栄養素

にんじんジュースか? にんじんスープか? にんじん栄養素をがっちり獲得

2018-12-08

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にんじんは、常備菜として外せない野菜の1つです。台所に立つ方であれば、カレーやきんぴらなど、レパートリーもたくさんあります。ただ、近すぎる存在ということでにんじんの栄養素について、そこまで深く考える機会はなかったのではないでしょうか。
今回はにんじんの栄養素とそれによってもたらされる私たちへのメリット、そしてどういった形で摂取していくのが好ましいのかご紹介します。

まず、にんじんを語る上で欠かせないのは「βカロテン」の存在です。にんじんに含まれるβカロテン量は、100gあたり約8200μgと非常に豊富です。同じ100gで比較すると、ほうれん草やカボチャの2倍以上の量です。こういった背景から、「βカロテンと言えば人参!」というイメージが定着しているのもうなずけます。

ただ、そもそもβカロテンとはいったい何なのでしょうか。βカロテンは「カロテノイド」と呼ばれる天然色素成分の一種で、抗酸化力の優れた栄養素として知られます。体内の活性酸素を除去し、発生も抑制してくれるので、老化防止(アンチエイジング)から始まり、動脈硬化・生活習慣病の予防など、たくさんの健康効果が期待できます。

そしてβカロテンは、必要に応じて体内でビタミンAに変化する「プロビタミンA」でもあります。プロビタミンAは、ビタミンAになる前の前駆物質です。ビタミンAは、目やのどなどの粘膜を正常に稼働させるのに必要不可欠で、βカロテンはビタミンAの不足を察知すると変身してくれます。

もともとのβカロテンの効果と共に、ビタミンAの持つ健康維持作用も獲得できるにんじんは、万能ですよね。
また、ナトリウム排出を助けてむくみをとってくれるカリウムや、造血に欠かせない鉄分が豊富です。そして100g当たり約2.8gの食物繊維を含んでいますので、腸内細菌のエサになって、お腹の調子も整います。

色々な健康効果が得られるにんじん。一粒で二度、どころか三度も四度もうまみがある野菜です。



にんじんジュースvsにんじんスープ どっちがベスト?

なお、にんじんを摂取して健康生活を送るには、皮も食べるのがおすすめです。大事な栄養素のβカロテンは皮に多く含まれていて、食物繊維も皮も一緒だと増えます。

もっとも簡単なのは、にんじんを生のままジュースにする方法でしょう。ジュースにすることで、皮も気にならなくなって、にんじんの栄養を効率よく摂取できます。作り方は、ミキサーににんじんと適量の水を加えて、混ぜるだけです。にんじんはアレンジもしやすく、レモンやはちみつ、ヨーグルトなどを入れると、味に変化がもたらされます。

そして、もう温かいものを希望される方は、スープにして頂くのもイチ押しです。柔らかくしたにんじんと牛乳・水を混ぜ、コンソメや塩コショウで味を調えます。にんじんは、炒めたり茹でたりして火を通しても良いですし、耐熱容器にラップをかけて電子レンジで加熱すれば、簡単に柔らかくすることができますよ。スープにすると温かくてお腹にも優しく、こちらも皮ごと食べられます。

いずれにしても、にんじんの使用量は1人前80gほどとなっています。ジュースもスープも、味付けにアレンジが加えやすく、野菜も追加して増やすことができます。とてもヘルシーで賢い、にんじんの摂取法だと言えます。

にんじんの栄養素は野菜ジュースで漏れなく獲得

なお、にんじんの栄養素を摂取する方法として「市販の野菜ジュース」も選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。にんじんが入っている野菜ジュースであれば、皮まで原材料で使用するメーカーが多いので、栄養素を漏れなく得ることができます。

野菜ジュースは、もとの野菜をギュッと濃縮して作っているものです。ですから、実物のにんじんを調理して食べるよりも、多くの栄養素を摂取することができます。野菜ジュースであれば、現実的な量で、理想的なにんじんの栄養素を摂取できるのです。

サプリメントで各種栄養素を摂取することも可能ですが、より自然に近い、野菜ジュースという形で摂取したほうが、習慣化がしやすいです。一度に沢山の栄養素を摂っては、かえって体にとって毒になりかねません。毎日、良いもの適量を継続して摂取していくのが、健康の秘訣です。

近年の野菜ジュースは、飲みやすいように工夫されながらも、砂糖や塩分が不使用であることがほとんど。普段の食事にプラスしても、トータルの栄養バランスを崩すことなく、にんじんの健康効果を得ることができます。



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