からひとり遊びを楽しめる犬種なので手がかかりませんが、留守番が多いと自己中心的な性格が強く出てしまうようです。シーズーは呑気な性格に見えますが、頭が良くて飼い主の接し方をしっかり把握しています。ほったらかしにされる機会が多いと、飼い主を「自分と同等か格下」だと勘違いしてしまうこともあります。これを回避するためには、できるだけ多くの時間を共有することが大切です。ブラッシングなど被毛のお手入れを兼ねたスキンシップも多めに取り入れて下さい。触られることが「気持ち良い」と覚えさせることで、噛み癖を抑えることができます。

必要以上に可愛がり過ぎないことも大切です。甘えてくるときは受け入れてかまいませんが、飼い主の方から過剰にベタベタするのは避けましょう。「食事・運動・遊び」など、全てにおいて上下関係を築くことも重要です。人間が食べているものを与えるのは厳禁で、散歩のときに前を歩かせるのもおすすめできません。身分は家族の中で最も格下であっても、愛情をたっぷり注がれている幸せな立場だと理解させましょう。

◇頑固な性格が出たときの対策法は?
愛玩犬としての魅力あふれる犬種ですが、頑固さだけは天下一品です。シーズーは頭が良いので、自分にとって不利だと思ったら言うことを聞かなくなってしまいます。外出しているときに多いのが、散歩中の気まぐれなコース変更などです。シーズーは自己中心的な性格が前に出ることがあります。散歩中に気分が乗らず「帰りたい」と思ったら、くるっと反対方向に歩き出す子もいるようです。逆に、もっと遊びたいときには散歩時間をダラダラ長引かせようと試みることもあります。このような状態になったときは、さっさと抱き上げて通常通りのコースに戻しましょう。何度も繰り返す子もいますが、好き勝手に変更させるとクセになってしまいます。

頑固な行動を止めさせるためには、どんなときでも大人しく抱っこできる子に育てることが大切です。室内での生活習慣やしつけなども一貫性を持たせなければなりません。一度覚えたことを飼い主の都合で変更することは避けましょう。子犬が戸惑うだけでなく「覚えた内容と違う」とへそを曲げてしまうとガンとして受け付けなくなります。この状態でも体罰を与えるのは厳禁です。さらに事態を悪化させることにもなりかねません。しつけや訓練を一貫した内容で行い褒めながら育てると、従順な良い子に育ちます。

子犬期から「肥満・皮膚病・目の病気」を予防

◇目と皮膚の病気を予防するには
シーズーは目が飛び出ている上に、顔の被毛が目に入りやすいので、常に伸びすぎを防ぎすっきりさせておきましょう。外からの刺激にも弱く、ゴミや埃などが入ると前足で擦って傷めてしまうことがあります。子犬期はやんちゃで好奇心旺盛です。シーズーは体がフニャッと柔らかく狭いところでも入り込めるので、ゴミや埃にまみれないよう家の掃除を徹底しましょう。

肥満予防は将来の健康貯金!元気な成犬に育てよう
食事内容は体型に合った適切な量を与え、おやつの食べ過ぎに注意してください。毎日の散歩と室内運動で筋肉質な体を作り、成長した後も充実した生活を楽しめるように育ててあげましょう。子犬の頃から肥満や食事内容に気を配るのは早いと思うかもしれませんが、「将来の健康貯金」だと考えてみてください。子犬の頃に好きなものを与えすぎて肥満犬になってしまうと、生活習慣病を発症しやすくなり、症状によっては食事が著しく制限されることもあります。体が引き締まった健康的な成犬に育てば様々な病気リスクが予防できるので、子犬期から体質管理を行いましょう。

シーズーの子犬を迎えるには

シーズーは日本で根強い人気がある犬種なので、全国のペットショップやブリーダーで子犬に出会うことができます。
価格は15万円前後~30万円くらいです。一般的には、シーズーを何世代も育てているブリーダーの方が安い傾向があります。お迎え先は、きちんと子犬を抱かせてくれるショップやブリーダーを選びましょう。骨が太く筋肉質で足腰がしっかりしており、ずっしり重く感じるくらいの子を選びます。シーズーは体が柔らかいので、抱っこしたときにガチッと固まる子は緊張しやすい性格です。人懐こくフレンドリーな子に育てたいときは、体重を預けてくれる抱き心地の良い子をおすすめいたします。

シーズーの子犬に出会う機会があったら、ユーモラスな動きや仕草を観察してみてください。他の犬種にはない魅力に心を奪われてしまうかもしれません。気に入った子が見つかったら、やさしく抱きかかえてみてください。ふんわりずっしりした抱き心地の良さを体験すると、一緒に暮らしたくなりますよ。
シーズーの子犬と一緒に楽しい毎日を過ごしてみませんか?

のんびり穏やかなシーズーは大人世代でも飼いやすい愛玩犬

シーズーは、のんびりした動作と穏やかな性格が魅力的な中国原産の小型犬です。
チベットで守り神として崇められていたラサ・アプソが祖先で、中国に献上された後にペキニーズと交配され、シーズーとして神々しく生まれ変わりました。
別名「獅子狗」と呼ばれていた高貴な犬種で、中国の宮廷で数百年もの長い間「神の使者」として丁重に扱われていたそうです。豊かな環境で育てられた歴史が長いせいか、シーズーは他の犬種と比べてとてもゆったりと落ち着いた動きをします。穏やかな性格で人に懐きやすく、遊び好きで愛嬌もあるので、大人世代でも飼いやすい犬種です。
ゆったりとしたユニークな仕草が愛らしいシーズーの魅力と、育て方のポイントについてご紹介します。

シーズーの特徴と性格は?

◇骨が太くて筋肉質!柔らかいムチムチボディがたまらない

シーズーは骨が太く筋肉質で、ゆるいクセのある豊かな被毛に包まれています。抱き上げるとムチムチ感があって程よくずっしりしており、抱き心地は抜群です。他の犬種と比べて関節が柔らかいので、ゆったりした足取りでペタペタ歩いたり、床にぴたんと両足を伸ばして寝そべったりします。この可愛くてユニークな行動や仕草を見て、シーズーの虜になってしまう人も多いようです。花がぱっと咲いたような低い鼻がついた愛嬌のある顔、美しい光沢を帯びた被毛など、容姿の愛らしさも申し分ありません。シーズーは多くの運動を必要としないので、1日30分くらいの散歩と室内運動のみで十分だとされています。運動スイッチが入ると活動的になる子も多いので、個体に応じて運動量を増やすなど調整しても良いでしょう。

シーズーは高貴な犬として血統が守られてきた犬種なので、体質は安定しています。健康的で育てやすいですが、皮膚と目は弱いので気を付けましょう。ダブルコートで寒さに強く、雪の中でも元気良く散歩する姿を見かけることもあります。一般的にダブルコートの犬種は抜け毛が多く掃除が大変ですが、シーズーは抜け毛が少ない犬種です。春と秋には抜け毛が増えますが、それ以外の季節はそれほどでもありません。毛が丸くまとまって抜け落ちるので、掃除やお手入れも簡単です。抜けづらく伸びやすいので定期的なトリミングは必要ですが、家では一日おきくらいのブラッシングで美しい被毛を保つことができます。体の大きさは、体高23cm~27cm・体重4kg~8kg程度。平均寿命は10歳~16歳くらいです。

◇のんびり屋さんで癒し上手!頑固な面もあるが陽気で活発な性格

シーズーは基本的にのんびり屋さんで穏やかな性格です。おっとりしていておおらかで、飼い主や家族に愛情を注ぐことも忘れません。愛されて大切に育てられたシーズーは、警戒心が少なく社交的な子になります。陽気で活発な面もあるので、ひとたび活動スイッチがオンになると、無邪気に遊びまわる子も多いようです。
のんびりしていても遊んでいても動作がゆったりしていて、癒し効果は満点です。遊び好きな愛玩犬気質ですが、いつも人間にべったりというタイプではありません。姿が見えなくて探していると、他の部屋でまったり一人遊びをしていることもあります。シーズーはベタベタの甘えん坊さんではなく、自分ひとりの時間も大事にするマイペースな性格です。子犬の頃からしつければ、お留守番上手で手のかからない良い子に育ちます。大人世代だけの家庭でも、ゆったりのんびり穏やかに楽しく暮らしていけるでしょう。でも、シーズーには頑固な一面もあります。頭が良く判断能力も高いので、自分で考えて気に入らなければ言うことを聞いてくれません。
特に、きちんと覚えたことを勝手に変更されるのは大嫌いです。この頑固さに気を付けて育てれば、家族に癒しを与えてくれる愛しい存在になります。

シーズーを愛らしさ満点の元気な良い子に育てるポイント

Point1 愛情をたっぷり注いでフレンドリーな良い子に育てる

穏やかで愛情深い性格ですが、マイペースで頑固な面も強い犬種です。
シーズーをフレンドリーな良い子に育てたいなら、愛情をたっぷり注ぎながら育て人と接する時間をたくさん作ってあげましょう。できれば、家族だけでなく、他人や他の犬と触れ合う機会も増やしてみてください。子犬の頃からたくさんの良い出会いを経験することで、攻撃性や噛み癖が少ないフレンドリーな子に育ちます。
マイペースな性質が根底にあっても、その場に応じて柔軟な対応ができる社会性に富んだ性格に育てることも可能です。でも、頑固さだけはどうしても表に出てしまいます。気に入っている玩具を買い替えたり、一度覚えたしつけ内容を変更されたりすると、納得がいかず暴れ出してしまうことも少なくありません。身の周りのものや毎日の決め事を変えるときは、ガラリと変更するのではなく、様子を見ながら少しずつ変えていきましょう。例えば、おもちゃを新調したいときは、新品を加えるのが先で、古いものを取り除くのは飽きてからです。寝具などを変えるときも、新しいものを置いて誘導した後に、古い方を処理することをおすすめいたします。

Point2 暑さに弱い体質!被毛の長さを季節に応じてトリミング

ダブルコートで鼻が低い犬種なので暑さ対策は必須です。気温や湿度が高い日は暑さの影響で気管虚脱を起こしやすくなります。ガーガーという苦しそうな呼吸(咳)になるので、初めて症状を見た人でも異常だと分かるはずです。
首を圧迫すると起きやすいので、散歩をするときは首周りを圧迫しないハーネスがおすすめです。高温や多湿の日は散歩や外出を避け、涼しい時間帯を選びましょう。シーズーはトリミングが必要な犬種なので、季節に応じて被毛の長さを変えて体温調節するのも有効な方法です。目が弱く涙やけを起こしやすいので、目の周りはできるだけすっきりさせます。頭部の被毛を伸ばしているならゴムやリボンで留め、短くしているなら顔周りのカット方法を覚えておきましょう。子犬の頃から顔周りのお手入れに慣れさせることで、目にダメージを与えず顔立ちを可愛く魅せることができます。

中国の高貴な宮廷犬として長く暮らしていたシーズーは、近年の日本では大人気の愛玩犬になりました。ゆっくりおっとりしたユニークな動きや仕草をする犬種なので、すばしっこい動物が苦手な大人世代の人でも、穏やかにのんびり楽しみながら育てることができます。毎日30分ほどの短い散歩なら飼い主への負担も少なく、健康維持向上に良い影響をもたらすことが多いようです。
おっとりしていて穏やかなシーズーと一緒に、ゆったりのんびり幸せな生活を始めてみませんか?

監修:ソラノアンジュ

愛するペットと暮らす充実した幸せな人生。その素晴らしさをたくさんの人に伝えたくて、ペットライターの道を選びました。
長年の執筆経験で得た情報を元に、あなたの可愛いパートナーを探すお手伝いができれば幸いです。

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