76代目が建てた大仙院

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寺院には時に、塔頭(たっちゅう)と呼ばれるものが存在します。これは寺院の敷地内に作られたもので、僧侶の住まいだったり、寺院の創設者を慕って作られたりしたものです。
大仙院は大徳寺の塔頭ですが、特別な部類に入ります。というか、一番重要な寺院です。
まず、24ある塔頭の内、常時観覧ができるのはたったの4か院のみ。大仙院もこれに入ります。他の3か院は、最古の塔頭である龍源院、キリシタン大名の大友宗麟の建てた瑞峯院、細川忠興、ガラシャ夫人の眠る高桐院です。
結構歴史的な価値は高い寺院ばかり。そんな中にあって、大仙院が何故重要なのか。
元々大徳寺とは臨済宗の一派、大徳寺派の大本山でした。宗教はこのように細分化します。大徳寺派も、さらに南派と北派に分かれました。
大仙院は、北派の本庵、つまり北派発祥の地ということです。最重要の塔頭寺院というのは、そうした理由があります。
北派の本拠地ともいえる大仙院の見どころは、国宝に指定された本堂。ここには日本最古と呼ばれるものが二つあります。それは床の間と玄関です。大概の家にある床の間と玄関、この二つを備えた寺院は大仙院が初となります。
他にも情緒あふれる枯山水やふすま絵が参拝客を出迎えてくれるわけですが、しっとりとしているだけが大仙院ではありません。
名言、名著を数多く持つ住職がアグレッシブに、かつ分かりやすく仏の道を教えてくださいます。結構評判のいい説法が聞けるので、訪れて損はありません。

所在地:〒603-8231
京都市北区紫野大徳寺町54-1

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中国茶を学んで味わう暗香庵

茶人、千利休と関わり深い大徳寺を参拝した後はお茶が欲しくなるでしょう。日本茶もいいですが、仏教を日本に持ち込んだ中国のお茶もいいものです。
暗香庵というお店は中国茶を学ぶためのワークショップとして、お茶を飲みながら異文化を勉強するとのコンセプトで生まれました。
単にお茶を片手に、塾のように何かを教えられる、というのではありません。無論いくらかの解説は行われます。講座といった方が近いでしょう。お茶などを通して異文化について考えたり、少しでも他国や異文化への理解を深める為の場所のようです。
日本人以外のお客さんには日本式の茶道や華道も教えます。外見も庭も日本風の造りになっており、日本人や日本びいきの外国人が入りやすいお店です。
内部もまた気負わない程度の上品さが漂っています。

所在地:〒603-8216
京都府京都市北区紫野門前町63

茶の湯を実践・茶道体験古都

茶道をしたい、という方におすすめの場所はまだあります。その一つ、「茶道体験古都」は、あの金閣寺の近く、何と徒歩一分という超近距離の茶道体験場です。
茶道体験古都が他の茶道体験の場と違う点は、「もてなされる」だけではないことにあります。お客さんも希望をすれば、お茶をたてることができるのです。
まずはお客側としてお点前(おてまえ)を味わいます。この時、ただお茶を飲んでお菓子を食べて、というわけではなく、ちゃんと作法を学びましょう。茶の湯だけではなく、稼働や西陣織などについても知ることができます。
この機会に、日本人としての作法を身に着けてみるのもいいでしょう。茶の湯は現代において、普通に生活をしているとまず出会わないものです。何だか異空間のように感じるかもしれませんが、何事も仏教でいうところの縁です。
千利休によって芸術の域にまで高められた茶道を、芸術と気負うことなく味わい、体の中からリフレッシュできるのも魅力。
尚、新年をはじめ節分、ひなまつり、さくらのお茶会など、季節の折々に関する茶会も開かれます。
端午の節句の茶会では、茶を沸かすための炉が夏仕様になるなど、細かいおもてなしが学べる場所です。

所在地:603-8377
京都府京都市北区衣笠西御所ノ内37

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和洋折衷の内装と味が楽しめるカフェ・レモン館大徳寺店

参拝を終えてお腹がすいたら、どこへ行きたいですか?寺院を訪れたら、いくらか古風な雰囲気に浸っていたい。そんな人におすすめなのがカフェ、レモン館大徳寺店です。大徳寺との距離もあまり離れていません。ほんの100mです。
見た目からして和の装い漂う古風な佇まいで、カフェというよりお茶屋さん、もしくは和食か上品な料理店、そんなイメージです。
店内の様子は和洋折衷、大正か明治時代の様相を呈しており、アンティークなイスやテーブルがお出迎えしてくれます。
寺院とはまた違ったいい古さを持っており、京都をより奥深く感じることでしょう。
古都、京都とは歴史を感じる街ですが、その歴史は何百年、何千年も前のものが多いです。そうした中、このレモン館大徳寺店のように、数十年前を想起させるお店があるのも趣深く、意義があります。
肝心の料理はどうでしょうか。カフェと銘打っていますが、ランチも食べられます。メニューは和風が多く、洋風料理もどこか日本的な印象です。味に関しての評判は上々ですので、是非立ち寄ってみてください。

所在地:京都府京都市北区紫野上門前町61-1

かわいい小物が目白押し・京都おはりばこ

見る、食べるを堪能したら、次はお土産です。「京都なら、生八つ橋」というのもいいですが、小物もおすすめのお土産になります。どうせならかわいいものがいい、という方のために、京都おはりばこをご紹介。
モダンと古風のブレンドが程よくなされた店の外観は、かわいいの一言に尽きます。扇の形が波のように重なった透かし彫りのショーウィンドウには様々な小物がぶら下がり、清潔感のある暖簾をくぐれば、そこにはまた違った形の京都があるのです。
かんざしや和風のバッグなど、和物を扱っています。賞品や店内には古臭さなど微塵もありません。明るく現代的であり、かつかわいらしくて時間を忘れる人も多いでしょう。
日本の伝統工芸に、つまみ細工というものがあります。これは絹物を小さな正方形に切り分け、組み合わせていくことで作られる飾りです。つまみ細工と呼ばれるのは、あまりに小さな絹をピンセットでつまむことに由来します。このつまみ細工の一工程、「つまむ」体験がカウンターで行えるのがちょっとしたお得感です。
お店だけではなく庭も石庭風で何処かかわいらしく、ハナレと本店を繋いでいます。このハナレでは、かんざし作りの体験が可能です。
折角の京都旅行の記念にかんざしづくりはいかがですか。

所在地:〒603-8215
京都府京都市北区紫野した門前町25

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旅の疲れを癒す大徳寺温泉

旅に来たなら温泉に入るのも欠かせない楽しみです。しかも、大徳寺というお寺の名前を持つ温泉。さぞや歴史を感じさせるものに違いないと思いきや、かなりモダンです。マンションの一階部分が温泉という、物凄い「イマドキ」感の溢れる温泉です。
「ゆ」と書かれた看板こそレトロですが、他は内部も含めて明るく、健康ランドのようなイメージさえあります。そういう意味では変わった温泉かもしれません。
しかし、疲れを癒すという温泉の効能や醍醐味はちゃんとありますのでご安心を。お風呂だけではなくサウナもあれば、飲み物の種類も豊富です。変わるところ、変わらぬところを実感できる場所と言えます。

所在地:〒603-8205
京都府京都市北区紫竹西高縄町58

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