伝統工芸

鯖江のメガネがいまブーム?“メガネの聖地”と呼ばれる所以とは

2018-07-04

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メガネ愛好家の方たちから“メガネの聖地”とも呼ばれている福井県鯖江市。なぜ鯖江市といえばメガネなのか、その歴史や鯖江のメガネの魅力について迫っていきたいと思います。

国内シェア95%以上! 鯖江とメガネの切っても切れない関係性とは

いまや「Made in Japan」のひとつのブランドとして世界に発信されている鯖江の眼鏡。そんな鯖江の眼鏡づくりの歴史は1905年からはじまりました。当時、目立った産業もなく、農業だけで生活を送っていた地元の暮らしをより良くするために、「国産の眼鏡の祖」とされる増永五左衛門が大阪から眼鏡職人を招き、農業の副業として眼鏡づくりを広めようとしたのがきっかけだったそうです。その後眼鏡の生産が進むにつれ、徐々にパーツごとに分業して製作するようになると、鯖江の町全体がひとつの眼鏡工場として発展していくようになりました。そして1983年に世界初のチタン製眼鏡の開発・製造に成功したことで、鯖江は眼鏡生産地としての国際的な地位を築き上げていくこととなります。

現在、福井県では鯖江市・福井市を中心に、眼鏡フレームの国内生産シェア95%以上をマークしています。また、鯖江市では近年、軽くて丈夫なチタン加工の技術を眼鏡だけでなく医療機器や電子機器の製造に活かす取り組みも行われているそうです。

メガネ愛好家必見! 鯖江市にある「鯖江めがねミュージアム」

鯖江市には眼鏡に関係した企業や団体、施設が多くあります。例えば鯖江市のめがね会館内にある「鯖江めがねミュージアム」には、眼鏡の生産地である鯖江ならではの「めがね博物館」が併設されています。「めがね博物館」では100余年前の眼鏡生産現場や江戸時代から昭和にかけてのメガネフレームの変遷の歴史を学べる展示コーナーなどが展開されているほか、元眼鏡職人の方の詳しい案内も聞くことができるので、眼鏡について奥深く学べる絶好のスポットとなっています。また、美空ひばりや石原裕次郎といった著名人が愛用していた眼鏡を集めた「有名人眼鏡コレクション」も博物館内でご覧になれます。

鯖江めがねミュージアム
住所:福井県鯖江市新横江2-3-4 めがね会館
電話:0778-42-8311
営業時間:10:00〜19:00
定休日:年末年始
入館料:無料
公式HP:https://www.megane.gr.jp/museum/

鯖江に自分だけのメガネを作りに行こう!

いかがでしたか? 「鯖江めがねミュージアム」には眼鏡づくりを気軽に楽しめる体験工房も併設されています。体験工房ではフレームの素材や色を自由に選べる眼鏡型ストラップや、約70種類のフレームデザインと約500種類の素材から好きな組み合わせを選ぶことができる眼鏡づくりにも挑戦することができます。眼鏡愛用家の方は特に、ぜひ世界にひとつだけの眼鏡をつくりに鯖江市に出かけてみてください。

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