ガーデニング

レモンの木を鉢植えで育てるには

2018-07-17

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黄色い酸っぱい果物というと、真っ先に思い浮かべるのがレモンです。
料理にお菓子に、ドリンクに、色んな所でレモンは大活躍しています。
そんなレモンの木を自分で育てて、レモンの実を収穫できたら、素敵ですね。
レモンの木は地植えで育てるイメージが強いのですが、鉢植えでも育てられ、鉢植えでも実を収穫することもできます。

レモンの木を鉢植えで育てるコツをご紹介していきましょう。

レモンの木は寒さに強くない

レモンに限らず、柑橘類は、温暖な地域でないと栽培ができません。
レモンは、柑橘類の中でも耐寒性が低いほうなので、寒冷地では屋外栽培が難しい果樹の一つです。
レモンの耐寒温度はー2~―4℃なので、霜が降りる程度なら耐えられますが、寒さが厳しい場合は耐えきれません。

しかし、レモンの木を鉢植えで栽培して、寒いときに室内に取り込んで育てれば、寒冷地でも栽培は可能です。
冬場はなるべく温度が下がらないようにして、できるだけ明るいところで栽培するなどの工夫をしていくことで、レモンを寒冷地でも栽培することが可能になります。

鉢植えのレモンのほうが収穫までの期間が短い

鉢植えで植物を育てると、地植えで育てるよりも手間暇がかかることがよくあります。
庭植えのレモンは、根付いてしまえばほとんど水やりが必要なくなりますが、鉢植えの場合は土が少ないため、乾きやすいのでこまめな水やりは欠かせません。

レモンの場合、地植えにすると、一度に収穫できる量が大量になりますが、収穫できるまでの期間が長くかかります。
また、地植えは大木になりやすいため、剪定は不可欠です。

鉢植えのレモンは、水やりなどの手間がかかる上、一度に収穫できるレモンの個数は限られていますが、その分すぐに収穫できるようになるので、すぐに実を取ってみたい人にはおすすめです。

レモンの木は弱酸性の土壌を好むから

レモンの木は、弱酸性寄りの土壌を好むので、地植えにするときも、植え付け前に苦土石灰をまいておく必要はありません。
鉢植えの場合は、オリーブ用の土や、赤玉土にピートモスやバーミキュライトなどをブレンドした土がおすすめです。
腐葉土をブレンドするのもよくおすすめされていますが、室内に取り込む必要のある地域では、コバエの温床になりやすいので、できれば使わないようにしましょう。

レモンの木は水はけの良い土を好むので、鉢底に鉢底石を1~2cm敷いておきましょう。
レモンの木の植え付け・植え替えの適期は3~4月です。
2~3年ごとに一回り大きな鉢に植え替えるようにしましょう。
鉢底から根が伸びているようなときは、早めに植え替えるようにしましょう。

レモンの木の苗を植え付けるときは、ポットを外したら、手で落とせるだけ土を落とし、根を広げて植え付けるようにします。
植付け後はたっぷりと水やりし、日当たりの良い場所で管理しましょう。

レモンの木は四季咲き性があり棘がある

実を収穫することに集中していると、つい見落としてしまうのが、レモンの木のトゲです。
レモンの木は大きな鋭いトゲがあちこちからでています。

木の手入れをしているときなど、うっかり刺してしまうこともよくあるので、注意してください。
トゲの少ない品種も出回っていますが、トゲがないわけではありません。

レモンの花は白い小さな花ですが、香りが高い花なので、咲くとすぐに分かります。
レモンの花は四季咲き性があり、条件が合えばいつでも花を咲かせます。

四季咲き性があるということは、いつでも実が付けやすいことを意味しています。
レモンは常緑樹なので、通年いつでも実をつけることが可能ですが、冬についた実は気温が低いために大きくなりにくいので、できれば秋以降は実をつけないほうがおすすめです。

摘蕾・摘花・摘果

通年花や実がレモンの木についていると、レモンの木が弱ってくることがあります。
花を取って、他の花に花粉をこすりつける受粉作業を、枝の先端のレモンの花に行ったら、後の蕾を取り除いておく「摘蕾」、たくさんつきすぎている花を取り除いておく「摘花」を行っておきます。
実が大きくなってきたら、数が多くなりすぎないように、実の数を減らす「摘果」も行うようにしましょう。

レモンの木が「一年生苗」などと書かれた小さい若木の場合、最初の3年位は蕾のうちにすべて摘蕾してしまい、実も花もつけないようにして、木を充実させるようにします。
ある程度木がしっかりしてからのほうが、その後の収穫や手入れもの煩雑さも格段に違ってくるので、もったいない気がしますが、小さい苗木のうちは花を咲かせないようにしましょう。

レモンの木は肥料が好き

レモンの木は、花をたくさん咲かせたり、大きな実をつけたりするので、多肥を好む果樹です。
有機栽培に興味があれば、牛糞堆肥や馬糞堆肥を投入したいところですが、鉢植えの場合は根を痛めてしまうこともあるので、緩効性化成肥料か、有機質の完熟肥料を与えるようにしましょう。

完熟肥料と行っても、規定がはっきりあるわけではないので、完熟度合いが今ひとつのものもあります。
レモンの木の様子がおかしければ肥料を替えるようにしてください。
3、6、9、11月頃、つまりは季節の変わり目に肥料をひとつかみ株元に与えるようにします。

鉢植えのレモンの木は水切れしやすい

鉢植えのレモンの木は、土が少ないので水の蒸発がしやすいため、春と秋は毎日、夏場は朝夕2回水やりをする必要があります。
水切れすると、すぐに葉っぱが落ちてしまうので、レモンの木を丈夫に育てるには、乾燥しすぎにならないよう注意してください。

冬場は、春や秋に比べると水やりは控えめにします。
あげる水の量を減らすのではなく、水やりをする頻度を減らします。
表面の土が乾いているのを確認してから水やりしましょう。

レモンの木は寒さに弱いので、冬は乾燥気味に管理しながら、土がしっかり乾いてきたら、気温が高い日中にぬるま湯で水やりするようにしましょう。

レモンの木は病害虫がつきにくいから

レモンの木は、他の柑橘類同様、害虫がつきにくい特性があります。
しかし、アゲハチョウ幼虫には好かれる傾向があります。
アゲハチョウの幼虫をついたままにしていると、あっという間に葉っぱがすべてなくなってしまいます。
葉っぱがなくなれば、株が充実のしようがないので、害虫がついていないか、こまめにチェックをするのを忘れないようにしましょう。
病害虫が嫌だからと農薬をまいてしまうと、せっかくの自家栽培の果実なのに、無農薬でなくなってしまいます。
なるべくテデトールで対応しましょう。

室内に取り込んだ植物は、ハダニやカイガラムシ・オンシツコナジラミが付きやすい傾向があります。
予防のためには、葉っぱの裏表をシャワーで洗うことが大切です。
毎日やらなくても構いませんが、葉っぱの艶がなくなったと思ったら洗うようにしましょう。

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