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もやしに栄養はあるの? 実は健康効果が絶大! 毎日食べたい夢の野菜

2018-08-05

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コスパは最高! でも栄養は?

野菜高騰や不況のたびにブームが訪れる「もやし」。天候に左右されない工場で安定した生産が可能なので、価格が変動しにくく安いもやしは、いつだって家計の味方です。コストパフォーマンスの高い野菜です。

総務省による家計調査によると、もやしの販売価格は100gあたり15円となっていて、一般的にスーパーに出回っている量(200〜250g)に換算すると、30〜37円となります。

安かろう悪かろうの印象からか、そもそも栄養はあるのか? 同じ胃袋を満たすのであれば、他のものを食べたほうが良いのではないか? と疑問の目を向けられることの多いもやしですが、実は凄いんです。

もやしの水分は95%で、ほとんどが水なのですが、それは他の野菜も同じですよね。彩り鮮やかなニンジンやピーマンも、90%は軽く超えています。

もやしはカロリーが低くからダイエット食品としても最適で、たんぱく質や食物繊維ビタミンB群やC、カリウムなどがバランスよく入っている、健康にはとってもいい野菜なんです。きちんと、お値段以上の栄養成分を含んでいます。

単に安いだけの「かさまし食材」なんて言われるもやしですが、食物繊維も多いので増した分だけ消化も助けてくれる、素晴らしい野菜なんです。

もやしの種類 代表3つ

もやしの種類は、主にこの3つがあります。

・緑豆もやし
別名「グリーンマッペ」とも呼ばれる緑豆もやしは、最も流通量の多い一般的なもやしです。径は太く、みずみずしいもやしで、食べ応えも抜群です。

・ブラックマッペ
「ケツルアズキ」という豆からなるもやしで、頭の豆の部分が緑豆もやしよりも硬めで、細長い形をしています。

・大豆もやし
大豆を発芽させたもやしで、こちらも細長い形をしています。豆の部分が黄色くて、歯ごたえが最もあり、大豆のうまみも味わえます。

どのもやしも、ビタミンが豊富でアミラーゼも含まれています。特筆すべき違いがあるとすれば、大豆もやしのたんぱく質は、他の倍量ということでしょう。

血管のケアを始めとするもやしの健康パワー

もやしの原料はご存知「大豆」で、発芽する際に、豆の状態のときにはほとんどなかった様々な栄養素を生成するんです。その代表的な栄養素がビタミンCと消化酵素のアミラーゼです。発芽・成長の途中で、新しく別の栄養素が育まれるなんて神秘的ですよね。

ビタミンCの持つ抗酸化作用は、悪玉コレストロールによる体内のサビを防ぎ、鉄分の吸収を促し、血管を強くして、動脈硬化による心筋梗塞や脳梗塞の予防に有効です。またビタミンCは、お肌のハリをもたらすコラーゲンを作り出す過程にも欠かせない成分で、美肌効果があり、老化予防にもなるのでアンチエンジングについても期待できます。

アミラーゼは、消化を助けてくれる酵素です。だから夏バテや暴飲暴食などで弱った胃腸を正常な状態に戻して、食欲不振を解消してくれます。

もやしには大腸の老廃物を体外に排出してくれる食物繊維も豊富に含まれていますから、便秘に悩み人にはまさにもってこいの食材ですね。ほかにも糖尿病や大腸ガン、肥満の予防にも役立ちます。

さらに発芽した大豆に多く含まれているアミノ酸の一種であるアスパラギン酸は、疲労の原因となる乳酸の分解を促進させる働きがあるので、疲労回復の効果もあります。

このほか、もやしには高血圧やむくみ防止に役立つカリウム、鉄分、葉酸も豊富に含まれているので、傷ついた血管を修復してくれるのに大きな力を発揮します。葉酸の持つ造血作用は貧血に悩む女性には強い味方と言えるでしょうね。

どうです? このもやしの万能食材ぶりは。家計に優しく、それでいて美容と健康の強い味方であるもやしの凄さがお分かりいただけたでしょうか。

もやしの調理法と保存方法

もやしは、淡白な味わいですから、どんな料理・味つけにも相性がいいですよね。血管のケアのため!健康のため!なんて意識しなくても入れるだけで健康料理の完成です。

・もやしの栄養流出を防ぐ下処理方法
ただ、もやしの注目成分であるビタミンCとカリウムは水溶性の成分ですので、茹でて加熱しすぎると、80%もお湯に流れ出てしまうんです。

そこで、お浸しや和え物に入れる場合の茹で時間は短くして、大事な栄養成分の流出を防ぎましょう。再沸騰してから10秒ほどでお湯から上げれば、流出を防げます。
まだシャキシャキの食感が残っていることと思いますが、これがベストです。

スープの場合は、栄養が溶け出ていますから、汁ごと摂取するとよいですね。ただし塩分が多いスープでは、血管の老いが加速、なんてことも考えられますから、そこはご注意くださいね。

・もやしのヒゲ根は取る派? そのまま派?
出来上がりを美しく、口に入れた際の食感を良くしたいのであれば、もやしのヒゲ根をちぎってから調理してください。

しかし栄養成分的には、ヒゲ根に最も栄養が分布しているので、まるごと使われることをオススメしたいです。ただ、実際にヒゲ根をとって調理すると、食感がアップしワンランク上の絶品料理になることは間違いありません。

普段の食卓ではヒゲ根のついたまま。お客様がいらっしゃっておもてなしする際はヒゲ根をとる、などの使い分けをされてはいかがでしょうか。

・もやしの保存方法
買ってきて冷蔵庫に入れる際は、チョキンとハサミなどで袋に小さな穴をあけてから収納してください。もやしが呼吸する通り道が出来て、湿気がこもるのを防いでくれます。

袋ごとの冷凍もOKです。解凍すると少しべたべたするので、凍った状態のままお湯に入れるとよいでしょう。

もやしは賞味期限が近づくと、さらに割引して販売してくれることもあります。まとめて購入して、冷凍してしまうこともできるので、本当に優秀な野菜ですよね。

健康」というキーワードには欠かせない、もやしの存在。ぜひ、毎日の食事に取り入れてくださいね。

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